2025年8月2日土曜日

「武豊に馬刺しの話をしたらすっごい嫌な顔された」(伊集院静)

■2022/06/09 「武豊に馬刺しの話をしたらすっごい嫌な顔された」(伊集院静)
■2024/09/05 「馬肉生産量日本一」と「日本三大馬刺しの産地」はどこ?


■2022/06/09 「武豊に馬刺しの話をしたらすっごい嫌な顔された」(伊集院静)

 伊集院静さん(伊集院光さんじゃないですよ?作家の人です)のエッセイ読んでいるとちょくちょく武豊騎手の話が出てきます。で、武豊騎手と話しているときにうっかり馬刺しの話をしたら、後にも先にも見たことがないという不愉快な顔をされてしまった…という話をしていました。

 たぶん馬刺しの話をしても平気な騎手や競馬関係者はいるでしょう。食べるのも平気…どころか、嬉々として食べる…という人もいるかもしれません。サイコパス!と思う人もいるかもしれませんが、馬好きであってもそれとこれとは話が別…という考え方はできそう。そもそも騎手だから馬が好きとは限らない…とも思いますけどね。

 ただ、とりあえず、武豊騎手は前述のような反応。怒ったというよりは、困ったという感じでしょうかね。ナイーブなところです。実際問題、競走馬と馬肉という話は切っても切り離せない問題で、少し前の日本では、「あんな有名な馬すら食肉にされた!野蛮な国!」という話がちょくちょく出ていました。
 この手の話は最近はすっかり聞かなくなりましたけど、無名馬なら今でもあるかもしれません。サラブレッドではない話でいうと、ばんえい競馬の馬なんかは、そもそも食肉用の馬で、食べることが前提となっています。

 なお、武豊騎手は嫌だったみたいですが、私は馬刺しを食べたことがあります。競馬だけじゃなくて動物としての馬も私は好きなのです(飼ってみたいです)が、回転寿司で馬刺しがあったときにすごく好奇心がわいて「これは食べないと!」と思って食べてみました。
 …が、味はよく覚えていません。たぶん特段うまくもなく、まずくもなかったのだと思います。


■2024/09/05 「馬肉生産量日本一」と「日本三大馬刺しの産地」はどこ?

 1位じゃなくて2位なのかよ!という話なんですけど、福島県は馬肉生産量が多いんだそうな。<8月29日は「馬肉の日」 福島県は馬肉生産量が全国2位 会津若松市で馬刺しをお得に楽しむキャンペーン>(2024年8月29日掲載 中テレNEWS NNN)という記事で知りました。

<8月29日は、語呂合わせから「馬肉の日」とされています。福島県は、馬肉の生産量が全国2位で、なかでも会津は「日本三大馬刺しの産地」とも言われています。会津若松市では、馬刺しをお得に楽しむキャンペーンが行われました。
 8月29日は語呂合わせで、「ば、にく」ということで「馬肉の日」です。馬肉が郷土食の会津若松市では、特別なキャンペーンが行われました。
 この日限定で馬肉がお得にたのしめ、キャンペーンでは「馬刺し定食」が「ばにく」にちなみ、なんと829円。馬刺しのほかには、タンやオムレツ、さらにはワインまでついて、このお値段なんです。>
https://news.ntv.co.jp/n/fct/category/life/fc4888275e530444619a1a06c8cc6631ee

 じゃあ、馬肉の生産量1位はどこなのよ?と気になるのですけど、福島中央テレビのローカルニュースであるためか、そこらへんの話はスルー。このまま知らせないと気になるでしょうから、検索してみました。熊本県が1位みたいですね。
 また、微妙に長くて言いづらい「日本三大馬刺しの産地」についても検索。「日本三大馬刺しの産地」は、「熊本」「会津」「長野」だとのこと。普通に「日本三大馬刺し」などとも呼ばれており、こちらなら言いやすいです。


2025年8月1日金曜日

藤田菜七子騎手、またしても女性騎手世界一に!

■2019/09/01 圧勝?藤田菜七子騎手、女性騎手W杯で世界一に!
■2021/03/15 総合4位…藤田菜七子騎手、またしても女性騎手世界一に!

■2019/09/01 圧勝?藤田菜七子騎手、女性騎手W杯で世界一に!

 海外では大げさではなく普通に大活躍している女性騎手がいるという話を以前書いたのですけど、藤田菜七子騎手が「世界一の女性騎手」になっていたようで驚きました。
 2019年6月30日、スウェーデンのブローパーク競馬場で、国際女性騎手招待競走「ウィメンジョッキーズワールドカップ」が行われました。世界各国から招待された10名の女性騎手が、条件が異なる5レースに騎乗し、着順による総合ポイントで順位を決定するという催しだそうです。

 第1戦は6着。続く第2戦(芝1400メートル)でフランシスクスに騎乗して、鮮やかな差し切りで、海外初勝利。
 2016年8月のイギリスの「ワールドレディースチャンピオンシップ」が海外初挑戦だそうですけど、放馬して競走除外。1鞍だけの騎乗予定だったのか、騎乗することなく終わったとのこと。その後は何度か騎乗していますが、ここまで未勝利でした。
  「ウィメンジョッキーズワールドカップ」では、第3戦はヤマトに騎乗して5着。完全に日本風の名前なんですけど、なんか関係あるんですかね。気になります。
 その次の第4戦はフィラデルフィアで2着。この時点で1位?と思ったら、総合3位だったそう。
 ということで、優勝が懸かった最終第5戦(芝2100メートル)での逆転劇でした。チルターンズに騎乗し、2番手から直線、早めに抜け出してこの日2勝目を挙げ総合優勝。2勝すればほほ1位だったでしょうが、他の成績も良いので内容的には圧勝だったかもしれません。
(藤田菜七子騎手 無念の競走除外となった初めての海外遠征 | ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93 より)

 

■2021/03/15 総合4位…藤田菜七子騎手、またしても女性騎手世界一に!

 サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で騎手招待競走『インターナショナルジョッキーズチャレンジ』が全4レースで行われました。日本からは骨折で不参加となった前年も選ばれた藤田菜七子騎手が参加。2・5・6・12着で、マリン・ホルムベリ騎手と並び、女性騎手7名中最上位タイの4位タイとなりました。
 別記事によると、招待騎手は必ずしもリーディングではなく、話題性などを入れたものだとのこと。加えて、藤田菜七子騎手も帰国後2週間の待機期間が必要となる状況であるなお、現在は新型コロナウイルス問題で移動をためらいがちな時期というのもあります。メンバーが豪華ではないという可能性も考えました。
 ただ、以下のように参加者の顔ぶれを見ると、十分豪華。2年連続で100勝超えしたイギリスのホリー・ドイル騎手、通算1万3000勝を達成したブラジルのジョルジ・リカルド騎手、フランスで初の女性騎手によるG1勝利を果たしたジェシカ・マルチアリス騎手、日本でもおなじみで前年に凱旋門賞を勝ったクリスチャン・デムーロ騎手などが参加しています。このメンバーで4位というのは立派ですごいですね。

1位 30 S.フォーリー(アイルランド)
2位 25 A.アルファライディ(サウジアラビア)
3位 19 M.スミス(アメリカ)
4位 12 藤田菜七子(日本)
4位 12 M.ホルムベリ(スウェーデン)
6位 11 J.マルチアリス(イタリア)
7位 10 C.デムーロ(イタリア)
8位 7 W.ラモス(パナマ)
8位 7 S.ヴォークト(スイス)
8位 7 N.ガルシア(スペイン)
11位 6 J.リカルド(ブラジル)
11位 6 M.アスコニーガ(アルゼンチン)
13位 0 W.ビュイック(イギリス)
13位 0 H.ドイル(イギリス)
【サウジ騎手招待競走】S.フォーリー騎手が優勝、藤田菜七子騎手は女性最上位の4位タイ | 競馬ニュース - netkeiba.com(2021年02月20日)より
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=184012&rf=kmatome