2026年2月18日水曜日

種牡馬としてのモーリスは成功?失敗? 産駒成績を見てみると…

■2024/04/08 種牡馬としてのモーリスは成功?失敗? 産駒成績を見てみると…
■2020/08/01 モーリス産駒大ゴケの中、カイザーノヴァは期待
■2020/09/21 新馬戦辛勝のブルメンダールが期待できる理由
■2020/09/07  絶対無理という最後方から差し切り勝ちのレベランス

■2024/04/08 種牡馬としてのモーリスは成功?失敗? 産駒成績を見てみると…

 モーリス産駒の話をまとめたのですが、それだけだとおもしろくないので、種牡馬としてモーリスの話を。以下にまとめた私が好きなモーリス産駒の話で書いたように、モーリス産駒は期待馬が当初新馬戦で負けまくり。ハズレ・大失敗という感じがしました。
 一方で、「モーリス産駒は時間かかりそうなのが多い」「自身がそうであったように、仕上がりが遅い産駒が多いのかもしれません」とも書いて、逆転に期待していました。おそらくモーリスは種牡馬として成功だと見ている人いるでしょう。ここらへんは評価が分かれるかもしれません。

 主観ではなく客観的な数値での評価を…ということで、とりあえず、賞金獲得上位を見てみましょうか。これだけ見ると、成功と言って良さそうな大物がいます。以下は2024/04/08時点の上位5頭。4億円ホースですから、特にジャックドールとジェラルディーナは立派な成績です。

馬名    性    生年    総賞金(万円)
ジャックドール     牡     2018    49,004
ジェラルディーナ     牝     2018    44,545
ピクシーナイト     牡     2018    22,764
マテンロウスカイ     セ     2019    17,895
ノースブリッジ     牡     2018    17,392

 ただし、これは単に繁殖牝馬の質が高すぎるためではないか?という疑いがあります。こういうときは獲得賞金の指標AEIと繁殖牝馬の質を示すCPIを比較した方が良いでしょう。
 まず、2024/04/08時点のAEIは1.60。一方、CPIはそれより大きい1.97ですので、繁殖牝馬の質と比べてやはり走っていないということになります。ただ、私は正直もっと悪い値だと思っていたので予想外。もっと極端に走らない大物種牡馬は結構いますからね。大失敗って感じではなく、そこそこな感じで微妙なことしか言えなくなってしまいました。やっぱり遅咲きで巻き返したんででしょうか?

■2020/08/01 モーリス産駒大ゴケの中、カイザーノヴァは期待

カイザーノヴァ (父モーリス 母ステラリード)
 昨年はPOGでコントレイル、サリオスなどを指名。かなりの馬が一発勝ち上がりという良さで、穴馬POGでも不人気馬が勝ち上がってくれて楽しめました。
 …が、今年はボロクソ。不人気馬は人気通りにボロボロで、人気の指名馬は大物がいない以前に、勝利すら遠い感じ。様子見が例年なのに珍しく指名した大物新種牡馬のモーリス・ドゥラメンテがそろって大ゴケして、私の指名したゴリゴリの人気馬が大物感なく敗退。新種牡馬以外でのPOG馬も本当ひどいですね。1番人気を裏切るケースが多いので、一般的にもこの世代は混戦ではないかと思います。
 そんな中で期待できそうだと思ったのが、大ゴケしたと思ったモーリス産駒のカイザーノヴァ。母ステラリードは 函館2歳S勝ちがあるものの、上4頭のうち中央勝利があるのは1頭という目立たない血統で、新馬戦も6番人気で期待されていない方のモーリス産駒でした。ところが、函館芝1200の新馬戦で私が指名したPOG穴馬のサンダナポイントにぶつかるめちゃくちゃな騎乗だったのに、馬が全然ひるまずにガツンと伸びて勝利。これは強いのでは?という走りでした。ちなみにサンダナポイントは12着。とはいえ、13番人気なので人気通りではあります。ぶつからなければもっと行けるかなって思ったんですけどね。
 2走目の母が勝った函館2歳Sでは5着でしたが、最後は伸びていました。1200ではなくもっと長い方が良いのでは?馬場が合わないのでは?と言われた中での5着なんですけど、そもそもまさかの連闘だったんですよね。超期待馬という感じではないんですが、結構やれそうな感じです。(2020/08/01)
 カイザーノヴァ、次はクローバー賞。前走の後も続けて使っていきたいと陣営が明言していたのですが、もう3戦目です。今回は一応ちょっと間を開けての出走。そして、1500mへの距離延長で期待。オッズも4番人気8.8倍と、重賞の前走よりもむしろ下げていましたので、久々に応援馬の馬券も買ってみました。
 8枠でしたが、悪い方のスタート。内を見ながら置かれないようにと行ったが、中団と前に馬が殺到。外を回され続ける形になりそうだったためか、無理せずに控えます。それでも前とはそれほど差がないところで良い感じですね。大外から直線ではすでに先頭付近。この時点で突き抜けて勝った!と思ったものの、思ったより苦労してなんとか勝利。正直期待はずれでしたが、右に寄れるので追いにくそうだったなどの感想が多く、まだ力を出し切れているわけではないのかもしれません。(2020/08/23)
 その後、再びの重賞挑戦でデイリー杯2歳Sへ。少頭数の3番人気ということで、期待もしました。ただ、5着程度でがっくり。いつもと違って好スタートで2番手でしたが、道中3番手まで下がり、これでも行けるだろうと思ったら、最後まさかという伸びなさ。そんなに強くないのかもしれません。ただ、掲示板の感想を見ると、高速馬場で明らかに合わない中でもやれた…とむしろ悪くない評価が多かったですね。また、坂井瑠星騎手は「道中まだ手前を替えなかったりと幼さがありますが、その辺りが解消されれば、もっと反応が良くなってくると思います」とのこと。モーリス産駒らしくまだまだなんですかね。もうちょっと期待してみたいです。(2020/11/17)
 良くなるのはまだ先な感じですが、続けて今度は朝日杯に使用。短い距離を使ってきたわりにスピードがないのか最後方というこれまでにないほど低い位置に。ここから上がり最速タイの足を見せて、14番人気の低評価を覆す8着となり、健闘しました。後ろから行った池添騎手の騎乗には、スピードがないためにやむなしとの評価が多かったんですが、どうなんでしょうね。あまりにも後ろ過ぎたのかなという感じ。また、このレースぶりからして、今まで使ってきたのより長い距離を期待されていました。私も長い距離でみたいですね。ただ、陣営はスプリントでおろして、ここまでマイル以下で使っており、距離延長があるかは微妙だと思います。(2020/12/20)

■2020/09/21 新馬戦辛勝のブルメンダールが期待できる理由

ブルメンダール (父モーリス 母ブルーメンブラット)

 ダメだと書いていたモーリスですが、その後、悪くない産駒を出してきていますね。自身がそうであったように、仕上がりが遅い産駒が多いのかもしれません。じゃあ、POG向きじゃないんじゃ?って、感じもしますが…。

 ブルメンダールはそのモーリス産駒の期待馬。母はマイルチャンピオンシップを勝ったブルーメンブラットです。この配合なら超人気!となりそうなものの、大人気程度で収まっています。netkeibaのランキングでは23位ですね。

 では、なぜベスト10級ではないのか?というと、兄弟がパッとしないためでしょう。母はG1馬であるにも関わらず、ここまで7頭もいて最高の馬ですら3勝程度。重賞勝利どころか、3着までに入った馬がいないということで、期待はずれとなっています。

 ただ、私はひねくれているので、活躍した母馬期待の第1仔よりも、パッとしない産駒を出し続けて期待を裏切っている母の仔の方が本来好きですね。そういう理由で指名してしまいました。

  新馬戦は好スタートと言って良いスタートから控えて3番手。途中引っかかるところも見せて難しさを見せましたが、鞍上の川田騎手がうまく乗りました。最後はすっと伸びずに鈍いし、差し馬の目標にされて大ピンチ。きわどかったのですが、なんとか残して新馬勝ち。調教は悪くなかったみたいですので、そのせいで苦戦したわけでもないようでした。

 となると、特に期待できる要素がないように思うのですが、実を言うと、調教師、鞍上ともに「まだ動けない」といった評価みたいですね。前述の通り、モーリス産駒は時間かかりそうなのが多いため、現時点でこれだけできるというのは、楽しみなようです。大げさに言っている可能性を考えて、私はそこまで大きくは期待しないものの、母がG1馬ですし、ちょっと期待したいですね。7度目の正直となるでしょうか?(2020/09/21)

 ブルメンダールの2戦目は、地味に11月21日の東京の1勝クラス。ただ、同じモーリス産駒で超期待だったブエナビスタ産駒ブエナベントゥーラが出走して1番人気になるなど、1勝クラスにはもったいないメンツです。余談ですが、このブエナベントゥーラは「モーリス産駒は失敗では?」と思わせた代表格の馬。新馬戦は期待はずれだったものの、2戦目できっちり勝って評価を取り戻してここに来ました。
 ブルメンダールは鞍上戸崎圭太騎手で2番手の競馬となったものの、かかり気味な感じに見えて狙った感じではなさそう。最初に無理せずに先行集団後ろから見る形になったブエナベントゥーラのミルコ・デムーロ騎手がうまく、目標にされる苦しい形だと思いました。ところが、このブエナベントゥーラが不可解な伸びなさ。後で知ったのですが、肺出血という深刻な事態だったようです。今後にも影響が出るでしょう。
 これにより、ブルメンダールがラッキーな形でも勝利…と思ったら、はるかに離れていた第2集団から1頭だけグイグイ伸びてきた馬がいました。後半で書いている私の大穴POG馬ニシノアジャストです! 前走のOP戦は、2番人気5着でしたが、ムラ馬タイプですかね。「こりゃ差し切るな」と思った通り、ゴール前でしっかり差し切って勝利。結果的に、やはりブルメンダールは前半抑えられなかったのが響きました。それにしても、ニシノアジャストはすごいです…。新馬戦は16頭立ての11番人気だった馬ですからね!(2020/11/21)


2026年2月17日火曜日

クラフティワイフ産駒は、ダイワスカーレットの兄弟姉妹より勝利数が多い

■2017/02/24 どうしてもダイワスカーレットはすごい!と書きたいマスコミ
■2017/02/24 クラフティワイフ産駒は、ダイワスカーレットの兄弟姉妹より勝利数が多い
■2023/01/11 種牡馬レベルならスカーレットブーケ系がクラフティワイフ系より上?
■2013/4/30 ダイワスカーレット初仔ダイワレーヌ 4戦して未勝利で繁殖入り
■2019/07/20 名牝ミエスクからキングマンボなどG1馬9頭、重賞馬36頭



■2017/02/24 どうしてもダイワスカーレットはすごい!と書きたいマスコミ

 Enjoy Ruffian 2009年4月号での話ですから、飽くまで当時の記録というものなのですが、クラフティワイフ産駒は、ダイワスカーレットの兄弟姉妹=スカーレットブーケ産駒より勝利数が多かったそうです。

Enjoy Ruffian 2009年4月号 血統マニアック〈5〉藤井正弘“最多勝繁殖牝馬”のDNA
http://www.ruffian.co.jp/site/plus_ruffian/enjoy/index.php

 これは、もともとダイワスカーレット引退のときの話題。どうしてもダイワスカーレットはすごい!という話に持ってきたかったのか、以下のようなやり取り(たぶん電話)があったそうです。(だいぶ省略しています)

「ダイワスカーレットの有馬記念がこの兄弟の40勝目。日本最高記録なのではないでしょうか?」
藤井「地方競馬にはブライアンズロマンという1頭で43勝を挙げた馬もいますから違いますね」
「あ、そうなんですか。でも、地方は水準が違いますよね。JRAに限れば、これほど勝っている一族はないのでは?」
藤井「うーん。たしかもっと勝っているのがいたと思います。ちょっと調べてお返事します」
(藤井さんが所属のサラブレッド血統センターで調査してもらい)
藤井「スカーレットブーケの40勝は歴代3位タイですね。ちなみに…」
「上には上がいるということですね。 どうもお手数おかけしました」



■2017/02/24 クラフティワイフ産駒は、ダイワスカーレットの兄弟姉妹より勝利数が多い

 以上のように打ち切られてしまい、最後まで言わせてもらえなかった1位の馬というのが、クラフティワイフ一族でした。当時の記録は以下。

【グレード制導入後】(JRAと中央地方交流競走のみ)
1位 クラフティワイフ産駒 54勝(スパイキュール、ビッグショウリ、ビッグテースト、バトルバニヤン、ブリリアントベリーなど)
2位 ミヤビサクラコ産駒 42勝(ウインマーベラス、ウインデュエル、ロイヤルキャンサーなど)
3位 スカーレットブーケ産駒 40勝( ダイワスカーレット、ダイワメジャー、スリリングサンデー、レットバトラーなど)
3位 ブラウンデージ 40勝(テイエムジャンボ、シンブラウン、シンチェストなど)

(グレード制導入前)
華麗なる一族のイットー産駒 42勝(ハギノトップレディ、ハギノカムイオーなど)

 なお、クラフティワイフ産駒がすごいのが孫も走っているということ。ブリリアントベリーからはカンパニー、レニングラード、ニューベリー、リアルコンコルド、ガウディなどが登場。
 また、現役時は未勝利のエヴリウィスパーからは、ダークメッセージ、トーセンジョーダンが出ています。めちゃくちゃすごいです。

 ただ、牝系は良いものの、一族の種牡馬としての活躍はイマイチ。記事ではスパイキュールに期待していたものの結局ダメでしたし、先に種牡馬入りしていたカンパニーも活躍できず。
 牝系が良い種牡馬というのは、私の好みど真ん中でしたので、たいへん残念でした。



■2023/01/11 種牡馬レベルならスカーレットブーケ系がクラフティワイフ系より上?

 クラフティワイフの子孫では種牡馬入りが相次いでいてすごいが、種牡馬成績は悪いと書いていたので、スカーレットブーケ系(ダイワスカーレットの近親)も見てみることに。

 ただ、その前にクラフティワイフ系の種牡馬を再確認。クラフティワイフの子でスパイキュール(2000)、孫世代で トーセンジョーダン(2006)、トーセンホマレボシ(2009)、カンパニー(2001)が種牡馬入りですかね。
 冴えない顔ぶれ…と思ったのですが、これらの産駒の稼ぎ頭ミッキースワロー(父トーセンホマレボ)は3億円超えで種牡馬入りしていました。ここから続いていきそうにはないものの、そこまでひどくはありません。もっと走らない種牡馬なんかざらにいるでしょう。

馬名    性    父    総賞金(万円)
ミッキースワロー     牡     トーセンホマレボシ     36,492.00
ウインテンダネス     牡     カンパニー     14,898.60
シャイニービーム     牡     カンパニー     11,809.60
フィールインラヴ     セ     トーセンホマレボシ     7,348.70
オノリス     牡     トーセンホマレボシ     7,172.30

 しかし、やはり種牡馬成績ではスカーレットブーケ系が勝っている感じ。何しろこちらにはダイワメジャーがいます。他に種牡馬入りしているのは、スリリングサンデー(1996)だけですが、ダイワメジャーだけで勝てそうですね。
 ちなみに、スカーレットインクの子であるスカーレットブーケの姉妹からの活躍馬も多く、ヴァーミリアン(2002) が種牡馬入りしています。

 では、ダイワメジャーの種牡馬成績を見てみましょう。以下のように圧倒的な好成績で圧勝。2億円ホースが多数いますし、3億円ホースだけでも勝負になりません。

馬名    性    総賞金(万円)
レシステンシア     牝     44,952.90
ブルドッグボス     牡     40,698.10
セリフォス     牡     39,570.60
ナックビーナス     牝     35,163.60
カレンブラックヒル     牡     33,284.70
アドマイヤマーズ     牡     32,219.50
コパノリチャード     牡     30,450.70
ダイワマッジョーレ     牡     30,057.80
サンライズメジャー     牡     26,886.70
アストラエンブレム     セ     25,744.70
ボンセルヴィーソ     牡     24,760.70
メジャーエンブレム     牝     24,310.70
レーヌミノル     牝     23,009.10
ミスパンテール     牝     21,917.00
エピセアローム     牝     21,101.60

 稼ぎ頭は残念ながら牝馬のレシステンシア。父系としては続かないかな?と思ったら、5位に種牡馬入りしたカレンブラックヒルがいました!
 カレンブラックヒルは予想外に産駒が走って驚いた馬。以下のように、今はまだ1億円ホースすら出ていないのですが、牝系のわりに良い産駒を出しています。もっといい繁殖牝馬をつけてもらえば、大物を出せると思うのですけど…。

馬名    性    総賞金(万円)
オヌシナニモノ     牡     8,435.00
ラヴケリー     牝     7,707.20
アザワク     牝     5,658.00
ハクアイブラック     牡     5,000.30
スズカパンサー     牡     4,724.90



■2013/4/30 ダイワスカーレット初仔ダイワレーヌ 4戦して未勝利で繁殖入り
(2018/03/05:上でダイワスカーレットの話が出ていたのでここに追加)

 歴史的名牝の子なのにたいへんひどいことに。" ダイワスカーレットの初仔、ダイワレーヌが競走馬登録を抹消"(2013年04月16日(火)15時25分 netkeiba)というニュースがありました。
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=74544

 2008年の有馬記念、2007年の桜花賞などGI4勝、重賞6勝を挙げたダイワスカーレットの初仔で、チチカステナンゴ産駒のダイワレーヌ(牝3、栗東・松田国英厩舎)が捻挫のため、競走馬登録を抹消。
 ダイワレーヌは、昨年12月22日の新馬戦(芝1600m)でデビューし6着。その後は、3走目の未勝利戦(小倉芝2000m)で2着に入ったものの、現役最後のレースとなった前走の未勝利戦(小倉芝2000m)では、3番人気に推されて10着に敗れていました。

 デビュー戦では、GI4勝を挙げた女傑の初仔として圧倒的な1番人気に推されるなど大きな注目を集めたが、成績も伸び悩んだ上に脚部不安も重なり、この度の早期繁殖入りとなっています。
 やっぱりチチカステナンゴが悪かったのか…。2着入っているんですから、まだマシなんですけどね。

2018/03/05追記:ただ、牝系が良いので、 ダイワレーヌの子は活躍するかもしれませんね。むしろ私好みでPOG指名したい感じです。
  調べてみると、ダイワレーヌの長女の デルマミセラレテは地方含めて未勝利というさんざんなことに。ただ、次の牡馬ミッキーガーデンは8着でも2番人気でデビューしましたので、期待されていたのでしょう。今後良い子が生まれるかもしれません。


■2019/07/20 名牝ミエスクからキングマンボなどG1馬9頭、重賞馬36頭

 直仔の勝利数ではないですし、海外の話ですが、名牝ミエスクの話を。
  ヌレイエフ産駒のミエスクは、2歳からG1を勝ちまくり、牝馬ながらなんと仏英米の3ヶ国で計10ものG1を制した馬。アメリカのBCマイルは2度勝っているのですが、2度ともアメリカで走ったのはこの1度きりだったにもかかわらず、その年の米最優秀芝牝馬に選ばれています。不利があっても差をつけて勝利するなど、強烈なインパクトだったようです。
 しかし、繁殖牝馬としても強烈。一番有名なのは、初仔のキングマンボ。母には叶いませんが、G1を3勝し、さらに種牡馬としてはそれ以上の成功を収めました。大きく広がっている系統です。日本に合っている系統でおなじみですよね。
 キングマンボ以外にもイーストオブザムーンがG1を勝ち、ミエスクズサン、ミンガンが重賞を勝利しています。
 さらに孫やひ孫の世代になっても産駒が大活躍。2018年に仏ダービー馬スタディオブマン、G1愛1000ギニー馬アルファケンタウリが誕生、日本馬でもリアルスティールがG1を勝つなど、G1馬が続出。数えてみると7頭かな(直仔含めると9頭)。重賞だと明記あり、36頭だとのこと。すごいことになっていますね。

(Our Pleasure2018年8月号 Racing 360 秋山 響より)



2026年2月16日月曜日

最強世代スペシャルウィークの血は続く?後継種牡馬を見ると…

■2021/06/12 最強世代スペシャルウィークの血は続く?後継種牡馬を見ると…
■2023/12/01 西山茂行さんと社台ファームがリーチザクラウンを購入した理由
■2020/08/02 初戦11番人気8着のニシノアジャストがすごい!2戦目で快勝、良血馬破り2勝目


■2021/06/12 最強世代スペシャルウィークの血は続く?後継種牡馬を見ると…

 トーホウジャッカルは菊花賞馬ですから、本来なら文句なしの種牡馬入り。ただ、初年度の種付け頭数はわずか11頭であり、ほとんど種付けされず。近年、菊花賞だけのG1馬の種牡馬需要が低いですからね。そういった事情もあるのでしょうか。
 とはいえ、私はトーホウジャッカルに期待。好きだった最強世代のスペシャルウィークの子ということもあります。続いてほしいですね。2021年は、兄弟に中央勝ちの馬が多い牝馬トーホウラビアンは地味に期待。父の株を上げてほしいものです。

 スペシャルウィーク産駒では、トーホウジャッカルより先にリーチザクラウンが種牡馬デビュー。リーチザクラウンは新馬戦を見たときから大きいところを期待した馬で大好きでした。
 1億円ホースは今のところキョウヘイただ1頭であるものの、肌馬の質以上に走っているイメージ。イメージだけで、正直言うと、特に根拠はないんですけどね。後継種牡馬を出せる雰囲気は今のところ正直言って全くないものの、いつか大物を出してほしいと思います。

 ああ、そういえば、肌馬の質以上に走っているイメージがあるのは、POGで指名したニシノアジャストが人気の割に走ったためでした。デビュー戦は140.7倍で11番人気8着だったものの、なぜか2戦目で2番人気となり快勝。ムラがあるものの、2歳1勝クラスでは、ブルメンダールやブエナベントゥーラといった期待の良血馬らに勝利。クロッカスS(L)でも3着するなど、デビュー戦の140.7倍からすると考えられないほど走っています。
 ただ、よくよく見ると、母は5勝したニシノステディーでしたわ。これくらい走って当然といえば当然。そんなに不思議じゃなかったです。気づかなければ良かった…。
 とりあえず、何かの間違いで大物を出してくれないものか…と願っています。


■2023/12/01 西山茂行さんと社台ファームがリーチザクラウンを購入した理由

 上で書いたニシノアジャストもそうですけど、なぜかニシノやセイウンの冠名でおなじみの西山茂行さんのところの馬に、リーチザクラウン産駒が多い印象。なおかつ結構活躍しているイメージがあります。
 このリーチザクラウンと西山茂行さんのセットで、西山茂行さんへのインタビュー記事を発見。<JRA社台ファーム動いた!? 西山茂行オーナー「大逆転」超大物から“直電”でリーチザクラウンが「神様」になった日【特別インタビュー】 | GJ>(2020.10.22)という記事です。
 で、これを読んでいて、西山茂行さんはそもそもリーチザクラウンを現役時代に購入していたんだそうな。全然知りませんでしたわ…。

――西山オーナーといえば、ディープインパクトやキングカメハメハの産駒といった高額な馬でなく、マイナーな血統の馬でもしっかり結果を残されている印象です。
西山オーナー 高い馬が全然走ってくれないんですよ……(笑)。やっぱり、ウチで今一番走ってくれているのは、リーチザクラウン(の産駒)ですね。

――リーチザクラウンは現役時代に臼田浩義オーナーから購入されたとか。
西山オーナー オーナーの臼田さんが馬主を辞められる際、持ってる馬をまとめて引き取ってくれる人を探していて「じゃあ、私が買いましょう」と。その中にリーチザクラウンがいたんですね。
https://g-journal.jp/2020/10/post_186477.html

 いろんな馬を買っており、その中にリーチザクラウンもいたという話。後に重賞で活躍するニシノラッシュの母もいました。ところが、「肝心のリーチザクラウンが走ってくれなくてね……。」という状況だったそうです。

――結局、リーチザクラウンは2013年に引退。復活を願っていたファンも多かっただけに、残念な結果になりました。
西山オーナー 周りからも結構、言われましたよ。「なんであんな馬買ったの」とか、「ババ掴んじゃったね」とか……。

 このため、リーチザクラウンの種牡馬入りの判断も当然西山さんがしたもの。「G1を勝ってるわけじゃないから、普通なら種牡馬にはなかなかなれない」のですが、<ウチにはサンデー(サイレンス)の血統はあまりないし「セイウンスカイのライバルだったスペシャルウィークの仔っていうのも面白いじゃないか」と、プライベートで持つことにした>といいます。
 産駒は試しにセリに出したのですけど、売れません。100万、200万でも、どんどん主取りになってしまいます。ただ、その主取りの馬が快勝するなど、予想外のリーチザクラウン産駒の活躍となります。競馬はこういうのがおもしろいですね。

――ところが、リーチザクラウン産駒は初年度から大いに存在感を見せました。
西山オーナー 6月に一番最初にデビューしたニシノアップルパイってのが、ちぎって勝っちゃったのよ。「なんだあれ?リーチザクラウン?」って、これもセールで主取りになった馬でした。

――そこから種牡馬リーチザクラウンの快進撃が始まりました。
西山オーナー 1カ月で新馬戦を5勝しましたからね。グリーンチャンネルでも「また、リーチザクラウンの産駒が勝ちましたよ」みたいなことまで言われて。

 すると、社台ファーム代表の吉田照哉さんから、電話がかかってきて、「種牡馬として半分の権利を売ってくれませんか?」と。悩んだ末に「こんないい話、ないんじゃないですか」という結論になって、半分売ることにします。社台ファームが半分持っているというのも知りませんでしたわ。
 その後、リーチザクラウン産駒はそこまで大活躍はしていないものの、権利を売れた時点で西山さん再度としては、プラスじゃないですかね。また、活躍しないと出されることもある社台スタリオンに、インタビュー時点ではまだ在籍。上々の結果でしょう。
 社台スタリオンについては、「セイウンスカイ(皐月賞、菊花賞)でも断られた社台スタリオンに入れるなんて。」と感無量の様子。先程、リーチザクラウンが「セイウンスカイのライバルだったスペシャルウィークの仔」とあって、これも言われて始めて気づいたのですけど、セイウンスカイはGIを勝った代表馬でしたからね。


■2020/08/02 初戦11番人気8着のニシノアジャストがすごい!2戦目で快勝、良血馬破り2勝目

ニシノアジャスト (父リーチザクラウン 母ニシノステディー 母父グランデラ)

 調子悪い悪いと書いた翌日に穴指名のPOG馬が初勝利。好きだったリーチザクラウン産駒というだけで指名したニシノアジャスト、新馬戦は先行力を見せており、結構やれるのではないかと期待はしていました。
 ただ、初戦は11番人気8着で戦績としては強調できないもの。なのに、私が見た時点では10倍の4番人気で過剰人気だと思いました。さらにグリーンチャンネルのパドック解説で最も推奨されたらしく、最終的には5.3倍の2番人気に。低レベルならともかく、普通に掲示板に載った馬が多数いる中ですから、驚くほどの過剰人気です。

 レースは初戦とは違い、鞍上の幸騎手消極的な感じで中団からゆったり。このために直線も追えない時間が長くありました。ただ、脚をためたのが良かったのか、余裕な感じで位置を上げていき、最後に完全に前が開くとこれまた余裕といった感じで激伸びして、鮮やかな差し切り勝ちをしてびっくり。初戦11番人気8着で2戦目で2番人気1着快勝というのは、なかなか珍しいんじゃないかと思います。(2020/08/02)

 11月21日の東京の1勝クラスに私のPOG馬が集中。これが重賞だったら嬉しんですが、たかが1勝クラスですからね。
 最も期待したのは1番人気だったブエナビスタ産駒ブエナベントゥーラで、同じく良血のブルーメンブラット産駒のブルメンダールも期待していました。POG以外の馬含めて、1勝クラスにはもったいないメンツが揃った感じのレース。この豪華メンバーの中に特に期待していない大穴POG馬のニシノアジャストも混じってしまいました。
 ブルメンダールは鞍上戸崎圭太騎手で2番手の競馬となったものの、かかり気味な感じに見えて狙った感じではなさそう。最初に無理せずに先行集団後ろから見る形になったブエナベントゥーラのミルコ・デムーロ騎手がうまく、目標にされる苦しい形だと思いました。ところが、このブエナベントゥーラが不可解な伸びなさ。後で知ったのですが、肺出血という深刻な事態だったようです。今後にも影響が出るでしょう。
 これにより、ブルメンダールがラッキーな形でも勝利…と思ったら、はるかに離れていた第2集団から1頭だけグイグイ伸びてきた馬がいました。なんと大穴POG馬のニシノアジャストです! 前走のOP戦は、2番人気5着でしたが、ムラ馬タイプですかね。「こりゃ差し切るな」と思った通り、ゴール前でしっかり差し切って勝利。結果的に、やはりブルメンダールは前半抑えられなかったのが響きました。それにしても、ニシノアジャストはすごいです…。新馬戦は16頭立ての11番人気だった馬ですからね!(2020/11/21)

 500万を快勝して今回はオープンの中京2歳Sへ。藤田菜七子騎手に乗り替わりでの人気もあるでしょうが、まずまず人気しています。
 スタートはやや出負け。それでも促して最後方ではないところに出して悪くない位置。ただ、内枠でコース見つからなかったし、最後追ってからもぐんと伸びてくれず掲示板も外してしまいました。5番人気6着です。とはいえ、オープンでもやれそうな感じ。掲示板では、藤田菜七子騎手が馬群に突っ込むのを怖がった、逃げ先行馬はうまいが差し馬は下手…などと言われていたんですけど、どうですかね。私はやむを得なかったかなという感じ。とりあえず、オープンで通用しそうなのを確認できて良かったです。(2020/12/20)


2026年2月15日日曜日

猫が好きな馬が多い オグリキャップの他、54戦54勝のキンチェムも

■2018/03/18 54戦54勝のキンチェム、トラブルやひどい騎乗でも負け知らず
■2018/03/18 猫が好きな馬が多い 54戦54勝のキンチェムも
■2023/03/30 あのオグリキャップもネコ好きだった…猫とツーショット写真が多い
■2024/03/15 ちょっと意味が違うけど、その名も「ネコダイスキ」という馬がいた!




■2018/03/18 54戦54勝のキンチェム、トラブルやひどい騎乗でも負け知らず

 猫好きな馬のエピソードって多いですよね。ハンガリーの歴史的競走馬キンチェムもそうでした。

 先にこのキンチェムの紹介。Wikipediaによると、デビューから引退までの無敗記録としては世界記録となる54戦54勝の記録を持ちます。デビューからの連勝記録としてもプエルトリコのカマレロに破られたものの、いまだそれに次ぐ2位の記録。
 キンチェムは牝馬でしたが、2歳時に全て違う競馬場で10戦10勝という快進撃。前半はドイツ、後半はオーストリア・ハンガリー帝国で走っています。
 3歳時には、 ブダペストのネムゼティ賞(ハンガリー2000ギニー)、ハザフィ賞(ハンガリー1000ギニー)といったハンガリーのクラシックに相当するレースを連勝。さらに、中央ヨーロッパの強豪馬たちが出走するレースだったジョッケクルブ賞(オーストリアダービー)を大差で圧勝。古馬とのレースでも負けず、17戦17勝の成績を残しています。
  4歳は途中から西ヨーロッパ遠征を敢行。イギリスでもキンチェムは有名で、「ハンガリーの奇跡」と呼ばれていました。グッドウッドカップは、イギリスの有力馬たちはハンガリー馬に負けるのを恐れ回避してしまっていたため、わずか3頭でレースが行なわれたという逸話を持ちます。
 続いてフランスに行き、ドーヴィル大賞典で1番人気は譲るものの、きっちり勝利。バーデン大賞では、酒に酔ったまま騎乗したマイクル・マデン騎手が極端に後ろからの位置取りをしてしまいましたが、それでも同着。
 このとき、同着の馬と決勝戦が行われたみたいですね。これもトラブル。突然馬場に野良犬が出てきて終始キンチェムに絡み、大きく離されてしまいました。しかしキンチェムは犬を蹴飛ばして追い払い、プリンスジルスとの差を縮めて追いつくとあっという間に交わして6馬身差で楽勝したとのこと。すごすぎです。
 5歳でも、12戦で全て完勝したのですけど、引退の理由がまた個性的。同厩舎の馬との喧嘩により脚を怪我したため、だそうです。




■2018/03/18 猫が好きな馬が多い 54戦54勝のキンチェムも

 さて、猫のエピソード。レースでは犬によるトラブルがあったものの、猫とは仲良しだったようです。
 キンチェムという名前はハンガリー語で「私の宝物」の意味(恋人同士や夫婦の間で使うと「あなた」の意味になる)そうですけど、キンチェムにとっては「猫」が「宝物」だったんでしょうね。
 Wikipediaでは、以下のように書かれていました。

"キンチェムの親友は猫だったそうで、いつもこの猫と一緒に転戦した。グッドウッドカップに勝利した後、船から列車に移る際に猫が行方不明になったことがあり、その時は猫が見つかるまで2時間鳴き続けた。しかし猫が見つかると、キンチェムはいつもと同じように列車に乗り込んだ"

 また、なぜかキンチェムはヒナギクが好きで、スタート地点で探すのが癖になっていたとのこと。別のところによると、食べていたとも言われています。

 一方で、人間でも好きな人がいたようで、以下のような話もありました。

"厩務員のフランキーとも非常に仲がよかった。キンチェムは列車で旅行するのが好きだったためいつも自ら進んで乗り込んでいたが、フランキーがそばにいることを確認した後で寝たそうである。フランキーのキンチェムへの愛情を知ってか、フランキーが寒い中で何も掛けずに寝ていると、キンチェムは自分の馬衣をフランキーに掛けた。その夜からフランキーが毛布を掛けていてもキンチェムは馬衣をフランキーに掛けたといわれている。フランキーはその後、フランキー・キンチェムと名乗り、墓標にもその名が刻まれているため本名がわかっていないほどである。また、キンチェムの死後フランキーは一生独身のままでいたといわれている。馬主のブラスコヴィッチはキンチェムがレースに勝つと必ずその後にキンチェムの頭絡に花を付けていたが、たまたまあるレースの後にこれが遅くなってしまうと、キンチェムは鞍をなかなか取らせようとしなかったという"




■2023/03/30 あのオグリキャップもネコ好きだった…猫とツーショット写真が多い

 以前、オグリキャップの写真を検索したとき、やけに猫といっしょに写っている写真が多いことに気づきました。で、他のサイトも見てみると、どうもオグリキャップも猫が好きな競走馬の1頭だったみたいですね。本当ネコ好きの馬は多いと思います。

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■2024/03/15 ちょっと意味が違うけど、その名も「ネコダイスキ」という馬がいた!

 馬がネコ好き…という話ではないのですが、そういえば、その名も「ネコダイスキ」という馬がいたな…と思って取り上げようと思っていました。ただ、いざ調べてみると、中央の馬ではなく地方の馬。なんか思っていたのと違います。別の名前の馬と勘違いしていて、偶然本当にいた…という感じですかね…。

ネコダイスキ 牝
生年月日     2010年2月24日
馬主     (株)フロンテイア・キリ
通算成績     14戦0勝 [0-1-2-11]
獲得賞金     206万円 (地方)

 ネコシリーズの馬主     桐谷茂さんのところとは違いました。桐谷茂さんの代表馬としては以下のあたりで、どうもここらへんのどれかと誤解していた模様。
 桐谷茂さんが命名後売って馬主が変わっているというパターンはあるでしょうが、ネコダイスキは中央未走で、私が知る機会がなかったように思えるので不自然。やはり私の勘違いで、本当に「ネコダイスキ」という馬がいたのは偶然だったようです。
 ああ、というか、この投稿の関係で、ネコ好きの馬を検索していて知った…というパターンだったかも。それなら、辻褄が合いますわ…。

ネコパンチ     牡     2006    16,444.40
ネコタイショウ     牡     2010    6,530.90
ネコビッチ     牡     2014    2,680.00
ネコイッチョクセン     牡     2010    1,918.00
ネコワールド     牡     2014    1,723.80
ネコグンダン     牝     2009    1,435.30
ネコダンサー     牡     2013    1,112.00
ネコエルフ     牡     2013    1,105.00





2026年2月14日土曜日

ボインビューティーは卑猥な名前?実はアロゲートの妹で超良血

■2024/03/29 ボインビューティーは卑猥な名前?実はアロゲートの妹で超良血
■2023/09/29 珍名馬ワタシキレイ、エロース、ポカポカタイム、マッチョマン、ブルドッグギャル、オトナノジジョウ、リャクダツアイ
■2023/04/26 珍名馬キイロノトマト、由来はまさかの宮沢賢治?


■2024/03/29 ボインビューティーは卑猥な名前?実はアロゲートの妹で超良血

 ボインビューティーという馬をブックマークしていたのですけど、なぜブックマークしていたかは忘れました。珍名だと思ったので保存していたのかもしれません。

ボインビューティー Boyne Beauty  牝 
生年月日     2016年 
産地     米
父 Giant's Causeway
母 Bubbler
https://db.netkeiba.com/horse/000a01b943/

 競走馬としての成績は不明で、名付け親が日本人かどうかも不明。アメリカ生まれなので、日本人の命名でない可能性もあります。
 とりあえず、日本人としては、胸が大きい人を意味する「ボイン」なのかな?と連想。掲示板でもそういった反応がありました。

 [1] おっとトドウさん QRYChhM フォローする
なんだか卑猥な響きの馬名
しかしあのアロゲートの半妹、つまり母母母は史上最高の2歳牝馬ことメドウスター
中々の良血

 [2] 帝王グラスVODKAさん ETMjJ5Q フォローする
やっぱり繁殖として優秀なんだろなー…きっと

 [8] やまちゃんさん EzlJkBA フォローする
ボインビューティーは今年コントレイルに種付けされたみたいですね。
非常に楽しみでございます。

 [12] オウフデュフフさん VhGRgCA フォローする
>>8
ボインに種付けとか羨ましいですな(´・ω・`)
https://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=000a01b943


 「アロゲートの半妹」ですので、「中々の良血」どころではなく「超良血」と言って良いんじゃないでしょうか。世界レベルでの歴史的な名馬です。

<アロゲート(Arrogate, 2013年4月11日 - 2020年6月2日) は、芦毛の競走馬である。主な勝ち鞍は2016年のトラヴァーズステークス、ブリーダーズカップ・クラシック、2017年のペガサスワールドカップ、ドバイワールドカップ。馬名は英語で「僭称」の意味。
 ドバイワールドカップを勝利したことによって、テイエムオペラオーを抜いて当時の獲得賞金世界最高になった(現在の獲得賞金1位はゴールデンシックスティ)[3]。 >
<ロンジン・ワールド・ベストレースホース・ランキングでは、2016年のブリーダーズカップクラシックおよび2017年のドバイワールドカップの勝利により134ポンドの評価を与えられた。これにより、アロゲートは2016年のカリフォルニアクローム(133)や2017年のウィンクス(132)らを抑えて2年連続で世界ランキング1位となった[14][15]。
 管理調教師のバファートはこの馬を「セクレタリアト以来最高の馬だ」と述べている[16]。 >
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88


■2023/09/29 珍名馬ワタシキレイ、エロース、ポカポカタイム、マッチョマン、ブルドッグギャル、オトナノジジョウ、リャクダツアイ

 最近少ないので久々となった珍名馬の投稿。
 まず、珍名というよりは、かわいい系のポカポカタイム。かわいくて大好きですね。母がコハルタイムでこれまたかわいく、なぜポカポカタイムと名付けたのか由来がわかりやすく納得の命名です。

 あとは、ワタシキレイという馬がいてびっくり。本来ならこれもいい名前なのですけど、「私きれい?」と聞く口裂け女の都市伝説のイメージが強すぎて、珍名感が強くなっています。こちらの母親を見てみると、アツコでした。口裂け女と関係あるかな?と念のため検索したものの、特になしでした。

参考:口裂け女のウィキペディア
<口裂け女(くちさけおんな)は、1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説。>
<口元を完全に隠すほどのマスクをした若い女性が、学校帰りの子供に 「私、綺麗?」と訊ねてくる。「きれい」と答えると、「……これでも……?」と言いながらマスクを外す。するとその口は耳元まで大きく裂けていた、というもの[2]。「きれいじゃない」と答えると包丁や鋏で斬り殺される[3]。>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%A3%82%E3%81%91%E5%A5%B3

 エロースは人気になりそうな牡馬。私も指名するかどうか迷った馬です。「ギリシア神話に登場する恋心と性愛を司る神」であり、これも本来なら珍名じゃないのですけど、日本人的にはどうしても「エロ」と言われるとネタにせざるを得ないでしょうね。相当いじられているものと思われます。

 今週は以上で、次は珍名馬が少ない週で書いていなかった馬を。正直、結構取り逃して失敗した!という馬も結構いるのですけど、忘れました。
 覚えているのは、先週デビューそたマッチョマン。13頭立て13版人気13着でした。父はマッチョマンとは似ても似つかない名前のラブリーデイ。この馬、私はずっと牝馬だと思っていましたわ。
 ただ、父ではなく母の方がブルドッグギャルというひどい(?)名前で、こちらからの連想でマッチョマンでしょうか。

 さらに2歳馬ですらない馬ですが、過去の馬でオトナノジジョウ(大人の事情)という名前が目に付きました。ネガティブな場面で使われる言葉で、本来なら良くないイメージの名前です。
 しかし、中央で2勝しており、成績はなかなか。地方を経た後、繁殖入り。牝馬なのです。また、この母はリャクダツアイでしたので、そこからの連想の名前ですかね。そうするとなんとなく納得のネーミングではあります。



■2023/04/26 珍名馬キイロノトマト、由来はまさかの宮沢賢治?

 キイロノトマトは、2022/11/20の新馬戦ではまだ目立たない存在。13番人気で10着でした。しかし、その後、5着、8着とより良い着順を記録した後、4戦目で13番人気3着と激走。フロックではなかったようで、5戦目も3着。6戦目にはついに1番人気となり、人気に応えて初勝利を上げています。
 タイトルで「珍名馬キイロノトマト」としたものの、珍名かどうかは異論ありますかね。私は珍名という判断。野菜や食べ物などの馬名はありますが、珍名と感じられることが多いですね。これが果物なら普通に感じられるのが不思議です。

 ところで、「黄色のトマト」で検索すると、真っ先に宮沢賢治さんの作品が出てきてびっくり。馬主さん(江川伸夫さん)は、ひょっとしたらこの宮沢賢治作品からとったのでは?と調べようと思ったのですが、血統を見ただけで確定と言って良さそうでした。
 何しろ母の名前が「カゼニモマケズ」。宮沢賢治さんで最も有名な作品のひとつです。

 母カゼニモマケズの父はパイロ、母はミココロです。また、キイロノトマト自身の父はインカンテーション(父父シニスターミニスター)。また、妹は マケズギライであり、こちらはカゼニモマケズの「マケズ」からの由来でしょうね。
 キイロノトマトは、牝馬であり、気の早い話ですが、キイロノトマトの子供がどういう名前になるかも楽しみになるネーミングでした。

 ちょっと短いので、最後にnetkeibaの掲示板での初期のコメントも紹介しておきます。やはり珍名といった反応がありますね。また、枠番の色やトマトにちなんだ、うまいコメントがいくつかありました。

 [2] Saka-9chanさん
5枠なら買い!
3枠なら買うな!

 [3] 宮ちゃんさん
ホントに5枠に入っちゃったよ

 [5] お先にどうぞ。さん
お洒落サラダてをも作る気?

[8] Saka-9chanさん
青いうちに買っておくか。配当つくし。

 [11] ビックマックさん
名前面白いな
https://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2020106156&page=8



2026年2月11日水曜日

ミヤビに同じ名前のミヤビが騎乗、新馬戦から武藤雅騎手騎乗で実現

■2022/09/05 ミヤビに同じ名前のミヤビが騎乗、新馬戦から武藤雅騎手騎乗で実現
■2019/08/03 「葉書の花」だとしっくり来ない…ハガキノハナはどういう意味?
■2020/02/18 昨年一番お世話になったのは武藤雅騎手!ありがとうございます


■2022/09/05 ミヤビに同じ名前のミヤビが騎乗、新馬戦から武藤雅騎手騎乗で実現

 前日に新馬戦をチェックしたときは気にしていなかったのですが、当日に2022年9月3日新潟の新馬戦出馬表を見てびっくり。ミヤビに騎乗しているのが武藤雅騎手でした。こうした「同じ名前」ネタはときどきありますが、今回は新馬戦から実現しています。
 しかも、こうしたネタでは、「冠名+騎手の名前」などの複合パターンが多いです。例えば、ミヤビのつく馬名では8,227万円を稼いだアドマイヤミヤビがいました。こちらはアドマイヤの馬ということもあり、武藤雅騎手の騎乗はありませんでしたが、複合パターンの方が一般的には多いです。今回のような「そのまんま」というのは比較的レアケースだと思います。
 ちなみにミヤビは、武藤雅騎手と性別は違って女の子です。というか、雅自体がそもそも女性っぽい名前ですよね。初めの頃は違和感がありました。前述のアドマイヤミヤビの方もやはり牝馬です。

 で、このミヤビのnetkeibaの掲示板を見ていたら、「モリアーナと同じ馬主という事は、馬名の由来はもしかして」というコメントがありました。気づきませんでしたわ。
 モリアーナは武藤雅騎手のお姉さんが命名した高橋文男さんの持ち馬で、厩舎は武藤雅騎手の父である武藤善則調教師のところ。ミヤビの場合、尾形和幸厩舎であり、武藤善則厩舎ではないのですが、やはりお姉さんが命名した可能性がある…と考えるのは、不自然ではなさそうです。

 ちなみにこのモリアーナは新馬戦4番人気ながら快勝して、次のコスモス賞(OP) を勝利している期待馬。ミヤビの方も新馬戦2番人気だったので期待していたら、マジで勝ってしまいました。
 私は今一番応援している騎手なのですが、武藤雅騎手は正直それほど勝利数が多い騎手ではなく、騎乗数も多くないです。逆に言えば、少ない騎乗でこのように結果を残したと言えるでしょう。また、高橋文男さんもそれほど勝利数が多い馬主さんではなく昨年の8勝が過去最高で、今年はこの2頭の3勝を含む4勝のみです。
 そう考えると、最近は武藤雅騎手も高橋文男さんも波に乗っている感じですね。

■2019/08/03 「葉書の花」だとしっくり来ない…ハガキノハナはどういう意味?

 最近の馬じゃないのですけど、どういう意味なのかなと気になってメモしていたハガキノハナという牝馬。彼女は何度も掲示板に載ったのですが、未勝利で地方に転籍しています。デビュー時は本杉芳郎さんが馬主。代表馬はベンチャーナインで唯一の5000万円以上となる7300万円稼いだ馬。2005年生まれの馬で正直聞いたことあるかな程度。あまり有名な馬はいないようです。

 さて、ハガキノハナという馬の名前について。ぱっと考えたのは「葉書の花」だったんですが、マジでそうでした。「お祝いの葉書きの花」が由来だとのこと。意味はわかるものの、馬の名前としては個人的にはしっくり来ませんでした。
 よく使われる表現なのかと思い、「葉書の花」で検索してみましたが、「喪中はがきによく使われる花」など、むしろ喪中での使用例が多くヒット。定着した表現というわけでもないみたいですね。たまたまもらったお祝いの葉書きにあった花がきれいで…みたいな理由なんでしょうか。そう考えると悪くない命名ですね。




■2020/02/18 昨年一番お世話になったのは武藤雅騎手!ありがとうございます

 2018年に1500円以上買った騎手は6人、1000円以上は13人。2019年はもっとたくさん買ったはず!と見てみると、1500円以上買った騎手は5人、1000円以上は6人とさらに悪化していました。
 その少ない騎手の中のランキングということになっちゃうのですけど、2位、3位はなんと回収率40%台。ただ、1位だけその10倍でなんと回収率400%超えというえらく極端なことになっていました。武藤雅騎手を追っかけて買いまくっていて、万馬券やそのレベルのを2回当てたんですよね、確か…。
<2019年回収率が高かった騎手>
1位    武藤雅    432%
2位    岩崎翼    46%
3位    O.マーフィー    42%
 2位、3位の二人も好きで追っかけていたのですけど、上記見てわかるようにボロクソでした。私の追っている騎手なら必ず儲かるということでは、残念ながらありません。
 あと、年間6位にあたる1100円買って回収率ゼロの蓑島靖典騎手は、好きじゃない騎手であるというだけでなく、そもそも誰それ?という。知らない騎手が6位という謎なことになっています。
 障害でそういやいたかなぁ?と検索すると、やはり障害主体ですね。今は買っていないためすっかり忘れていましたが、そういえば、障害を去年は盛んに買っていた時期があったんでした。平地でも私はあまり騎手の名前を見ずに買うことが多いので、そのときに買ってたんでしょうね。試しに私の騎手メモを検索したものの、全くヒットしません。障害の騎乗はメモしていないので、全部障害で買った馬券だったようです。

 続いて通算成績によるランキングも。5000円以上を対象とします。 該当は55人です。昨年までは連続して幸英明騎手がトップでした。

<通算回収率が高かった騎手>
1位    幸英明    262% 0
2位    石橋脩    199% NEW
3位    三浦皇成    177% -1
4位    松山弘平    163% -1
5位    武幸四郎    158% -1

 ここはあまり変動ないですね。貯金が大きい幸英明騎手がそのまま。他の騎手も基本は変動ないものの、石橋脩騎手が2位に来たので、みんな1つずつ下がりました。石橋脩騎手は去年から5000円以上だったのですけど、昨年は200円しか買わなかったのに、5,030円の配当があったためにジャンプアップしています。
 石橋脩騎手は印象の良い騎手で私のメモの点数評価も良くなっていました。3.18で143人中19位になっています。当たった馬券は、ヴィンカマヨールの新馬戦。狙ったわけではなく最後方からになってしまい、騎乗は特に良くも悪くもといった感じですが、うまくハマりました。10番人気1着で、単勝3830円、複勝1150円になっています。

 一方の回収率が低い騎手ですけど、未だに藤岡康太騎手が当たりません。昨年より400円増えた5900円買ってゼロです。藤岡兄弟は昔兄の方がダメと言われていましたが、私は最初から一貫して兄派。馬券相性も兄の方が良いようです。ただ、藤岡佑介騎手も49%で全然でしたけど…。

<通算回収率が低かった騎手>
1位    藤岡康太    0% 0
2位    鮫島良太    8% 0
3位    北村友一    20% 0
4位    安藤勝己    21% +1
5位    古川吉洋    22% NEW!

 昨年4位に初登場したM.デムーロ騎手が消えました。ただ、回収率23%の6位ですから相変わらず悪いですね。ミルコ・デムーロ騎手は昨年絶不調でしたが、馬券はそういう問題ではなく私の問題。今年はなんとかしたいです…。





2026年2月10日火曜日

競走中止を覚える競走馬 止まる・横に走る・障害を飛ばない・騎手を落とす

■2017/02/25「走るの、やーめた」途中で競馬をやめてしまう競走馬
■2013/5/26 素質馬スイートメドゥーサ、競走中止の方法を学習して競馬にならず
■ 2018/03/13 障害ない方が走りやすいじゃん!マテンロウハピネス、横道を見つける
■2009/3/23 コースからそれて直進、障害は飛ばないがロープは飛越しなお走った馬
■2019/03/14 鞍上を落とすことを覚えてしまったウインインペリアル
■2022/12/15 問題牝馬の子はPOGで狙い目?素質はあるのに過小評価の可能性
■2019/03/14 能力は高いのに…怖すぎて普通の騎手が乗ってくれない馬に?
■2019/04/09 まともなら強いのに…本気で走ってくれずレース後も疲れなし
■2019/12/25 まともなら快勝・圧勝なのに、たまにレースをやめる個性派G1馬
■2017/10/09 ムチ見て突然膨れて落馬・右往左往…ムチを入れられず、でも好走




■2017/02/25「走るの、やーめた」途中で競馬をやめてしまう競走馬

 たまに競馬をやめることを覚える競走馬がいますよね。セイウンカイヒメもそんな1頭。
 2017/02/25の 中山1R 3歳未勝利 ダ1800mに出走して、ゲートは出たもののピタリと止まってしまいました。
 最初、故障かとも思ったものの、騎手が激しくアクションを起こしても微動だにせず。故障うんぬんではなく、「立ち止まっている」という感じ。

 実況でも、「立ち止まっています」と言っていたので、掲示板ではそういった反応が。

[13] なたさん
「立ち止まっています」って・・・・・

[14] メンデルさん
立ち止まっています、、萌えますw

[15] ゲストさん
立ち止まったらあかんやん、

セイウンカイヒメの掲示板 | 競走馬データ - netkeiba.com
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2014104690

 中には怒っている人もいました。

[12] ヤマアキ2さん
いや金返せ

[18] 戸詐欺マジック全開だぁ笑さん
意味不明な競走中止
もっと詳しい説明しろ!!

 ただ、大部分はおもしろがっている感じ。購入したっぽい方でもそんな感じです。

[16] ダイワスカーレットさん
おもしれー(=´∀`)

[19] いわっさんさん
競走、嫌いなのかな、この子は。ある意味個性的で面白い

[20] もんたろーさん
スタートして立ち止まった!(笑)

[22] judeさん
あれ?何?みたいな感じじゃん、怒りより、笑いが

[21] さとはるさん
いってらっしゃい。気を付けてね感醸し出すの好き。

 私はこのレースで初めて見たのですが、戦績を見ると、2走前にも競走中止しています。
 そして、以下のようなコメントがありました。

[17] やすこさん
前々走の動画のデジャブ

 競馬をやめることを覚えたタイプかも。同じやめ方を繰り返す馬って、過去にもいました。

2018/03/06:セイウンカイヒメはこれで引退していました。また、過去にいた競馬の辞め方を覚えたという馬に関する、昔の投稿が見つかったので、以下に追加。




■2013/5/26 素質馬スイートメドゥーサ、競走中止の方法を学習して競馬にならず

 5月19日3回京都10日目7R 3歳500万下でゲートを出た途端に競走を止めていた馬がいて、何だ?と思いました。
 ゲートの左端で立ち上がっていててっきり外枠の馬だと思ったら、6枠11番。
 「えっ、瞬間移動?」と思ったので巻き戻してよく見ると、出た直後にほぼまっすぐ左に走っていき「いやいや」をしていました。
 落馬したようには見えませんでしたが、騎手のいうことを聞かないゾという感じで、結局競走中止となったようです。

 血統はアグネスタキオン・オークス馬ローブデコルテという超良血。
 期待されていたし、それに見合う内容だったのでしょう。新馬戦は1番人気。そして、見事に1着。
 続くりんどう賞も1番人気……でしたが、これが今回と同じく競走中止していました。

-----引用 ここから-----
[2041] ニュースリリーさん
りんどう賞のパトロールと見比べると、落馬した以外は
あのレースの動きをほぼ再現していますね。
非常に危険だし、残念だけどもう次を迎えないまま繁殖に上がるかもしれませんね。

母ちゃんがオークス勝った日だってのに・・・。

[2067] AkagiAnneさん
パトロールVがGCで流れましたが、
「ゲート横にいる人のところへ飛び込むと、レースを止めることが出来る」
ことを、馬が覚えてしまっているように見えます。

これは、根が深いかも。
http://db.netkeiba.com//?pid=horse_board&id=2010105865&thread=horse&page=5
-----引用 ここまで-----

 ちょっと掲示板のコメントが見つからなくなってしまいましたが、新馬戦の武豊騎手(今回は乗り替わりで浜中俊騎手)もゲートを心配するコメントをしていたようですので、もともと難がある馬だったようです。

-----引用 ここから-----
[2043] ラムダさん
こう思うとよく新馬戦勝てましたね・・・(苦笑)

 [2054] モティグリーンさん
今レース見たが……だめだこりゃ。
すでにおっしゃってる方もいますがよく新馬戦勝てたな。というかよく走れたなってレベル。
-----引用 ここまで-----

 なお、人の教え方が悪いとありましたが、実績ある松元茂樹厩舎とGI馬を多数輩出しているノースヒルズの馬ですし、それはないんじゃないかなと思います。
 真横に走るという大事故になりかねないかなり危ない癖ですので、もしかしたらこれが最後のレースになるかもしれませんね。

2018/03/06追記:やはりこれで引退でした。ただ良血ですし、産駒は期待できそうですね。 まだ産駒に勝馬がいないのですけど、注目していきたいです。


■ 2018/03/13 障害ない方が走りやすいじゃん!マテンロウハピネス、横道を見つける

 マテンロウハピネスは1600万下で4着だったにも関わらず、2018/03/11の障害戦で障害デビュー。戦績もあって、2番人気に押されます。
  最後の連続障害で外に出して前の集団をさあかわそう!というところで、そのまま外へ斜行して、飛越を拒否。トラブル多い障害競争だけど、ちょっと見ないパターンでびっくりしました。
 あっちに障害なくて、走りやすそうだ!と気づいてしまったのかも。掲示板でも「かわいいから許す」などとほのぼのしていました。

 で、てっきり競走中止だと思っていたら、なんと戻って飛越して最後までレースを終えたみたいですね。これまたびっくりしました!

真面目に飛び直すとか
この仔好きだわぁ~(笑)

 ちゃんと最後まで飛んでゴール
する姿に感動しました(;_;)
頑張りましたね☆
ファンになりました!これからも応援してます♪
(マテンロウハピネスの掲示板 | 競走馬データ - netkeiba.com より)
 http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2012102308

 「競走中止の方法を学習して競馬にならない競走馬たち」に追記したのですけど、以下のような解説も。

競馬だと集団で走るので飛越拒否はあまり見ないけど、拒否したままで帰ると馬が「逃げていいんだ」と覚えてしまうので、失格後も飛び直しをするのは馬術競技ではよくあること。
飛び直しをしっかりやった西谷騎手は立派だし、この馬も今後活躍してほしいと思います!

 ただ、平地でまだやれそうな馬ですし、平地に戻るかもしれませんね。
 あと、この子、オークス馬レディパステルの孫という良血なんですよ。かわいいので、近親をPOG指名したいです。(マテンロウハピネスは牡馬)




■2009/3/23 コースからそれて直進、障害は飛ばないがロープは飛越しなお走った馬

 障害って誰でもそうかもしれないですけど、あんまり好きな馬いないんです。でも、この日はお目当ての馬がいたのでレースを見ていました。
 別に有名な馬でもなんでもなく、センターザゴールドという馬。障害初挑戦です。ダートでめちゃくちゃ期待していた馬なんですけどねー。障害行くくらいなので、最近はダメダメでした。OPまで行けませんでしたわ…。

2009/3/21 阪神4R 障害未勝利

 このセンターザゴールドはいきなり出遅れ。まあ、障害なんで長いんですけど、跳ぶ前から離されます。そして、道中もずっと余裕を持って最後尾。それで最後は全然わからなかったんですけど、結果見たらブービーであり、最下位でなくてびっくり。1頭バテたみたいですね。

 そんな感じでセンターザゴールドは収穫無さそうだったんですけど、このレースで一気にファンを獲得したのがトロピカルガイという馬でした。
 1つ目の障害の後、先頭に立ったトロピカルガイ。その後は、ずっと離して逃げていました。平地は未勝利でしたが、障害転向後は5着、2着で今日も5番人気。当然期待されたのですが・・・。

 何を思ったのか、このトロピカルガイくん、左に曲がるところを真っ直ぐに進もうとします。ジョッキーが指示出しても無視。失速して止めようとしたので、最初故障かと思いましたわ。
 ジョッキーの止める指示にすら従わず、我が道を行くトロピカルガイ。向かう先では係員の人たちがロープを持って”行き止まり”にしていたんですが、そのロープすら”飛越(ひえつ)”してなおも直進…。
 よくわかんないけど、たぶん真っ直ぐないい子なんだと思います(騎手の言うことは聞かないけど)。

2023/03/23:ファンを獲得したトロピカルガイですが、結局、このまま引退。競走中止を覚えてしまう馬は、その後もレースにならないと思わせてしまうのか、引退してしまうケースも多いですね。




■2019/03/14 鞍上を落とすことを覚えてしまったウインインペリアル

 まだレースで競走中止にはなっていないのですけど、危なくてハラハラしている馬が今応援している馬の中に1頭います。この馬は全く有名ではない、ウインインペリアルという馬。
 ウインインペリアルはダイワメジャー産駒なので良い親なのですが、遅生まれで馬体が小さいという理由でリスクがあると判断され、1000万円という価格で募集された馬。他の種牡馬であってもクラブ馬ではかなり安い価格だった上に、ダイワメジャー産駒なのでなおさらお安い!という感じでした。

 ただ、その後判明したのは別の問題。めちゃくちゃ怖がりなんですよ、この子。他の馬のことも怖がるみたいなのですが、特にひどいのが砂。一度芝を使われたものの、全くキレないため不向き。しかし、向いているダートでは、砂が怖い!という八方塞がり。
 またがる騎手の評判はみなよく、勝ち上がれるレベルと褒められるのですが、「力を出せば」という条件付き。レースでは全く力を出すことができないでいました。
 それを変えたのは、パシュファイヤー。ブリンカーにプラスして、目に砂が入らないようにガードした馬具です。未勝利脱出できなくてヤバイ…という時期にこれをつけると、いきなり快勝してしまいました。やはり強かったのです。

 その後、長めの休みを経て復活へ。砂怖いの問題を解決して、バリバリ走るようになったか?というと、また問題が発生しました。砂も馬も相変わらず怖いものの、それ以上の問題が起きたのです。
 復活に向けた調教で 鞍上を振り落とし放馬してしまいました。これで復活戦が延期に。久しぶりにパシュファイヤーを着用を開始したのですが、これが逆効果だった可能性があるとのこと。余計に視界が見えにくい影響もあったのか、物見をして振り落とされてしまったといいます。
 さらにこれに味をしめたのか、翌週にも再び急ブレーキをかけて、鞍上を落とそうとします。このときは鞍上がなんとか踏みとどまったものの、その後再びブレーキをかけられてしまい、今度は耐え切れず落馬。「乗り手を振り落とそうという悪い癖がついてしまっています」と鮫島調教師はおっしゃっていました。


■2022/12/15 問題牝馬の子はPOGで狙い目?素質はあるのに過小評価の可能性

 止まる・横に走る・障害を飛ばない・騎手を落とす…といった問題馬たち。問題馬なのですが、どうも私は妙にこういうのが愛おしくて、POGではよくこれらの近親の馬を選んでいます。
 また、こうした問題馬たちは性格に問題があるがために現役時代に結果を出せず、素質はあるのに過小評価になっている…という可能性もあります。で、そうした問題牝馬の子が走った…という例があった気がしてこれを書き始めました。

 ところが、「子供が走った」と私が記憶したスイートメドゥーサの子は別に全然走っていません。スイートメドゥーサの場合、母はオークス馬ローブデコルテという超良血であり、活躍して良いのにさっぱりでした。
 今のところ、私が指名したエクロールが1勝しているのみ…というさんざんな結果。エクロールは新馬戦13番人気ながら2戦目で勝ち上がっており、意外性はあったものの、「POGで狙い目」というものではありません。私の勘違いだったようで、残念なことになってしまいました…。

アルゴス (牡 2015 鹿毛 ハードスパン)
ドラゴンスレイヤー (牡 2017 青鹿毛 キズナ)
エルニド (牡 2018 芦毛 キズナ)
エクロール (牝 2019 鹿毛 トランセンド) 1勝、中央現役
ラフィネクリール (牡 2020 芦毛 トランセンド) 中央現役

 良血のスイートメドゥーサですらこれですから、他はもうだめそうな気がしますが、他の問題牝馬セイウンカイヒメも一応見ておくことに…。
 すると、セイウンカイヒメは繁殖入りすらしていない…という残念なことになっていました。うーん、母チアズエンジェルは4勝しただけに残してほしかったですね。扱いづらさで嫌われたのか、他のトラブルがあったのか…。

 うちで他に出てきたマテンロウハピネスは牡馬、インインペリアルも牡馬。結局、「問題牝馬の子はPOGで狙い目」説を裏付ける話は全く見つからないという、企画倒れなことになってしまいました。本当残念です。


■2019/03/14 能力は高いのに…怖すぎて普通の騎手が乗ってくれない馬に?

 上で書いていたウインインペリアルの話ですが、その後、拍車(本番では使用禁止)をつけたことと癖馬を得意とするという理由で、高田騎手に乗ってもらうことになり、本番や復帰戦以降も彼が乗ることに。ただ、そもそも高田騎手以外は怖くて乗ってくれないんじゃないかという状態じゃないかと思います。
 こんな状態ですから完走してもらうだけで手一杯。さらに復帰2戦目では他の馬を気にして、何度も走るのをやめようとするといったことをしていたようです。
 復帰戦は全然真面目に走っていないのに6着、何度もやめようとしたのに復帰2戦目も8着。能力はやはり高いようなのですけど、それが出せません。競馬はこういうことありますね。

 同じウインでは一つ下でウインパーチェという馬も応援しているのですが、彼の場合は危なくはないものの、ただひたすら走ろうとしないという症状。現在大きく変わることを期待して放牧されていますが、即引退かと思うレベル。精神面でそもそもデビューできない馬も結構いるというので、こういう感じなのかもしれませんね。
 言葉の話せない動物は難しい…と思ったものの、よく考えてみると、恵まれた才能を持っていながらスランプに陥ったり、大成しないまま引退したりといったことは、スポーツ界ではよくあります。スポーツだけでなく、仕事でも職場環境が悪いなどすると、パフォーマンスが落ちることが知られています。人間もある程度同じかもしれません。


■2019/04/09 まともなら強いのに…本気で走ってくれずレース後も疲れなし

 上記のウインインペリアルが、4月7日に短期放牧明けで出走。もちろん鞍上は高田騎手なのですけど、 「今日もひどかったですね」という内容。最初に砂をかぶり、もう1コーナーの時点で戦意喪失。ハミが抜けてしまい、そこからは押しても動かなかったといいます。ゴールを過ぎても「フー」とも言わず、ケロッとしていたとのことで、どうも最初から最後までまともに走らなかった模様です。
 この走りでも15頭立ての11着であり、後ろに何頭かいます。大きくバテた馬や同じように精神的に問題がある馬もいるのでしょうけど、やはり能力はあるんじゃないかと。高田騎手も「力はある馬だけに歯痒いところ」としていました。
 あと、この馬には練習していた障害への転向を望んでいる人がいるみたいで、その人は負けて嬉しいみたいなコメントをしています。前述の通り、騎手を振り落とすことを繰り返していた時期があり、障害は怖すぎて心配です。ただ、いつまで経っても砂に慣れないというところだけ見ると、芝向きでない以上、障害しか活路はないのかもしれませんね。ウインも障害転向を再度検討するとしていました。

2019/12/25追記:その後のウインインペリアルですが、ついに障害デビュー。怖い馬ということもあり、えらく慎重に乗って上位とは離されたものの、騎手は期待のコメント。2戦目はもう少し本気で…のはずだったものの、今度は練習の飛び方がイマイチに。また気持ちの問題ではないかと言われて、とても障害には出せないということで、仕方なく芝へ。トラブルが本当に多い馬です。
 ところが、このレースでまさかの5着。しかも、不利でロスあっての5着です。13番人気でしたので予想外。 やはり気の悪さを感じさせたそうですけど、テン乗りの柴山雄一騎手がうまく乗ってくれました。
 その次は、重馬場を苦にして競馬にならず。とはいえ、同じくらいの人気の2頭とは大差で、5着についていく6着。やはり力はあります。勝てないまでもある程度稼げるかなと思ったのですけど、その後調教中に 回復には9ヶ月以上かかるとされる屈腱炎を発症し、ファンドは解散。売却されました。残念なことにになっています。
 弟のウイングレイテストは重賞に2着し、これからも活躍しそうな感じ。もともと前評判が違っていたため、ウインインペリアルもこれくらい走った…とは言いませんが、やはり能力はあったのかなという印象です。
 なお、回復には9ヶ月以上かかるという診断だったのに、買い取った馬主さんは地方ですぐ走らせて、砂を嫌うダートでも1番人気であっさり1着になっています。誤診だったのか、無理して走らせているのかは不明。心配です。



■2019/12/25 まともなら快勝・圧勝なのに、たまにレースをやめる個性派G1馬

 海外の馬なのですけど、超大物で競馬中に止まる馬が登場しました。パキスタン出身でパキスタンの冠名を用いるカーム・ディンさん所有のその名もパキスタンスターという香港の馬。G1のクイーンエリザベス2世Cを勝利しています。
 ただ、癖が多い個性派。ドイツ名門牧場出身で良血馬で8400万円で落札されて、厩舎もリーディング経験者。期待されていなかったわけではありませんが、波乱万丈なのです。
 まず、デビュー戦は なんとテレビ画面に映らない大きく離れた最後方。最終コーナーでもやっと集団に追いついたというところ。ところが、ここから大外を通って差し切ります。その上がり400mは当時のシャティン競馬場・芝1200m戦における最速記録となる21秒22でした。初戦からこれです。
 2 戦目(芝1400m)も最後方からの大外一気を鮮やかに決めて2 連勝。その後の香港ダービー、G1クイーンエリザベスⅡ世Cでも2着になります。
 しかし、2018年6月のG3プレミアプレートで、レース途中で自らストップ。一応、鞍上のJ.モレイラに促されて最終的にはゴールまでたどり着いたものの、4 着馬から遅れること
約1分の最下位5着となりました。単勝1.2倍だったので、買った人はきついですね。
 実はパキスタンスターは香港でセールに上場された際の調教供覧の前日に馬道で立ち止まって動かなくなったほか、調教供覧でも一旦は走るのを止めていたというからデビュー前から難しいところがあった模様。それがここに来て復活します。
  その後、パキスタンスターは出走停止処分を解除するために使った10月のバリアトライアル(実戦形式の調教)でも走るのを止めてしまい、12月の香港国際競走を断念。
 ただ、アメリカから「馬と話す男」の異名を持つモンティ・ロバーツを招くなどして、なんとか2019年2月のG1香港ゴールドC(4 着)で復帰。とはいえ、4月8日のG2チェアマンズトロフィー(4 着)で再び怪しい素振りを見せ、調教審査に。こちらのバリアトライアルでは審査をパスします。
 こんな状態で大丈夫なのか?といった感じですが、 本番のG1クイーンエリザベスⅡ世C(芝2000m)でG1制覇。しかも、タイムワープ、アルアイン、ダンビュライトといった先行勢が下位に終わる中、先行して後続を突き放したパキスタンスターの強さは際立つものがあったといいます。
 続いて向かった5月のG1香港チャンピオンズ&チャターC(芝2400m)も快勝。ついにまともに走れるようになったのかもしれない…といった感じでした。
(Our Pleasure 2018年10月号 Racing 360 秋山 響より)

 さて、パキスタンスターのその後の成績ですが、なんと1勝もしていないという予想外の事態に…。2018/2019シーズンは悪癖を見せなかったものの、精彩を欠いて未勝利に終わります。
  さらに、2019/2020シーズンでは悪癖も再発。2019年11月のジョッキークラブスプリントに出走したが発馬後100mほどで競走を拒否したため、またまた出走停止処分を受けることに。トラブルが多すぎて逆に好きになっちゃいますね。香港ではすごい人気の馬だそうです。
 なお、途中で香港での調教師も変わっていたのですけど、その後、ドバイへの移籍が報じられています。環境が変わって、復活できるでしょうかね?
 あと、香港らしくせん馬になっていますので、お子さんは見れず。種牡馬になったら、おもしろかったんですけどね…。




■2017/10/09 ムチ見て突然膨れて落馬・右往左往…ムチを入れられず、でも好走

2024/03/11;<2017年度・好きな2歳牝馬>ナンバーワン候補で書いていたミヤビフィオーラの話をまともに追うことができない馬の関係で、こちらに転載します。

<2017年度・好きな    2歳牝馬>
ミヤビフィオーラ
   マンハッタンカフェ産駒。特段近親に好きな馬がいたわけではないんですが、POG不人気の割に良さそうだったので、力入れていないPOGで指名していた馬。私としては珍しい指名の仕方です。
 新馬戦は、津村騎手。ポーンと素晴らしいスタート。ハナは争わなかったが、先行は確保できます。直線伸びそうで「強いぞ!こいつは正解だった!」と思ったら、外に逃げるように膨れて落馬。掲示板見ると、ムチを嫌がったのではないかとのこと。ここから受難が始まります。
 2戦目は乗り替わりで大野騎手。一転して行き足つかず後方競馬。直線は外に膨れたり、中に斜行したりでまともに追えず、追うのを諦めた感じ。なぜこの状態で出走させたのか?というひどい乗り方。騎手ではなく厩舎が悪いんだけどね。競馬にならなかったです。

 その後はやっと間隔を開けて、2ヶ月経った後。鞍上もベテランのウチパクだし、わざわざ有名騎手乗せるなら、陣営もやる気あるのでは?と思います。ところが、最初から抑えてまた後方から。最後も全くムチ入れず持ったままで、とりあえずレースを覚えさせた感じでした。
 これに対して、掲示板では非難轟。競馬に出る以上、好走を期待して買う人がいるので気持ちはわかるのですが、私としては馬の癖が強すぎてしゃーないかな?と思いました。とはいえ、前走の感想でそう書いたように、本来競馬できるようにしてから実戦だろうなと、今読み直していて考え直しました。

 続けて次も内田博幸騎手。そろそろまともに乗るだろうと思ったのですが、また前走と同じような感じ。一応意図して下げたわけではないと思うんだけど、ゆったり後ろから。結局、今日も鞭入れなかった。ただ、それでも6着まで伸びており、やはり強い。今日の手応えで追わないのだなら、まだ実践での調教続けそうな感じ。毎度私は買ってるんだけど、馬券は買いづらいですね。ウチパクが乗ってる・乗らせているということは、陣営に力入れているということだとは思うのだけど…。
 ちなみにこのレースで勝った2番人気のハウナニは、新馬戦でウチパクが乗った馬。単に先約の関係かもしれないんですが、有力馬を差し置いてミヤビフィオーラを選んだ可能性も。上記の通りダメな娘なのだけど、なんか逆に思い入れが出てきました。気が早い話だが、牝馬なので将来は子供をPOG指名したい。近親は今年から可能なので、探してみようと思います。

 最初の近親に好きな馬はいないと言ったんですが、改めて確認。祖母はG2勝利のあるシスティーナという馬だが、1989年生まれで競馬を見ていない時期なので知らないです。近親はあまり走っていないが、やや遠くに、全日本2歳優駿(G1)、兵庫ジュニアグランプ(G3)、クラスターC(G3)のプライドキムがいました。(2017/10/09)



2026年2月9日月曜日

きさらぎ賞・京成杯・シンザン記念はいらない?少頭数になる理由

■2023/02/04 きさらぎ賞・京成杯・シンザン記念はいらない?少頭数になる理由
■2013/8/31 6頭立ての新馬戦に2頭出しで掲示板確保という賢い作戦!
■2013/3/22 タイセイマテンロウ2年2ヶ月ぶりに復帰 1勝馬で特に戦績も優れず
■2018/03/06 2年間待って復帰のタイセイマテンロウ、次走で勝利していた!
 



■2023/02/04 きさらぎ賞・京成杯・シンザン記念はいらない?少頭数になる理由

 ”6頭立ての新馬戦に2頭出しで掲示板確保という賢い作戦!”という話を書いていたページをもう少し長くしようと、2頭出し・3頭出しで何か…と思いましたが、おもしろい話が見つからず。
 そこで、少頭数の方に関する話を何か…と探し直して、<3歳重賞がずっと少頭数なのは、2歳戦の番組の大きな変化が理由か>(23/2/2(木) 17:00配信 日刊ゲンダイDIGITAL)という記事を発見。もともと書いていた話と系統が違いますが、良い話が全然見つからなかったので、しゃーないですね。

<今週の東西で行われる重賞は東京新聞杯がフルゲート16頭を超える19頭の登録があったが、きさらぎ賞はわずか10頭。最終的には8頭立てとなった。
 特に最近は3歳の特別戦、重賞の頭数が少ない。
 先週、土曜東京のクロッカスSは10頭、土曜中京の白梅賞は7頭立てだったし、日曜東京のセントポーリア賞は8頭、日曜小倉のくすのき賞は14頭だったが、これもフルゲートに達していない。
 重賞でも、今年はシンザン記念が7頭、京成杯が9頭立て。今年、1勝クラス、重賞はすでに24鞍行われたが、フルゲートに達したのは中山の黒竹賞(勝ったのはミトノオー)、GⅢフェアリーS(同キタウイング)のみ。関西エリアはすべてフルゲート割れである>
https://news.yahoo.co.jp/articles/848d1bd188177e8643a403d9f5d173c576a02bf5

 若駒Sは12年から12年連続で、9頭以下で、最近少頭数になったわけではありません。ただし、<京成杯が1ケタ頭数だったのは8頭立てだった94年以来。シンザン記念も9頭立てだった06年以来>とのことで、ここらへんは近年変化した点のようです。
 この理由が、タイトルの<3歳重賞がずっと少頭数なのは、2歳戦の番組の大きな変化が理由か>なのですが、このタイトルだとわかりづらいですね。要するに「2歳戦の増加」と「早めに使って賞金を稼いでおく」という2つのトレンドが最も大きな理由ではないかという話でした。

<今から33年前の1990年、2歳戦の数は401。この年、初めて400を超えた。04年には507となり、初の500超え。さらに12年には607まで増加。昨年は650レースも行われた。
 つまり、以前よりも前倒しで使い、それらが厳寒期を避ければ、少頭数が多くなるのは必然>

 また、3歳戦もレース数が多くなっているようです。この週と翌週で、<3歳1勝クラス、もしくは重賞が14鞍>ということで、これでは分散して少頭数となるのは致し方ありません。
 2歳戦重視…というのは、JRAの最近一貫した方針。このため、「少頭数の2歳戦より出れなくて困る未勝利を増やしてよ!」という馬主の声も出ていました。ただ、「レベルが低い未勝利より、レベルが高い上のレースを増やしたい」というのもJRAの一貫した傾向。また、未勝利の終了が年々早くなってきているのも、同様の理由がありそうです。

 ヤフーニュースのコメント欄を見てみると、10個しかありませんでした。こういうときはコメントが洗練されていないものです。
 1番人気は以下のようなコメントで、上記の話を真っ向否定するもの。ただ、現実に2歳レースが増えていて、2歳新馬戦も昔よりスタートが早くなっていて、「早く使う傾向が増えている」というトレンドと全く違う理解で、ん?と思いました。2番人気のコメントは普通にこの傾向を指摘しており、逆になっています。

<理由は全く違う。
育成方法がかなり変わり、デビューが秋以降が当たり前になってきたからだ。
なんなら今の時期の新馬戦も多くなってきた。
一方で早生まれの馬も多くなってきているのだが、なかなかデビューまでこぎつけられなかったりする。
若い馬に無理に競馬を教えやらせても、今どきはなかなかうまくいかない。
馬体重平均も増える中で、身体の使い方がバラバラなままやらせたら、事故になるばかりか、他馬やレース自体の運営を著しく妨げる事態となる。
というわけで、当然の流れであるし、
個人的には未勝利開催期日をそれに合わせてもう少し延ばしても良いのではと思ってしまう>

<なぜ2歳戦が増えてきてるのか。
1番の理由が3歳未勝利戦がどんどん減っている事だと思ってます。
自分が競馬を始めた頃、3歳未勝利戦は、秋の福島開催まであった。
それが減って秋競馬最初の9月いっぱいになり、今は、夏競馬終了後までになった。
3歳未勝利戦が無くなった分を、2歳戦に切り替えていったからレースが増えていった理由>
 



■2013/8/31 6頭立ての新馬戦に2頭出しで掲示板確保という賢い作戦!

 2013年7月6日 2回函館1日目 サラ系2歳新馬
6 R    2歳新馬    ダ右1000m
http://db.netkeiba.com/race/201302020106/

 6頭立てなのに2頭が同じ畠山重則厩舎。しかも、馬主さんもおんなじでミルファームでした。
 で、人気していなかったのね、これが……。
プレッシャーリッジ 11.6倍 4番人気 ルックアラウンド 63.0倍 6番人気(最低人気)

 こうなると、勝てそうにないから頭数の少ない今のうちに……ってことかと思っちゃいますが、
プレッシャーリッジ 4番人気3着 ルックアラウンド 6番人気(最低人気)5着(ブービー)
 2頭とも見事に掲示板! しかも、プレッシャーリッジの方は2戦目で勝ち上がっています。こちらは無理して使ったわけではないようです。

 ただ、ルックアラウンドの方は初戦で1頭交わす5着だった後は、9頭立て9番人気9着、8頭立て8番人気8着ということで連続最下位。
 こちらは6頭立てでの出走が貴重な貴重な掲示板ということになるかもしれません。

2018/12/09追記: ルックアラウンドはその後1戦しただけで地方へ。地方でも十数戦して3着が一度のみ。賞金はなんと2万円です。新馬戦の5着は70万円でしたので、貴重でしたね。
  一方、勝ち上がったプレッシャーリッジはその後1走もせずに引退しています。しかも、引退したのは3年後だとの情報。トラブルがあり、長く復帰を模索していたのかもしれません。


■2013/3/22 タイセイマテンロウ2年2ヶ月ぶりに復帰 1勝馬で特に戦績も優れず

 特に目立って戦績が良かったわけではありません。

-----引用 ここから-----
日付    開催    R    レース名    頭    倍    番人気    着    騎手    距離    馬場    タイム    着差    馬体重
2010/8/1    2新潟6    6R    2歳新馬    17頭    7.7倍    4番人気    5着    石橋脩    芝1600    良    01:37.7    着差0.2    468(0)
2010/8/22    3新潟4    1R    2歳未勝利    18頭    9.5倍    4番人気    1着    柴田善臣    芝1600    良    01:35.2    着差-0.5    472(+4)
http://db.netkeiba.com/horse/2008100091/
-----引用 ここまで-----

 2戦目で勝ち上がって、500万条件もそこそこというところ。

-----引用 ここから-----
日付    開催    R    レース名    頭    倍    番人気    着    騎手    距離    馬場    タイム    着差    馬体重
2010/11/6    5東京1    9R    百日草特別(500万下)    10頭    18.8倍    6番人気    5着    北村宏司    芝1800    良    01:48.7    着差1.3    480(+8)
2010/11/28    5東京8    7R    ベゴニア賞(500万下)    14頭    17.5倍    6番人気    8着    後藤浩輝    芝1600    良    01:36.2    着差1.4    472(-8)
-----引用 ここまで-----

 この後出走が途絶えます。
 ところが、ここからまさかの復帰。

-----引用 ここから-----
日付    開催    R    レース名    頭    倍    番人気    着    騎手    距離    馬場    タイム    着差    馬体重
2013/1/21    1中山5    7R    4歳上500万下    16頭    63.9倍    11番人気    16着    柴田善臣    ダ1200    稍    01:19.2    着差7.4    494(+22)
2013/3/17    2中京4    9R    4歳上500万下    16頭    79倍    14番人気    7着    横山和生    ダ1200    良    01:13.3    着差1.9    482(-12)
-----引用 ここまで-----

 実に2年2ヶ月ぶり。
 期待馬であるならともかく、何の実績もない馬でこれだけ待つというのはなかなかできません。
 ゲームならそれでもいいでしょうけど、現実はお金がかかりますからね。実績馬であってもこれだけ長い期間のロスを取り返すのは難しく、さっさと引退してしまった方がお金の面では良いのです。
 近親を見ても兄弟くらいのところは全然。もうちょっと探すと、スマートギアなどがいますがその程度。

 馬主さんの名前を見ると、田中成奉さんという方。タイセイレジェンド、タイセイアトムなどタイセイの冠名の馬主さんですね。
 持ち馬は豊富なので、「折角持てた競走馬だし、損してでももう一度走るところを見たい」という感じでもありません。
 損益度外視して、気長に楽しんでいらっしゃるんですかね。


 ■2018/03/06 2年間待って復帰のタイセイマテンロウ、次走で勝利していた!

 今確認したら、これを書いた次のレース医王寺特別(500万下)を6番人気1着で勝利。マジか!? 関係者の方見る目ありましたね。
 その後、昇級後は翌年まで4戦して掲示板に載れず引退。ただ、1勝できたのですから大したものです。


 現実的な話すると、収支はどうだったんでしょうね? 牧場にいるときなら、1ヶ月30~40万円くらいが平均かな? 安く見積もって30万なら2年で720万円。500万条件が特別戦で、賞金925.5万円。見事にもとが取れました。ただ、40万だと960万円でトントンです。

 また、その後は賞金なしで引退まで。これを1ヶ月30万なら、41ヶ月で1230万円で赤字。40万でももちろん赤字ですし、移動あるときや厩舎に預けている間は倍くらいかかるでしょう。全体としてはだいぶマイナスに。
 しょんぼりしちゃう話になってしまいました。
 

2026年2月7日土曜日

2代目アクティブバイオ、アクティブなバイオがバイオしてしまう

■2020/07/29 サンデーサイレンスの子供のアルビレオとひ孫のアルビレオ
■2021/07/09 2代目アクティブバイオ、アクティブなバイオがバイオしてしまう 

■2020/07/29 サンデーサイレンスの子供のアルビレオとひ孫のアルビレオ

 アルビレオというと、2000年生まれのサンデーサイレンス産駒のアルビレオが有名。母はスワンプリンセス、母父Nureyevで05'岡部幸雄騎手引退記念(OP)などを6勝。2億837万円も稼ぎました。
  血統に名前が残っていなくて時間が経過するなどすれば、以前と同じ馬名でも登録が許されることがあります。その後、2018年生まれでリーチザクラウン産駒でアルビレオという馬が登場しました。父リーチザクラウンですので、サンデーサイレンスのひ孫ですね。サンデーサイレンスの3x3のクロスがあります。母系は先代のアルビレオとは特に近くないようです。
 同じ馬主が再挑戦ってのも結構ありますが、前回はサンデーレーシング、今回は個人馬主の山内晃さんということで全然違います。今回は母がデネブ。これははくちょう座のはくちょう座α星で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つです。アルビレオもはくちょう座の恒星で、3等星で二重星のはくちょう座β星の通称ですので、そうした連想でしょう。前回も母がスワンプリンセスでしたから、やはり白鳥からの連想だと思われます。

 このアルビレオという名前、実際には3回めなのですが、ネット競馬の掲示板では 「2代目、そろそろ2代目で走る馬が出てくるか注目」というコメントが出ていました。
■2021/07/09 2代目アクティブバイオ、アクティブなバイオがバイオしてしまう

 長くやっている馬主では、2頭目、3頭目と同じ馬名を使うことは結構あります。特に長くやっているだけでなく、冠名を使っている馬主の場合に多い印象。レパートリーが少なくなりやすいですからね。
 出馬表を見ていて名前に驚いてしまった馬主バイオのアクティブバイオもそんな1頭ですが、初代の掲示板によると、亡くなった途端に即次を登録…ということでちょっと珍しいパターンかもしれません。

<亡くなってすぐ、今年の2歳馬に同名馬が
馬主さんも思い入れ強いんだろうね>

<昨年の9月に亡くなりましたね。
この時期は、コロナの真っ盛りでとても旅行などは行けず、悲しい思いをしていました>

 初代アクティブバイオは、1997年生まれ。父オペラハウス、母ロイヤルバイオ、母父シンボリルドルフで、日経賞(G2)やアルゼンチン共和国杯(G2) を勝利し、獲得賞金は2億9,730万円でした。
 2代目は2019年生まれで生まれたときは初代はまだ健在。父キズナというのがまた思い入れを感じさせて良いですね。母ヒカルトキメキ、母父クロフネで、血統的には特に初代とは近くなさそうです。

 さて、2代目ですが、新馬戦は14頭中10番人気で全く人気がなく、着順も12着。間違えてなのか、敢えてなのか、おじいさんになって亡くなった初代の方の掲示板に「馬が子供すぎる。まだまだこれからよ。」といったコメントがついています。
 また、2代目アクティブバイオくんの掲示板は別な話題で大盛り上がり。「ボッキンキン」「ご立派ァ!」「いけると思ったらギンギンやないか」「買ってしまったがオッキがおさまらんのが不安(笑」といったコメントの他、馬名のアクティブバイオにちなんだコメントも多数見られました。何かと話題がある馬ですね。

「アクティブなムスコさんですね( ^ω^ )」
「アクティブ過ぎる」
「アクティブなモノが出ちゃってる」
「アクティブなバイオがバイオしてる」

2026年2月6日金曜日

日本向きと思えない種牡馬ケープブランコ、なぜ輸入?

■2018/09/18 日本向きと思えない種牡馬ケープブランコ、なぜ輸入?
■2023/03/15 ケープブランコ、あっという間に種付け頭数が減って青森に回される


■2018/09/18 日本向きと思えない種牡馬ケープブランコ、なぜ輸入?

 このタイミングだともうすでに後出しジャンケンっぽいのですけど、ケープブランコの父の名前を見て、なんでこんな馬を輸入したのか?と思いました。
 父ガリレオ、父父サドラーズウェルズというのは、欧州では最高。ただ、同時に2代続けて日本向きではないといった馬たちでもあります。同じガリレオが父のフランケル産駒が私の予想に反して走っているとはいえ、懐疑的になってしまう血統です。
  これで期待の種牡馬じゃなくお買い得だったので購入してみただけ…ってというならわかるのですけど、そうでもなさげ。以下のように書いている記事が見つかりました。

・日本軽種馬協会が導入し、昨年から静内種馬場で供用されている期待の種牡馬。
・日本初供用となった昨年は、JBBAスタリオンの中では最多となる132頭に種付け。
・ケープブランコに対する生産地の期待は計り知れず、産駒の出来を確認して再度配合申し込みをした生産者、2月15日の種牡馬展示会でケープブランコの状態を確認して配合申し込みをした生産者もいたという。
(ケープブランコの日本初産駒が誕生 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所 2016年02月17日より)

 「ガリレオの日本初後継」ともあったんですけど、ガリレオの産駒が導入されていなかったのは、やはり日本と合わないと見られていたからじゃないかと…。
 ちなみにケープブランコの現役時代の競走成績そのものは文句無しで良いです。3歳時は愛ダービー(G1)と愛チャンピオンS(G1)に優勝。4歳時は米国へ渡りマンノウォーS(G1)、アーリントンミリオンS(G1)、ジョーハーシュ・ターフクラシック招待S(G1)とG1 3連勝を飾り、2011年米芝牡馬チャンピオンに選出されたというものすごい成績。
 ただ、そのものすごい成績の馬をなぜアメリカが手放したのか?という話でもあります。当初はアメリカで種牡馬入りしていました。
  で、掲示板を見ると、実際、成績が悪かったようです。これまたなぜそんなに期待して輸入?という話になりますね。

  [21] かふぇ~さん
初年度アメリカで200頭以上繁殖を集めて相当数の産駒がいるはずなのデスが初年度が3歳になった現時点で悲惨な状況
2世代目種牡馬では出走頭数は全体で2番めの71頭なのに勝ち馬頭数が8頭、ステークス勝ち馬0で順位が21位という完全な失敗デス
2年目以降巻き返せるかなんデスガ、あまりに産駒の出来が悪いので日本に輸出したとかだったら嫌デスネ
2016/5/9 23:36

[28] かふぇ~さん
さて21の書き込みから1年以上たちました その後産駒は目立った動きも見せず残念ながら海外では完全な失敗に終わりました(と思います、今後があるので念のため)
 そもそもケープブランコ自身に種牡馬の才能がないとしか言えないほど悲惨な状況で
重賞勝ち馬は0、入着級がいるかどうかわかりません
 ステークス勝ち馬は産駒の頭数が頭数なのでいるのでしょうが、そこまで労力を費やせないのでよくわかりません
 判断がシビアなアメリカでの供用であり、初年度産駒が走り出す前に放り出されるというのは恐らく生まれた子馬たちの評判があまりにひどかったからなのかもしれません
 そういった評価を下された種牡馬が日本で成功するとは考えるのは無理があると思います
2017/10/13 23:00
(ケープブランコの掲示板 | 競走馬データ - netkeiba.comより)

 ケープブランコを管理する静内種馬場の中西信吾場長は「欧州のG1だけでなく米国でも芝のG1を勝っていますから、日本の芝でも合うと思い導入しました」と理由を説明。
 さらに「すでにデビューしている海外での産駒は距離が伸びて良い成績を収めています」としており、後から良くなる可能性はあるものの、個人的にはほとんど期待できないと思いました。


■2023/03/15 ケープブランコ、あっという間に種付け頭数が減って青森に回される

 種牡馬の導入失敗はよくあることとは言え、日本が海外から高値を出して買ってくる馬はバブル時代からを含めて、本当ど派手な失敗が多いというイメージがあります。身のあるお金の使い方ができない民族なんでしょうか。
 その後のケープブランコですが、日本供用初年度にJBBAスタリオンの中では最多となる132頭に種付けという期待から見ると失敗どころか、普通に大失敗というレベル。再売却や種牡馬引退とはなっていないものの、日本軽種馬協会の花形である静内種馬場からはすでに移動済み。青森や九州に出されており、失敗を認めている形です。

<アメリカのほか、シャトル種牡馬としてニュージーランドでも繋養された。2014年10月、日本軽種馬協会によって購買され、2015年シーズンから同協会の静内種馬場で供用すると発表された[1]。2021年からは同協会の七戸種馬場で種牡馬生活を送ることになった。
 2023年より同協会の九州種馬場で繋養されている>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B3

 以下に引用した種付け頭数の減少も素直に失敗を物語っています。なお、2021年に少し復活しているように見えるのは、評価が見直されたのではなく、前述の青森移転の関係だと思われます。

種付年度    種付頭数
2015    132
2016    47
2017    26
2018    32
2019    17
2020    9
2021    31
2022    23

 Wikipediaによると、意外なことに中央重賞勝ち馬がいました。ランスオブプラーナ(2019年毎日杯)です。ただ、北海道外に出されているように期待に応えられなかったのは明らか。CPI=1.04に対して、AEI=0.44という壊滅的な走らなさです。
 1億円ホースは1頭だけいて、上記のランスオブプラーナ(2019年毎日杯)とは別の馬ですね。主な勝鞍が21'BSイレブン賞(3勝クラス)のドウドウキリシマ。現役ですので、まだまだ賞金を加算するチャンスはありそうです。現在のベスト5は以下の通りでした。

馬名    性別    成年    獲得賞金’(万円)
ドウドウキリシマ    牡    2016    10,033
ランスオブプラーナ    牡    2016    7,707
アイブランコ    牡    2017    6,715
オクラホマ    牡    2014    4,250
チビラーサン    牝    2016    3,353




2026年2月5日木曜日

馬が良いだけ?天才調教師マイケル・ディッキンソンの挫折

■2019/07/24 若き天才調教師マイケル・ディッキンソン、障害で大記録を連発
■2019/07/24 馬が良いだけ?天才調教師マイケル・ディッキンソンの挫折
■2019/07/24 競馬に酸素トレーニングがないって変じゃない?天才の発想
■2023/01/05 調教師復帰のマイケル・ディッキンソン氏の続報が全くない!?


■2019/07/24 若き天才調教師マイケル・ディッキンソン、障害で大記録を連発

 Our Pleasure2015年11月号Racing 360(秋山 響)は、現役調教師として復帰すると発表した「マッド・ジーニアス(狂気の天才)」の異名をとったマイケル・ディッキンソン(65歳)の話でした。
  父も祖父も母も調教師という家で育ったディッキンソンは、最初、障害の騎手としてデビュー。イギリスのアマチュア障害騎手チャンピオンになり、プロとしても10年ほどキャリアを積みました。
 
 でも、本当にすごかったのは、障害の調教師に転向してからです。1981/82年から3シーズン連続でイギリスの障教師チャンピオンに。
 特に衝撃的だったのは1983年で、平地で言うと凱旋門賞かそれ以上とされる格のG1チェルトナムゴールドCで1着から5着までを独占。また、2012年には1日12勝という大記録もつくっています。このときまだ32歳だったそうです。




■2019/07/24 馬が良いだけ?天才調教師マイケル・ディッキンソンの挫折
 
  次に、クールモアグループを立ち上げたひとりであるロバート・サングスターに請われて、平地の調教師へと転向。障害で成功して平地に転向、しかも、クールモアというのは、現在成功しているエイダン・オブライエン調教師と同じですね。
 しかし、現在クールモアの中心が別の人であることでわかるように、ここで失敗しました。若駒の調教に苦戦すると、サングスターのバックアップを失い厩舎は低迷。1987年には新天地を求めてアメリカへと渡ることになったそうです。
 
 好成績を出す調教師に対し、「馬が良いだけ」といった批判が出ることがあります。ひょっとしたら彼もそういった批判が出たかもしれません。
 ただし、紛れもない天才だったことは、アメリカで証明されました。 96年のG1BCマイルを制した後で脚部不安を発症して長期休養という難しい状況だったダホスを見事に立て直して、6歳となった2年後の98年G1BCマイルで劇的な復活勝利を遂げます。
 
 このときの調教がまた天才的で、脚元に不安を抱えるダホスに、自前で作り上げたタペタという素材を使った馬場で調教しました。後にオールウェザーの代表格となるあの「タペタ」です。
 また、大一番のわずかひと月ほど前にバージニア州のコロニアルダウンズ競馬場というマイナーな競馬場で一般戦を叩いて本番へ向かうという臨戦過程も異例だったといいます。
 
 クールモアでの失敗は結局、後から考えると、2歳戦向きとはいえない馬と、あまり成功できなかったクールモア供用種牡馬の産駒が多かったということだったみたいですね。馬が良いだけどころか、馬が悪いだけだったようです。クールモアは早合点で、天才調教師を失ってしまいました。




■2019/07/24 競馬に酸素トレーニングがないって変じゃない?天才の発想

 引退後は、先に出たタペタの普及をやっていたそうですが、一区切りということで調教師への復帰のようです。ただ、天才的だと感じるのは、新しいアイデアを試したいというのもあるため。ひょっとしたらこっちがメインかもしれません。
 
 アイデアの一つが、「High Altitude Stables」で、直訳すれば高地厩舎というシステム。陸上でいうところの高地トレーニングをやろうとするものと思われます。ただ、当時も使っていたタペタファームへの復帰ですから、たぶん実際には高地ではないのでしょう。
   本人は「高地だけでなく、どんな環境でもシミュレートできる」と説明。実際に高地に厩舎があるというわけではないということと考え合わせると、おそらく酸素量などを調整するシステムなんじゃないかと。関連しそうな取り入れた酸素をより有効活用させる「Broncho Delivery   System」といった独自に開発したシステムもあるとされていました。
 
 他のアイデアとしては、 調子の良し悪しを判断する「Biomechanical Analyzer」といったものも語っていたそうな。これは直訳がなかったんで私が直訳すると、生体力学的分析装置といったもの。生体力学の知見を取り入れてやろうってことでしょうね。
 競馬は極めて多額のお金が動くところであるにも関わらず、迷信などの非科学的な慣習が多く残っているという不思議な分野ですので、こういうアイデアを持つ人は応援したくなります。




■2023/01/05 調教師復帰のマイケル・ディッキンソン氏の続報が全くない!?

 その後、調教師に復帰したマイケル・ディッキンソンさんはどうなったかな?と検索したのですが、全く情報がありません。日本語情報がなかったので、英語の「michael dickinson horse trainer」でも検索。英語版のWikipediaが出てきたものの、こちらは復帰の話すらなく引退で終わっていました。「調教師に復帰する」と語ったものの、実際には復帰しなかったのかもしれません。

<On 13 November 2007, Michael Dickinson announced that he would not apply for a trainer's licence in 2008, in order to devote his time to his business of synthetic racetrack surfacing known as Tapeta Footings.>
https://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Dickinson_(horseman)

機械翻訳
<2007年11月13日、マイケル・ディキンソンは、タペタフッティングとして知られる合成競馬場の表面仕上げのビジネスに専念するために、2008年にトレーナーのライセンスを申請しないと発表しました>



2026年2月4日水曜日

力を出し切ったのに新馬戦14秒差大敗の馬がまさかの大変身!

■2023/03/15 競馬コラムサイト注目のウインの馬、ツッコみたくなるレベルで大ハズレ
■2025/02/10 力を出し切ったのに新馬戦14秒差大敗の馬がまさかの大変身!



■2023/03/15 競馬コラムサイト注目のウインの馬、ツッコみたくなるレベルで大ハズレ

 ウイン関係の話ということでここに追記。ウインレーシングクラブの2022年デビュー世代、どこらへんが注目だったのかな?と検索。<[POG2022-2023]注目馬紹介~一口クラブ・ウインレーシング編~ | 競馬コラム&ニュース「ウマフリ」>(2022年6月10日)というものが出てきました。
 作者は、名馬紹介・2歳馬紹介・インタビューなどを担当しているというフリーライターの横山オウキさん。以下のあたりが注目となっていました。

ウインジュルネ
ウインルーティン
ウインネモフィラ
ウインオーディン
ウインフランシーズ
ウインエレナ
ウインフィエルテ

 この中では、ウインオーディンやウインルーティンが当たり。以下のように、2023/03/15時点でのウインの賞金ランキングのワンツーです。これは見事。めちゃくちゃ素晴らしいです!

馬名    性    父    総賞金(万円)
ウインオーディン    牡    エピファネイア    2,201.00
ウインルーティン    牡    ゴールドシップ    1,040.00
ウインスノーライト    牡    エイシンヒカリ    800
ウインエタンセル    牡    ビーチパトロール    650
ウインエーデル    牝    リオンディーズ    628

 このように素晴らしい相馬眼であり、ケチを付けるのは申し訳ないのですが、どうしてもツッコみたくなってしまうのは、ウインネモフィラ(父ゴールドシップ)がオススメに入っていたことでした。
 ウインネモフィラは新馬戦で、同じウインレーシングクラブのウインプリームスとともに2頭だけ規格外の弱さを見せた馬なんですよ。ちょっと考えられないほど2頭だけ離れて最下位争い。2頭ともタイムが異常で、1着とは14秒差。15着とも大差で9秒もの差があります。同じクラブの馬が2頭仲良くここまで負けるってちょっと記憶にありませんね…。

2023/01/08     1中山     3歳新馬     芝2000
着順 馬名    タイム    着差
1    オルソビアンコ    02:03.1   
15    ナビー    02:05.7    3.1/2
16    ウインネモフィラ    02:17.4    大
17    ウインプリームス    02:17.9    3

 しかも、以下の公式コメントによると、このひどいレース結果ですらもウインネモフィラとしては頑張って走れていたとのことですから、相当やばいですね。育成時からずっと身体が弱すぎる馬で順調であれば違う結果だった可能性があるものの、現実に出ている結果的には、大ハズレだったようです。

<奥平調教師は「レース後はかなりぐったりとしていてカイバも食べなかったようです。普通であれば走っていないというレベルの内容でしたが、この馬としてはしっかりと走っての結果ということでした。乗った者みんな背中は褒めるのですが、現時点での体力不足は明らかですし、すぐに変わることは難しそうです」と話していました>


■2025/02/10 力を出し切ったのに新馬戦14秒差大敗の馬がまさかの大変身!

 新馬戦でウインレーシングクラブの2頭だけ規格外の弱さを見せていたうちの1頭ウインネモフィラは、実を言うと、私も戦前は期待していた馬。なので、新馬戦も見ていたんですよね。
 ウインネモフィラに関しては、頑張って走って14秒差の大敗。力を出しきれなくての大敗ではないため、その後も惨敗だろうと諦めていました。実際、2戦目も18頭立て16番人気16着という弱さを見せつけています。

 3戦目は11番人気に上がりますが、単に13頭と頭数が減ったため。2戦目と同様の不人気です。ところが、ここで突如2着と大激走。まぐれではなかったのか、その次も3着。その後、3戦でなんと勝ち上がり。新馬戦の弱さからは考えられません。
 さらに、1勝クラスも2戦目で突破。新馬戦14秒差大敗の馬がまさか2勝もするとは…!完全に予想外です。

 ただし、ウインネモフィラを追っかけている人だとわかるのですけど、全然順調ではないんですよ。とにかく体質が弱くて、トラブルが多く、順調に使えなくて、何度とも頓挫している馬。初勝利の後から1年使えず、そこで2戦使っていきなり勝ち上がり。順調に使えないために、毎回ギリギリの戦いをしています。
 実を言うと、未勝利時代も毎回調整に苦労しながら、なんとかレースに出して勝ち上がった感じ。万全の状態ではなく、才能でどうにか勝った感じですね。

 体質の弱さは以前書いたときからすでに見えていました。当時、<育成時からずっと身体が弱すぎる馬>と書いています。生まれながらの弱さがずっと続いている感じですね。
 16着だった新馬戦では、12番人気であり、もともと人気だったわけではありません。ただ、競馬コラムサイトで注目であったように、一部の人からは期待されていた馬。体質的な問題で力を出し切れていないだけで、潜在能力としてはかなりありそう…。そういう意味で言うと、前回のコラムの人の相馬眼はやはり悪くなかったように思えます。


2026年2月3日火曜日

エエヤンは珍名馬だけどええやん!馬主はニッシンホールディングス

■2023/01/17 エエヤンは珍名馬だけどええやん!馬主はニッシンホールディングス
■2024/03/30 連続10着前後で不振のエエヤン、まさかの大逃げで重賞を2着


■2023/01/17 エエヤンは珍名馬だけどええやん!馬主はニッシンホールディングス

 シルバーステート産駒好き…ということでPOG指名したエエヤンという馬。そこまで期待していたわけではなく、Bランクくらいのつもりでしたが、3戦目にして勝ってしまいます。これも珍名でしょうね。掲示板では当然ネタにされています。珍名馬だけど、「名前も能力もええやん!」と思いますわ。

[708] いとーさん
実況反則。
直線の「先頭変わった、ハルオーブが先頭、ええやん、ええやん!」で吹いた。
実況で笑ったのは「モチが粘っている、モチ粘っている」以来かもしれん。
これは応援したくなるわ。

 [709] K-5さん
このオッズ、ええやん

 [710] よっしーさん
エエヤン、強いやん!

[701] 車ダンチヒさん
あかんやんと書き込む準備してたのに
https://db.netkeiba.com/horse/2020105295/

 一応、名前の由来も確認。まさかの外国語由来などの可能性もあるかもしれません。で、見てみると、馬名の由来は「ええやん。良い(関西の方言)」ということで、やはり皆さんが思った通りの命名でした。安心してください。

 この検索で以前、「モズエエヤン」という馬もいたことに気づきました。この子は牝馬ですね。1勝して繁殖入り。産駒で名前がわかるのは、 コンバットシリウスとウェルノウン。ウェルノウンの「ウェル」は「良い」の意味ですから、校舎は母の名前とやや関係。ただ、ウェルノウンは「有名な」という意味ですので、ちょっと関連は低いです。

 牡馬のエエヤンくんの方ですが、馬主はニッシンホールディングス。現役馬が多い…つまり、最近の新しい馬主さんで、まだ1億円ホースもいません。代表産駒は以下のようなところで珍名馬って感じじゃないですね。

馬名 ソートする    総賞金(万円)
コンセッションズ    4,017
ゲバラ    3,817
ラキ    3,699
サイドストリート    3,275
ケワロス    3,089.50

 上記以外の現役馬ではキッショウあたりが期待馬でしょうか。あえて珍名馬っぽいところを探しても、「ゴキゲンサン」がある程度。珍名馬が多い馬主さんではないようです。
 あと、特長としては、モネなどシンプルな名前が多いこと。シャウトオブジョイなどもいますが、2語、3語と組み合わせた感じの名前は少なく、1語!って感じの短めの馬名が多いですね。

 あと、ニッシンホールディングスというと、有名な日清なんとかという大企業の名前が思い出されます。ただ、実を言うと、日清なんとかという企業はめちゃくちゃ多く、有名企業だけでも3つぐらい大きなグループがあるんですよ。
 現在最も有名なのは日清食品グループでしょうが、ここは比較的後発で有名だった別の日清からパクってつけた感じの命名。これに限らず、日清食品の歴史を見ると、パクリ疑惑が多数出てくるという企業です。

 一方、カタカナの”ニッシンホールディングス”ですと、検索では山口県の清掃用品などの会社を傘下に抱える企業が真っ先にヒット。こちらの説明で、「ダスキン日進」「石材日進」などの名前が出ており、そもそも「日清」ではなさげですね。「日進」というのは、前向きさがあってなかなかいい社名だと思いました。
 ただし、馬主のニッシンホールディングスが、このニッシンホールディングスと同じかどうかは不明。前述の通り、結構ある名前ですから、よくわかりませんね。


■2024/03/30 連続10着前後で不振のエエヤン、まさかの大逃げで重賞を2着

 24/03/30 中山11R ダービーCT 15:45芝1600には、好きな馬が2頭登場。ともに5枠のセッションとエエヤンです。シルバーステート産駒で牡馬4歳というところまでいっしょですね。シルバーステート産駒自体好きなんですよ。
 脚質も近いところがあり、セッションは差しでも…というタイプですが、基本はともに先行で良い馬。人気はセッションの方が良く、4番人気7.3倍。最近不振のエエヤンは8番人気14.5倍でも人気しすぎかな…というところ。近走は全く良いところがありません。

 このため、押して押してで最初から逃げようという勢いで逃げた5枠の馬は、不振でどうしようもなく新しいことを試したいエエヤンの方だと思ってみていました。すると、人気で普通に上位が期待されるセッションの方で予想外。逃げるならエエヤンで、セッションは余計なことしない方が良いんだけどな~と思って見ていました(そのせいか、結局7着に終わっています)。
 しかし、この後、エエヤンが本当に逃げてびっくり。しかも、大逃げに近い形ですかね。一気に行ってセッションを交わすと、7~8馬身差をつけるような逃げ。そして、これが大当たり!最後に1頭交わされたものの2着。今までのG1・G2から、G3にレベル落ちしていたとはいえ8番人気で、10着前後が続いていた最近の不振をぶっ飛ばすような見事な激走でした。

 エエヤンの鞍上は重賞を勝ったときに乗っていて、最近も連続して乗っているミルコ・デムーロ騎手です。見直してみると、最初はあまり前を狙わず、促したところ馬が予想外に行く気になってしまって逃げざるを得なかったようにも見えて、狙ったわけではないのかもしれません。
 ただ、ミルコ・デムーロ騎手は他の不振の馬でも、いつもと違う戦法で激走させているイメージがあり、ミルコ・デムーロ騎手らしさを感じたレース。私の手元の私見騎手評価ランキングでは悪いのですけど、こうした天才的なセンスを感じる騎手です。

 なお、掲示板を見てみると、前半がどスローという意見と、むしろ早かったという意見で真っ二つ。見解が分かれているようです。

2024/03/31追記:一応ミルコ・デムーロ騎手のコメントも確認。やはり狙って逃げたわけではなく、馬が行く気になったので行かせたとのこと。返し馬から馬の雰囲気も違ったと言うので、戦法よりも馬の問題だったのかもしれません。だとすれば、次からも期待できるんですけど…。

大逃げエエヤン見せ場たっぷりの2着、ミルコ「行きっぷりがすごくて行った」/ダービー卿CT
3/30(土) 16:47配信 日刊スポーツ
<馬の気に任せて途中から大逃げを打ち、一時は10馬身ほどリードを広げて見せ場たっぷり。
 最後は勝ち馬の決め手が上回ったが、ミルコ・デムーロ騎手は「最近はいい結果が出なくて心配したけど、今日は返し馬から雰囲気が違った。行くつもりはなかったけど、行きっぷりがすごくて行きました。最後まで頑張ってくれたけど負けて残念」と肩を落とした。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/a48fe39f8d7670a40d3123bbae2435567207c199



2026年2月2日月曜日

珍名馬エンドーツダがシンエンドーツダとなって帰ってきた!

■2026/02/02 珍名馬エンドーツダがシンエンドーツダとなって帰ってきた!
■2019/03/11 珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?
■2022/09/02 エンドウノハナは珍名?遠藤さんの「鼻」の可能性はある?
■2013/2/23 レモンチャンVSナルミチャン 未勝利戦ともに人気上位で対決が実現
■2013/9/1 なぜか牝馬のヨシカワクン、レモンチャンとの人の名前馬名対決
■2022/12/24 レモンチャンの子コスモリモーネをPOG大穴指名…意外に走ってくれる


 ■2026/02/02 珍名馬エンドーツダがシンエンドーツダとなって帰ってきた!

 先週の競馬を見ていたら、実況が「エンドーツダ」と言ったように思えました。一度登録された馬でも、時間が経てば再び使えます。初代エンドーツダの馬主さんが同じ名前で再チャレンジしたのかもしれないとまず考えました。
 ただ、前回のエンドーツダから早すぎない?と思って、レース後に出馬表を確かめてみると、エンドーツダではなく、シンエンドーツダでしたわ。新しいエンドーツダです。これなら納得できました。

 また、シンエンドーツダの母はあのエンドーツダでした。母の名前を受け継いだみたいですね。
 というか、BL漫画の男性の名前が由来と思われる馬なのに、牝馬だったのかよ! 前回は全然気づきませんでしたわ!

 ところで、シンで始まる馬と言うと、ホープフルS(GI)2着や海外のネオムターフC(GII)を勝っているシンエンペラーが有名。フォーエバーヤングなど、冠名がない名前が多いものの、シンは超大物馬主である藤田晋さんの冠名みたいな感じでたまに使われることがあります。
 まさか藤田晋さんの所有馬ってことはないよね?と馬主欄を見たら、やはり違いました。馬主は、エンドーツダと同じ望月 雅博さん。そりゃそうだと思われるでしょう。予想通りすぎます。

 シンエンドーツダですが、2026/02/02時点では、6戦して5着が最高。まだ勝ち上がれていません。でも、5着があるだけ大したものですね。全く自慢になりませんけど、私の一口馬主の馬では、もっとひどいのがいくらでもいます。
 母のエンドーツダは結構走った記憶があり、確認してみると、2勝クラスまで行って総賞金3240万円。普通に繁殖入りして当然な感じの立派な競走成績でした。
 デビュー産駒はいまのところ、シンエンドーツダのみ。しかし、弟がすでに誕生しています。ネット競馬の掲示板では、「馬名予想。モットエンドーツダ」というコメントがありました。父がマインドユアビスケッツですので、私は「マイエンドーツダ」を推しておきます。

 あと、望月 雅博さんの持ち馬を見てみると8頭いて、他はリフレクトザムーン、シェアホルダーズ、バランスザブックスなど、正統派に見える命名。エンドーツダ系だけがインパクトありますね。そして、いまのところ、エンドーツダが出世頭となっています。
 縁起を担ぐこともあるのか、走った馬にちなんだ命名(グリーングラスからグラス、グラスワンダーからワンダー、チョウサンからチョウサンなど)というのはちょくちょくあるので、これからもエンドーツダ系が出てくることを期待しています。


■2019/03/11 珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?

  「エンドーツダ」は最初「ツ」が小さい「ッ」だと思って、「エンドーッダ」だと思いました。「えんどぉぉぉぉっっっっだぁぁぁ」といった勢いの名前だと思い、今までなかった馬名だな…と感じました。しかし、勘違いでした。
  大きい「ツ」だとなんか外国語じゃないかと思いました。なんとなくロシア語な感じ、特に根拠はないのですけど。
  ちなみに国語辞典で「つだ」で終わる単語を探して見つけた唯一の外来語はマツダ【Mazdā】。車で有名ですね。日本語じゃん?と思うかもしれませんけど、ゾロアスター教の最高神アフラ‐マズダー【Ahura Mazdā】が由来なんですよ。

 ゾロアスター教はペルシアのあたりの宗教。じゃあ、そこらへんな言語なのか?と馬名の由来の説明を見たら、「人名より+人名より」となっていました。(エンドーツダ の競走馬情報 @ POG-INFOより)
 となると、マジで遠藤さんなんですかね。「遠藤+津田」でしょうか? びっくりです。
 馬主さんを見ると、望月雅博さん。遠藤でも津田でもありません。持ち馬はこれ1頭で、冠名なのかもわかりません。
 名義変更の可能性も考えたものの、 「エンドー」で始まる馬もこれ一頭。他の名義で使っていた冠名でもないようです。謎ですね。

 掲示板に情報がないかと見てみました。「昭和の野球? 先発 遠藤  抑え 津田  でも球団が違うかも!」というコメントのあと、「野球ではなく漫画の主人公のようですね」との情報が!
 検索するとそれらしき作品が一発で出てきましたが、 マニアックすぎ。作者も作品もWikipediaになく、有名作品ではありません。
  該当すると思われるのは、えんどうくんの観察日。作者は、ハヤカワノジコという方です。作品紹介には 以下のようにあります。

"高校生の津田は、ある日、席替えで無口で無表情な遠藤と席が前後になった。ささいなきっかけから交流が生まれ、今までまったく知らなかった遠藤が見えてくる。ほくろ、首、髪、ちょっとした表情の変化。けれど、もともと他人への関心が薄かった津田は、近付く遠藤との距離に焦燥感を覚え……"

 紹介見てなんかBLっぽくない?と思ったら、マジでジャンルがBLになっていました。これが由来で本当にいいのかなぁ…? 違うかもしれません。


■2022/09/02 エンドウノハナは珍名?遠藤さんの「鼻」の可能性はある?

 別に珍名じゃない…と思う人もいるでしょうが、「エンドウノハナ」という名前の馬がいるのが気になりました。「エンドウノハナ」というのは、たぶんエンドウマメで有名な植物エンドウの花のことでしょう。
 「サクラノハナ」だと珍名じゃないのに、「エンドウノハナ」だと思うのは差別だ!と、エンドウの花のファンの方は思うかもしれません。でも、なんか気になっちゃったんですよね…。
 ちなみに確か白い花だったはず…と検索してみると、赤い花の方が多数ヒットしてよくわかりませんでした。種類があるのかもしれません。

 馬主さんは珍名のつもりだったのか知るため、他の持ち馬の名前をチェック。馬主さんは瀬谷隆雄さんという方。稼ぎ頭はキョウヘイ。で、その次は、キッズニゴウハンでした。ああ、キッズニゴウハンの人か! 過去に珍名馬でとりあげたことがあります。
 3番目以降は、ミオリチャン、キッズアプローズ、キッズライトオンなど。珍名ばかりではないために、結局、わからず。ただ、むしろ珍名は珍しい感じですね。多いのは「キッズ~」とキョウヘイやミオリチャンに代表される人の名前系。エンドウノハナはこれらから見ると異端です。

 また、<珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?>と同じページに追記したのは、この遠藤さんや相撲の遠藤さん、あるいは別の遠藤さんの「鼻」という考えも考慮したもの。エンドーツダの馬主さんは望月雅博さんという別人ですので、少なくともエンドーツダの遠藤さんとは別人のようでした。

 方向性を変えて、念のために「遠藤の花」で検索してみたところ、「えんどうの花」という沖縄歌謡があることを発見。珍名などと言って申し訳ありませんでした。これが当たりっぽいですね。
 賞金額上位25頭のうち、キッズ系や名前系ではない名前では、「チュラカーギー」(美人の意味)「チビラーサン」(素晴らしいの意味)という沖縄系の名前がいたんですよね。「エンドウノハナ」も沖縄系だったと思われます。
 さらに、馬名の由来を確かめてみると、ズバリ「えんどうの花(沖縄民謡の曲名)」でした。最初にこれを調べれば一発でしたね。でも、いろいろ推理(?)できて楽しかったです。


■2013/2/23 レモンチャンVSナルミチャン 未勝利戦ともに人気上位で対決が実現

 「対決が実現」というか、別に話題にもなっていなかったと思うのですけど、ふと見た未勝利戦(1回東京1日目 1R    3歳未勝利    ダ1300m)で「ちゃん」のつく馬が2頭いたので思わず……。
 2頭とももちろん牝馬。特に牝馬限定戦ではありませんが、レモンチャンは1番人気、ナルミチャンは4番人気でした。馬主がいっしょみたいな共通点も特にありません。

レモンチャン
生年月日     2010年04月12日
調教師     牧光二
馬主     ケンレーシング組合
生産者     社台ファーム
産地     千歳市
中央獲得賞金     925.0万円
地方獲得賞金     0.0万円
通算成績     6戦1勝 [1-1-0-4]
前走     3歳未勝利

血統
    デュランダル     サンデーサイレンス
    サワヤカプリンセス
    コールミースーン     リファーズウィッシュ
    コールミーネイム
http://db.netkeiba.com/horse/2010103744/

ナルミチャン

生年月日     2010年05月19日
調教師     黒岩陽一
馬主     日東牧場
生産者     日東牧場
産地     浦河町
中央獲得賞金     540.0万円
地方獲得賞金     0.0万円
通算成績     5戦0勝 [0-1-2-2]
前走     3歳未勝利

血統
    ファスリエフ     Nureyev
    Mr. P's Princess
    ニットウヴァレリー     ニホンピロウイナー
    ニットウアスター
http://db.netkeiba.com/horse/2010105041/

 レースはレモンチャンが逃げて、ナルミチャンが2番手追走という夢のような(?)展開。レモンチャンはそのまんま逃げ切り勝ち。1.3/4馬身差ですから、快勝。
しかし、ナルミチャンは同じく2番手だった5番人気スズカロカフラが4番手で踏みとどまったにも関わらず、さらに悪い6着。「~ちゃん」コンビで1,2フィニッシュとは行きませんでした。残念。
 とはいえ、ナルミチャンもあまり負けていないので、上の条件で再対決してくれることを期待しています。


■2013/9/1 なぜか牝馬のヨシカワクン、レモンチャンとの人の名前馬名対決

 1000万条件ですが、初めて気づいた珍名馬。ヨシカワクンです!
 父は貴重なエンドスウィープの血を引くアドマイヤムーン。母父はデインヒル。馬主さんは井上一郎さん。吉川君じゃないようです。でも、自分なら君づけじゃないですね。友達でしょうか? 君づけなのでてっきり男の子だと思ったら女の子。なぜに?
 …と思ったら、検索でわかりました。元ネタはちゃんと女性だったようです。

-----引用 ここから-----
ヨシカワクン 馬【出走取り消し】 - アサホコの徒然日記

ヨシカワクンの馬名の由来は、日本テレビ系列で1971年から1972年にかけて放映された森田健作主演の青春ドラマ「おれは男だ!」で早瀬久美(はやせくみ)さんが演じたマドンナ「吉川君(吉川操)」。

早瀬久美さんと親交のある、馬主の井上一郎さんが名付けたそうです。
http://asahoko.blog.fc2.com/blog-entry-167.html
-----引用 ここまで-----

 馬主の井上一郎さん、冠名は特にないのかな? 代表馬は1億円ホースのセラフィックロンプやマッハヴェロシティ。最近の活躍馬だとビウィッチアスがいらっしゃいます。
 ヨシカワクンの方は今日は前走500万条件で2勝目を上げた後で、昇級初戦。堂々の2番人気に支持されました。相手には4番人気でレモンチャンもいます。レモンチャンは以前も書きましたね。

 結果は……?と言うと、ヨシカワクンは2着まで。一方のレモンチャンは見事1着。ナルミチャンと戦ったときにもレモンチャン1着で勝利しているんですよね。
 ヨシカワクンの項目なのにレモンチャンで締めて申し訳ないですが、相手に「くん」や「ちゃん」がいるときのレモンチャンは要注意かもしれません。


■2022/12/24 レモンチャンの子コスモリモーネをPOG大穴指名…意外に走ってくれる

2022/12/24:別のところで書いていた話を、その後の戦績を入れてまとめました。

2019/10/05:不人気POG指名馬をやっているのですが、何頭か勝ち上がっていてびっくりです。
 その1頭が ヘニーヒューズ産駒のコスモリモーネ。ちょっとかわいい名前ですけど、牡馬なんですよ、この子。母はレモンチャンで、そこからの連想でしょう。リモーネとは、イタリア語でレモンのことをいいます。母がかわいい名前で、結構気になっていた馬だったので指名しました。
 デビュー戦は13番人気11着。2戦目はなぜか5番人気になり、ぐっと上がりますが、9着とやはりよくありませんでした。ところが、芝替わりの新潟千直でもまた5番人気でびっくり。母が得意だったコースだったためですかね。それにしても、びっくりです。

 ところが、 この新潟千直を見事勝利。このコースが得意な藤田菜七子騎手というのも良かったのかも。定石通り外に出し、追い出しを我慢したのも良かった感じ。とはいえ、強い内容にびっくりしました。
 あと、人気だったのは、この藤田菜七子人気も多少あったのかもしれませんね。また、母のレモンチャンが得意だと思っていたのもちゃんと確かめてみると勘違いで、最初勝っただけで残り2戦は惨敗していました。
 コスモリモーネはその後、 芝1200のすずらん賞に行き、9番人気と久々に不人気に。ただ、私は前走の内容からしてもっとやれるのではないか!とちょっと期待。そして、ここで期待に応えて3着。かなりやれそうな感じです。

2019/10/27:次は東から西への遠征で、10月27日の京都1勝クラス。7頭立てで栗東の人気3頭から離れた4番人気。関西のレベルが高いとは言え、なめられすぎだと思いましたが、買うとすれば複勝かなという感じ。4馬身つけての快勝までは予想できませんでした。
 テンは早かったものの、国分優作騎手が控えて2番手の好騎乗。それでももう少し後ろの人気組の位置取りの方が良かったのでは?と思ったのですけど、直線後ろを振り返りながら内を開けて外目に出す素晴らしいコース取りで、しかも、馬も強さも見えました。圧勝とまでは言わないでしょうが、予想外に力の差を見せる快勝でした。嬉しい誤算のPOG指名馬です。

2022/12/24:その後のコスモリモーネくんですが、上記の2勝目がピークだった模様。マーガレットS(L)で4着という成績を残しながらも、その後の掲示板はこれだけ。2勝クラスではついに掲示板すら届かずに地方に行っています。
 この地方ではまだ現役みたいですね。まずレベルの高い南関競馬に行きますが、ここでも掲示板に入れなかっただけでなくなんと盛岡でも通用せず。芝でもダートでもダメ。予想外の弱さです。
 しかし、2022年の休み明けで初めて行った水沢のダートで3番人気3着と久々の掲示板。その後4連勝し、突如復活。これは主に出走レースのレベルが落ちたせいじゃないかと思われますが、勝利を重ねて1つ昇級しても通用し、ダメだった盛岡でも走るように。ただ、今また突如として掲示板に全く載らなくなるスランプに突入しており、気まぐれな感じです。


2026年2月1日日曜日

JRA史上最低配当!3連単なのに220円になった理由

■2026/02/01 JRA史上最低配当!3連単なのに220円になった理由


■2026/02/01 JRA史上最低配当!3連単なのに220円になった理由

 ”小倉1Rで3連単のJRA史上最低配当 的中してもわずか220円”(デイリースポーツ 2025年07月05日(土) 10時18分)というニュースが以前ありました。記事では書かれていませんけど、記録が出たレースは、2歳未勝利戦です。

<5頭立てで行われた5日の小倉1R(芝1800メートル)で、3連単のJRA史上最低配当が記録された。レースは単勝1・1倍の1番人気に推された川田騎乗のアスクエジンバラがV。2着に2番人気リヒトミューレ、3着に3番人気のアクティングエリアが入り、単勝人気順の決着に>
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=301506

 最低配当になったことに理由があるはずがないのですけど、配当が低くなるのもわかる…という要素がこのレースにはありました。
 当該レースは想定段階では1番人気で1着だったアスクエジンバラと2番人気で2着だったリヒトミューレの2頭しか出走意思を示しておらず、成立が危ぶまれる状況だったそうです。最終的には3頭がエントリーして、競走が成立したのですけど、この3頭はいずれも九州産馬だったといいます。

 ご存知の通り、九州産馬と北海道産の馬では力が違い、この時点で上位2頭が決定したようなもの。ガチガチでした。さらに3着もすんなり3番人気で決まったために、史上最低となってしまったのだと思われます。
 なお、九州産馬は九州産馬限定レースに出ることが多いですが、この週は九州産馬限定レースがなかったそうです。毎週九州産馬限定レースの開催がないのは、九州産馬限定レースを狙って三連闘させないための措置ではないかというコメントがありました。

エノキ
<今週は九州産馬限定戦がないからねえ(三連闘させないための措置かと思われる)。>

 ただ、「九州産馬限定戦がないから」以上に、上記コメントに続く「これで3~5着の賞金を貰えるんなら馬主としてもありがたい話かな」の方がポイントじゃないかと思います。確実に賞金がもらえるのだから勝てる見込みがなくても出して賞金を稼いでおこう…ということは、少頭数レースではよくあることですからね。

 ということで、かなり理由が想像できるレースでしたが、これ以前の記録は、2022年11月6日の阪神3Rでマークした240円だったそうな。このときは6頭立て。阪神でもこれだけ少なくなることあるんですね。このときは1番人気から6番人気までそのまま順番に決まっています。芝2000mであり、この距離でなおかつ関西開催だといつも頭数少なめではありますけどね…。
 あと、このレースの結果を見ていて、あ!と思いました。弱々だった私の一口馬主出資馬ウインラフィネが出たレースでしたわ。ありがたく5着賞金をいただいています。弱かったのでもちろん唯一の掲示場で、唯一の賞金をもらえたレース(ファンド解散後は除く)。他の中央4戦は全部二桁着順、地方交流戦ですら8着でした。どうせ勝ち上がれないので、良いレースに使ってくれたなと感謝した覚えがあります。


ダンチヒ系種牡馬の不思議 スピード型スタミナ型どちらもいる ハービンジャーなど

■2014/7/29 ダンチヒ系種牡馬の不思議 スピード型スタミナ型どちらもいる
■2014/7/29 ダンチヒのひ孫ハービンジャーが12ハロンG1で勝利
■2014/7/29 同じチーフベアハートから天皇賞・春、中山大障害、朝日杯勝ち馬
■2020/09/07  人気はないが期待したいハービンジャー産駒のPOG馬レベランス


■2014/7/29 ダンチヒ系種牡馬の不思議 スピード型スタミナ型どちらもいる

 ディープスカイの板でダンチヒ系種牡馬の産駒はスピード型か?スタミナ型か?という話が出ていました。

-----引用 ここから-----
 [11161] イスタンブールさん
父はアグネスタキオンですが母の父Chief's Crownはスタミナ型のDanzig系で重い印象があります。
ただ、その分底力はあるはずで成長力、今後に期待したいですね。

 [11163] YOU2012さん
世界的に有名なスプリンター系統で、短距離化の元凶なんてトンデモ論まで出ちゃうDanzig系をスタミナ型って言う人初めて見た…
ほんっとテキトーなのね。

 [11179] ツッコミさんさん
>>11163
亀レスだけど、代を重ねるごとに距離適正の幅が広がるのはダンチヒ系の特徴だよ。一概にはスピード血統と言い切れない。
例えばデインヒルなんかもダンシリを通してレイルリンクが出たりしてるし、デインヒルの直仔でも長距離戦線で活躍したウェスターナーが出てる。
その一方でデインヒルダンサーからだとスピード型の馬が出たりしてるのもまた事実。

つまり、スピード型のダンチヒ系とスタミナ型のダンチヒ系、その人のニュアンスによって両方とも意味は合ってるんだよね。

ディープスカイの母父チーフズクラウンも、英ダービー馬エルハーブやBCターフ馬チーフベアハートなんか出してるし、個人的にはスタミナ型のダンチヒ系といっても何ら問題ないと思うよ。

 [11181] EMOCIONさん

>>11179
分かりやすく言えばマイネルキッツはダンジグ系。フェノーメノも母系はダンジグ系なので、代を経るごとに適性距離が伸びることは証明済みですね。

http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2005101358#comment_11179
-----引用 ここまで-----




■2014/7/29 ダンチヒのひ孫ハービンジャーが12ハロンG1で勝利

 ダンシリからはハービンジャーという名馬が生まれています。

-----引用 ここから-----
ハービンジャー (Harbinger) はイギリスで生産、調教された競走馬で現在は種牡馬。G1の勝利はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスのみだが、このレースを大差勝ちしたことで、歴史的名馬の一頭に数えられている。(略)

約半年の休養を経て、4歳になった2010年はジョンポーターステークスから始動。このレースを3馬身差、オーモンドステークスを1馬身1/2差、ハードウィックステークスを3馬身1/2差と、いずれも完勝で重賞3連勝。キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(以下“キングジョージ”)の行方を占う有力レースであるハードウィックステークスを快勝したことで、次走の本番である“キングジョージ”では2番人気に推される。(略)

並走するワークフォースと愛ダービー馬のケープブランコの背後をマークする形の4番手でレースを進め、直線に入ると残り2ハロンで前の3頭の先頭争いを外から並ぶ間もなくかわし、あとは突き放す一方で2着のケープブランコに<b>11馬身差の圧勝</b>で、重賞4連勝をG1初挑戦初制覇で飾った[3]。この着差はジェネラスの<b>7馬身差を上回る“キングジョージ”史上最大着差、勝ち時計の2分26秒78もコースレコード</b>[4]であった。このパフォーマンスに対し、タイムフォーム誌はスポークスマンが「この評価が妥当かは今後の走りを見てから」と付け加えながらも、前年のシーザスターズのアイリッシュチャンピオンステークスに与えられた、21世紀に入って最高の140ポイントを上回る、<b>歴代4位タイの142ポイント[5]の暫定レーティングを与えている</b>[6]。その後、8月1日の正式なレーティングで140ポイントを与えられた。一方、IFHA(国際競馬統括機関連盟)は2010年2月1日から2010年7月28日までのワールド・サラブレッド・ランキングにおいて、現在の方式での評価方法になった2004年度以降、前年の<b>シーザスターズの136ポイントに次ぐ歴代2位の135ポイント[7]のレーティングを与えている[8]。</b>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC
-----引用 ここまで-----

 最初の書き込みの方が、ダンチヒ系から長距離馬が生まれていることを知らなかったところを見ると、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの距離も知らないかもしれませんが、12ハロンのレースなんですよね。


 ■2014/7/29 同じチーフベアハートから天皇賞・春、中山大障害、朝日杯勝ち馬

 ハービンジャーの父ダンシリのそのまた父であるデインヒルの産駒は、日本でも多かったです。「デインヒルの直仔」の話も出ていましたが、日本国内のデインヒル産駒もある程度距離が持ちました。ブレイクタイムはマイルまでの馬だった一方、ファインモーションは中距離を何度も勝っているだけでなく、2600mでも勝ち星があります。
 エアエミネムは中距離が得意で、長距離の菊花賞でも3着という立派な成績を残しました。ツクバシンフォニーも中距離主体ながら長距離でもまずまず。エアスマップはマイル中心だったものの、後に中距離に主戦場を移しています。

 天皇賞・春やステイヤーズステークスを勝っているマイネルキッツ。「マイネルキッツはダンジグ系」で名前が出てきた、このマイネルキッツの父はチーフベアハート。父のチーフベアハートはこれも最初の話に出てきた「Chief's Crown」の子で、自身もブリーダーズカップ・ターフを勝つなど芝の12ハロンが主戦場でした。
 このチーフベアハートの他のG1馬は、マイネルレコルト(朝日杯フューチュリティステークス)という短距離と、メルシーエイタイム(中山大障害)というスタミナタイプがいるという不思議。本当おもしろいですね。

■2020/09/07  人気はないが期待したいハービンジャー産駒のPOG馬レベランス

レベランス (父ハービンジャー 母アンレール )

 今年は当たり年だった2019年と違って、強い~という感じのPOG馬が全然いません。レベランスもそれほど強いようには見えませんでしたが、今年は期待馬が少なすぎて書くことないので言及することに。 

 新潟5R芝1800でのデビュー戦は、最初行き足つかず、その後も反応悪く、後方からの苦しい競馬。掲示板では「なぜ前行かない?」とか「なぜ下げた?」とか「出遅れ」とか言われることが多いですけど、馬が動いてくれなかった感じですね。これは、戦後に福永騎手も言っています。

 新馬戦レベルでは前が早くなることはまれで、このレースも早くありません。最後方はムリだろうという形。ただ、それでも、最後長く伸びて勝つという強い勝ち方。掲示板情報によると、福永騎手は「信じられない。スタートも出ない。前進気勢もない。物見はする。初戦から動ける態勢が整っていない。逆にそんな状況で勝つんだから、ポテンシャルは高いのでしょう」と言っていたとのこと。

 なので、評価して良いとは思います。ただ、こういう派手な勝ち方の場合、過剰評価にもなりやすいため、期待は抑え気味で、私は入れ込まないようにしています。この私の評価を跳ね返す走りをしてくれれば、万々歳なんですけど…。

 あ、忘れていました。血統については強調したいですね。この子の父は、失敗感のあるハービンジャーなんですよ。勝ち上がっている上の子はエピファネイアであり、確実にレベル落ち。普通は絶対指名しないでしょう。ただ、それでも敢えてのPOG指名。堅実に勝ち上がりそこそこ稼ぐだろう…といった期待での指名。初戦のこの走りはすでに当時の期待以上ですので、予想が外れている感じではありますね。ただ、血統表見直してみると、なぜ結構自信があって指名したか思い出せませんね。全然走りそうにない血統ですわ。近親に活躍馬もいません。謎です。で、当時のメモ見ると、単に早期デビューできそうとの情報を見たってのがあるみたいですね。結果としては言うほど早くなかったんですけど…。