2026年2月2日月曜日

珍名馬エンドーツダがシンエンドーツダとなって帰ってきた!

■2026/02/02 珍名馬エンドーツダがシンエンドーツダとなって帰ってきた!
■2019/03/11 珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?
■2022/09/02 エンドウノハナは珍名?遠藤さんの「鼻」の可能性はある?
■2013/2/23 レモンチャンVSナルミチャン 未勝利戦ともに人気上位で対決が実現
■2013/9/1 なぜか牝馬のヨシカワクン、レモンチャンとの人の名前馬名対決
■2022/12/24 レモンチャンの子コスモリモーネをPOG大穴指名…意外に走ってくれる


 ■2026/02/02 珍名馬エンドーツダがシンエンドーツダとなって帰ってきた!

 先週の競馬を見ていたら、実況が「エンドーツダ」と言ったように思えました。一度登録された馬でも、時間が経てば再び使えます。初代エンドーツダの馬主さんが同じ名前で再チャレンジしたのかもしれないとまず考えました。
 ただ、前回のエンドーツダから早すぎない?と思って、レース後に出馬表を確かめてみると、エンドーツダではなく、シンエンドーツダでしたわ。新しいエンドーツダです。これなら納得できました。

 また、シンエンドーツダの母はあのエンドーツダでした。母の名前を受け継いだみたいですね。
 というか、BL漫画の男性の名前が由来と思われる馬なのに、牝馬だったのかよ! 前回は全然気づきませんでしたわ!

 ところで、シンで始まる馬と言うと、ホープフルS(GI)2着や海外のネオムターフC(GII)を勝っているシンエンペラーが有名。フォーエバーヤングなど、冠名がない名前が多いものの、シンは超大物馬主である藤田晋さんの冠名みたいな感じでたまに使われることがあります。
 まさか藤田晋さんの所有馬ってことはないよね?と馬主欄を見たら、やはり違いました。馬主は、エンドーツダと同じ望月 雅博さん。そりゃそうだと思われるでしょう。予想通りすぎます。

 シンエンドーツダですが、2026/02/02時点では、6戦して5着が最高。まだ勝ち上がれていません。でも、5着があるだけ大したものですね。全く自慢になりませんけど、私の一口馬主の馬では、もっとひどいのがいくらでもいます。
 母のエンドーツダは結構走った記憶があり、確認してみると、2勝クラスまで行って総賞金3240万円。普通に繁殖入りして当然な感じの立派な競走成績でした。
 デビュー産駒はいまのところ、シンエンドーツダのみ。しかし、弟がすでに誕生しています。ネット競馬の掲示板では、「馬名予想。モットエンドーツダ」というコメントがありました。父がマインドユアビスケッツですので、私は「マイエンドーツダ」を推しておきます。

 あと、望月 雅博さんの持ち馬を見てみると8頭いて、他はリフレクトザムーン、シェアホルダーズ、バランスザブックスなど、正統派に見える命名。エンドーツダ系だけがインパクトありますね。そして、いまのところ、エンドーツダが出世頭となっています。
 縁起を担ぐこともあるのか、走った馬にちなんだ命名(グリーングラスからグラス、グラスワンダーからワンダー、チョウサンからチョウサンなど)というのはちょくちょくあるので、これからもエンドーツダ系が出てくることを期待しています。


■2019/03/11 珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?

  「エンドーツダ」は最初「ツ」が小さい「ッ」だと思って、「エンドーッダ」だと思いました。「えんどぉぉぉぉっっっっだぁぁぁ」といった勢いの名前だと思い、今までなかった馬名だな…と感じました。しかし、勘違いでした。
  大きい「ツ」だとなんか外国語じゃないかと思いました。なんとなくロシア語な感じ、特に根拠はないのですけど。
  ちなみに国語辞典で「つだ」で終わる単語を探して見つけた唯一の外来語はマツダ【Mazdā】。車で有名ですね。日本語じゃん?と思うかもしれませんけど、ゾロアスター教の最高神アフラ‐マズダー【Ahura Mazdā】が由来なんですよ。

 ゾロアスター教はペルシアのあたりの宗教。じゃあ、そこらへんな言語なのか?と馬名の由来の説明を見たら、「人名より+人名より」となっていました。(エンドーツダ の競走馬情報 @ POG-INFOより)
 となると、マジで遠藤さんなんですかね。「遠藤+津田」でしょうか? びっくりです。
 馬主さんを見ると、望月雅博さん。遠藤でも津田でもありません。持ち馬はこれ1頭で、冠名なのかもわかりません。
 名義変更の可能性も考えたものの、 「エンドー」で始まる馬もこれ一頭。他の名義で使っていた冠名でもないようです。謎ですね。

 掲示板に情報がないかと見てみました。「昭和の野球? 先発 遠藤  抑え 津田  でも球団が違うかも!」というコメントのあと、「野球ではなく漫画の主人公のようですね」との情報が!
 検索するとそれらしき作品が一発で出てきましたが、 マニアックすぎ。作者も作品もWikipediaになく、有名作品ではありません。
  該当すると思われるのは、えんどうくんの観察日。作者は、ハヤカワノジコという方です。作品紹介には 以下のようにあります。

"高校生の津田は、ある日、席替えで無口で無表情な遠藤と席が前後になった。ささいなきっかけから交流が生まれ、今までまったく知らなかった遠藤が見えてくる。ほくろ、首、髪、ちょっとした表情の変化。けれど、もともと他人への関心が薄かった津田は、近付く遠藤との距離に焦燥感を覚え……"

 紹介見てなんかBLっぽくない?と思ったら、マジでジャンルがBLになっていました。これが由来で本当にいいのかなぁ…? 違うかもしれません。


■2022/09/02 エンドウノハナは珍名?遠藤さんの「鼻」の可能性はある?

 別に珍名じゃない…と思う人もいるでしょうが、「エンドウノハナ」という名前の馬がいるのが気になりました。「エンドウノハナ」というのは、たぶんエンドウマメで有名な植物エンドウの花のことでしょう。
 「サクラノハナ」だと珍名じゃないのに、「エンドウノハナ」だと思うのは差別だ!と、エンドウの花のファンの方は思うかもしれません。でも、なんか気になっちゃったんですよね…。
 ちなみに確か白い花だったはず…と検索してみると、赤い花の方が多数ヒットしてよくわかりませんでした。種類があるのかもしれません。

 馬主さんは珍名のつもりだったのか知るため、他の持ち馬の名前をチェック。馬主さんは瀬谷隆雄さんという方。稼ぎ頭はキョウヘイ。で、その次は、キッズニゴウハンでした。ああ、キッズニゴウハンの人か! 過去に珍名馬でとりあげたことがあります。
 3番目以降は、ミオリチャン、キッズアプローズ、キッズライトオンなど。珍名ばかりではないために、結局、わからず。ただ、むしろ珍名は珍しい感じですね。多いのは「キッズ~」とキョウヘイやミオリチャンに代表される人の名前系。エンドウノハナはこれらから見ると異端です。

 また、<珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?>と同じページに追記したのは、この遠藤さんや相撲の遠藤さん、あるいは別の遠藤さんの「鼻」という考えも考慮したもの。エンドーツダの馬主さんは望月雅博さんという別人ですので、少なくともエンドーツダの遠藤さんとは別人のようでした。

 方向性を変えて、念のために「遠藤の花」で検索してみたところ、「えんどうの花」という沖縄歌謡があることを発見。珍名などと言って申し訳ありませんでした。これが当たりっぽいですね。
 賞金額上位25頭のうち、キッズ系や名前系ではない名前では、「チュラカーギー」(美人の意味)「チビラーサン」(素晴らしいの意味)という沖縄系の名前がいたんですよね。「エンドウノハナ」も沖縄系だったと思われます。
 さらに、馬名の由来を確かめてみると、ズバリ「えんどうの花(沖縄民謡の曲名)」でした。最初にこれを調べれば一発でしたね。でも、いろいろ推理(?)できて楽しかったです。


■2013/2/23 レモンチャンVSナルミチャン 未勝利戦ともに人気上位で対決が実現

 「対決が実現」というか、別に話題にもなっていなかったと思うのですけど、ふと見た未勝利戦(1回東京1日目 1R    3歳未勝利    ダ1300m)で「ちゃん」のつく馬が2頭いたので思わず……。
 2頭とももちろん牝馬。特に牝馬限定戦ではありませんが、レモンチャンは1番人気、ナルミチャンは4番人気でした。馬主がいっしょみたいな共通点も特にありません。

レモンチャン
生年月日     2010年04月12日
調教師     牧光二
馬主     ケンレーシング組合
生産者     社台ファーム
産地     千歳市
中央獲得賞金     925.0万円
地方獲得賞金     0.0万円
通算成績     6戦1勝 [1-1-0-4]
前走     3歳未勝利

血統
    デュランダル     サンデーサイレンス
    サワヤカプリンセス
    コールミースーン     リファーズウィッシュ
    コールミーネイム
http://db.netkeiba.com/horse/2010103744/

ナルミチャン

生年月日     2010年05月19日
調教師     黒岩陽一
馬主     日東牧場
生産者     日東牧場
産地     浦河町
中央獲得賞金     540.0万円
地方獲得賞金     0.0万円
通算成績     5戦0勝 [0-1-2-2]
前走     3歳未勝利

血統
    ファスリエフ     Nureyev
    Mr. P's Princess
    ニットウヴァレリー     ニホンピロウイナー
    ニットウアスター
http://db.netkeiba.com/horse/2010105041/

 レースはレモンチャンが逃げて、ナルミチャンが2番手追走という夢のような(?)展開。レモンチャンはそのまんま逃げ切り勝ち。1.3/4馬身差ですから、快勝。
しかし、ナルミチャンは同じく2番手だった5番人気スズカロカフラが4番手で踏みとどまったにも関わらず、さらに悪い6着。「~ちゃん」コンビで1,2フィニッシュとは行きませんでした。残念。
 とはいえ、ナルミチャンもあまり負けていないので、上の条件で再対決してくれることを期待しています。


■2013/9/1 なぜか牝馬のヨシカワクン、レモンチャンとの人の名前馬名対決

 1000万条件ですが、初めて気づいた珍名馬。ヨシカワクンです!
 父は貴重なエンドスウィープの血を引くアドマイヤムーン。母父はデインヒル。馬主さんは井上一郎さん。吉川君じゃないようです。でも、自分なら君づけじゃないですね。友達でしょうか? 君づけなのでてっきり男の子だと思ったら女の子。なぜに?
 …と思ったら、検索でわかりました。元ネタはちゃんと女性だったようです。

-----引用 ここから-----
ヨシカワクン 馬【出走取り消し】 - アサホコの徒然日記

ヨシカワクンの馬名の由来は、日本テレビ系列で1971年から1972年にかけて放映された森田健作主演の青春ドラマ「おれは男だ!」で早瀬久美(はやせくみ)さんが演じたマドンナ「吉川君(吉川操)」。

早瀬久美さんと親交のある、馬主の井上一郎さんが名付けたそうです。
http://asahoko.blog.fc2.com/blog-entry-167.html
-----引用 ここまで-----

 馬主の井上一郎さん、冠名は特にないのかな? 代表馬は1億円ホースのセラフィックロンプやマッハヴェロシティ。最近の活躍馬だとビウィッチアスがいらっしゃいます。
 ヨシカワクンの方は今日は前走500万条件で2勝目を上げた後で、昇級初戦。堂々の2番人気に支持されました。相手には4番人気でレモンチャンもいます。レモンチャンは以前も書きましたね。

 結果は……?と言うと、ヨシカワクンは2着まで。一方のレモンチャンは見事1着。ナルミチャンと戦ったときにもレモンチャン1着で勝利しているんですよね。
 ヨシカワクンの項目なのにレモンチャンで締めて申し訳ないですが、相手に「くん」や「ちゃん」がいるときのレモンチャンは要注意かもしれません。


■2022/12/24 レモンチャンの子コスモリモーネをPOG大穴指名…意外に走ってくれる

2022/12/24:別のところで書いていた話を、その後の戦績を入れてまとめました。

2019/10/05:不人気POG指名馬をやっているのですが、何頭か勝ち上がっていてびっくりです。
 その1頭が ヘニーヒューズ産駒のコスモリモーネ。ちょっとかわいい名前ですけど、牡馬なんですよ、この子。母はレモンチャンで、そこからの連想でしょう。リモーネとは、イタリア語でレモンのことをいいます。母がかわいい名前で、結構気になっていた馬だったので指名しました。
 デビュー戦は13番人気11着。2戦目はなぜか5番人気になり、ぐっと上がりますが、9着とやはりよくありませんでした。ところが、芝替わりの新潟千直でもまた5番人気でびっくり。母が得意だったコースだったためですかね。それにしても、びっくりです。

 ところが、 この新潟千直を見事勝利。このコースが得意な藤田菜七子騎手というのも良かったのかも。定石通り外に出し、追い出しを我慢したのも良かった感じ。とはいえ、強い内容にびっくりしました。
 あと、人気だったのは、この藤田菜七子人気も多少あったのかもしれませんね。また、母のレモンチャンが得意だと思っていたのもちゃんと確かめてみると勘違いで、最初勝っただけで残り2戦は惨敗していました。
 コスモリモーネはその後、 芝1200のすずらん賞に行き、9番人気と久々に不人気に。ただ、私は前走の内容からしてもっとやれるのではないか!とちょっと期待。そして、ここで期待に応えて3着。かなりやれそうな感じです。

2019/10/27:次は東から西への遠征で、10月27日の京都1勝クラス。7頭立てで栗東の人気3頭から離れた4番人気。関西のレベルが高いとは言え、なめられすぎだと思いましたが、買うとすれば複勝かなという感じ。4馬身つけての快勝までは予想できませんでした。
 テンは早かったものの、国分優作騎手が控えて2番手の好騎乗。それでももう少し後ろの人気組の位置取りの方が良かったのでは?と思ったのですけど、直線後ろを振り返りながら内を開けて外目に出す素晴らしいコース取りで、しかも、馬も強さも見えました。圧勝とまでは言わないでしょうが、予想外に力の差を見せる快勝でした。嬉しい誤算のPOG指名馬です。

2022/12/24:その後のコスモリモーネくんですが、上記の2勝目がピークだった模様。マーガレットS(L)で4着という成績を残しながらも、その後の掲示板はこれだけ。2勝クラスではついに掲示板すら届かずに地方に行っています。
 この地方ではまだ現役みたいですね。まずレベルの高い南関競馬に行きますが、ここでも掲示板に入れなかっただけでなくなんと盛岡でも通用せず。芝でもダートでもダメ。予想外の弱さです。
 しかし、2022年の休み明けで初めて行った水沢のダートで3番人気3着と久々の掲示板。その後4連勝し、突如復活。これは主に出走レースのレベルが落ちたせいじゃないかと思われますが、勝利を重ねて1つ昇級しても通用し、ダメだった盛岡でも走るように。ただ、今また突如として掲示板に全く載らなくなるスランプに突入しており、気まぐれな感じです。


2026年2月1日日曜日

JRA史上最低配当!3連単なのに220円になった理由

■2026/02/01 JRA史上最低配当!3連単なのに220円になった理由


■2026/02/01 JRA史上最低配当!3連単なのに220円になった理由

 ”小倉1Rで3連単のJRA史上最低配当 的中してもわずか220円”(デイリースポーツ 2025年07月05日(土) 10時18分)というニュースが以前ありました。記事では書かれていませんけど、記録が出たレースは、2歳未勝利戦です。

<5頭立てで行われた5日の小倉1R(芝1800メートル)で、3連単のJRA史上最低配当が記録された。レースは単勝1・1倍の1番人気に推された川田騎乗のアスクエジンバラがV。2着に2番人気リヒトミューレ、3着に3番人気のアクティングエリアが入り、単勝人気順の決着に>
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=301506

 最低配当になったことに理由があるはずがないのですけど、配当が低くなるのもわかる…という要素がこのレースにはありました。
 当該レースは想定段階では1番人気で1着だったアスクエジンバラと2番人気で2着だったリヒトミューレの2頭しか出走意思を示しておらず、成立が危ぶまれる状況だったそうです。最終的には3頭がエントリーして、競走が成立したのですけど、この3頭はいずれも九州産馬だったといいます。

 ご存知の通り、九州産馬と北海道産の馬では力が違い、この時点で上位2頭が決定したようなもの。ガチガチでした。さらに3着もすんなり3番人気で決まったために、史上最低となってしまったのだと思われます。
 なお、九州産馬は九州産馬限定レースに出ることが多いですが、この週は九州産馬限定レースがなかったそうです。毎週九州産馬限定レースの開催がないのは、九州産馬限定レースを狙って三連闘させないための措置ではないかというコメントがありました。

エノキ
<今週は九州産馬限定戦がないからねえ(三連闘させないための措置かと思われる)。>

 ただ、「九州産馬限定戦がないから」以上に、上記コメントに続く「これで3~5着の賞金を貰えるんなら馬主としてもありがたい話かな」の方がポイントじゃないかと思います。確実に賞金がもらえるのだから勝てる見込みがなくても出して賞金を稼いでおこう…ということは、少頭数レースではよくあることですからね。

 ということで、かなり理由が想像できるレースでしたが、これ以前の記録は、2022年11月6日の阪神3Rでマークした240円だったそうな。このときは6頭立て。阪神でもこれだけ少なくなることあるんですね。このときは1番人気から6番人気までそのまま順番に決まっています。芝2000mであり、この距離でなおかつ関西開催だといつも頭数少なめではありますけどね…。
 あと、このレースの結果を見ていて、あ!と思いました。弱々だった私の一口馬主出資馬ウインラフィネが出たレースでしたわ。ありがたく5着賞金をいただいています。弱かったのでもちろん唯一の掲示場で、唯一の賞金をもらえたレース(ファンド解散後は除く)。他の中央4戦は全部二桁着順、地方交流戦ですら8着でした。どうせ勝ち上がれないので、良いレースに使ってくれたなと感謝した覚えがあります。


ダンチヒ系種牡馬の不思議 スピード型スタミナ型どちらもいる ハービンジャーなど

■2014/7/29 ダンチヒ系種牡馬の不思議 スピード型スタミナ型どちらもいる
■2014/7/29 ダンチヒのひ孫ハービンジャーが12ハロンG1で勝利
■2014/7/29 同じチーフベアハートから天皇賞・春、中山大障害、朝日杯勝ち馬
■2020/09/07  人気はないが期待したいハービンジャー産駒のPOG馬レベランス


■2014/7/29 ダンチヒ系種牡馬の不思議 スピード型スタミナ型どちらもいる

 ディープスカイの板でダンチヒ系種牡馬の産駒はスピード型か?スタミナ型か?という話が出ていました。

-----引用 ここから-----
 [11161] イスタンブールさん
父はアグネスタキオンですが母の父Chief's Crownはスタミナ型のDanzig系で重い印象があります。
ただ、その分底力はあるはずで成長力、今後に期待したいですね。

 [11163] YOU2012さん
世界的に有名なスプリンター系統で、短距離化の元凶なんてトンデモ論まで出ちゃうDanzig系をスタミナ型って言う人初めて見た…
ほんっとテキトーなのね。

 [11179] ツッコミさんさん
>>11163
亀レスだけど、代を重ねるごとに距離適正の幅が広がるのはダンチヒ系の特徴だよ。一概にはスピード血統と言い切れない。
例えばデインヒルなんかもダンシリを通してレイルリンクが出たりしてるし、デインヒルの直仔でも長距離戦線で活躍したウェスターナーが出てる。
その一方でデインヒルダンサーからだとスピード型の馬が出たりしてるのもまた事実。

つまり、スピード型のダンチヒ系とスタミナ型のダンチヒ系、その人のニュアンスによって両方とも意味は合ってるんだよね。

ディープスカイの母父チーフズクラウンも、英ダービー馬エルハーブやBCターフ馬チーフベアハートなんか出してるし、個人的にはスタミナ型のダンチヒ系といっても何ら問題ないと思うよ。

 [11181] EMOCIONさん

>>11179
分かりやすく言えばマイネルキッツはダンジグ系。フェノーメノも母系はダンジグ系なので、代を経るごとに適性距離が伸びることは証明済みですね。

http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2005101358#comment_11179
-----引用 ここまで-----




■2014/7/29 ダンチヒのひ孫ハービンジャーが12ハロンG1で勝利

 ダンシリからはハービンジャーという名馬が生まれています。

-----引用 ここから-----
ハービンジャー (Harbinger) はイギリスで生産、調教された競走馬で現在は種牡馬。G1の勝利はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスのみだが、このレースを大差勝ちしたことで、歴史的名馬の一頭に数えられている。(略)

約半年の休養を経て、4歳になった2010年はジョンポーターステークスから始動。このレースを3馬身差、オーモンドステークスを1馬身1/2差、ハードウィックステークスを3馬身1/2差と、いずれも完勝で重賞3連勝。キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(以下“キングジョージ”)の行方を占う有力レースであるハードウィックステークスを快勝したことで、次走の本番である“キングジョージ”では2番人気に推される。(略)

並走するワークフォースと愛ダービー馬のケープブランコの背後をマークする形の4番手でレースを進め、直線に入ると残り2ハロンで前の3頭の先頭争いを外から並ぶ間もなくかわし、あとは突き放す一方で2着のケープブランコに<b>11馬身差の圧勝</b>で、重賞4連勝をG1初挑戦初制覇で飾った[3]。この着差はジェネラスの<b>7馬身差を上回る“キングジョージ”史上最大着差、勝ち時計の2分26秒78もコースレコード</b>[4]であった。このパフォーマンスに対し、タイムフォーム誌はスポークスマンが「この評価が妥当かは今後の走りを見てから」と付け加えながらも、前年のシーザスターズのアイリッシュチャンピオンステークスに与えられた、21世紀に入って最高の140ポイントを上回る、<b>歴代4位タイの142ポイント[5]の暫定レーティングを与えている</b>[6]。その後、8月1日の正式なレーティングで140ポイントを与えられた。一方、IFHA(国際競馬統括機関連盟)は2010年2月1日から2010年7月28日までのワールド・サラブレッド・ランキングにおいて、現在の方式での評価方法になった2004年度以降、前年の<b>シーザスターズの136ポイントに次ぐ歴代2位の135ポイント[7]のレーティングを与えている[8]。</b>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC
-----引用 ここまで-----

 最初の書き込みの方が、ダンチヒ系から長距離馬が生まれていることを知らなかったところを見ると、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの距離も知らないかもしれませんが、12ハロンのレースなんですよね。


 ■2014/7/29 同じチーフベアハートから天皇賞・春、中山大障害、朝日杯勝ち馬

 ハービンジャーの父ダンシリのそのまた父であるデインヒルの産駒は、日本でも多かったです。「デインヒルの直仔」の話も出ていましたが、日本国内のデインヒル産駒もある程度距離が持ちました。ブレイクタイムはマイルまでの馬だった一方、ファインモーションは中距離を何度も勝っているだけでなく、2600mでも勝ち星があります。
 エアエミネムは中距離が得意で、長距離の菊花賞でも3着という立派な成績を残しました。ツクバシンフォニーも中距離主体ながら長距離でもまずまず。エアスマップはマイル中心だったものの、後に中距離に主戦場を移しています。

 天皇賞・春やステイヤーズステークスを勝っているマイネルキッツ。「マイネルキッツはダンジグ系」で名前が出てきた、このマイネルキッツの父はチーフベアハート。父のチーフベアハートはこれも最初の話に出てきた「Chief's Crown」の子で、自身もブリーダーズカップ・ターフを勝つなど芝の12ハロンが主戦場でした。
 このチーフベアハートの他のG1馬は、マイネルレコルト(朝日杯フューチュリティステークス)という短距離と、メルシーエイタイム(中山大障害)というスタミナタイプがいるという不思議。本当おもしろいですね。

■2020/09/07  人気はないが期待したいハービンジャー産駒のPOG馬レベランス

レベランス (父ハービンジャー 母アンレール )

 今年は当たり年だった2019年と違って、強い~という感じのPOG馬が全然いません。レベランスもそれほど強いようには見えませんでしたが、今年は期待馬が少なすぎて書くことないので言及することに。 

 新潟5R芝1800でのデビュー戦は、最初行き足つかず、その後も反応悪く、後方からの苦しい競馬。掲示板では「なぜ前行かない?」とか「なぜ下げた?」とか「出遅れ」とか言われることが多いですけど、馬が動いてくれなかった感じですね。これは、戦後に福永騎手も言っています。

 新馬戦レベルでは前が早くなることはまれで、このレースも早くありません。最後方はムリだろうという形。ただ、それでも、最後長く伸びて勝つという強い勝ち方。掲示板情報によると、福永騎手は「信じられない。スタートも出ない。前進気勢もない。物見はする。初戦から動ける態勢が整っていない。逆にそんな状況で勝つんだから、ポテンシャルは高いのでしょう」と言っていたとのこと。

 なので、評価して良いとは思います。ただ、こういう派手な勝ち方の場合、過剰評価にもなりやすいため、期待は抑え気味で、私は入れ込まないようにしています。この私の評価を跳ね返す走りをしてくれれば、万々歳なんですけど…。

 あ、忘れていました。血統については強調したいですね。この子の父は、失敗感のあるハービンジャーなんですよ。勝ち上がっている上の子はエピファネイアであり、確実にレベル落ち。普通は絶対指名しないでしょう。ただ、それでも敢えてのPOG指名。堅実に勝ち上がりそこそこ稼ぐだろう…といった期待での指名。初戦のこの走りはすでに当時の期待以上ですので、予想が外れている感じではありますね。ただ、血統表見直してみると、なぜ結構自信があって指名したか思い出せませんね。全然走りそうにない血統ですわ。近親に活躍馬もいません。謎です。で、当時のメモ見ると、単に早期デビューできそうとの情報を見たってのがあるみたいですね。結果としては言うほど早くなかったんですけど…。



未勝利馬初の重賞勝利?未勝利のオープン馬クラスペディア

■2024/11/09 未勝利馬初の重賞勝利?未勝利のオープン馬クラスペディア
■2025/02/11 初勝利がいきなりオープンクラスのリステッドとなった馬と馬主


■2024/11/09 未勝利馬初の重賞勝利?未勝利のオープン馬クラスペディア

 京王杯2歳S(GII)の馬柱を見ていて、あれ?と思ったのが、クラスペディアという馬。未勝利なのに、前走小倉S2着なのです。
 未勝利の馬が格上挑戦でオープンに参戦することそのものは全く珍しくありません。少頭数で5着あたりの賞金を狙ったり、出走手当を狙ったりというところでしょう。ただ、クラスペディアの場合、2着になったことを考えると、ガチで勝負した感じです。これは珍しいですね。

 また、重賞で2着になっているので、クラスが上がっていたのでは?と検索してみると、<“未勝利のオープン馬”がJRA史上初の快挙へ 京王杯2歳Sで初重賞V狙う>(24/10/30(水) 18:00配信 netkeiba)という記事がヒット。未勝利でも重賞2着になったので、やはりオープンクラスに昇格していたようです。

<ここまで2戦0勝。8月中京の新馬(芝1200m)はスローペースの逃げから上がりをまとめたが、エイシンワンドに差されて2着。続く小倉2歳Sでは先団から伸びたものの、やはりエイシンワンドに3/4馬身届かずの2着だった。今回は初の1400mとなるが、レースセンスがあるので問題なさそう。2戦連続で先着を許しているエイシンワンドにリベンジを果たせるかどうかが最大の注目となる。
 まだ未勝利だが、重賞で2着になったので収得賞金600万円のオープン馬。これは非常に珍しいパターンといえる。未勝利の身で重賞を勝てば、84年のグレード制導入後の中央所属馬では初めて。再度の重賞チャレンジで、日本競馬史に残る1ページを刻んでみせる。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/6beefb31cb6d108a892437527721754ec9e31202

 「最強の未勝利馬」とも言われており、注目を集めました。結果、京王杯2歳S(GII)は6番人気5着まで。私が見たときは3,4番人気くらいかな、もっと人気していたので目についた6番人気まで落ちています。また、小倉2歳Sのときは13頭中8番人気であり、そこまで人気ではなかった模様。それでも、1勝馬より人気してますから、すごかったですけどね。
 小倉2歳Sの戦前の記事を…と検索してみると、<【小倉2歳S】未勝利馬初の重賞Vを狙うクラスペディア 河嶋調教師「厩舎の期待馬ですからね」>(スポーツ報知    2024年08月31日(土) 10時44分)という記事がヒット。やはりガチでの参戦だったようです。

<前走(引用者注:新馬戦)は9番人気だったが、持ち前のスピードを武器に2着に粘った。「勝ちにいくレースでしたし、悔いはありません。今回はポジションよりも、リズムを重視したいです」と自在に立ち回る考えだ。
 これが厩舎にとっても重賞初挑戦となる。「厩舎の期待馬ですからね。決して記念出走ではありませんよ」とトレーナーは力を込めた。前走で0秒2差だった勝ち馬、エイシンワンドが今回も人気になっていることを考えれば、侮れない存在だ。 >
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=273627


■2025/02/11 初勝利がいきなりオープンクラスのリステッドとなった馬と馬主

 このまま未勝利で戦い続けているとおもしろかったのですけど、クラスペディアが無事初勝利を上げています。それでも、初勝利がいきなりオープンクラスのリステッドという特筆すべきことにはなりました。

・0勝馬クラスペディアがオープンクラスで初白星の珍事/クロッカスS(25/2/1(土) 16:28配信)
<3番人気のクラスペディア(牡、河嶋)が逃げ切り、デビューから5戦目で初勝利を挙げた。3歳以上の0勝馬がオープンで初勝利を挙げるのは、JRAが把握している中では初めての珍しいケース。(中略)
 デビュー2戦目の小倉2歳S2着で賞金を加算。未勝利の身ながらオープンクラスに所属し、京王杯2歳S5着、朝日杯FS6着と高いレベルのレースで好走してきた。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/b262e9bbb69b7a1b5606917926094fef5cafa4b7

 河嶋師は「良かったです。ようやくですね。オーナーも初勝利なんですよ」としており、馬主がオープンクラスのリステッドで初勝利というのも、かなり珍しいパターンなんじゃないかと思われます。