2024年5月1日水曜日

藤田菜七子のエージェント契約に「まだ早すぎる!」は素人 新人も異例ではなく遅かったくらい

■2016/4/3 藤田菜七子のエージェント契約に「まだ早すぎる!」は素人 新人も異例ではなく遅かったくらい
■2016/4/9 藤田菜七子騎手が7番のナナパンチ騎乗 おまけに同枠の隣にナナエというできすぎな舞台
■2016/4/3 藤田菜七子騎手のゼッケン盗んだ51歳男性、母に付き添われて警察署に出頭
■2017/11/27 ナナコフィーバー沈静化でも活躍 藤田菜七子騎手、女性最多勝利記録更新
■2019/02/11 前人未到の50勝、さらに女性騎手初のG1騎乗の藤田菜七子騎手




■2016/4/3 藤田菜七子のエージェント契約に「まだ早すぎる!」は素人 新人も異例ではなく遅かったくらい

あんまり興味なかった藤田菜七子騎手ですが、よくわからんバッシング見ると逆に興味出てきますね。

-----引用 ここから-----
藤田菜七子騎手がエージェント契約。「根拠なき過熱報道」の裏に現実との大きなギャップ | ギャンブルジャーナル | ビジネスジャーナル 2016.04.02

今月から騎乗仲介者、いわゆる「エージェント」を付けて騎乗馬の確保を目指すことが決定していたが、この度正式に契約を結んだようだ。

 藤田菜七子騎手を仲介するエージェントは、主に関東所属の騎手と契約している川島康孝氏(元ダービーニュース)。現在は藤田菜七子騎手の他に、所属厩舎の先輩である丸山元気騎手、5年目の原田和真騎手、そして関東のトップ騎手として活躍する柴田大知騎手の仲介を務めている。
http://biz-journal.jp/gj/2016/04/post_162.html
-----引用 ここまで-----

 エージェントがついた方が騎乗で有利ですが、これで騎乗馬がガンガン集まるということもないでしょう。日本の競馬はコネが必要なので、身内に関係者がいない藤田菜七子騎手は特に苦戦すると思われます。
 また、柴田大知騎手と言えばマイネル軍団などのラフィアンですが、他の騎手はそれほど乗っていないし関係ないと記事では否定されていました。
 丸山騎手はちょくちょく乗っているものの、原田和真騎手は確かに騎乗しているイメージないです。

 さて、「まだ早すぎる!」の話。これは素人考えなようです。

-----引用 ここから-----
 そういえば先日「藤田菜七子騎手にエージェントがつく」という報道があった際、一部のマスコミや競馬ファンから非難の声があったが、実際のところはどうなのだろうか。前出の記者に聞いてみた。

「現在は大半の騎手にエージェントがついていますし、新人がデビュー直後から騎乗仲介者をつけることも『常識』になりつつあります。実際に、すでにJRA初勝利を挙げている木幡巧也騎手を始め、菜七子騎手と同期の新人たちは、とっくにエージェントを確保しています。むしろ、菜七子騎手が遅かったくらいですよ」(同)
-----引用 ここまで-----

 なお、芸能プロダクション(ホリプロ)所属が先に「まだ早すぎる!」と批判がありました。こちらの方がまだわかる批判ですが、やはり変な話でしょう。需要があって負担が大きく支障きたすのなら、むしろマネジメントを専任した方が良いです。
 日本は労働生産性の低い国として知られていますが、こういう効率性より変なルールが優先されるってのもあるかもしれませんね。

■2016/4/9 藤田菜七子騎手が7番のナナパンチ騎乗 おまけに同枠の隣にナナエというできすぎな舞台
 タイトルがすべてで特に付け足すこともないのですが、笑いました。

4枠    7番    ナナパンチ    牝3    藤田菜
4枠    8番    ナナエ    牝3    内田博

 書くこと無いので、掲示板の様子でも。

-----引用 ここから-----
 [48] カレーパン屋さん

ナナパンチ(菜七パンチ)!相手は7枠の馬だったりして^_^;
それか7枠の馬にパンチを喰らう!?

 [46] leadingoutさん
これで初勝利だったらさすがに出来過ぎやろ。

 [43] やんちゃ坊主さん
出来すぎ
7番にナナパンチに菜七子
おまけにとなりはナナエ

 [41] シゲさん
なるほど、7番に菜七子ちゃんがナナパンチに乗る。

縁起もんだなぁ~買っとくか。

[37] ゆずさん
7番

ナナコに

ナナパンチに

母ブラックジョーク

隣のゲートにナナエ


2着1回あるし

これが初勝利になるかな(^-^)
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2013103322
-----引用 ここまで-----

 そういえば、7が三つ揃うからスリーセブン(ラッキーセブン)ですね。

 あと、こういうコメントも。

-----引用 ここから-----
 [38] トロットサンデーさん

7着だろ
-----引用 ここまで-----

 ただ、これはこれでうまいオチです。

2017/01/15追記:ナナパンチの戦績を確認してみると、この日は4番人気12着。その後は地方を挟んで中央で再び敗退。たぶんこの後から地方へ転厩になった感じです。
 あと、デビューは2015年9月でしたから、別に名前の由来に藤田菜七子さんは関係ないと思われます。競馬の世界では未だにありますから、験担ぎ的に残り数少ないチャンスでといった感じだったのかもしれません。結局、藤田菜七子さんの騎乗もこの1回のみで終わりました。




■2016/4/3 藤田菜七子騎手のゼッケン盗んだ51歳男性、母に付き添われて警察署に出頭
 51歳男性って! しかも、母親に付き添われてだそうです。これは痛いですね。

 以下、名前は伏せておきます。あと、一応、窃盗はまだ証明されておらず、疑いの段階です。

-----引用 ここから-----
藤田菜七子騎手の盗まれたゼッケン所持 出頭の男 逮捕 | NHKニュース 3月29日 2時38分

逮捕されたのは、横浜市戸塚区の職業不詳、(中略)容疑者(51)です。
警察の調べによりますと、(中略)容疑者は今月24日、さいたま市の浦和競馬場で、騎手など関係者以外は立ち入りが禁止されている敷地に侵入したとして建造物侵入の疑いが持たれています。
この日は、JRA=日本中央競馬会で16年ぶりに誕生した女性騎手、藤田菜七子騎手が出場し初勝利を挙げましたが、藤田騎手がこの日着けていたゼッケンがレース後になくなったことから警察が窃盗事件として捜査していました。
前仲容疑者は、藤田騎手の盗まれたゼッケンを持っているとして、母親に付き添われて28日、警察署に出頭し、建造物侵入の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対して、前仲容疑者は「藤田騎手のサインが欲しくて、関係者を装って敷地の中に入った」などと供述しているということで、窃盗の疑いでも捜査することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160329/k10010459941000.html
-----引用 ここまで-----

 ただ、かなり警備もゆるいなぁとちょっと驚きです。たぶん関係者の出入りが多いから特に警戒していないんでしょうね。
 これ、もし悪意がある人だったら…と考えると問題がありますし、今後議論になるかもしれません。

 ■2017/11/27 ナナコフィーバー沈静化でも活躍 藤田菜七子騎手、女性最多勝利記録更新

 すっかり忘れていた藤田菜七子騎手ですが、女性騎手の最多勝利のタイ記録を作ったとのこと。活躍しているんですね。
 というか、今までの女性騎手ってそんなに勝利少なかったのか!と驚き。海外では、「女性としては」 という意味ではなく、マジでトップクラスの女性騎手が出ているので、日本が特殊なのかもしれません。

 具体的な話ですが、デビュー1年目は年間6勝。2年目は年間2桁勝利だったのですが、そもそも女性騎手の過去最高成績は牧原由貴子(現・増沢)元騎手が'97年に記録した11勝だったので、ほぼ記録に近い数字が目標。
 そして、10月7日に「20年ぶりの快挙となる11勝」を実現しました。

 なお、 9月30日には、JRAでは約38年ぶりという珍しいこともやっています。第6レースで騎乗した白毛のカスタディーヴァの斤量はわずか47kgだったという話です。
 軽い斤量に対応できるのは、男性と比べて小さいことの多い女性には有利な点かもしれませんね。
(女性騎手最多の11勝に到達!藤田菜七子の「あっという間」。 - 競馬 - Number Web - ナンバー 2017/10/17 08:00より)

 で、この分だと新記録作っているだろうと見ると、2017/11/27時点で13勝していました。記録更新中です。
 ナナコフィーバーは去った感じがありますが、それでも過去の騎手と違って、馬主などから応援されているというのは あるかもしれません。
 ただ、個人的には積極的に乗ってくれることが多いので、好きなタイプの騎手でもあります。それが女性としては好成績という点に繋がっているんじゃないでしょうか。


■2019/02/11 前人未到の50勝、さらに女性騎手初のG1騎乗の藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手はその後も悪くないですね。2019/2/9で、 藤田菜七子騎手、3週連続VでJRA通算50勝!(デイリースポーツ)というニュースがありました。
 別記事によると、これまでの記録は、牧原(現姓・増沢)由貴子の持つ女性騎手JRA最多勝記録の34勝でしたので、大きく更新しています。今までの女性騎手と大きく違うみたいですね。

 ところで、最初の記事で気になったのは、「コパノキッキングでJRA女性騎手として初めてG1に挑むフェブラリーS(17日・東京)に弾みをつけた」という話があったこと。ひょっとして、G1勝利どころか、そもそもG1に日本の女性騎手が乗ったことがないってことですかね?
 で、検索してみるとそういう理解で良いみたいです。しかも、有力馬ですよ。

"藤田菜七子(21)のG1初騎乗が決定した。実現すればJRA所属の女性騎手としては初。騎乗予定のコパノキッキング(セン4=村山)は人気の一角で、大きな注目を集めることになりそうだ"(菜七子 JRA女性騎手初のG1騎乗が決定 フェブラリーSにコパノキッキングで参戦― スポニチ Sponichi Annex ギャンブルより)