2026年9月2日水曜日

終わらない西高東低 関西馬が史上初の10連勝を記録

■2020/10/31 終わらない西高東低 関西馬が史上初の10連勝を記録


■2020/10/31 終わらない西高東低 関西馬が史上初の10連勝を記録

 関東馬より関西馬が強いという、競馬の西高東低が未だに変わりません。2020年08月01日の新潟競馬では、1~10Rを関西馬が勝利。データのある86年以降、同競馬場での関西馬10連勝は初めてだといいます。

 内訳は関東馬95頭、関西馬は99頭ということで、そもそも関西馬の方が多かったというのはあります。2020年は東京五輪と暑さ対策の関係で変則的で、新潟開催と札幌開催という組み合わせで、関西馬が多い小倉開催がなかったため、関西馬が多かったのでしょう。

 とはいえ、出走頭数としてはほぼ互角なのですから、やはり関東馬が圧倒的に弱いことには変わりありません。前述の10レースのうち、関西馬同士のワンツーで決まったのは計6レースで、馬券圏内(1~3着)独占は計4レースという圧倒ぶり。

 さらに、土日の新潟では全24レース中、関西馬17勝に対して関東馬は7勝。関西馬の出走がなかったレースも含む7勝だそうですから、実際はもっと悪かったのでしょう。また、関西馬によるワンツー決着は計12レースと、やはり東西格差が目立っていたと今週も新潟で関西馬が大暴れ 1-10Rを制圧 | 競馬ニュース - netkeiba.comでは書いていました。


人間の倍くらいの高さ 巨大馬ペルシュロンがかっこいい

■2017/12/20 人間の倍くらいの高さ 巨大馬ペルシュロンがかっこいい
■2017/12/20 実は見たことあるかも!日本にも結構いるペルシュロン


■2017/12/20 人間の倍くらいの高さ 巨大馬ペルシュロンがかっこいい

 「人間の倍」ってのは大げさに言いましたが、巨大馬ペルシュロンがかっこいいです。
 ウィキペディアによると、ペルシュロンの原産地はフランス・ノルマンディーで、成立は8世紀に遡りフランス原産の重種にアラブ種などの血が入っているとされています。毛色は青毛、芦毛などが多く、体型はサラブレッドに比べ足が短く、胴が太いです。
 体高(肩までの高さ)は160-170センチメートルで大きなものでは2メートルを超える。人と同じくらいじゃん!と思うかもしれませんが、「肩までの高さ」でこれですからね。写真を見てわかるように、頭の高さは人間よりずっと上となります。
 体重は1トンにもなりサラブレッドの倍ほど。記録が残る最大の馬はドクトゥール・ル・ジェア (Dr Le Gear) という牡馬で体高7フィート(211センチメートル)、体重1,370キログラムにもなったそうです。

 2022年2月11日に前半部にももうちょっと画像つきツイートを追加しました。



■2017/12/20 実は見たことあるかも!日本にも結構いるペルシュロン

 これだけ大きいと怖い気がしますけど、性格はおとなしく鈍重だが、非常に力が強いとのこと。気は優しくて力持ちなわけです。その強い力を生かし、馬車馬、挽馬、ショーなどに使われています。かつては軍馬として、全身甲冑を着こんだ重装騎兵の乗馬や、大砲の牽引などに用いられたともあります。イメージに合いますね。
 実は、日本でも使われた馬で、おもに北海道で導入されたとのこと。ばんえい競馬にも使われ、初めて1億円を超える賞金を獲得したキンタローもペルシュロンの影響を強く受けているとのこと。そうなんだ!
 以下は札幌のお馬さん。札幌の馬車は見たことがありますし、実は私も見たことあったのかも。競馬好きな友達といっしょのときにたまたま見かけて、いいね~としばらく見ていました。

ペルシュロンは北斗の拳など、漫画で出てきた馬の実写版みたいって感想もよく出る馬です。


 世の中には、まだまだあまり知られていない不思議な生物がいるものですね。


サンデーサイレンスを含む奇跡の血量2本の馬スマッシュアウト

■2022/08/20 サンデーサイレンスなど…奇跡の血量2本を含む4本のクロスの馬
■2024/10/14 サンデーサイレンスを含む奇跡の血量2本の馬スマッシュアウト


■2022/08/20 サンデーサイレンスなど…奇跡の血量2本を含む4本のクロスの馬

 インブリードネタを書き始めると、次から次と書きたい話が出てきてキリがないように…。なるべく珍しいのだけ…と思うのですが、ついつい書きたくなってしまいますね。
 本日の紹介馬ランフリーバンクスはクロスが4本。これくらいなら全然どうってことないのですが、いわゆる奇跡の血量である「4×3のインブリード」(18.75%)が2本ある配合だったんですよ。

ランフリーバンクス
父エピファネイア 母ワイルドラズベリー 母父ファルブラヴ 母母父サンデーサイレンス
サンデーサイレンス     18.75%     4 x 3
Sadler's Wells、Fairy King     18.75%     4 x 3
Seattle Slew     6.25%     5 x 5
Hail to Reason     6.25%     5 x 5

 正直言って、私はこの「奇跡の血量で良い馬が生まれる」という考え方は科学的根拠のない迷信だと思っているのですが、とりあえず、「奇跡の血量」はウィキペディアでもわざわざ単独の項目があるという重要な概念。ウィキペディアでは以下のような説明です。

<奇跡の血量(きせきのけつりょう)とは競走馬の交配を行う場合の血統理論のひとつである。理論名としては発表者であるM・S・フィッツパトリックとL・A・ラックブーの名前からフィッツラック繁殖説またはフィッツラックの18.75%理論と呼ばれる。
 インブリードで、4代前祖先(6.25%の血量)と3代前祖先(12.5%の血量)が共通の馬となる場合「4×3のインブリード」という。そのときの血量は6.25%+12.5%=18.75%となり、これをとくに奇跡の血量と呼ぶ>
<近親交配は、その共通する祖先の能力を大きく引き出せるといわれる反面、濃すぎる血量は虚弱体質や気性難など弊害もあるといわれている。そのギリギリのバランスがこの奇跡の血量18.75%と考えられている。
 これはイギリスの競馬関係者で古くからあった考え方であり、実践者として第17代ダービー卿が知られている>

 奇跡の血量を持つ活躍馬は多数いて、ウィキペディアでは長々と活躍馬の例を挙げています。では、なぜ私がこの概念が眉唾だと考えているのか?と言うと、奇跡の血量を持つ馬はそもそも珍しくないため。奇跡の血量を持っていても活躍しない馬が大量にいるんですよね。この効果を証明するのはかなり難しいと思われます。
 あと、最近、インブリードを気にして見ていて気づいたのが、そもそもアウトブリードの馬がほとんどいないということ。大抵の馬がクロスを持っています。このため、インブリードの評価もかなり難しいと思われます。
 もっともっとデータを集めたいところですが、インブリードを見ていると好みのインブリード、良さそうに見えるインブリードというのも出てきました。なので、「インブリードに全く意味はない」とも思わないのですが、とりあえず、劇的な効果はなさそうな感じです。

 インブリード全般の話ばかりになってしまいました。今回の主役、ランフリーバンクスの話に戻ります。「奇跡の血量を持つ馬はそもそも珍しくない」と書いたものの、彼女のように奇跡の血量を2本持つ馬はやはり珍しいと思いますね。なので、気になりました。きれいな配合だと思います。
 このインブリードがどう出るか?ですが、とりあえず、新馬戦は終了。2022年8月20日の札幌1500mでは、4番人気で2着。勝った馬とは3馬身差がつきましたが、他の馬たちとはある程度力量差を感じる強い感じの2着です。成功した配合かもしれません。
 ちなみに同じレースに2頭、私が指名したPOG馬が出ていたのですが、いずれも期待外れな負け方でした。ランフリーバンクスを指名しておいた方が良かったですね…。


■2024/10/14 サンデーサイレンスを含む奇跡の血量2本の馬スマッシュアウト

 「サンデーサイレンスを含む奇跡の血量2本の馬を発見!インブリードの話に追加しよう!」と思ってインブリードの過去投稿を見たら、そのまんま同じ<サンデーサイレンスなど…奇跡の血量2本を含む4本のクロスの馬>という話を書いていましたわ。
 ただし、このときの馬の場合、「4×3のインブリード」(18.75%)」のひとつは、「Sadler's Wells、Fairy King 」という兄弟インブリード(?)でした。今回は、同じ馬での「4×3のインブリード」(18.75%)」が2本。より濃厚で正真正銘の奇跡の血量2本だと言えるんじゃないでしょうか。

スマッシュアウト
父サートゥルナーリア 母セレブレーション 母父ハーツクライ  母母父Storm Cat
Storm Cat     18.75%     4 x 3
サンデーサイレンス     18.75%     4 x 3
Northern Dancer     6.25%     5 x 5
Mr. Prospector     6.25%     5 x 5

 このスマッシュアウトですが、新馬戦は2番人気1着。私は「奇跡の血量なんて眉唾!」という考えなんですが、見事に勝ってしまいました。むむむ! ちなみに私は同じレースにPOG馬が出走して負けています。これ2022年の<サンデーサイレンスなど…奇跡の血量2本を含む4本のクロスの馬>と似たパターンですね。

 ところで、その2022年のときの<サンデーサイレンスなど…奇跡の血量2本を含む4本のクロスの馬>の馬・ランフリーバンクスはどうなったのでしょうか?
 前回の投稿では新馬戦を4番人気2着というところまででした。その後2戦目であっさり未勝利を脱出。これは当たり!といった勢いでしたが、昇級戦の白菊賞(1勝クラス)を1番人気9着と大敗して以降、10着を続けてスランプに。
 とはいえ、オープン戦での戦いでしたので、自己条件に戻って掲示板に再び載りました。ところが、掲示板も2戦のみで、自己条件ですら二桁着順だらけになって中央登録抹消・繁殖入りとなっています。
 セリ取引価格     8,580万円で、獲得賞金     1,111万円ですので、期待より走らなかったと言えそうですね。奇跡の血量2本による奇跡は起こらなかった感じです。


2026年9月1日火曜日

フェニックス賞は必要?オープン戦なのに未勝利馬だらけ少頭数の2歳戦

■2013/8/19 フェニックス賞は必要?オープン戦なのに未勝利馬だらけ少頭数の2歳戦


■2013/8/19 フェニックス賞は必要?オープン戦なのに未勝利馬だらけ少頭数の2歳戦

 2013年08月09日のnetkeiba.com競馬コラム「トレセン発秘話」では、3歳未勝利戦は出走頭数がどんどん増えている状態について書いていました。優先出走権を持っていない馬は、適度な間隔で、適鞍を使えることは少なくなる…という状態です。ここまでは3歳馬の話なのですが、2歳馬のレースに矛先が向かいます。タイトルも「スカスカ状態で中身薄い2歳競走」というものでした。

<レースによっては40頭近くの馬が出走を表明している3歳未勝利戦がある一方で、2歳戦を見るとスカスカ。そんな状況に「JRAは2歳戦だけを重視して、この時期の3歳未勝利なんてどうでもいいと思っているんやろ」と嫌みを言う関係者も少なくない。(栗東の坂路野郎・高岡功)>
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=23998

 スカスカの2歳戦を象徴するのが、2歳オープン・フェニックス賞です。2013年は、特別登録の時点で12頭。12頭という数字だけだとまだあれなのですが、問題は、その中で勝ち上がっている馬はわずか3頭というところが異常です。残りの馬は?というと、未勝利馬なんですね。これは2013年が異常なのではなく、恒例となっています。

<このレースは昨年も7頭立てで、そのうち中央勝ち上がり馬は4頭だけだった。果たして1着賞金1500万円も出す価値のあるレースなのか、という疑問が生じてしまう。出走することすらできない3歳未勝利馬が数多くいる中で、中身の薄い2歳競走…このいびつな番組は今後、改善の余地が大いにあると言えそうだ>

 2013年の場合、特別登録の時点で12頭だったので、そこまで少ないと感じなかったでしょうが、結局、出走は7頭。2012年と同じです。

 1着2着は1勝馬でしたが、1番人気だったフェブノヘアは未勝利馬。新馬戦4着、未勝利戦2着の馬でした。そのせいで掲示板ではこんな疑念も出ていました。いろいろな意味であまり良い状態ではないと思われます。

-----引用 ここから-----
[10] \アオ\さん
頭から勝負しましたがよくよく考えたら勝つと損なんですよね…
ここで入着して賞金稼ぎ未勝利勝つ方が得ですからね。
何となく中途半端な競馬ぶりを見ると勝手な想像をしてしまい
モヤモヤした気持ちになりました。

[11] torutoru99さん
>>10
でも、フェニックス賞の2着賞金+未勝利の1着賞金≦フェニックス賞の1着賞金
ではないですか?
出走手当等を考慮しても、ここを1着の方が良いのでは。
2歳戦は層の薄いうちに稼いでおいたほうが得ですし・・・。

 [12] \アオ\さん
>>11
この後500万条件に出れますからもう少し稼げますよ。
けど穿った見方をし過ぎかもしれませんね…
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2011103406&thread=horse
-----引用 ここまで-----