2025年12月31日水曜日

種牡馬モーリスの由来モーリス・ベジャールとは?

■2020/12/05 種牡馬モーリスの由来モーリス・ベジャールとは?
■2023/03/24 モーリス産駒の名前 ベジャールがいるが無関係な馬名が多い
■2023/03/24 ジャックドールは人形じゃなく、ピクシーナイトは夜じゃない!?
■2024/03/05 モーリス産駒は芝替わりで買い!で7番人気18倍の単勝を当てるが…


■2020/12/05 種牡馬モーリスの由来モーリス・ベジャールとは?

  モーリス - Wikipediaでは、モーリスあるいはモリス(Maurice, Morris)は英語圏、フランス語圏などの男性名、姓との説明。また、"Maurice"はラテン語のマウリティウス(Mauritius、「肌の色が黒い」)に由来するともあるものの、こちらは「要出典」となっていて、怪しくなっています。

 同じページにはモーリス、もしくはそれに関連する名前を持つ人がズラリ。かなり多い名前なんでしょうね。また、日本のギターメーカーやイギリスの自動車メーカーなど、企業名でも結構使われています。人名で有名そうなのは、フィリップモリス社の創業者フィリップ・モリス さんなど。これは企業名も関連だと言えます。また、競馬関連だとフランスにモーリス・ド・ゲスト賞というG1があります。

 馬のモーリスの場合、由来ははっきりしていて、【安田記念】モーリス 吉田和美オーナー笑顔「川田さんが上手に」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブルによると、「馬名はフランスの世界的バレエ振付師であるモーリス・ベジャールから命名された」とのこと。同じ記事では、トレーニングセールで1000万円(税抜き)という安い価格で購入したという話もあり、競馬のおもしろさを感じます。

  この モーリス・ベジャールさんですが、検索すると、新型コロナウイルス問題で公演が中止になったという、「モーリス・ベジャール・バレエ団2020年日本公演」が中止に - ステージナタリー()といった記事が出てきます。なので、てっきりまだ存命なのだと思ったら、2007年に亡くなっていました。生まれは1927年です。Wikipediaを読むと、活躍が目立ってくるのは、1954年あたりからのように見えました。

<1954年にジャン・ローランとともにエトワール・バレエ団(1957年にバレエ・テアトル・ド・パリに改称)を結成。
 1959年に鹿の交尾から着想を得たといわれる『春の祭典』が成功を収め、翌1960年にはベルギーの支援を得て20世紀バレエ団を結成する。この年発表した『ボレロ』は、ディスカ・シフォニスが海から上がってくる様子を見て彼女のために振付けたといわれている。円卓の上でソリストが旋律を踊り、群舞がそれを取り囲むようにリズムを踊るこの作品は、ジョルジュ・ドンがメロディを踊ったクロード・ルルーシュ監督映画『愛と哀しみのボレロ』で不朽の名声を得る。
 1987年に本拠をスイス・ローザンヌに移し、ベジャール・バレエ・ローザンヌを創立>

 日本との関係では、<東洋の思想や日本文化への関心も高く、東京バレエ団に『仮名手本忠臣蔵』を基にした『ザ・カブキ』、三島由紀夫をテーマにした『M』などを振付けている。歌舞伎役者とも積極的に交流した>との記述があります。日本とも縁が深い方だったようです。

■2023/03/24 モーリス産駒の名前 ベジャールがいるが無関係な馬名が多い

 最近モーリス産駒の過去の戦績をチェックしているため、モーリス産駒の名前を多数見ています。で、思ったのは、モーリス産駒は私が好む「父名とちなんだ馬名」という命名法が難しいタイプだな…ということ。大半が父とは無関係と思わせる名前となっています。

 そんな中で、ベジャールはそのままモーリスの名前の由来となった「モーリス・ベジャール」の苗字の方を使った名前。シンプルすぎるほどシンプルですが、馬名由来を見ると、父だけでなく母からも連想した名前とのこと。 その母の名は?と思ってみると、「エスジーブルーム」という馬。ブルームは花や開花の意味。なぜこれで母にもちなむのかわかりづらいですが、バレエの振付なのかもしれません。馬主さんはシンシアリーというところでした。

 私がモーリス産駒ですぐ思いつくのは、ウインバグース。大好きな馬…なのですが、馬名はちょっとピンと来ない馬。馬名の由来は「冠名+非常に素晴らしい(インドネシア語)」となっており、さっぱり理由がわかりません。クラブ馬では比較的珍しいのですが、特に父母に関係なくつけた名前なのかもしれません。
 ちなみにウインバグースの母・コスモネモシンは、「冠名+誰でもない+神」という意味説明。ウインバグースと関係なさそうだとわかるでしょう。この母も不思議なネーミングですね。

 ただ、モーリス産駒全体としては、カッコいい名前の馬が多い印象。センスがズレてしまっている私にしては珍しいことなのですが、2023/03/24時点での代表産駒ベスト3がすべていいな!と思う名前です。

 モーリス産駒、現時点での1位は牝馬のジェラルディーナ。意味はわかりませんけど、一見して牝馬と感じるきれいな響きの名前です。
 調べてみると、これは単に女性名からとのこと。なんとなく名前の響きから歴史的な名牝ジェンティルドンナを思い出したら、普通に彼女の娘でしたわ。ニコニコ大百科では、<直接の由来は特になさそうで、イタリア語で「鬼貴婦人」の意味だった母名と響きの似た女性名をつけたというところだろう>と予想されていました。馬主はサンデーレーシングです。

■2023/03/24 ジャックドールは人形じゃなく、ピクシーナイトは夜じゃない!?

 2023/03/24時点での2位はジャックドール。よく考えると妙な名前のような気もしてくるのですが、ジャックがつく馬って大体好きなんですよね。ハングリージャックやスマイルジャックはPOG指名馬で大好きでした。ジャックドールも結構好きで、個性ある逃げ馬というので印象的です。
 さて、名前の由来。検索すると、馬名の意味は、人名+フランス語で「黄金」だとうな。人形のドールじゃないんですね。なんで「人形」なんだろうと思っていたら、そもそも違いましたわ。
 ちなみにジャックドールの母はラヴァリーノという馬で、アメリカ産のため詳細不明。ジャックとも「金」とも関係なさそうで、父母ともに関係ない命名パターンですかね。馬主は前原敏行さんでした。
 ジャックドールという名前ですが、「ジャック」+「黄金」という馬名だとなると、『ジャックと豆の木』のイメージでしょうか。以下に引用したように、『ジャックと豆の木』では「金の卵」などが出てきます。

<巨人が寝た後、ジャックは金貨と銀貨の入った袋を奪って家に帰る。味をしめたジャックは後日金の卵を産む鶏を奪う。しかし、そのまた後日に、魔法のハープを持っていこうとした時にハープが喋り出し巨人は起きてしまう。急いで地上に戻ったジャックは豆の木を斧で切り、追って来ていた巨人は落ちて死んでしまう。楽をして掴んだ幸せに価値がないことを悟ったジャックは真面目に働くようになり、母子ともども幸せに暮らした>
<巨人から金の卵を産む鶏、金と銀の入った袋、歌うハープを奪ったジャックがそれらの宝物を手に母親と幸せに暮した結末が多い>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%A8%E8%B1%86%E3%81%AE%E6%9C%A8


 次に2023/03/24時点での3位の馬。これはモーリス産駒で最初に活躍したイメージのピクシーナイト。馬主はシルクレーシングです。
 このピクシーナイトのナイトは「夜」だと思っていたのですが、騎士のナイトだそうでびっくり。馬名の由来説明は「母名の一部+騎士」となっています。
 ということで、明らかに母由来の名前。母はピクシーホロウ(馬主    吉田 和美)で、「妖精が住んでいる所」という説明でした。
 ただ、ピクシーは「妖精」ではあるものの、美しい妖精ではなくいたずら好きの悪ガキみたいな妖精なので、サッカーのストイコビッチの愛称であったように牡馬向き。ピクシーは日本人の誤解が多い単語です。
 夜いたずらして回るイメージで、牡馬であるピクシーナイトも「夜」のナイトの方がイメージが合いましたね。実際、以下のように、夜の活動がある妖精。全然騎士という感じではありません。

ピクシー(Pixie、ピグシー、ピスキーとも)は、イングランドのコーンウォールなど南西部諸州の民間伝承に登場する妖精の一種である。 (中略) 身長20cmほどの小人で、赤い髪の毛、上に反った鼻をしている[1]。
 闇でも光る目、青白い顔、尖った耳、緑色の服を着、先の尖ったナイトキャップを被っているともいわれる。 (中略)
 怠け者を見つけるとつねったりポルターガイスト現象を起こして懲らしめる。 また一晩中輪を描いて馬を乗り回しガリトラップと呼ばれる妖精の輪を作ることもある。 翌朝馬のたてがみと尾を結び馬を帰すと言う。 古代の塚やストーンサークル、洞窟などに住み、夜になると森の中でダンスすると言う。 彼らの踊りにでくわした旅人は皆一緒に踊らされ時間の観念をなくしてしまうと言う。 (中略)
 また人間の子供を盗んだり、取り替え子(チェンジリング)を行うと言う。 そうならないためヴィクトリア朝時代までさらわれぬ様に赤ん坊をベビーベッドにくくりつける風習の地方もあったと言う。
 洗礼を受けずに死んだ子供の魂が化身した存在だといわれており、直接人目につく場所には出て来ないが、人間と様々な点で共生関係にある存在である。 自身に恵みを与えた者には正しく報いるという。基本的には人間に悪戯をするのが好き>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC


 あと、賞金とは無関係に気になる名前の馬を。意味は全くわかりませんけど、カランドゥーラの響きがすごい好きですね。
 調べてみると、馬主は窪田 芳郎さんで、馬名の由来は、アンゴラにある巨大な滝の名前。荒々しく雄大なイメージとのことでした。
 母はラストグルーヴですので、特に父母と関係ないパターンのようです。

■2024/03/05 モーリス産駒は芝替わりで買い!で7番人気18倍の単勝を当てるが…

 2023年の馬券反省会で書いていた話を少し変更して転載。

 2023年回収率が高かった騎手は藤岡康太騎手が312%という圧倒的な数字でトップ。5レース買って当たったのは1回だけというもの。1,870円の配当があって、それだけでダントツトップの回収率になっていました。

 気になって見てみると、2023/5/28    京都    3R    3歳未勝利で7番人気1着となったピピオラですね。3走目の未勝利だけダート替わりを期待されて2番人気だったものの、11着惨敗。そこで芝に戻ったところを買いました。いつもの人気でおいしくはないのですけど、芝戻りは私がモーリス産駒の激走条件だと思っていたので購入しています。

 こう書くと、すごい馬券がうまそうなのですけど、この条件はこの年回収率が悪すぎてやめてしまった失敗条件のひとつ。モーリス産駒馬券で当たったのはほぼこれ1回というひどさで、結局、モーリス産駒条件での全体の回収率は16%というひどさでした。むしろ一番ひどかった馬券購入条件でしたね。


2025年12月30日火曜日

珍名馬ワタシダケドナニカとオレデイイノカとワタシデイイデスカ

■2022/11/20 珍名馬ワタシダケドナニカとオレデイイノカ バルタン星人ならぬバルタンセージも
■2022/12/09 珍名馬ワタシダケドナニカとオレデイイノカとワタシデイイデスカ
■2015/11/28 伊藤博文由来のイトウの隣がヒットザターゲット…暗殺事件?
■2020/08/03 ソンノウジョウイ、父内国産馬じゃなくてハーフ!ドラミモンと珍名新馬戦対決
■2019/05/03 天神に巫女に王妃に…詰め込みすぎ珍名馬テンジンミコオウヒ


■2022/11/20 珍名馬ワタシダケドナニカとオレデイイノカ バルタン星人ならぬバルタンセージも

 個人的な好みとは違うので紹介していませんでしたが、珍名馬らしい珍名馬ということで、ワタシダケドナニカをピックアップ。てっきり牝馬だと思っていたら、牡馬でした。
 父マインドユアビスケッツ、母トップスカーレット、母父ダイワメジャーということで、父母からの命名ではなさげ。この系統の名前は大体連想系ではないですよね。
 念のために兄弟も見てみましたが、やはり関係なし。この兄弟では、兄の マサルイチバンボシが印象に残る名前です。

 ワタシダケドナニカの2つ上にオレデイイノカという馬がいて、似た系統だと感じました。同じ馬主さんかな?と見てみると、違いますね。ワタシダケドナニカの馬主さんは松田整二さん、オレデイイノカの馬主さんは福島徳佑さんです。
 オレデイイノカも連想系の命名ではないでしょう。父サウスヴィグラス、母グレイスフルアート、母父ダイワメジャーです。兄弟は未デビューですね。

 オレデイイノカの福島徳佑さんの所有馬で出世頭は20,165.0万円のウインドストース。知らん!と思ったら、 1983年生まれの古い馬でした。上位におもしろ系の名前はなくて、オレデイイノカが例外。普通に英語の名前が多いですね。そんな中で少ない日本語である「ホシニイノリヲ」なんてのはすてきな馬名でした。

 ワタシダケドナニカの馬主さんは松田整二さんは69件がヒット。こちらは最近の馬が多いですね。まだ1億円ホースも出ておらず、出世頭は2,675万円のジェッシージェニーです。
 こちらもおもしろ系が多いわけではありませんが、セッカチセージ、 イザシュツジンあたりはユニーク。セッカチセージのセージはおそらく自身のお名前からでしょう。バルタンセージというのもありました。というか、これは「バルタン星人」のダジャレ(由来説明では「人名より+馬主名より」)かもしれません。


■2022/12/09 珍名馬ワタシダケドナニカとオレデイイノカとワタシデイイデスカ

 ワタシダケドナニカとオレデイイノカの他にも「ワタシデイイデスカ」という馬もいたことに気づいてびっくり。しかも、この子勝ち上がりました。これでワタシダケドナニカとオレデイイノカとワタシデイイデスカ全部が勝ち上がりということに…。
 中央で1勝するというのは意外にたいへんなので、超有名馬主やクラブ系ならともかく、そうではない馬主の馬でこれだけ勝ち上がるのはすごいですね。縁起の良い系統の名前です。

 超有名馬主じゃないのに…と書いたのですが、ワタシデイイデスカの馬主さんを紹介していませんでした。これはオレデイイノカと対になる馬名。しかし、ややこしいことに、オレデイイノカの馬主さんではなく、ワタシダケドナニカの馬主さんと同じ松田整二さんの持ち馬です。ワタシシリーズなのかもしれません。
 とりあえず、この3頭を整理すると、以下のようになります。

ワタシデイイデスカ 馬主     松田整二 2020年生まれ牝馬
ワタシダケドナニカ 馬主     松田整二 2020年生まれ牡馬
オレデイイノカ 馬主     福島徳佑 2018年生まれ牝馬

 ワタシシリーズが他にもある可能性があるので、前回チェックしていなかった松田整二さんの同年の持ち馬を全部見てみます。しかし、結局、ワタシだったのはこの2頭のみ。期待の2頭がワタシシリーズだったんですかね?

馬名    性    生年    総賞金(万円)
アオシロツルバミ    牝    2020    0
ビッグナアシタ    牡    2020    0
レイズミーアップ    牡    2020    78
ワタシダケドナニカ    牡    2020    800
ワタシデイイデスカ    牝    2020    520

 ついでに近年の松田整二さんの馬名をチェック。すると、近年は珍名系の名前をあまり使っていなかった感じですね。それ以前には少しありましたので、今年は久々におもしろ系の年だった模様。また、競馬成績的にも当たり年である可能性があり、今後の競走成績にも注目したいところです。
 なお、近年でも「セッカチケーン」は珍名っぽい感じ。これは以前あったセッカチセージにちなんだものではないかと予想します。

馬名    性    生年    総賞金(万円)
オンタケサン    牝    2019    168.4
セキレイ    牝    2019    393
セッカチケーン    牡    2019    1,570.00
チサトフェリーチェ    牝    2019    49.7
オーメンランゲ    牝    2018    205
オールマイフレンズ    牝    2018    67.2
ガンブーツダンス    牡    2018    742
ターミナルピアノ    牝    2018    3
エスカレーション    牝    2017    590
ココアブラウン    牡    2017    0
コッポラ    牡    2017    0
ミシガン    牝    2016    0
ロバート    牡    2016    112.8


■2015/11/28 伊藤博文由来のイトウの隣がヒットザターゲット…暗殺事件?

  ジャパンカップで「イトウ」という妙な名前の馬がいると思ったら、やはり海外馬でした。日本人に多い普通の苗字なんですけど、逆に日本人はつけない名前ですよね。<イトウ鞍上ミナリクが「前から行くのが好きな馬」/ジャパンC - netkeiba.com>( 2015年11月28日(土)12時00分)によると、伊藤博文由来だそうです。

<前走のバイエルン大賞Vを含め、果敢な逃げを打ってきた。初代内閣総理大臣の伊藤博文から名付けられたというイトウは、展開の鍵を握る一頭だ>
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=104647

 詳細なルールは知りませんが、ドイツ馬は母方の名前の前方を引き継ぐ慣習です。この馬の母はIotaですので、やはり最初の文字Iで繋がってそうですね。とはいえ、日本人由来の名前であることは確かで、それが日本で出走というできすぎた話に。伊藤博文チョイスというのも謎ですね。日本ではそれほど人気ではありません。
 さらに妙なサイン(?)みたいになっているのが、同枠の馬。ヒットザターゲットがいるんですよ。なので、ネット競馬では以下のような反応が出ていました。不謹慎ですが、暗殺で亡くなっている伊藤博文を思わせます。できすぎです。

 [142] えびふりゃあさん
>>136
イトウの隣がヒットザターゲットだぜ
ブラック過ぎるネタだわ。

2015/11/29追記:忘れていました、もう一つサインみたいなニュースがあったんでした。本当できすぎです。

 [166] pinkloopさん
売春強制で、イトウ容疑者逮捕。
サインではなさそうだが笑
ブラジル人だからカタカナなのが気になる笑
2015/11/28 10:28

2022/01/27追記:と書いていましたが、2015年のジャパンカップ、8番人気だったイトウは最下位の18着で全く絡まず。全然サインは発動しませんでした。ヒットザターゲットも14番人気13着です。勝ったのは4番人気で4歳牝馬のショウナンパンドラ。以下、7番人気ラストインパクト、1番人気ラブリーデイと続きました。


■2020/08/03 ソンノウジョウイ、父内国産馬じゃなくてハーフ!ドラミモンと珍名新馬戦対決

 2020年7月18日の福島5Rの新馬戦は、ソンノウジョウイとドラミモンの2頭の名前が気になりました。14番人気11着、4番人気13着と、ともに惨敗していたんですけどね。

 ソンノウジョウイは外国人排斥の尊皇攘夷って名前なのに、お父さんは父内国産馬ではなく、フランス生まれフランス育ちのベーカバドなのがウケました。サラブレッドというのが人間で言う人種なのであれですが、日本人とフランス人のハーフ的なイメージですね。
 なお、真面目な話をしてしまうと、外国にルーツがあるという負い目にあるからこそ在来の人々より一生懸命お国のために働く、排外的な右翼活動にハマる…といった例は見られています。ここらへんは真面目に考だすと、かなり悲しいところです。

 一方、ドラミモンは、「ドラえもん」と「ドラミちゃん」を足したような不思議なネーム。しかも、「ドラミ」なのに牡馬です。
 馬名の説明を見ると、「人名愛称。父名より連想」となっていました。父はドゥラメンテで確かにちょっと名前が似ていますが、「人名愛称」という言い方はよくわからず。馬主さんの身近に実際そういう人がいたのか、キャラクター名からとったとなると問題になるから誤魔化したのか…よくわかりませんでした。
 とりあえず、掲示板ではドラえもんネタであふれており、ドラミちゃん由来と理解されているようです。
 


■2019/05/03 天神に巫女に王妃に…詰め込みすぎ珍名馬テンジンミコオウヒ

 昔の馬でなおかつ1勝しただけの無名馬であり、しかもわかりやすい珍名馬ではないのですけど、見かけて気になったのが「テンジンミコオウヒ」という馬。単独ならともかく「ミコ」と「オウヒ」をくっつけるってのは妙だなと、ひっかかったためでした。
  「オウヒ」はおそらく「王妃」。なので、牝馬じゃないかと思ったものの、「ミコ」は「皇子」である可能性も。これは「おうじ」とも呼び、まれに女性も含めていいますが、普通は男子です。
 ただ、 「王妃」との兼ね合いからすれば、「巫女」なんでしょうね。「巫女」と「王妃」を並べて言うというのは、結局、不思議なんですけど。検索してみたものの、そのような用例は見られませんでした。
  さらに「テンジン」というのは「天神」を思い起こさせます。国津神に対する天津神を指していたものの、現在では神様としての菅原道真の信仰になっています。「天神」「巫女」「王妃」となんだかてんこ盛りな感じです。
  で、馬名の意味を調べてみると、馬主がテンジンであり、「テンジン」というのは単に冠名。特段の意味はありません。で、後半はやはり「巫女」「王妃」が由来でした。牝馬でもあります。

 あと、 「巫女」と「王妃」の組み合わせが気になったというのは、古代においては天皇の后(皇后)というのがそれ以降の時代よりも重要であり、巫女としての役割が大きかったという説があるためでした。
 前述の通り、用語的には「巫女王妃」という用語は存在しないのですけど、そこらへんも意識した名前なんでしょうか…。



2025年12月29日月曜日

ムルザバエフ騎手、「日本は欧州と違う」と戸惑いつつ速攻で順応

■2022/12/21 ムルザバエフ騎手、「日本は欧州と違う」と戸惑いつつ速攻で順応
■2022/12/30 「今日はないな」と思った人気薄でムルザバエフ騎手がG1を勝ってしまう!


■2022/12/21 ムルザバエフ騎手、「日本は欧州と違う」と戸惑いつつ速攻で順応

 外国人騎手が多く来ていますね。ムルザバエフ騎手もそのひとりです。
 ジャパンカップのときにも来日していたムルザバエフ騎手は、そのジャパンカップの週に見た騎乗のイメージが悪く低評価になっていました。が、今回、本格的に来日して騎乗を見るとイメージが一変。むしろ好きですね。

 特に好きだったのは、2022年12月18日(日曜) 6回中京6日8レース3歳以上1勝クラスのダート1800、3番人気のキミコソシャチョウで1着したレースです。
 まず、最初ある程度行かせて2番手争い。ダートはある程度前に行かないといけないため、まずこの判断が良いと思ったところです。
 最初は前に4頭行って、1頭が抜けた後3頭並びます。ここで譲らずに単騎で2番手に。1頭が抜けましたが、楽に活かせるとまずいと考えたのか、他の馬と違って追いかけてプレッシャーをかけて前を追いかけます。これがもう一つ好みだったポイントです。

 直線は早々にこの逃げ馬が脱落。一時はキミコソシャチョウが独走…といった感じになっており、狙い通りの騎乗になったと思わます。
 しかし、差し馬も2頭伸びてきて、特に1頭は最後にすごく伸びて際どいところ。結果を見ると、なんと同着でした。ギリギリ残した形ですね。
 単独勝利とはなりませんでしたが、乗り方は私の好みとしては完璧。いい騎乗だったと思います。

 いつも書いているように、ヨーロッパの騎手はスタートでふわっと出てしまい後手を踏むことが多いです。しかし、ジャパンカップの週の騎乗は忘れましたが、今回の来日だと最初からムルザバエフ騎手にそういった騎乗がありません。スタートは全然問題ないどころか、勝利したレースのように早めに前に行く騎乗が多く、私好みです。

 名前からすると、欧米系ではなく、どこの騎手だろう?とわかりませんでした。名前的に出身は欧米ではないか、移民だと思われます。で、調べてみると、出身はカザフスタンでした。
 一方、今はドイツのリーディングジョッキーだとのことで、騎乗のイメージとは合いませんね。ヨーロッパの騎手が経験不足なダートでもうまく乗っています。

・ドイツのリーディングジョッキー ムルザバエフ騎手がJRA初勝利 中京2Rをルーパステソーロで逃げ切る
12/18(日) 12:00配信 スポーツ報知 
<短期免許で騎乗しているバウルジャン・ムルザバエフ騎手=カザフスタン出身、ドイツ拠点=は、12月18日の中京2R・3歳上1勝クラス(ダート1900メートル)でルーパステソーロに騎乗して1着となり、JRA初勝利を挙げた。2022年11月26日のJRA初騎乗から13戦目>
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb49fcb2d78820b5bd2e33dc0137904d64796362

 以前の記事も読んでみると、やはり最初から早い流れの日本の競馬について、ヨーロッパとの違いを指摘していました。となると、ジャパンカップの週に乗った経験を生かして、早くも適応してきた形ですね。最近来る外国人騎手はみんな、日本競馬への順応が早すぎて衝撃的です。
 ムルザバエフ騎手は30歳であり、他の最近来日の外国人騎手たちよりは年齢が上ですが、比較的若く柔軟性があるのかもしれません。完全に日本に合わせた乗り方に変えてきたんだと思われます。

・ムルザバエフ騎手が栗東トレセンで調教に初騎乗 「とにかく勝ちたい」 12/15(木) 13:55配信 サンケイスポーツ
<17日から短期免許を取得するバウルジャン・ムルザバエフ騎手(30)=カザフスタン出身、ドイツ拠点=が15日、栗東トレセンを初めて訪れて調教に騎乗した。ダノンプレジャー(安田隆、牡2)などの追い切りにまたがり、感触を確かめた。
「(栗東トレセンは)すごくいいところですね。素晴らしいです。コロナになる前から来たかった」
 11月27日のジャパンCではテュネスとコンビを組んで9着。「日本の競馬はすごくレベルが高いです。テンからペースが速いな、とジャパンカップの週で思いました。ヨーロッパとは違いますね」と振り返った。
 初めて取得した短期免許の期間は30日まで。4年連続のドイツリーディングが決定的な鞍上は「とにかく勝ちたい。日本の競馬は新しい経験になるので、どんどん慣れていって毎年来られるようにしたい。関係者との関係も築きたいです」と意気込んだ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/64f3db200c18216c0b2c353d18058aed0410e711


■2022/12/30 「今日はないな」と思った人気薄でムルザバエフ騎手がG1を勝ってしまう!

 ムルザバエフ騎手、やりましたね。ホープフルステークスでG1初制覇ですが、なんと人気薄14番人気のドゥラエレーデでの勝利です。

・【坂口正大元調教師のG1解説】お見事ムルザバエフ騎手 ドイツで名をあげた理由わかる好騎乗 22/12/28(水) 17:49配信 日刊スポーツ
<今回はベテラン横山典弘騎手の絶妙なペース配分と、ムルザバエフ騎手の勝負強さ。これが波乱を呼んだ要因でしょう>
<(引用者注:横山典弘騎手のトップナイフが、)絶妙なペース配分で逃げ切った…という競馬のはずでした。
 ですが、勝ったのは2番手追走のドゥラエレーデでした。横山典騎手のペースにうまく乗っかったという面はありますが、2番手という好位を確保したのが1つの勝因です。
 そして何より、ムルザバエフ騎手の勝負強さでしょう。身長169センチと騎手としては大柄ですが、長い手をうまく使ってダイナミックに追ってきました。馬場の重いドイツで何年もリーディングを獲得しているホープです。疲れてきた馬を動かす技術にたけているのでしょう。数少ないチャンスで勝利という最高の結果を出す。ドイツで名をあげた理由がわかったような気がしました>
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfddfa3fdc7815e8648e35b8e12c3d57b09073d4

 一般人にはコメントでは「単なる前残り」というコメントがありました。実際、そうなのですけど、ペース配分がうまかったからこそ。私の騎手評価ランキングは横山典弘騎手を最低クラスに評価にしていますが、今回は満点騎乗でした。
 これで次回からは意識されるから、2頭とも好走は難しいかもしれません。もう一度レースをやるとガラッと順位が入れ替わる…というレース。ホープフルステークス組より朝日杯フューチュリティステークス組が信頼できるのでは?という声が出ているのもわかります。

 坂口正大元調教師のいいレース解説があったのでいらないんですが、私のメモも一応。
 以前から書いているように、ムルザバエフ騎手は日本に順応して最初から前とれる騎手。さらに、ドゥラエレーデももともと先行や逃げをする馬で、すんなり前を見てマーク。もうちょっと後ろでも良いかな?前すぎかな?と思って最初見ていたんですが、思った以上にスロウになって結果的にはベストなところに。
 逃げ馬が二の足使って、一時は離されかけたし、最後も体勢不利であり、クビの上げ下げでまさかの勝利。ただ、まぐれというよりは、外国人騎手らしい必死の追い方で最後の最後ギリギリ伸ばして勝ち取ったような勝利に見えました。
 激しく追えば良いってもんじゃないとも言うのですが、外国人騎手はこういうので本当に最後ギリギリ伸ばしてきます。たまに日本人騎手である、見せかけだけの追い方じゃなくて、結果がついてくるんですよね。
 これが坂口正大元調教師の言う「疲れてきた馬を動かす技術にたけている」なのでしょう。
 
 これまでも褒めまくっていた騎手なんですけど、何しろ回収率30%の男なので、馬券は買っていませんでした。一応、レース前に騎乗馬の戦績を見たんですが、「今日はないな」と思いました。14番人気90倍だし買えないわ。
 …しかし、それにしても馬券がさっぱり当たりません。誰か助けて!


2025年12月28日日曜日

幸英明騎手がトウタツでJRA1700勝到達!ダジャレ勝利

■2025/01/30 幸英明騎手がトウタツでJRA1700勝到達!ダジャレ勝利
■2021/02/02 昨年一番お世話になったのは幸英明騎手!ありがとうございます
■2021/02/02 生涯最もお世話になった騎手では好騎乗の津村騎手がアップ
■2018/03/06 2017年に一番お世話になった騎手は幸英明騎手!ありがとうございます
■2018/03/06 購入金額が多いのに当たらなかった騎手ナンバーワンは?
■2018/03/06 人生で最もお世話になった騎手は幸英明騎手


■2025/01/30 幸英明騎手がトウタツでJRA1700勝到達!ダジャレ勝利

 なぜか私と馬券の相性が良い幸英明騎手の話題を検索。<幸英明騎手JRA1700勝“トウタツ”「できるだけ長くジョッキーをやりたい」/京都6R>[2024年12月21日13時25分] という記事が出てきました。出来すぎな感じですね。

<デビュー31年目の幸英明騎手(48)がJRA通算1700勝を達成した。6番人気のトウタツ(牡、大根田、父ダノンレジェンド)で節目の勝利に“トウタツ”した。>
<幸騎手は「いいことも悪いこともいっぱいありましたけど、順調に乗せていただいて、勝たせていただいているのかなと思います。ひとつひとつ大事に乗って、できるだけ長くジョッキーをやりたいと思います」と話した。>
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202412210000436.html

 ダジャレ勝利となったトウタツの馬名の意味もそのまま「到達」でしょうか。中国人の名前でもありそうですけど、他に思いつきません。一応確認してみました。
 すると、やはり馬名意味は「到達」との説明のみ。父は前述の通り、ダノンレジェンドであり、到達との関係はなさげ。母のショウナンダズルは「冠名+まぶしい」ですから、さらに関係なさそうですね。母父はShanghai Bobby、母母はパスオブドリームズ (Path of Dreams、夢の小道?) となっています。




■2021/02/02 昨年一番お世話になったのは幸英明騎手!ありがとうございます

 誰も楽しみにしていないでしょうが、恒例の馬券分析です。2020年は例年以上に馬券を買って例年以上に回収率が悪かったです。つまり、赤字がすごく大きかったんですね。失敗しましたわ~。そんな中で稼いでくれた貴重な騎手様たちを見ていきます。
 前回の2019年に1500円以上買った騎手は5人、1000円以上は6人しかいませんでした。しかし、2020年に1500円以上買った騎手はなんと15人、1000円以上は27人と大幅にアップ。例年になく、馬券を買いまくっていたことがわかります。
 今回は対象が多いので何円以上購入した騎手にするか迷ったのですが、1位は2600円購入した人だったのでそのまんま1000円以上を対象に。幸英明騎手がトップでした。しかも、ぶっちぎりです。幸英明騎手は以前も年間トップだったな!と見ると、2019年にもトップ。リーディングではそんな目立たない騎手だと思う(失礼)のですが、めちゃくちゃ相性良いですね。本当ありがとうございます。
 どのレースで当たったのか探してみたものの、わからなくて苦労。一つは、2020/3/29中京    9R    大寒桜賞のメイショウボサツの単複。7番人気1着程度で、配当も1430円、250円。大したことないですね。ほかも大したことなく、どうも大当たりではなく、地味に何度も当たっている模様。むしろまぐれではなく、相性が良い感じです。
 あと、これ探していて気づいたのですが、最近の幸英明騎手の評価は5点満点での1,2点ばかりで低評価。イメージと違います。なのに、馬券相性は最高のよう。不思議ですわ。

<2020年回収率が高かった騎手>
1位    幸英明    207%
2位    和田竜二    125%
3位    M.デムーロ    115%
4位    横山和生    111%
5位    秋山真一郎    101%

 幸英明騎手以外は予想外なメンツ。和田竜二騎手は好きではないし、あまり評価もしていない騎手ですが、2位でした。ただ、最近、私のつけている騎手評価点では平均より上に来ており、良いと思う騎乗が増えているみたいです。3位のデムーロ騎手も当たっている気がしていなかったので、プラスなのは予想外です。
 5位の秋山真一郎騎手なんか、最近見た覚えなかったのですが、ランクイン。というか、5位で100%ギリギリ超えた程度というのは、やはり去年の回収率がひどかったということでしょう。今見ると、72%で、思ったほど悪くはなく、平均点でしたが、まあ、よくはないですね。
 実を言うと、4位の横山和生騎手は、評価している騎手で意外じゃないです。世間の評価と違って、横山ファミリーで一番良いと思っています。デビュー当初から、父親の横山典弘騎手はより好きですね。お父さんはすごい苦手なタイプ。弟でリーディング上位の横山武史騎手もそうでもないです。
 なお、1000円以上買って回収率0%だったのは、金額が多い順に太宰啓介騎手、岩田康誠騎手、江田照男騎手、松若風馬騎手、田辺裕信騎手となっていました。江田照男騎手、松若風馬騎手あたりはイメージ良い騎手なのですが、さっぱり当たらなかったようです。あるあるですわ。


■2021/02/02 生涯最もお世話になった騎手では好騎乗の津村騎手がアップ

 もう一つ、生涯で最もお世話になった騎手の方。昨年までも幸英明騎手が1位でしたので、当然今年も1位。むしろ大きく差を開いてきました。マジですごい相性の良さですわ。幸英明騎手さまさまさまです。

<通算回収率が高かった騎手>
1位    幸英明    253% 0
2位    石橋脩    178% 0
3位    津村明秀    176% NEW
4位    三浦皇成    159% -1
5位    武幸四郎    158% -1
6位    柴山雄一    147% NEW

 引退している武幸四郎騎手がいるので、6位まで紹介してみました。3位にジャンプアップしてきたのは津村騎手。好きな騎手ですし、うまいと思っている騎手。イメージ通りですね。津村騎手で当たったのは、スローなのに大逃げで津村騎手圧勝、ペース読めない他の騎手たちの名前は?で当たったヒラボクメルローです。単勝51.4倍でした。

 通算回収率が低かった騎手では、藤岡康太騎手で初めて馬券の当たりがあり、0%から脱出。しかし、払い戻しはなんとわずか120円でしたので、回収率は2%。ひどいですね。このワーストのランキングからは、古川吉洋騎手が脱出。フルキチは嫌いじゃないですね。脱出できて良かったです。

<通算回収率が低かった騎手>
1位    藤岡康太    2% 0
2位    鮫島良太    8% 0
3位    北村友一    19% 0
4位    安藤勝己    21% 0
5位    武士沢友治    30% NEW
6位    嘉藤貴行    30% NEW


■2018/03/06 2017年に一番お世話になった騎手は幸英明騎手!ありがとうございます

 2017年に購入した騎手で、回収率が高かった人。2000円以上でやろうと思ったら、該当者が5名しかおらず。1500円以上だと18人。うーん、1000円以上にしましょうか。これだと、38人います。
  で、これで見ると、 回収率がえらいことに。穴馬券ばかり買うようになったので、当たるとでかいんですね。吉田隼人騎手のみ1200円ですが、他は1500円から1800円買っています。

<2017年回収率が高かった騎手>
1位    幸英明    940%
2位    吉田隼人    478%
3位    柴山雄一    361%
4位    松山弘平    266%
5位    大野拓弥    203%

 人生初の万馬券当たったので、1位の幸英明騎手はそれだろうと見ると、そうでした。17/07/09 中京2R 3歳未勝利 10:30ダ1400のテイルバックの単勝です。

2023/07/03追記:「2017年度・好きな    3歳牡馬」候補で万馬券のテイルバックについて書いていたのをこちらにまとめておきます。
<2017年度・好きな    3歳牡馬>
テイルバック (1番お世話にまとめ)
 単に人生初の万馬券ということだけど、思い出になりそうなので。
 一度買ったことある馬で、新馬戦がまあまあと思っていた。ただ、後で誤解だと気づく。単に新馬戦は少頭数だった。その後まずまずの人気しているときもあるが、戦績は一桁着順程度。一応人気が下がっていて良いかと思って再び買ったが、正直期待していなかった。しかも、休み明け。
 ところが、先行集団の後ろの狙えそうなところから直線3番手。逃げ馬を交わした2番手をグイグイ追い詰めて最後交わした。すごい嬉しい。一度万馬券の買い忘れをやらかしているのだけど、買い忘れもなかったので今度はマジで当たった!
 実を言うと、買った時点では54倍だったので万馬券だとは当初思っていなかった。それでも大喜びだったのが、見てみると15750円まで上がっていた。めちゃくちゃ嬉しい。
 血統的には特に好きなところはなし。父キンシャサノキセキで父父フジキセキ。母トロピカルスイーツ母父フレンチデピュティで兄弟や近親に活躍馬も好きな馬もなし。かなり遠いところまで探しても、活躍馬も好きな馬もいない。あまり日本で馴染みのない血統みたいで、そもそもほとんど名前が出てこない。(2017/07/09)
 騎手気にしていなかったが、乗り替わりで新馬戦以来の騎乗の幸英明騎手だった。ありがとう! あと、  [西] 森秀行から、杉山晴紀 (栗東)厩舎への転厩初戦だった模様。杉山調教師にもありがとうです。(2017/07/15)


■2018/03/06 購入金額が多いのに当たらなかった騎手ナンバーワンは?

 なお、逆に購入が多くて回収率がゼロだったのは松岡騎手がトップ。むしろ好きな騎手なんですけど…。

<2017年購入金額が多いのに当たらなかった騎手>
1位    松岡正海    3000円
2位    石川裕紀人    2100
3位    江田照男    2000
4位    内田博幸    1900
4位    蛯名正義    1900


■2018/03/06 人生で最もお世話になった騎手は幸英明騎手

 もう一つ、他の年を含めて5000円以上買った方で回収率が高い人と低い人いうのもやってみました。
  回収率の場合、結局、万馬券効果で幸騎手。昔は低配当ばっかり買っていましたしね。 あと、購入金額が今年は増えたというのもあります。2位    松山弘平騎手、3位    柴山雄一騎手も今年のベスト5の騎手でした。

<通算回収率が高かった騎手> 
1位    幸英明    280%
2位    松山弘平    192%
3位    柴山雄一    168%
4位    三浦皇成    164%
5位    武幸四郎    158%

 逆に回収率が低い方。藤岡康太 騎手が5000円買ってるのに、一度も当たっていません。ひどいわぁ…。恨みます!

<通算回収率が低かった騎手> 
1位    藤岡康太    0%
2位    鮫島良太    9%
3位    北村友一    20%
4位    安藤勝己    21%
5位    和田竜二    34%




2025年12月27日土曜日

わずか3名…三浦皇成騎手の同期は下手な世代だった?

■2009/4/10 わずか3名…三浦皇成騎手の同期は下手な世代だった?
■2022/01/14 昨年一番お世話になったのは三浦皇成騎手!ありがとうございます


■2009/4/10 わずか3名…三浦皇成騎手の同期は下手な世代だった?

2009/4/10:前にちらっと書いた通り、日本中央競馬会競馬学校の同期を追っていくとおもしろいかな?と思ってひとつやってみることに…。
 まずは、昨年(2008年)のデビュー組。三浦皇成騎手の世代です。この世代の卒業生は3人のみ。少なっ!
 聞いたことのない少なさです。入学時は8人だったそうなんで、たまたま辞める人が多い世代だったのか、入学時に既に少ない世代で減り方はこんなものなのか? 低レベルな世代だったんですかね…。

 JRAの騎手卒業生名簿を見ると、2008年デビュー組以前で1番少なかったのは21期生(2005年卒)の6人なので、いきなり大幅に記録更新しました。その6人だった21期生を除けば必ず8人以上だったので、ぶっちぎり少ないです。どうしたことか?


2008
三浦皇成 9位
伊藤工真 138位
大江原圭 169位

(データは<a href="http://db.netkeiba.com/?pid=jockey_top" target="_blank">netkeiba</a>で、順位は勝利数(同数の場合同順位)。情報が不正確な場合もあるかもしれません。)

 2009年辞典ではまだ新人なんでまだ1年分。淋しい表です。
 三浦皇成騎手は近年珍しく初年度から大活躍した騎手。なんかこの前書いた「名騎手が出るときには、不思議と同じ年にすごいライバルが出る」がいきなり崩れた気がするんですけど…。

 一応ライバル候補としては、南関東の川島正太郎騎手。昨年のNAR優秀新人騎手賞および南関東公営競馬最優秀新人騎手、南関東公営競馬特別賞。デビュー3か月で交流重賞も勝っています。ただし、昨年の32勝は地方の100位以内に入っていません。
 地方騎手ですけど、過去の「同期にすごい騎手」というのにはこういう場合もありました。彼が大活躍すればこれまでのパターンに入るんですけど、どうでしょう?要注目です。

 反則ではありますが、中央としては皇成とウチパクは同期であり、こういうパターンもありですかね?

2023/03/24:私は好きな騎手なのですが、三浦皇成騎手は華々しいデビューだった割にはその後伸びず。このため、三浦皇成騎手がすごくなかったという理由で、「名騎手が出るときには、不思議と同じ年にすごいライバルが出る」の法則は依然として有効となっています。おもしろいジンクスですね、これ…。



■2022/01/14 昨年一番お世話になったのは三浦皇成騎手!ありがとうございます

 恒例の馬券分析。長々書いても仕方ないのでなるべくサクサク行きましょう。
 2021年も2020年ほどではないものの、よく馬券を買っていた上に当たらなすぎてやばかったです。後半ちょこちょこ当ててなんとか回収率74%まで上げましたが、途中まで年間で50%切るかも…と思うほど当たらなかった年でした。
 1000円以上買った騎手は10人のみで、この10人で回収率が最も高かったのは三浦皇成騎手。何かと悪く言われがちな騎手ですが、私はイメージ良いですね。2位の津村明秀騎手もイメージ良い騎手。しかし、回収率100%超えたのはこのふたりだけという悲惨さでした…。
 ちなみに三浦皇成を買ったのは8レースでそのうち半分が当たりだったので、大きな当たりではなく数で稼いだ感じ。津村騎手も同様に6レース買って半分の3レースが的中しています。

<2021年回収率が高かった騎手>
1位    三浦皇成    142    %
2位    津村明秀    137    %
3位    M.デムーロ    84    %
4位    横山武史    62    %
5位    横山和生    58    %

 通算回収率は5000円以上で63人が該当。三浦皇成騎手は2021年回収率が高かった騎手で1位だったのに、通算回収率が以前もっと高かったのでむしろランクダウンして6位に。相性良すぎですね。
 それ以外では、いきなりランク外から2位になっていた松田大作騎手にびっくり。これは何か大当たりがあったんだと思われます。調べてみると、2021年は3レースで400円しか買っていないのに2回当たって5,260円の配当。年間回収率は1315%となっています。
 どの馬券か特定に苦労しましたが、ヴィルチュオーズ(結構好きだったサトノアラジン産駒の牝馬)の新馬戦ですね。9番人気ながら1着で単勝4,330円でした。ちなみに騎手時代に馬券相性が良く5位に入っていた武幸四郎調教師の厩舎! 調教師になっても相性の良さは健在のようです。

<通算回収率が高かった騎手>
1位    幸英明    244% 0
2位    松田大作    197% NEW
3位    津村明秀    172% 0
4位    石橋脩    171% -2
5位    武幸四郎    158% 0
6位    三浦皇成    158% -2

 通算回収率が低かった騎手の方は首位が交代。鮫島良太騎手が1位で回収率8%。前年2%でトップだった藤岡康太騎手が10%まで上昇しました。また、新顔としては、兄弟の区別かつかない木幡兄弟から木幡巧也騎手が5位にランクインしています。
 騎手のイメージとしては、藤岡康太騎手や北村友一騎手が悪いイメージありますが、他の騎手はそうでもありません。ただ、通算回収率が高かった騎手の方はイメージが良い騎手ばかりでしたので、ほんのりとイメージと連動している感じはあります。ほんのり程度ですけどね。

<通算回収率が低かった騎手>
1位    鮫島良太    8%    +1
2位    藤岡康太    10%    -1
3位    北村友一    19%    0
4位    安藤勝己    21%    0
5位    木幡巧也    28%    NEW
6位    嘉藤貴行    29%    0


2025年12月26日金曜日

下駄はかせてG1にしたホープフルSはいらない?葵SはG3不承認に

■2021/01/28 下駄はかせてG1にしたホープフルSはいらない?
■2021/01/28 葵SはG3不承認・3歳ダートGIは無理…JRAの希望が通らない格付け
■2021/04/07 今度は朝日杯フューチュリティステークスに不要論
■2022/02/02 不要論出た朝日杯勝利馬が圧勝で「最優秀2歳牡馬」に
■2021/10/18 低レベルなら容赦なくG1から降格でイタリアのG1消滅
■2021/10/18 一方で「低レベルでも降格させません」宣言の重賞も


■2021/01/28 下駄はかせてG1にしたホープフルSはいらない?

 ホープフルS(当時はラジオNIKKEI杯2歳S)をG1に…としようというJRAの思惑や実際になった頃には批判がありました。G1レベルになにのに無理やりG1にしたとも見られたようです。ただ、そもそも国際的な格付けでは一応ある程度ルールがあり、JRAが自由にできるわけではありません。コメント欄で一般の人が書いたものであり、信頼性には注意が必要ですが、以下のようなコメントがありました。(改行は変更)

<アジア圏の競馬のレースの格付けは APC(アジアパターン委員会)というところで実務的な管理をしています。特にGI昇格については各国も含めた審議になります。JRA「GI昇格!」と言っても好きなようにはできません。
 それをIFHAという国際組織(の中の委員会)で、欧州や北米などと共にレーティングの高いレースは最終調整を行います。
 よく、「ホープフル昇格は下駄を履かせた」という疑惑がありますが、2歳戦のレーティングは日本は他国と比べて低く(自己申告で)抑えられており、逆に他国から「もう少し上げたら?」という意見をもらうそうです。今回も、阪神JFが上位4頭とも+1修正されました>(nespoさん)

■2021/01/28 葵SはG3不承認・3歳ダートGIは無理…JRAの希望が通らない格付け

 このコメント自体は、【JRA】東スポ杯2歳SがGIIに 葵SのGIII格付けは承認されず | 競馬ニュース - netkeiba.comに絡むもの。GIII格付申請していた葵Sは、日本グレード格付管理委員会による審査で承認されておらず、好きに昇格できない…という間接的な証拠になっていました。基準値105.00(3歳GIII)で、パターンレースレーティングは106.42だったが、2020年の年間レースレーティングが104.50となっていたそうです。

 あと、「それより3歳限定GIがほしい」といった声が出ていたものの、これもレーティングの問題によって、コメント欄で否定されていました。ただ、この指摘コメントの後でもなお「ダート路線の重賞を増やしてほしい」という声が出ており、自由に決められないということは理解されていない感じです。

<よくここでも希望として挙がりますが、3歳ダートGIはレーティング的には絶望的です。ジャパンダートダービーのPRR(3年間の平均)が109.25、昨年のレートが105.00ですから、GIIにすら足りません。
 とにかく「日本のダートはレベルが低い」とみられてるのです。これらを払拭するには、アメリカやUAEなどで行ってレーティングを獲得していくしかないのです>(nespoさん)


■2021/04/07 今度は朝日杯フューチュリティステークスに不要論

 前述の通り、ラジオNIKKEI杯2歳S(ホープフルステークス)のG1昇格には批判があったのですが、もともとラジオNIKKEI杯2歳Sは朝日杯より距離が長くクラシックに繋がりやすいため、有力馬が出走しやすいレースとして有名でした。なので、私も昇格には賛成だったんですよ。
 そして、そうした経緯があったためか、同じG1となった後はますますホープフルステークスの方から有力馬が出るように。このため、今度は朝日杯不要論が出てきたそうです。皆さん不要論が好きですね~。

<6日、2020年度JRA賞受賞馬が発表され、最優秀2歳牡馬にダノンザキッド(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎)が輝いた。無傷の3連勝で東京スポーツ杯2歳S(G3)、ホープフルS(G1)を制したダノンザキッド。前年のコントレイルと同じローテーションで勝ち上がってきていることから、今年のクラシック候補の大本命に見られている。
 満票とはならなかったものの、283票中262票という圧倒的な支持を集めた。(中略)2017年にG1昇格したばかりのホープフルSだが、すでに2歳王者決定戦の位置づけとなりつつある。
その一方、同じく2歳G1の朝日杯FSを制したグレナディアガーズはわずか21票という結果に終わった。G1馬同士とはいえ、3戦3勝と4戦2勝の成績を比較すれば、前者に軍配が上がるのは当然と言えるだろう。これだけでホープフルSと朝日杯FSの格を評価すべきではない。だが、今回ダノンザキッドが最優秀2歳牡馬に選出されたことは、過渡期だという見方もできる。
「(中略)最初の2年は朝日杯FS、直近2年はホープフルSの勝ち馬が受賞。ホープフルSの方がクラシックに直結するレースという見方が強くなってきているように感じますね」(競馬記者)>
(19年はコントレイルが3冠を達成……:朝日杯FS「不要説」再燃!? - GJより)

 2018年はともに無敗でG1馬となったアドマイヤマーズとサートゥルナーリアが競ってアドマイヤマーズに。アドマイヤマーズはNHKマイルC(G1)を制した一方で、クラシックは無冠に終わり、その一方でサートゥルナーリアは皐月賞(G1)を優勝。これでやはりホープフルステークスの方がクラシック向きだとい流れになったとの指摘でした。
 ただ、前述の通り、ふたつのレースの距離の違いからすると、「そりゃそうだろう」という話でしかありません。これにより「朝日杯フューチュリティステークスはいらない」ってことには、ならない気がするんですけどね…。


■2022/02/02 不要論出た朝日杯勝利馬が圧勝で「最優秀2歳牡馬」に

 2021年度JRA賞では、不要論が出た朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬ドウデュースが251票を獲得して圧勝で「最優秀2歳牡馬」に。ホープフルステークス勝ち馬のキラーアビリティはわずか44票でした。
 まあ、クラシックに繋がるかどうかは別として、2歳時点での競走成績で「最優秀2歳牡馬」は決まりますから、こういうことになることは当然あります。ドウデュースは無傷3連勝なのに対して、キラーアビリティは4戦2勝。この結果は当然なようにも見えました。

 ただ、おもしろいのが、競馬ファンの投票で2021年の競馬界における各部門の「最優秀賞」を決定する『netkeiba大賞2021』の途中経過では、大接戦だったんですよね。記者投票とは全く異なりました。
 東京スポーツ杯2歳S(G2)を勝っただけで実績的には大きく劣るイクイノックスも票を集めており、おかしいと言えばそれまでなのですが、とりあえず、大きく異なる結果だったのはおもしろいです。(非G1馬を最優秀馬に選ぶというのは個人的には好きですけどね)

ドウデュース 10927
キラーアビリティ 10706
イクイノックス 4006

 素人目にはキラーアビリティの方が良いと思われたのは、前述のクラシックへの繋がりうんぬんというよりは勝利時のパフォーマンスの良さだと思われます。2着に1.1/2馬身差をつけてのG1勝利でした。過去の戦績を見てわかるように力を出しきれないところがあるものの、力さえ出せれば強いということで期待が逆に膨らむところ。クラシックでも楽しみな馬です。
 一方、ドウデュースは別のところでも書いているように、これまで全部接戦での勝利で朝日杯フューチュリティステークスも接戦でした。私は着差以上の強さを感じたものの、ドウデュースが全然強く見えないというのもわかります。

 ただし、メンバーレベル的には、ドウデュースが出た朝日杯フューチュリティステークスの方が上ではないか?という見方も出ていました。例えば、朝日杯フューチュリティステークスで3着だったダノンスコーピオンは、萩S(L)のときにキラーアビリティに勝って1着だった馬なんですよね。そのダノンスコーピオンに勝ったドウデュースの方が強いだろう!という単純な話です。

 ここらへん、実際には展開や距離・コースの違い、前述のようなキラーアビリティが能力を発揮しきれていないときがある問題などもあって力関係は正直不明。ただ、単純に「最優秀2歳牡馬」ということだけを考えると、やはりドウデュース圧勝というのは、理解できる戦績でしたね。

 ちなみに個人的にもドウデュースの方に期待していますし、好きなのですが、幸いどちらもPOGで指名した馬なのでどっちが活躍しても嬉しいところ。ホープフルステークスで惨敗したコマンドライン含めてPOG馬たちが活躍してくれると嬉しいです。…が、そんなうまいことにはならないのが人生。そこそこに期待する程度にしておきます。


■2021/10/18 低レベルなら容赦なくG1から降格でイタリアのG1消滅

 格付けが国の思惑で自由自在…という誤解を否定する良い例となりそうだったのが、イタリアのG1消滅です。Our Pleasure2019年10月号のRacing 360(秋山 響)では、まず、イタリアはレベルが低かったわけではなく、かつてはフェデリコ・テシオという偉大な生産者がいて、ノーザンダンサーの父ネアルコやナスルーラといった競馬の歴史でも重要な名馬を生んだ重要国であったことを指摘。そのうえで、以下のように説明していました。

<ついに今年イタリアにおける唯一のG1として行われていたリディアテシオ賞(3歳上牝、芝2000m)がG2へと格下げとなってしまったのだ>
<1980 年代には最大で12ものG1を行っていたが、伊オークスが2007年、伊ダービーが2009年にG2に降格となるなど、徐々に地盤沈下が進行。その後、2016 年までにリディアテシオ賞、ヴィットリオディカプア賞、ジョッキークラブ賞、ローマ賞の4つまでG1が減少すると、その翌年にはリディアテシオを残して全て降格となり、G1消滅へのリーチがかかっていた状況だった>
<G1レースがG2に格下げになるという話は日本では馴染みのないことかもしれないが、いくら伝統国におけるレースであっても、レースのレベルがレーティングに基づいたある一定の基準を下回れば、格下げが行われるのが現状の欧州重賞の格付けシステム。今年のレースレベル次第では、来年格下げの可能性がありますよ、という警告を受けているレースも毎年1月に公表されており、今年の場合、G1では独ダービー(芝2400m)とオイロパ賞(芝2400m)というドイツの2レースがその対象となった>


■2021/10/18 一方で「低レベルでも降格させません」宣言の重賞も

 ただ、予想外だったのが、機械的にやっているだけでなく、レースレベル度外視で戦略的に重賞を育てていく…ということもやっているんだそうです。近年の大きな方向性として、長距離路線の強化があるんだそうな。これはまさに「下駄を履かせた」というもの。1国だけが主張するのではなく、関係各国が一致した見解を持つとこういうこともあるみたいですね。

<EPC(引用者注:欧州パターン競走委員会)では、長距離路線の衰退を防ぐため、すでに2017年にイギリスのグッドウッドC(芝16f )をG2からG1、同じくイギリスのクイーンズヴァーズ(芝13f 211y)をリステッドからG2、ドイツのオレアンダーレネン(芝3200m)をG3からG2、アイルランドのラフブラウンS(芝16f )をリステッドからG3にそれぞれ昇格させ、さらに13f 以上のパターンレースについては、自発的でない限り、2022年までの5年間はたとえレースレベルが基準に満たなかったとしても降格させることはないという“セーフガード”を導入していたのだが、今年もフランスの牝馬限定戦であるロワイヤリュー賞を2500mから2800mへと距離を延ばすとともに、G2からG1へと昇格させて、さらなる長距離路線の充実を図った>

 大義名分としては、バラエティに富んだレース体系が失われることで、遺伝子の多様性が損なわれたり、生産頭数が減少してしまったり、競馬の魅力が減ってしまったりするのを防ぐため…というものみたいです。賛否両論ありそうですが、秋山 響さんとしては以下のように「問題はあるが支持する」というものでした。

<レースのレベルを客観的に示す重賞格付けを意図的にいじることの是非はあると思うが、かといってオーストラリアのように、長距離路線をほとんど放棄し、昔からの看板レースであるG1メルボルンCを海外からの遠征馬や移籍馬に上
位を占められる(昨年は5着までを独占)ようになっていいのかどうか。個人的には欧州のこのような動きを支持したいと思う>

2025年12月25日木曜日

中京2歳Sと函館2歳Sの重要性が増す?小倉2歳S廃止で変化

■2025/12/24 中京2歳Sと函館2歳Sの重要性が増す?小倉2歳S廃止で変化


■2025/12/24 中京2歳Sと函館2歳Sの重要性が増す?小倉2歳S廃止で変化

 2025年が終わる頃になって、2025年のレース変更について調べていたら、2025年は非常にレース変更が多かった感じ。毎年のように変わっているイメージが有るので曖昧なんですが、たぶん今年は特に多かったんじゃないですかね。
 ”【JRA25年度開催日程】重賞競走名変更「アーリントンC」→「チャーチルダウンズC」[ 2024年9月23日 15:52 ]”に載っていたレース変更についてわかりやすく書き換えると以下のようになります。


【レース名変更】
アーリントンカップ → 「チャーチルダウンズカップ」(G3)
アイルランドトロフィー府中牝馬S → 「アイルランドトロフィー」(G2)
小倉サマージャンプ → 「小倉ジャンプS」(J・G3)

【開催時期、施行場の変更に伴うレース名変更】
これまでの愛知杯 → 「小倉牝馬S」(G3)
これまでの京都牝馬S → 「愛知杯」(G3)
これまでのマーメイドS → 「府中牝馬S」(G3
新たな府中牝馬S → 6月22日、東京芝1800メートルで施行
これまでの東海S → 「プロキオンS」(G2)
従来のプロキオンS → 「東海S」(G3)
小倉2歳Sは → 「中京2歳S」(G3)
https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2024/09/23/articles/20240923s00004048243000c.html

 チャーチルダウンズカップ、アイルランドトロフィー、中京2歳Sは、今年それぞれの週に見たときにあれ?と思ったもの。アイルランドトロフィーは以前のレース名に入っていて、言われてそういえば…と思ったのですけど、チャーチルダウンズカップは全く聞き終えがない名前に変わりましたからね。
 これは、名前のもとになった競馬場の閉鎖によるもの。アーリントンカップ以前のものからの変遷は、Wikipediaによると、以下のような感じです。

ペガサスステークス
 1987年に創設され、1991年に廃止

アーリントンカップ
 1992年から、阪神競馬場とアーリントン国際競馬場(Arlington International Racecourse、2000年からはアーリントンパーク競馬場)が提携を結んだのを機に、ペガサスステークスは「アーリントンカップ」に改称された(中略)
 一方、姉妹提携先のアーリントンパーク競馬場では、交換競走として「Hanshin Cup Stakes(阪神カップステークス)」が施行されていた

チャーチルダウンズカップ
 アーリントンパーク競馬場の閉場に伴い、阪神競馬場は新たにチャーチルダウンズ競馬場と姉妹提携を結んだ。これにより、2025年からはチャーチルダウンズカップとして開催されることとなる。

 これ以上に大きな変化となったのは、中京2歳Sです。私はてっきり同名の特別競走が重賞に格上げされただけだと思っていたのですけど、今までの中京2歳Sとは別という扱いで、小倉2歳Sからの変更扱いでした。小倉2歳Sがなくなっていたことに全然気づきませんでしたわ。2歳のスプリント戦重賞として印象的なレースだったので、結構、衝撃です。大きな変化でしょう。

2024年
 阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため中京競馬場で施行[11]。
 この年をもって本競走の開催が事実上廃止となり、2025年より競走名を中京2歳ステークスに、施行距離を芝1400mにそれぞれ変更されると共に回次も新たな重賞として第1回として実施。

 小倉2歳Sより200m長い芝1400mとなったことは、早速初年度から影響が出た感じ。中京2歳Sで牝馬最高着順の2着だったスターアニスが、1600mの阪神ジュベナイルフィリーズで優勝したのです。これまでの小倉2歳S組も阪神ジュベナイルフィリーズに向かうことがよくあったものの、より関連性が強くなかったかもしれません。同様に、牡馬も1600mの朝日杯フューチュリティステークスへ向かいやすくなると思われます。

 一方で、よりスプリンターらしいスプリンターにとっては、重賞が減ってしまいました。残っている2歳スプリント重賞である函館2歳ステークスのレベルが上がるかもしれません。そのせいかは不明ですけど、変更初年度の函館2歳ステークスでは、なんと46年ぶりとなるレコードを更新したそうです。


2025年12月24日水曜日

有馬記念最終日復活!ホープフルS12月28日固定開催失敗?

■2012/12/23 今年の尾張ステークスが「終わり」じゃない件 有馬記念も最後じゃない
■2018/05/10 最後じゃない有馬記念、ホープフルS12月28日開催 売上は成功
■2018/05/10 12月28日開催で東京大賞典の売上が食われる…も杞憂だった
■2018/05/10  馬は年末年始だけうまく休めない…除外対策としても必要では?
■2025/12/24 有馬記念最終日復活!ホープフルS12月28日固定開催失敗?



■2012/12/23 今年の尾張ステークスが「終わり」じゃない件 有馬記念も最後じゃない

 今更の話なんですが、今年の尾張ステークスが「2012年12月09日」とえらく早くて何で?と思っていました。で、今日競馬日程を見ると日月祝日開催で、しかも、中山・阪神のみ。おお、そんな変則的なのか!
 それで無かったのかな?と思ったんですけど、それにしても今年は早かったです。

 中京競馬に限っても「尾張ステークスで終わり」じゃないんですよね。この後、こう続きます。 2012年12月15日、2012年12月16日と続くのです。ウィキペディアでも以下のような説明がある伝統のダジャレレース。どうしてこうなったのでしょう?

<2006年より12月に開催されているオープン特別「尾張ステークス」は、尾張を「終わり」になぞらえて、中京競馬場の1年を締め括る最終競走として施行されている>
<2005年までは「尾張特別」の名称だった。なお、1600万条件戦として「尾張ステークス」が施行されていた時期もある。ただし、この時はメインレース(第11競走)として施行されていた。また、「ウインターステークス」が第3回中京競馬8日目のメインレースとして施行されていたころ(当時は有馬記念の1週前)は「尾張特別」が第9競走または第10競走で施行されていた。2010年・2011年は小倉競馬で代替開催のため「アンコールステークス」と改称の上、JRA全体としても年内最後のレースとなる。2012年は中京開催が平年より1週早く終了するため4日目のメインレースで開催予定>

 6日目の日程はズラセなかったってことでしょうか。これは他でもツッコまれまくっていました。

12/9 尾張ステークス(OP) 別定 芝1200m 15:30
2 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:14:36.43 ID:yyW0HJIM0
    終わりじゃねーじゃん
3 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:16:50.88 ID:XvYroNuRO
    終わりがはるなら、始まりステークスもあるべき

12/9 尾張ステークス(OP) 別定 芝1200m 15:30
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1354435987/

 
2 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:14:36.43 ID:yyW0HJIM0
    終わりじゃねーじゃん
3 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:16:50.88 ID:XvYroNuRO
    終わりがはるなら、始まりステークスもあるべき
6 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:17:56.72 ID:oGwic3cv0
    はええよ
7 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:19:17.51 ID:q0Esm9Rs0
    もうこんな季節か
    有馬も終わったこと・・・あれ?
10 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:31:13.36 ID:K/Beq68x0
    尾張Sは一年の総決算!
    競馬の年貢納め頑張るぞ〜!
11 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:36:51.57 ID:61O6aCeD0
    これが最終じゃないってどう考えてもおかしい
13 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:51:04.66 ID:Djd0p0yU0
    開催の無い最終週は無理としてもせめて中京最終日に持ってきてほしかった
14 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:51:36.14 ID:VhPdBehb0
    JRAは馬鹿過ぎる…
15 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:52:01.67 ID:Lcbh+IkjO
    今年の最終レースでやらないとか意味ねぇーだろ
16 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:56:07.47 ID:i9TBzhMt0
    ああそうか、中京開催三週間しかないもんな…ってまだ来週2週目じゃないか。
17 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 17:58:28.48 ID:puHwjCcF0
    ハッピーエンドCとファイナルSはあるから別にいいだろ
18 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 18:03:54.42 ID:9MkNF6jc0
    はええよ。
    有馬の日の最終にやれよ。
21 : 名無しさん@実況で競馬板アウト2012/12/02(日) 18:17:01.58 ID:X9npwwBG0
    >>18
    今年は有馬の次の日も開催だよ
http://2ch-archives.net/awabi.2ch.net-keiba/1-1354435987/

 そう、最初に書いたように今年は変則的なんですよね。びっくりしました。有馬記念が来るとああ、もう今年も終わりだな……と毎年思うものです。しかし、今年は尾張ステークスも含めて、競馬ファンにとっては、しっくり来ない締め方となりました。



■2018/05/10 最後じゃない有馬記念、ホープフルS12月28日開催 売上は成功

 2017年は「伝統」となっていた有馬記念の週が、中央競馬最終週ではなく、もう1日中央競馬が行われました。上記で書いたものとは違い、イレギュラーではない恒久的な変更。JRAとしては、ずっとこれで行くようです。
  ファンからは、「有馬記念で盛り上がったまま幕を閉じるのがベストであり、その後の競馬は興ざめする」など、ネガティブな声が目立ったといいます。ただ、売上という「結果」で見ると、これは大成功だったそうです。

 実際、ホープフルS はG1昇格に加え、有馬記念の前座的なレースだったそれまでとは、飛躍的に売上が違い、112 億円を売り上げました。歴史ある朝日杯FS が約134 億円だったことを考えると、2 歳G1での売上とすれば上々と言える数字だったといいます。
 12 月28 日の売上総額は、中山競馬が約193 億円、阪神競馬は約104 億円で、WIN5も約6 億5 千万円。WIN5 は通常と変わらないぐらいは売れたし、仕事納めで忙しい時の平日開催だったことを考えれば、凄い売上だったと考えられます。
(Our Pleasure2018年2月号 古谷コンシェルジュの競馬観 古谷剛彦より)


 ■2018/05/10 12月28日開催で東京大賞典の売上が食われる…も杞憂だった

  こういうのは、みんな批判ばっかりになるもので、28 日に中央競馬の開催があると、その翌日に行われる東京大賞典の売上が喰われるのでは…という心配の声もあったそうな。ところが、これも結果として杞憂に終わりました。というか、逆に良い効果があったかもしれません。
 東京大賞典の売上は、約42 億7307万円で、地方競馬における1レース当たりの売得金額レコードを約5 億円上回る形で更新!。また、当日の売上総額も、約70 億4365万円で、
こちらも約8 億5 千万円上回るレコードを樹立したそうです。

 28 日の中央競馬の専門紙を見ると、どの新聞にも東京大賞典の馬柱が掲載されていました。翌日の地方競馬の馬柱を掲載するなど、中央競馬のメディアが協力する形で地方競馬を盛り上げてくれたという、相乗効果も生まれたと考えられます。


■2018/05/10  馬は年末年始だけうまく休めない…除外対策としても必要では?

 私は一口馬主でもあるので、馬主的な観点から賛成でした。記事でも、"真ん中に1日でも開催がある方が、除外対策などの面で良いという、厩舎サイドの意見もあり、いろんな意味で考えれば、2017 年の日程は成功と言えるのではないか"としていました。

 馬券だけを楽しむファンは知らないでしょうが、正月明けの除外ラッシュ はひどいものです。馬は年末年始であっても関係なく走れる状態になってしまうわけで、人間のように、この 短期間だけ休めと言われてもうまく休むことはできません。
 ただし、この1日だけの開催では除外ラッシュの解決策とならないでしょうから、よりいっそうの改革が必要だと思われます。


■2025/12/24 有馬記念最終日復活!ホープフルS12月28日固定開催失敗?

 有馬記念の直前になってあれ?と気づきます。今年は久しぶりに有馬記念がラストに。ホープフルSの12月28日固定開催は成功と言われていたのに、ホープフルSが27日に移動していました。失敗したんでしょうか?

<JRAの関東定例記者会見が23日、東京都港区のJRA本部で行われ、25年度開催日割、重賞競走などが発表された。重賞競走における主な変更点は以下の通り。以下、日付は全て25年。
 【年初、年末】1月5日の中山、中京競馬で開幕。中山金杯、スポニチ賞京都金杯を行う。年末は12月28日の中山、阪神競馬で締めくくる。ホープフルS(G1)を12月27日、中山で行うため、有馬記念が締めとなる。有馬記念で締めくくるのは20年以来5年ぶり。>
(【JRA25年度開催日程】5年ぶりに有馬記念で締め! 開幕は1.5 リニューアル阪神は3.1オープン
スポニチ 2024年09月23日(月) 16時19分 16 21より)
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=275715&rf=kslp

 発表当時の感想を見ると、2025年だけの措置ではないかという声もありました。理由は書かれていません。私が想像するに、2025年の12月28日は日曜日と重なりました。これまでホープフルSは平日開催が多く、12月28日が平日であれば別ですけど、2025年は日曜日。普通にやった方が良いということで、土曜日にホープフルS、日曜日に有馬記念としたのかもしれません。

 前述の通り、2025年だけの措置ではないかという声があったのですけど、結局、来年の2026年も有馬記念がラストに。そして、ホープフルSも28日ではありません。26日土曜日にホープフルS、27日日土曜日に有馬記念ということになりました。

・1・4金杯で開幕、12・27有馬記念 26年開催日割・重賞日程発表/JRA定例会見[2025年9月23日9時21分 日刊スポーツ]
<JRAの定例会見が22日、東京・新橋のJRA本部で行われた。26年の開催日割が発表され、中央競馬は5日スタートが定着した74年以降で09、15年以来11年ぶり3回目となる1月4日(日)が開催初日。中山で日刊スポーツ賞中山金杯、京都で京都金杯が行われる。
 年末の開催最終週には中山で12月26日(土)にホープフルS、中山大障害、27日に有馬記念が行われる>
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202509230000083.html

 2026年も有馬記念がラストとなったのですけど、これも一応前述の私の想像で説明可能。27日に通常開催があるのに、わざわざ翌日の28日の平日に競馬開催を行うメリットは低いですものね。
 なので、日程的に微妙な年にどうなるか見ないと、JRAの考えはわからない気がします。

 念のために、ラスト開催ではなかった過去4年の有馬記念開催日を見てみると、やはり22日~26日という早めの時期でした。そして、ラスト開催だった5年前は27日となっており、2026年と同じパターンです。規則性ありますね。

 土日の時期説の他に、12月28日に平日開催する1日を、11月以前の3連休の月曜日開催に移した方が馬券の売上が良いと見て、28日開催をやめた可能性も考えました。ただ、前述のように思った以上に法則性がありそうなので、またどこかで28日開催が復活するのではないかと予想します。

 ここまで書いてからホープフルSのWikipediaを見たら、<有馬記念が12月28日と重なる場合[注 2]を除き、年内最終日の12月28日に開催日を固定して行われることになった>とあります。
 ただ、[注 2]のところで、<12月28日が月曜日となる場合でも2020年・2026年(予定)のように、有馬記念が27日の日曜日、当レースが26日の土曜日に開催された事例がある>とも書かれていました。やはり今のところこのパターンみたいですね。




2025年12月23日火曜日

GI・Jpn1勝利多数の調教師が定年前に若くして引退…なぜ?

■2025/12/23 GI・Jpn1勝利多数の調教師が定年前に若くして引退…なぜ?


■2025/12/23 GI・Jpn1勝利多数の調教師が定年前に若くして引退…なぜ?

 もう次の調教師の引退が話題になっているのですけど、2025年3月に53歳というかなりの若さで勇退した調教師がいたことを知りました。村山明調教師です。
「村山明 引退」で検索してみると、”村山明調教師「53歳で勇退」の理由は? 「ストレスの多い社会で”という記事が出てきます。これを読むと、ストレスのせいで辞めたの?と思っちゃいますが、違います。

 検索結果が絶妙なところで切れており、本来は、”村山明調教師「53歳で勇退」の理由は? 「ストレスの多い社会で競馬が癒やしになってくれれば」”(競馬ニュース・特集なら東スポ競馬 2025/02/11 (火)
13:24)というタイトルでした。
 このタイトルは、村山調教師の「これからも競馬が盛り上がることを願っていますし、みなさん仕事をしてエンタメとして、余暇として競馬を楽しまれていると思います。ストレスの多い社会でリラックスして楽しんで遊べる場所は必ず必要です。競馬がそういう場所になって、癒やしになってくれればうれしいです」というコメントからのようです。
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/54975

 で、肝心の理由なのですけど、「理由は特にはありません」とのこと。理由がないわけないだろ!と言われそうですね。要するに、理由については説明しないということだと思われます。
 別記事では、「体調というわけではありません」というコメントも載せていました。また、「(今後については)決まっていませんが、ゆっくり過ごしたいです」としており、転職のための早期引退という過去にあったパターンとも違います。ひょっとしたらこれも説明していないだけかもしれませんけど…。

 活躍馬を出していなかったわけではなく、12年にテスタマッタ、14、15年にはコパノリッキーでフェブラリーSを制し、JRA・GⅠは3勝。そして、このコパノリッキーは国内最多のGⅠ/JpnⅠで11勝という大記録を残しています。
 ただし、確認してみると、コパノリッキー引退後は、100位前後かそれよりも悪い成績の年がほとんど。とはいえ、そういう戦績の調教師は他にもいるんですし、それが引退の理由だとしてもどっちにせよ珍しいですね。

 あと、恥ずかしながら、コパノリッキーという名馬を管理していたにも関わらず、私はお名前を覚えていませんでした。さらに、「ジョッキー時代はそれほど活躍できませんでしたが、調教師になれて良かったです」というコメントを見て驚愕。騎手としても覚えていません。
 騎手成績を見ると、1990年デビュー。1995年の30位が最高。その後は成績が悪く、私が競馬をコンスタントに見始めた2000年代はほぼ100位以下で2006年に引退。なので、覚えがなかったようです。
 ちなみに、同期には江田照男騎手、浜野谷憲尚騎手らだとのこと。この浜野谷憲尚騎手も覚えないですね。単に私がちゃんと騎手名を覚えていないだけだったかもしれません。


悪い血統でなぜか名繁殖牝馬?母も祖母も賞金ゼロで活躍馬続出の謎

■2022/11/05 悪い血統でなぜか名繁殖牝馬?母も祖母も賞金ゼロで活躍馬続出の謎


■2022/11/05 悪い血統でなぜか名繁殖牝馬?母も祖母も賞金ゼロで活躍馬続出の謎

 追分ファームの繁殖牝馬リュートフルシティの産駒は重賞実績こそないものの、なかなかの戦績です。デビューしたばかりの2歳を除く産駒6頭のうち、4頭が中央勝利。3勝、4勝している馬もいて、繁殖牝馬としては良い方でしょう。全然活躍馬を出していない繁殖牝馬は珍しくありません。

アニマトゥール (牝 2010) 2勝
トウキョウタフガイ (牡 2011) 3勝
キングルアウ (牡 2012) 4勝、地方1勝
レウィシア (牝 2014)
マグマ (セ 2015) 1勝、地方10勝
ハイパーアクセラ (牝 2018)

 とはいえ、この程度の戦績なら全く珍しくない繁殖牝馬。ただ、驚いたのが、この馬リュートフルシティもその母クリックヒアもともに未勝利であるだけでなく、掲示板にすら載ったことがなくて賞金ゼロであること。未走などならともかく、2代続けて未勝利賞金ゼロというのは、あまり見ません。
 これは繁殖牝馬として成功している馬で珍しいという意味ではなく、失敗している馬でも中央デビューする母ではあまり見ないという話。2代続けて賞金ゼロの馬は、繁殖牝馬にする魅力がないためでしょう。
 しかも、リュートフルシティもその母クリックヒアもともに6戦もして賞金ゼロというのがすごいですね。血統が良い場合、大事を取って早めに引退ということはありますが、ちゃんと長く粘って頑張ったのに結局最後まで賞金ゼロ。繁殖牝馬としては、全く見込みがないように見えます。
 さらに、リュートフルシティは近親を見渡しても、重賞で3着まで来た馬が最近はいないんですよね。ますます謎です。

 なのに、なぜ残っているのか?と言うと、これはそこまで謎ではなく、一応推測は可能でした。
 ひとつは、リュートフルシティもその母クリックヒアも父が良いこと。2頭とも追分ファームということもあり、社台系の種牡馬であるウォーエンブレムとサンデーサイレンスが入っています。特にサンデーサイレンスが入っているのは大きいですね。

 とはいえ、追分ファームならこのレベルの繁殖牝馬には困らなそうな感じ。なので、やはり手元に残していたのがまだ不思議ではありますが、もうひとつ上の母まで見ると納得。この馬が1億3,561万円を稼いだニュースヴァリューだというのがまず大きいのでしょう。
 そして、ニュースヴァリューあたりまで遡ると活躍馬が続出。ニュースヴァリューのひとつ下は、あの名牝かつ名繁殖牝馬であるベガ。ベガはアドマイヤベガ、アドマイヤドンとG1馬を2頭出すなど大成功。ニュースヴァリュー以外のここらへんの血統は活躍馬を出していました。
 リュートフルシティの子供世代と同じ4代母アンティックヴァリュー(ニュースヴァリューやベガの母)で検索してみると、1億円ホースは4頭。サトノノブレスなんかは4億円以上稼いでいます。うまく行っている血統ですね。

 ということで、こうやって曾祖母やその上あたりまで見ると、母も祖母も賞金ゼロの馬が繁殖牝馬になっているのは、不思議でもなんでもなかった…というオチ。ちょっと残念です…。




2025年12月22日月曜日

トム・マーカンドとホリー・ドイルの夫婦騎手、個性的な追い方が印象的

■2022/10/30 トム・マーカンドとホリー・ドイルの夫婦騎手、個性的な追い方が印象的
■2022/12/06 ドイル騎手が日本競馬絶賛 海外と違いあるがマーカンド騎手はすぐ順応


■2022/10/30 トム・マーカンドとホリー・ドイルの夫婦騎手、個性的な追い方が印象的

 新人騎手のデビュー週でも似たようなところがありますが、日本では調教師などが外国人騎手を受け入れる場合、その騎手がちゃんと乗れるように騎乗馬を確保。特にある程度良い馬を用意しようとしてくれます。
 そういう意味では同じコースに外国人騎手が集中すると、良い馬選びに難儀するのではないか?と思うんですよね。2022年10月30・日曜日の東京競馬場に外国人騎手が多くてびっくり。これでは、調教師さんはたいへんだったでしょう。
 土曜日の時点でも多いと思ったのですが、初来日と思われる英国のトム・マーカンド騎手(24)、ホリー・ドイル騎手(26)の他、日本で以前はよく乗っていたクリスチャン・デムーロ騎手が久々に来ていました。さらに、日本騎手扱いのルメール騎手と、クリスチャン・デムーロ騎手の兄であるミルコ・デムーロ騎手が日曜日は揃っており、外国人騎手だらけになっていました。

 このうち、英国のトム・マーカンド騎手(24)、ホリー・ドイル騎手(26)は夫妻だったそうでびっくり。ホリー・ドイル騎手については、女性とも気づかずに見ていました。私は大体女性騎手が見分けられないので、いつも通りなんですけど…。

・初来日ドイル&マーカンド夫妻、JRAで初の競演 妻が2着、夫は5着 10/29(土) 13:43配信 日刊スポーツ
<英国から初来日のトム・マーカンド騎手(24)と妻のホリー・ドイル騎手(26)が、JRAで初の夫婦競演を果たした。マーカンド騎手は4番人気ショウナンハクウン(牡、加藤士、父ダイワメジャー)に騎乗して5着。ドイル騎手は3番人気リラックス(牡、久保田、父イスラボニータ)の手綱を取り、2着と力を見せた>
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c18a9bc1bae7ae221a970c16a8588afcb7e85af

・マーカンド騎手がJRA初勝利「彼女(ドイル)も早く勝てるように願っています」 - 競馬 : 日刊スポーツ
<短期免許初日の英国のトム・マーカンド騎手(24)が6番人気カトゥルスフェリス(牝5、蛯名正)で制し、JRA初勝利を挙げた。4角手前から豪快なアクションで追いまくり、大外一気の差し切りを決めた。
 インタビューでは妻で同時来日となったホリー・ドイル騎手がプラカードを掲げた。「よく伸びてくれました。初日に勝てるとは思っていなかったので、関係者のみなさんに感謝しています。彼女(ドイル)も早く勝てるように願っています」と笑顔で話した>
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202210290000833.html

 ホリー・ドイル騎手の名前は聞き覚えあった気がするのですが、どうも有名なのは、トム・マーカンド騎手のよう。掲示板を見ていると、トム・マーカンド騎手は英国でリーディング2位だとのこと。そのせいか、初日は妻より騎乗数が多く馬質も上でした。
 ただ、日曜日になると、逆にホリー・ドイル騎手の方が多く騎乗して、馬質もかなり上がっていました。ここらへんは調教師らの頑張りがうかがわれますね。
 と書いてから調べると、掲示板情報は逆ですね。ホリー・ドイル騎手が現在2位でトム・マーカンド騎手が3位。トム・マーカンド騎手は3年連続3位で、ホリー・ドイル騎手も4位、5位、2位であり、ともに上位の常連のようです。

 夫妻のうち、個性を感じたのが、トム・マーカンド騎手。私の好みとは違い、最初は全然前に行かせるアクションは出ずにゆったりと出ます。先行馬でも前行かないんですよね。ただ、最後まで一生懸命追ってくれるので、これは好きな部分。日本人騎手は諦めちゃうことが多いので、ひたむきさが好きですね。
 外国人騎手らしくというか、外国人騎手としても極端なほどの大きなアクションで激しく追います。激しく追えば伸びるとは限らないのですけど、私が見たレースは大体馬も鞍上の追いに応えて最後の最後で伸びてきます。最後まで諦めなかったことで、着順がギリギリ上がったと見える騎乗がいくつかありました。

 2歳時には期待された(POGでも指名しました)のに伸び悩み、18.9倍6番人気と人気のなかったカトゥルスフェリスで上げた来日初勝利は、ギリギリ着順を上げたというレースではなく快勝。ただ、トム・マーカンド騎手の個性がわかりやすく見えたレースのひとつではあります。
 カトゥルスフェリスは前走15頭中13番目の位置からでしたが、4番人気6着に敗れています。掲示板に載っていたそれ以前のレースを見ると、もう少し前の位置から差した方が合うように見えました。
 ただ、最初に位置を取りに行かないトム・マーカンド騎手は11頭中9番目で追い込む形に。いつも追い込みというわけではないものの、脚質より後ろめになることが多い感じです。
 正直私はこの位置取りはどうかと思いましたし、追い始めはそこまで良い脚ではありませんでした。ただ、ここで諦めないのがトム・マーカンド騎手。追って追って追い通すと、馬もこれに応えて最後急激に伸びて6番人気なのに突き抜けてびっくり。今までのカトゥルスフェリスの苦戦は何だったのか?というほどの強い勝ち方で勝ってしまいました。


■2022/12/06 ドイル騎手が日本競馬絶賛 海外と違いあるがマーカンド騎手はすぐ順応

 <マーカンド&ドイル騎手が日本競馬を絶賛「日本のジョッキーはとても才能あり技術が優れている」>( 日刊スポーツ[2022年11月28日15時24分])という記事が出ていました。
 この記事だけ見るとリップサービスもあるかもしれませんが、アイルランドの児玉敬調教師によると、そもぞも日本に行きたがる騎手が多く、外国人騎手に好評だというのは本当かもしれません。逆に、海外競馬に行きたがる日本人騎手も多く、お互いに良い刺激になっているとも言えるでしょうか。

<英国から短期免許で来日中のトム・マーカンド騎手(24)、ホリー・ドイル騎手(26)が日本の競馬を絶賛している>
<2人はこの秋が初来日。「日本のジョッキーはとても才能があり、技術が優れている。そして、日本のレースの質がすごく高いことに感銘を受けました。競馬に関するスケジュールや規則がしっかりと決まっています。もちろん、馬の質も抜群にいいので、驚くことがたくさんあります」と印象を語っている>
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202211280000665.html

 外国人機種は途中で短期的に帰国することもありますが、東京に滞在し、水曜と木曜は美浦トレセンで調教に騎乗する生活だとのこと。考えてみると、新型コロナウイルス問題がある今では行ったり来たりは難しいでしょうね。ホリー・ドイル騎手は1週間の流れを紹介するなど、以下のようなコメントをしていたそうです。

「(水曜、木曜は)お昼頃に仕事を終え、東京に帰る途中でランチを食べます。それから午後は一緒にトレーニングをしています。金曜は競馬場のジョッキールーム(調整ルーム)に入る前に体調を整え、週末に騎乗する馬たちについて調べています。月曜と火曜は少し遅めに起きて、散歩をして、東京の食べ物を楽しみます」
「(引用者注:レースには、)多くの違いを感じています。特にペースが違いますね。日本はペースが早い段階で上がっていくことがあります。そして、もうひとつ、私はダートに慣れるのに時間が必要でした」

 ホリー・ドイル騎手はペースの違いを指摘。これに多少関連して、トム・マーカンド騎手の方について私は当初ゆったりとゲートを出ていると印象を語っていました。ところが、すぐに改善して来てびっくり。むしろある程度位置取りを確保しようという騎乗が多くなっており、日本の競馬に速攻で順応してきて驚いています。
 「私はダートに慣れるのに時間が必要でした」とホリー・ドイル騎手が言っていたように、トム・マーカンド騎手についても普段乗らないであろうダートは騎乗スタイルが合わないように見えていたものの、ここでも勝ち星を重ねてきました。
 以前、競馬ライターの人が、外国人騎手の個性が強い日本への適応の早さについて、若い騎手の方が順応が早いイメージがあると言っていたんですよ。例えば、日本で良い騎乗を連発しているダミアン・レーン騎手は現在でも28歳という若さであり、当然、初来日のときはもっともっと若い年齢でした。トム・マーカンド騎手も24歳と若い騎手であり、素早く騎乗を変えてきた感じです。
 一流騎手であっても、日本独特の競馬が合わないということはあるので、アイルランドの児玉敬調教師なんかは、外国人騎手に来日を勧めないとすら言います。それをうまく順応してくるというのは、若い上の柔軟性でしょうし、普通の騎乗技術とはまた違う別の才能があるとも言えるかもしれません。


2025年12月21日日曜日

松若風馬、小林勝太騎手が長期騎乗停止 酒気帯びや虚偽申告で

■2025/01/29 松若風馬、小林勝太騎手が長期騎乗停止 酒気帯びや虚偽申告で
■2016/12/31 2016年に一番お世話になった松若風馬騎手ありがとうございます


■2025/01/29 松若風馬、小林勝太騎手が長期騎乗停止 酒気帯びや虚偽申告で

 松若風馬騎手の最近の話題…と検索すると、ネガティブな話題が上位でヒットしました。<松若風馬は半年、小林勝太は1年の騎乗停止>(2024/11/29(金) 21:32配信 競馬のおはなし)などの記事が出ています。タイトルの通り、松若風馬騎手は半年、小林勝太騎手は1年という長期の騎乗停止処分で、理由はそれぞれ以下のようなものでした。

<松若風馬騎手は、2024年8月2日午前3時20分頃、滋賀県草津市内で自動車を運転していたところ、道路交通法違反容疑(酒気帯び運転)により滋賀県警察に検挙され、2024年10月21日に大津簡易裁判所において罰金刑に処された。>
<小林勝太騎手は、2024年2月16日から同年9月28日までの間、調整ルーム入室義務期間中にトレーニング・センター及び競馬場の調整ルームの居室内へ継続的にスマートフォンを持ち込み、他者との通信を行った。
 また、2024年10月7日の事情聴取の際に、虚偽の申告をして当該スマートフォンを提出せずに証拠隠滅を図った。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb8c17ddd8feac1fd4bd35863c317c1e86458049

 1年間って聞いたことないな…と検索すると、<【JRA】小林勝太騎手1年間騎乗停止、平成以降で最長 真摯でない態度、証拠隠滅の悪質性加味 - 競馬 : 日刊スポーツ>[2024年11月29日5時30分]という記事が出ていました。やはり長いようです。

<小林勝騎手に科された騎乗停止期間は平成以降最長のもの。2月16日から9月28日までの間、調整ルームの入室義務期間中にトレセン及び競馬場の調整ルーム居室内で継続的にスマホを持ち込み、他者との通信を行っていた。(中略)
 事情聴取では当該スマホは売却済みで電話番号も覚えていないと証言。調査を進める中でそれらの証言が虚偽であり、その後、スマホを隠し持っていることを認めた。JRAの松窪隆一審判部長は「今回に関して言えば、態度が真摯(しんし)ではなかった。証拠隠滅といった悪質性を加味した」と処分について説明した。>
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202411280000862.html


■2016/12/31 2016年に一番お世話になった松若風馬騎手ありがとうございます

 2016年に購入した馬券の騎手別の成績についての話。
 購入騎手トップ10を見ると、好きな騎手である岩崎翼騎手がぶっちぎり。これは当然。他にわかるのが、ラフィアンの馬をよく買う関係で、2位に柴田大知騎手が入ったこと。5位の松岡正海騎手もそうかもしれません。

1位    岩崎翼
2位    柴田大知
3位    松若風馬
4位    吉田豊
5位    松岡正海
6位    内田博幸
6位    太宰啓介
8位    和田竜二
9位    井上敏樹
9位    大野拓弥

 逆に言うと、他は全然心当たりがないです。私はそもそも騎手を見ないで買うので、9位の井上敏樹騎手にいたっては誰だお前?状態。まあ、確かに名前くらいは聞いた気がするんですけど、トップ10に入るほど買っているのに全く印象に遺っていません。
 このトップ10について回収率を見ると、さっぱり良さがわからないと毎度書いている柴田大知騎手がやはり悪く54%。ただ、それより下に2人いました。

8位    柴田大知    54%
9位    太宰啓介    40%
10位    和田竜二    28%

 他の7人は目安である70%を突破。私の2016年の回収率も69%と似たような感じでしたから上位騎手のほとんどは回収率が平均以上みたいです。

1位    松若風馬    216%
2位    吉田豊    165%
3位    井上敏樹    126%
4位    岩崎翼    80%
5位    大野拓弥    73%
6位    内田博幸    71%
7位    松岡正海    70%

 これらもいつ当たったのか全然記憶にないですね。松若騎手なんか200%突破なのに、さっぱり心当たりがありません。でも、ありがとうございました。記憶にないですが、一番お世話になったようです。来年もよろしくお願いいたします。
 あと、2位の吉田豊騎手の場合はむしろ相性悪い騎手だと思っていたので意外。内田博幸騎手も同じく印象悪いので、そこそこで意外でした。
 ちなみに購入額で11位、13位なので番外だったのですが、三津谷隼人騎手、浜中俊騎手も良かったです。やはり記憶にございません。

三津谷隼人    196%
浜中俊        316%

 記録に残っている2005年以降の購入額が多い騎手。岩崎騎手は最近異常に買っているせいで、若い騎手なのに既にトップでした。

1位    岩崎翼
2位    武豊
3位    横山典弘
4位    岩田康誠
5位    藤田伸二
6位    四位洋文
7位    後藤浩輝
8位    田中勝春
9位    安藤勝己
10位    福永祐一

 好きでよく買っていた、亡くなった後藤浩輝騎手が7位というのはわかります。一方、一番好きじゃない騎手なのにノリが3位ってのは驚きました。
 好きじゃないもののよく買っている自覚のある柴田善臣先生はこの次の11位。松岡正海騎手は印象より少なくて13位でした。

11位    柴田善臣
12位    蛯名正義
13位    松岡正海
14位    内田博幸
15位    小牧太
16位    佐藤哲三
17位    和田竜二
18位    池添謙一
19位    北村宏司
20位    C.ウィリアムズ

 ああ、海外では一番好きなウィリアムズ騎手が20位でしたね。また、一時最も好きだった佐藤哲三騎手も16位。ここらへんはわかります。もう一人一時一番好きだった大庭和弥騎手はランク外。まあ、全然乗鞍ないですからね。

21位    吉田隼人
22位    幸英明
23位    三浦皇成
24位    江田照男
25位    藤岡佑介
26位    吉田豊
27位    中舘英二
28位    柴田大知
29位    柴山雄一
30位    武幸四郎

 この30人での回収率を見てみましょう。

21位    江田照男    54%
22位    C.ウィリアムズ    52%
23位    松岡正海    50%
24位    柴田大知    49%
25位    吉田隼人    41%
26位    北村宏司    40%
27位    四位洋文    36%
28位    和田竜二    30%
29位    安藤勝己    21%
30位    小牧太    13%

 スパンが長いので、そう極端な数字は出ないはず…と思ったら、小牧太騎手が13%で吹きました。確かに当たらないって印象があります。
 他に柴田大知騎手も前述の通りまるで当たらないと思っていたのですが、なぜか好きな騎手でなおかつ当たっているつもりもあった騎手がここに多いです。

22位    C.ウィリアムズ    52%
24位    柴田大知    49%
25位    吉田隼人    41%

 回収率が高い組はこちら。1位の幸英明は、全くお世話になった印象がありませんでした。とりあえず、どうもありがとうございます。

1位    幸英明    171%
2位    三浦皇成    170%
3位    佐藤哲三    129%
4位    後藤浩輝    127%
4位    柴山雄一    127%
6位    中舘英二    125%
7位    田中勝春    122%
8位    吉田豊    122%
9位    内田博幸    97%
10位    岩田康誠    95%

 三浦皇成騎手は騎乗も馬券も印象が良い騎手。前述の佐藤哲三騎手、後藤浩輝騎手がプラスなのも嬉しいです。
 あと、中間の何とも言えない人たちは以下。

11位    武豊    90%
12位    岩崎翼    77%
13位    藤田伸二    76%
14位    柴田善臣    73%
15位    武幸四郎    69%
15位    横山典弘    60%
17位    池添謙一    58%
18位    蛯名正義    56%
19位    藤岡佑介    55%
19位    福永祐一    55%

 最後に松若騎手の稼いだレースを特定しておきましょうか。たぶんなんか大当たりあったんだと思います。
 あった!調べてみると、16/04/03 阪神5R 3歳500万下 12:15ダ1800    グランセブルス 7番人気1着っぽいですね! 7番人気1着なので大したことなさそうなのですが、5180円ついています。前走負けたせいで一気に人気落としたので、下がり過ぎだろうと思って勝った馬。
 最初はむしろ前めだったのに下がってしまったので全く期待していなかったものの、大外すごい足で見事に差しきりました。
 ただ、この馬券の前に勝ったと思ったほぼ万馬券の馬を買い忘れてでのがしており、嬉しかったというよりはほっとした感じでした。また買い忘れていないかばかりが気になって、気が気でなかったです。
 私はこういううっかりミスを何度もやらかしているので、来年こそはきちんとしたいです。

2025年12月20日土曜日

珍名馬オヤノナナヒカリに「横山武史に乗って欲しい」との反応

■2022/03/06 珍名馬オヤノナナヒカリに「横山武史に乗って欲しい」との反応


■2022/03/06 珍名馬オヤノナナヒカリに「横山武史に乗って欲しい」との反応

 オヤノナナヒカリという珍名馬がいました。父はドゥラメンテです。ちなみに母のナリタブルースターは1勝止まりの馬だったので、親の七光りには該当しない成績。確か私が気に入ったオースミダイドウの妹ということでPOG指名した馬で、思い入れはあるものの、成績は全然です。
 名前が悪かったのか、オヤノナナヒカリは今のところ6戦して未だに勝利できず。ただし、目下2着を4戦も連続している最中で、普通に良い部類に入る成績ではありますね。

 血統は前述の通りであり、特に父母にちなんだ命名ではなさげ。母名ナリタブルースターから「光」を想像した…というところくらいならあるかもしれませんけどね。
 また、馬名登録時に申請する「馬名の由来」についてはなんと「恩恵」というひねった説明をしていました。これは馬名の由来というよりは「馬名の意味」といった感じの説明です。

 このオヤノナナヒカリの馬主さんはスリーエイチレーシング。検索でヒットする馬は41頭で、稼ぎ頭は1億9,502万円のシャドウディーヴァ。全く珍名馬じゃありませんね。
 1億円ホースはこの馬だけで、現在の2~5位は、デュードヴァン、グラティアス、ノースザワールド、ココフィーユといったところ。いずれもパッと見は珍名に見えない馬ばかり。いずれも外国語風の名前でもありますし、オヤノナナヒカリの特殊さが目立ちます。
 では、2019年生まれのオヤノナナヒカリの同期は?と見ると、やはり珍名系といった感じはせず。ウルテ、カメハメハタイム、ザッキング、デエスデュヴァン、ハリウッドフェームなどといった名前でした。本当、オヤノナナヒカリだけどうしちゃったの?といった感じで目立っています。

 ところで、私がこのオヤノナナヒカリのnetkeiba.com掲示板を見たとき、「横山武史に乗って欲しい」といったことを言われていたような覚えがあります。ただ、横山武史騎手はむしろ乗れている若手騎手という評価なんで、どうなんですかね。その他、いろいろな2世騎手の名前が挙がっていました。
 「横山武史 親の七光り」で検索してみると、<横山武史騎手はただの七光りですか?それともれっきとした実力を兼ね備えてますか?>というヤフー知恵袋がヒット。実を言うと、私はあまりうまいと思わない騎手なのですが、アンサーでは圧倒的に「親の七光りではなく実力派」という評価でした。実際、一般的にはそんな評価ですよね…。

<実力あるよ。
いくら良い馬乗せても無ければ結果が出せない。
そういう騎手もいるでしょ。
レース見たら上手さが良くわかる>

<G1ジョッキーさえ少ない中で、若手でG1連覇はかなりの偉業です。
上手さでは、親父さんを超えたかもしれません>

<七光りというか最初は、きっと親父がいろんな人に影で頭を下げたりお願いしていたと思います。今や2週連続Gi制覇など大仕事のできる1流騎手の仲間入りしたね。もちろん本人の努力とセンスと実力があるけどもやっぱりいい馬を回して貰えるのは、親父のおかげもあるはず>

<もちろん実力ありでしょう。親父を超えていきますよ>


2025年12月19日金曜日

【クイズ】珍名馬ノンシュガー(無糖)の母の名前は?クリームオンリー・ブラックコーヒー・アスパルテーム

■2019/01/27 【クイズ】珍名馬ノンシュガー(無糖)の母の名前は?
■2022/10/21 西と東どっち?わかる人しかわからない珍名馬ニシノコチ
■2022/10/21 種牡馬ペンタイアも珍名馬?「後悔する」という意味の可能性
■2013/1/7 珍名馬キッズニゴウハンの馬名の意味・由来 二説あり
■2019/01/27 【回答】珍名馬ノンシュガー(無糖)の母の名前は?


■2019/01/27 【クイズ】珍名馬ノンシュガー(無糖)の母の名前は?

【クイズ】珍名馬ノンシュガー(無糖)の母の名前は?
(1)クリームオンリー (クリームだけしか入れない=砂糖は入れないという連想)
(2)ブラックコーヒー (ブラックコーヒーなので無糖。ただ、実際には砂糖ありでもブラックという定義)
(3)アスパルテーム (人工甘味料の一つ。つまり、人工甘味料は使うけど、普通の砂糖は使わないという連想)

 回答までの間を開けるために、他の馬名がらみの話を入れておきます。


■2022/10/21 西と東どっち?わかる人しかわからない珍名馬ニシノコチ

 「ニシノ」などの冠名で知られる西山茂行さんのニシノセイランという馬の血統表を見ていて、姉が「ニシノコチ」であることに気づきました。これは、わかる人しかわからない珍名馬でしょう。「コチ」というのは、おそらく「東風」(こち)のこと。つまり、「西の東風」というちょっと変わった名前になっています。
 「わかる人しかわからない」と書いたものの、競馬ファンなら知っている人が多いかもしれません。というのも、東風ステークスというリステッド競走が中山で組まれているため。なんとなく1月だった気がしたのですけど、検索してみると、中山の3月開催のレースでした。

 「ニシノコチ」を知るきっかけとなった「ニシノセイラン」もおそらく風関係の馬名だと思われます。「青嵐」という言葉があるためです。検索してみると、「青々とした山気。また、新緑の頃、青葉の上を吹きわたる風。薫風」といった意味でした。
 私はこれしか知りませんでしたが、「晴嵐」という言葉もあるそうな。「 晴れわたった日のかすみ。よく晴れわたった日にたちのぼる山の気」「晴れた日に吹きわたる山風」などの意味があるそうです。

 ふたりの上で長男である「ニシノオイカゼ」はわかりやすいですね。「追い風」です。そして、彼らの母を見てみると、「ニシノミナミカゼ」でした。こちらは、西なの?南なの?という「ニシノコチ」パターンです。ちなみに「南風」の場合「はえ」とも読みますが、虫のハエと同じ読みでイメージが悪いので、馬名ではあまり使われないと思われます。




■2022/10/21 種牡馬ペンタイアも珍名馬?「後悔する」という意味の可能性

 「ニシノミナミカゼ」のさらに母を見ると、「シトラスブリーズ」。やはり風関係です。さらにその上を見ると、母がレモンキス、父がペンタイアですので、やっと風関係ではなさげ。
 念のため、ペンタイア(Pentire)の意味を調べてみたのですが不明。イタリア語で「後悔する」という意味があるっぽい感じなのですが、そんな名前を馬につけますかね。つけてから後悔しそうな名前です。これこそ珍名馬でしょうか。
 ちなみに「シトラス」は「ミカン属」のことを言いますので、「シトラスブリーズ」は母レモンキスから連想した馬名だと思われます。

 一方、「シトラスブリーズ」の子、「ニシノミナミカゼ」の兄弟の名前は、風関係とは限らない感じ。末っ子の ニシノキスミーは祖母のレモンキスからの連想でしょうね。風関係ではありません。
 とはいえ、他は風関係でした。意味がわからなくて調べたミストラルはフランスのローヌ川沿いに地中海に向かって吹き下ろす、冷たく乾燥した強い北風だとのこと。これで、東西南北が揃いました。
 「サーフミュージック」は風そのものではないものの、サーフィンは風が必要なスポーツであることからやはり風関連の連想でしょう。

 また、わかりづらいセイウンエオリアも風関係じゃないかと…。私が好きだった馬でエオリアンハープという馬がいたのですが、これは風と関係しているんですよね。エオリアンハープのウィキペディアでは、<エオリアン・ハープ(Aeolian Harp)は弦楽器の一種。ウインド・ハープ(Wind Harp)とも。自然に吹く風により音を鳴らす。ギリシャ神話の風神アイオロスに由来する>という説明があります。
 私は風神の名前がそのまんまエオリアだった気がしたので、あれ?と思いました。とりあえず、アイオロスのウィキペディアでも<エオリアン・ハープ - 弦楽器の一種。風神のアイオロスがその名の由来となっている>との説明があります。アイオロスはラテン語だとAeolusで、これをさらに別言語にしたのがエオリアなのかもしれません。
 エオリアは、一般的には、イタリアのシチリア島北東沖にあるエオリア諸島を言うみたいですね。で、こちらのウィキペディアを見ると、<諸島の名は、ギリシャ神話における風の神由来する>という説明がやはり見られました。



■2013/1/7 珍名馬キッズニゴウハンの馬名の意味・由来 二説あり

 実況を聞いていて何だこりゃ?と思ったのがキッズニゴウハン。もう5歳になってキャリアも重ねていましたが、見たことなかったです。実況では最初、「キッズにゴハン(キッズ(子供)にご飯)」って言っているように聞こえたんですけど、よく聞くと「う」が入っています。
 妙な名前だなぁと思って検索。母もキッズスターでキッズがつきますが、キッズは冠名だったようです。一方、ニゴウハン」は「二合半」。馬名登録ではこれだけの説明で、単なる量を表しているだけです。しかし、お酒の適量を表しているのでは?とのこと。

-----引用 ここから-----
 [2] ミオンさん
ニゴウハン=二合半。ちょうどいい酒量の意。って、二合半って、一般の人には適量ですかね。ちょっと多いような(笑)。
-----引用 ここまで-----

 これに質問が出ます。

-----引用 ここから-----
 [21] 13レースさん
2番コメント様に
>ニゴウハン=二合半。ちょうどいい酒量の意

と、ありますが、ご飯でなく、お酒のことなんですか?
どこかの地方で言われていること?
それとも。どこかの時代で?
馬名の意味を教えてください。
http://db.netkeiba.com//?pid=horse_board&id=2008103126&page=10
-----引用 ここまで-----

 ここから二説に分かれます。

-----引用 ここから-----
 [24] ガットゥーゾ8さん

>>21
たぶん
「立って半畳、寝て一畳、天下取っても2合半」

という言葉から来ていると思います。

意味は
〝どんな大喰いでも精々食べられるのは飯なら2合半だ。

だから欲望を際限なく深めていったところで一体何になるのか。”

大きな欲を求めるなといった感じですね。

2010年09月01日 16:48:00


 [26] 13レースさん
>>24
resありがとうございます。
書き込みのお言葉をぐぐって
理解できました。

人間は誰でも立って半畳分、寝て1畳。
天下とっても食べて2合半が誰でもそんなもの
ということみたいですね。
おかげさまで、なっとくしました。

この馬名は「天下とって」も、
にかかっているみたいですね。
キッズテンカよりも含蓄がありますね(笑)

思ったよりも、良い意味が隠されている馬名ですね。


[33] アドマイヤ党幹事長ゼロウィンさん

最初に未勝利戦でものすごい時計を出している馬がいると思って、馬名でビックリ。

『キッズニゴウハン』

ニゴウハンを『二合半』と理解して
よっぽど飼い葉をモリモリ食べる馬なのかと思ってましたが、そういう意味だったとは(;´Д`)
それはそうと、未勝利戦でとんでもなく強い競馬してますね!
-----引用 ここまで-----

 こっちの方がすてきな名前ですが、実際は違うとのこと。

-----引用 ここから-----
 [23] グラスビットさん

>>21
一般的に使いますよ。
日本酒の1升瓶を見たことはありませんか?
1合とは1升(1.8リットル)の10分の1ですから、
1合=180mlですね。

[34] ミオンさん

>>21
ご飯ではなく、お酒の適量です。
ある居酒屋の店名由来(”酒の適量、二合半。楽しく飲みましょう”みたいな文が、張り紙に記してあった)に妙な感銘を受けて、命名されました。
-----引用 ここまで-----

 断言されてますけど、本当ですかね?先述の通り、馬名登録ではそこまで書いていません。
 …それは置いておいて、冠名だから仕方ないとはいえ、子供(キッズ)にお酒二合半とはす!?  どっかの団体さんに文句言われちゃいそうな、インパクトある名前になってしまいました。


■2019/01/27 【回答】珍名馬ノンシュガー(無糖)の母の名前は?

【クイズ】珍名馬ノンシュガー(無糖)の母の名前は?
(1)クリームオンリー (クリームだけしか入れない=砂糖は入れないという連想)
(2)ブラックコーヒー (ブラックコーヒーなので無糖。ただ、実際には砂糖ありでもブラックという定義)
(3)アスパルテーム (人工甘味料の一つ。つまり、人工甘味料は使うけど、普通の砂糖は使わないという連想)

 答え:(1)クリームオンリー

 母親がクリームオンリーで、子どもがノンシュガーという連想のようです。母自体はアメリカの馬。祖母はRaspberry Eggcream(ラズベリーエッグクリーム)。検索すると、これはドリンクっぽい感じです。おいしそう。

 その上まで見ると、Vennila Cream。バニラクリームに似ていますが、違うつづり。よくわからないですが、クリームはここがスタート地点っぽいですね。
 さらにその母は、Redundancy。余分とか重複という意味で、意味が繋がりません。
 なぜこんな悪そうな名前かと思ったら、その母が「Streak of Luck」(幸運続き)。つまり、「余り物には福がある」という格言の連想なのでしょう。こうなると、理解できるネーミングです。
 クリームについては、これで終わりだと思ったのですが、Redundancyの父を見ると、Creme dela Creme。クレーム デ ラ クレームで「クリームの中のクリーム」。英語じゃないですね。フランス語でした。
 クリームの真のスタート地点はこちら。ここは母ではなく、父から来ていました。この上はやっといなかったので、ホッとしました。

 ちなみに問題の選択肢にした「ブラックコーヒー」という馬は本当にいました。「アスパルテーム」はさすがにいないだろうと検索すると、こちらもいました。マジでか。
 アスパルテームの他に選択肢として「サッカリン」も迷ったのですが、こちらはおらず。他に有名な人工甘味料だと、「キシリトール」がありますが、1頭だけいました。なんというムダ知識なんでしょう。


2025年12月18日木曜日

勝馬率・回収率の比較 サンデーサラブレッドクラブ、社台サラブレッドクラブ、キャロットクラブ、東京サラブレッドクラブ

■2015/9/23 勝馬率・回収率の比較 サンデーサラブレッドクラブ、社台サラブレッドクラブ
■2015/9/24 勝馬率・回収率の比較 キャロットクラブ、東京サラブレッドクラブ


■2015/9/23 勝馬率・回収率の比較 サンデーサラブレッドクラブ、社台サラブレッドクラブ

 既に未勝利馬が引退し、勝ち馬が出揃っているであろう2006~2010世代の5年間を見てみます。

クラブ馬をさがす :: 一口馬主DB
http://www.umadb.com/umalist/

 回収率が表示されていない馬の扱いがよくわからず。デビューしなかったのかな? とりあえず、今回は入れて計算しました。

サンデーサラブレッドクラブ
勝馬率 52.5% (396頭中208頭)
平均募集価格 2,888万円
平均獲得賞金 4,255万円
回収率 147.3%

 全体では35~40%の勝馬率なのですが、さすがサンデーサラブレッドクラブ。5割以上勝ち上がっています。
 計算があっているか心配なもののついでに、回収率も計算。マジで?というほど、恐ろしい回収率に。
 これは17億2,602万のジェンティルドンナような大当たりが引っ張っている数字ではあるのですが、それにしても高いです。びっくりですわー。

 2015/10/04追記:回収率と書くと、誤解招きますね。実際には、賞金は出資者に100%は渡りませんし、毎月の維持管理費や保険料など出費がたくさんあります。プラス面でも、賞金以外に出走手当や見舞金などがあるのですが、こっちは少ないです。
 今度私の実績値を実際に計算してみたいのですが、イメージとしては獲得賞金の6,7割が実際の収入と考えて良いと思います。仮に65%で計算した場合をリアル回収率とすると、以下のようになります。

リアル回収率 95.7%

 これだけ勝っているサンデーサラブレッドクラブですら、マイナス。ですので、他は言うまでもないですね。現実は厳しいのです。

社台サラブレッドクラブ   
勝馬率 61.4% (370頭中227頭)
平均募集価格 2,976万円
平均獲得賞金 3,349万円
回収率 112.5%
(勝馬率の57.3%は61.4%の間違いだったので、2015/09/24訂正)

 社台サラブレッドクラブの方が最近は負けている印象ですが、勝ち馬率ですと手堅く、サンデーサラブレッドクラブの上を行っています。素晴らしい安定性ですね。
 1億円ホースは他から比べると十分多いのですが、最近冴えないイメージの通り、大当たりはサンデーサラブレッドクラブよりは少なめ。なので、回収率も負けています。
 とはいえ、112.5%は立派です。実際には諸費用あるのですが、この単純計算でプラスになるというのもすごいことです。

2015/10/04追記:はい、こちらも補正です。当然マイナスですね。生々しいです。

リアル回収率 73.1%

 もっとやる予定でしたが、わりと面倒なので今日はここまで。


■2015/9/24 勝馬率・回収率の比較 キャロットクラブ、東京サラブレッドクラブ

 既に未勝利馬が引退し、勝ち馬が出揃っているであろう2006~2010世代の5年間を見てみます。回収率が表示されていない馬も集計に加えました。

クラブ馬をさがす :: 一口馬主DB
http://www.umadb.com/umalist/

 まずは近年好調な気がするキャロット。ここはほとんどノーザンファームの馬です。

<キャロットクラブ>
勝馬率 45.0% (409頭中184頭)
平均募集価格 2,458万円
平均獲得賞金 2,492万円
回収率 101.4%

 さすがに本家のサンデーサラブレッドクラブには負けますが、回収率でギリギリ100を上回ったのは立派ですね。勝馬率もかなり良いでしょう。

2015/10/04追記:このままだと「一口馬主って儲かる!」と勘違いされてしまうので、諸費用プラスマイナスしたイメージとして、上記の65%をリアル回収率と仮定します。一口馬主は儲からないよ!という生々しい数値です。

リアル回収率 65.9%

 次は最近名前をよく聞く「レッド」の冠名でお馴染みの東サラ。ここは社台系なんですかね?
 以前ちょっと調べたら、イメージほど走っていなかったので、キャロットクラブには完敗すると予想。どうなるでしょう?

<東京サラブレッドクラブ>
勝馬率 50.4% (125頭中63頭)
平均募集価格 2,690万円
平均獲得賞金 2,858万円
回収率 106.3%

 少なっ!頭数少なくてびっくりです。
 また、予想に反して、勝ち馬率も回収率もキャロットクラブに勝ちました。特に勝ち馬率が半数を超えたのは、素晴らしいですね。これは予想外でした。

10/4追記:リアル回収率 69.1%

 これでも悪く無い数値だと思うんですけどね。一口馬主に限らず、馬主というのは赤字になって当たり前の世界です。


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2025年12月16日火曜日

出走資格がない馬がいたことが判明し除外 前日になって判明

■2025/12/16 出走資格がない馬がいたことが判明し除外 前日になって判明


■2025/12/16 出走資格がない馬がいたことが判明し除外 前日になって判明

 タイトルだけで大体わかる”17日の大井競馬9Rで出走資格がない馬がいたことが判明 レース前日に競走除外 - スポニチ競馬Web”(2025年9月16日 20:53)というニュース。すでに馬番まで発表された後であり、他のレースに使うわけにも行きません。主催者側のミスでしょうね。実際、謝罪しています。

<17日の大井競馬第3日目9R「JRA交流フォーチュネイトりんどう特別」で、4番ホワイトマジック(牡3=大井・市村)が出走資格を満たしていないことが判明。競走除外となった。>
<大井競馬場は公式ウェブサイトで番組編成上の誤りと発表。「お客様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。深くお詫び申し上げます」と陳謝した。>
https://keiba.sponichi.co.jp/news/20250916s00004049322000c

 「JRA交流フォーチュネイトりんどう特別」の南関東所属馬の出走資格は、「3歳C1級格付及び未格付選抜馬」でした。ホワイトマジックは3歳未格付であり、この条件は満たしています。
 しかし、出走資格は、「3歳C1級格付及び未格付選抜馬」の後、「ただし、直前の開催でB3級以上に格付けされた馬は除く。また、JRA認定競走・指定競走・中央競馬未勝利交流競走・JRA競走勝馬は除く」と続いていました。
 ホワイトマジックは、ホッカイドウ競馬所属だった3走前に門別の中央競馬未勝利交流競走「リゲル特別」で勝利しています。なので、出走資格条件の最後から2つ目「中央競馬未勝利交流競走」に該当。本来なら別のレースに出るべきだったようです。

 ホワイトマジックはその後、1ヶ月近くたった2025.10.06に出走。結局、C2格付けになったようです。これを1番人気で1着。2番人気と1.7秒差の圧勝でした。前述の中央競馬未勝利交流競走勝利馬であり、「格付けに恵まれた」と評されていました。
 さらに次も同じC2格付け(地方の格付けはここらへんややこしく、昇級するとは限りません)でこちらも1番人気1着となっています。ということで、順調に稼げて入るのですけど、それでもやはり1ヶ月無駄にしたのはもったいなかったですね。


デヴィッド・イーガン騎手、日本の独特の競馬にも最初から適応

■2022/12/12 デヴィッド・イーガン騎手、日本の独特の競馬にも最初から適応


■2022/12/12 デヴィッド・イーガン騎手、日本の独特の競馬にも最初から適応

 デヴィッド・イーガン騎手が日本に来て、良い馬に乗りまくっています。香港競馬に有力外国人騎手が行ったタイミングで、軒並み有力馬をイーガン騎手に回した感じです。馬質が高すぎるというのもありますが、早速勝利も記録。まだまだ勝てそうな感じがあります。
 このデヴィッド・イーガン騎手に関して、<D・イーガン騎手が栗東初訪問「日本へ来るのは夢だった」阪神JFでアロマデローサに騎乗予定 - 競馬 : 日刊スポーツ>[2022年12月9日9時50分 ]という記事が出ていて、あれ?と思いました。また、「騎乗初日にJRA初勝利」とも書いている記事もあります。
 まるで初来日のように書かれているものの、私の競馬騎手メモでは数戦評価があり、初来日ではないはずです。

<初の短期免許を取得したデヴィッド・イーガン騎手(23)が8日、栗東トレセンを初めて訪れた>
<さっそく調教にまたがり「自分のいるニューマーケットに似ている。日本へ来るのは夢だった。多くの騎手や調教師とコネクションをつくりたい。スタートを出ていいポジションを馬に用意できるのが自分の強みだと思う。結果を残したい」と意気込んだ。阪神JFではアロマデローサに騎乗予定。「昨日(7日)初めて新幹線に乗った。焼き鳥を食べたい」と日本の生活にも目を輝かせていた>
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202212090000161.html

 私のメモを見ると、ワールドオールスタージョッキーズのときに来ていた感じ。で、検索すると、やはりそういう記事が出てきました。

・英国で活躍する23歳のイーガン、来週からJRA短期免許で騎乗― スポニチ[ 2022年11月28日 11:03 ]
<今夏、札幌のワールドオールスタージョッキーズで来日したデヴィッド・イーガン(23)がJRA短期免許を取得し、来週から騎乗することが28日、分かった。期間は12月10日から来年1月末までとなっている>
https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2022/11/28/kiji/20221128s00004048287000c.html

 最初の記事によると、今年は英国62勝でリーディング13位。もっとすごい騎手がよく日本に来ており、これは大したことがありません。ただ、23歳という若いジョッキーで、G1を取るなど、今後伸びそうな気配は濃厚。2つ目の記事では、以下のように説明しています。

<アイルランド出身で英国を拠点に騎乗。日本のファンにも知られる、きっかけになったのが昨年3月のドバイシーマクラシックだ。サウジカップの覇者ミシュリフとのコンビで参戦。クロノジェネシス、ラヴズオンリーユーといった日本の実力派牝馬を退け、G1タイトルをものにした。英国に帰国後、夏のインターナショナルSでもG1勝ち。今年はエルダーエルダロフに騎乗した9月の英セントレジャーで自身初のクラシック制覇を成し遂げた。>

 デヴィッド・イーガン騎手の騎乗の印象ですが、クセがないな…という感じ。このクセがないという時点で評価して良いかもしれません。
 というのも、ヨーロッパの騎手はふわっとしたスタートが多く、当初、日本の競馬に苦労することが多いんですよ。これは競馬文化の違いのせい。しかし、イーガン騎手の場合、それが最初からないように見えました。むしろスタートから前めを意識した前に早い騎乗も多い気がします。
 他の騎手で書いたように、外国人騎手は一流騎手でも日本競馬にフィットしないことはあります。ここらへんは若い騎手の方が柔軟な感じ。デヴィッド・イーガン騎手は23歳で特に若いので、いきなり適応してきたのか、もともとこういう騎乗スタイルなのか…。また、夏に一度来ていた…という理由もあるかもしれません。
 今のところ特に大好き!という感じではないのですが、良い印象を受ける騎乗です。


2025年12月15日月曜日

スピードシンボリの牝系、日本では途絶えるが海外で遠い親戚がG1馬

■2021/06/14 スピードシンボリの牝系、日本では途絶えるが海外で遠い親戚がG1馬
■2014/11/8 まだ真面目に走っていないマイネルネッツ ダートで才能開花


■2021/06/14 スピードシンボリの牝系、日本では途絶えるが海外で遠い親戚がG1馬

 後半のマイネルネッツの話を再投稿。マイネルネッツは善戦マン的なところがありましたが、いつも善戦するのではなく、人気が下がったところで地味に善戦して地味に複勝がつくという地味な馬で好きなタイプ。追いかけていました。
 しかし、マイネルネッツなぞ知らぬ…という人が大半。これだけだと皆さんつまらないでしょうから、もうちょっと興味を引きそうな話を…と思います。で、マイネルネッツの近親を眺めていたのですが、全滅状態。ネッツの弟が来年出てくるぐらいですね。

 ずーっとさかのぼっていくと、あのスピードシンボリがいます。天皇賞(春)、宝塚記念、有馬記念(2回)に優勝し、1967年・1970年度には啓衆社賞年度代表馬および最優秀5歳以上牡馬に選出されたという名馬です。ところが、このスピードシンボリに近い、いかにも大事にされてそうな牝系が残っていない感じなんですよ。
 血統表を眺めていると、ちょこちょこと重賞で善戦する馬が出ているところもあるのですが、ことごとく途絶えた感じ。で、全く活躍馬を出していないマイネルネッツに近いところが健在というのも不思議なものです。まあ、この血統も近々途絶えそうな感じなんですが…。(と書いて投稿して心配になって再確認したら、さっき書いたマイネルネッツの弟も2013年生まれでだいぶ前。普通にもう途絶えていたようです)

 私が言う近親は、大抵全然近親ではなくかなり広いです。なにかとかこつけて、応援の理由にしたいということで、アホみたいに広く見ています。それで見たとしてもスピードシンボリはかなり遠いですね。
 4代までの血統表でギリギリ確認できるマイネルネッツの4代母はスイートサファイア。この血統が残っているのですが、スピードシンボリはスイートサファイアの姉スイートインの長男でした。つまり、5代母という4代までの血統表なら見えないところにいる馬(フィーナー)がやっとスピードシンボリとの共通点です。

 この時点で相当遠いのですが、さらにさかのぼって見てみました。しかし、それでも本当全然日本では血統が続いていません。ただ、海外を見ると、近年の活躍馬が出ていますね。これすら最後の最後の諦めていた…というところで、活躍馬がいるのを見つけました。Anapurnaが英オークス(G1)、Speedy Boarding がコリーダ賞(G2) を勝っています。
 ただ、いかんせん遠すぎ。前述のフィーナーのさらに母母母であるJuraがやっと共通という遠さです。ここまでさかのぼっていますので、英オークス馬Anapurnaなどからも遠く、Juraは10代母くらいのところです。もう遠すぎて何代母だかわかりゃしませんわ…。

 前述の海外の活躍馬はいずれも牝馬。ということで、全然近親ではないのですが、これらの牝系の馬が日本に輸入されたらマイネルネッツの近親だと思い込んで応援したいと思います。


■2014/11/8 まだ真面目に走っていないマイネルネッツ ダートで才能開花

 ダート替わりとはいえ、2番人気で過剰人気だと思ったら、さっくり勝ったマイネルネッツ。

-----引用 ここから-----
【2歳未勝利】(新潟1~2R)~マイネルネッツ、ウィズアットレースが勝利 _ 競馬実況web _ ラジオNIKKEI 2014/10/04(土) 15:17

新潟1Rの2歳未勝利(ダート1800m)は、2番人気マイネルネッツ(嘉藤貴行騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分55秒0。(略)

マイネルネッツは美浦・斎藤誠厩舎の2歳牡馬で、父アグネスデジタル、母サンディフォルス(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は3戦1勝となった。
http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_4330.html
-----引用 ここまで-----

 2着とは0.1秒差、半馬身差。それほど開いたわけではありません。ただ、余裕を感じる走りで着差以上のものを感じさせました。コメントもいい感じ。

-----引用 ここから-----
レース後のコメント
1着 マイネルネッツ 嘉藤貴行騎手
「ダートに替わったのもよかったのか、今日はスムーズに先行できました。しかし、道中ハミをとらないところがあり、まだ真面目に走っていません。まだ余力もありましたし、上積みも見込めると思います」
-----引用 ここまで-----

 過去2走は柴田大知騎手でした。乗り替わりで、嘉藤貴行騎手。「何で大知が乗らなかったのか?」という声もありましたが、個人的には柴田大知騎手は苦手、そして、嘉藤貴行騎手の方が好きということもあり、このまま嘉藤貴行騎手で行ってくれると嬉しいです。

2024/02/19追記:2017年度・好きな馬ダートホース1位に選んでいたときの話をまとめ。
<2017年度・好きな馬ダートホース>
マイネルネッツ
 中1週だと結果出ていない気がするので確認してみました。 ただ、休み明けはもちろん戦績が悪いはずなので、90日以上空いたケースも確認してみます。

99日~167日 0-1-0-4
29日~76日 1-0-2-2
20日~22日  0-2-0-10
7日~15日 0-0-1-3

 中1週でなまじ3着が1回あるのがあれなんですけど、やはりあまり良くなさげ。さらに中2週も意外に良くなかったです。明らかに良いのはこれらよりもう少し開けたケース。29日~76日は上記の通り、1-0-2-2。さらに29日~44日で絞れば、1-0-2-1でした。
 なので、結局やはり私のほぼイメージ通りで、使ってからでなおかつ少し間隔を開けた方が良さそう。柴田大知騎手などの騎乗の悪さもあるでしょうが、陣営は間隔短く使いすぎだと思います。(2017/11/03)


2025年12月14日日曜日

JRAでは28年ぶり!重賞馬不在の珍しいG1が実現した理由

■2025/12/14 JRAでは28年ぶり!重賞馬不在の珍しいG1が実現した理由
■2025/12/14 重賞勝ち馬不在なのに重賞好走組が不人気…その結果は?


■2025/12/14 JRAでは28年ぶり!重賞馬不在の珍しいG1が実現した理由

 2025年の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)は重賞勝ち馬不在。”今年の阪神JFが28年ぶり 過去にも複数あった重賞馬不在のJRA・GI”(2025年12月13日(土) 18時00分)によると、JRAのGIレースで重賞馬が不在なのは、実に28年ぶりだそうです。

<有力馬の故障、回避があったとはいえ、2歳重賞が充実した現在では、なかなか珍しい出来事。過去の同事例を調べてみると、グレード制導入以降では84、87、88年の朝日杯3歳S。84年の阪神3歳S、93、97年の阪神3歳牝馬Sといった例があった>
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=316075

 最も最近が97年の阪神3歳牝馬S。懐かしの3歳表記時代ですから、めちゃくちゃ昔だとわかりますね。このときは、牝馬重賞も少なかった時代ですので、重賞馬不在でもわかります。ただ、その時代でも珍しかったので、今回のレア度はピカイチでしょう。

 ところで、このレアな重賞馬不在の珍しいG1になった理由は、引用部であったように、有力馬の故障、回避があったため。アルテミスSを勝ったフィロステファニは、なんと屈腱炎で登録抹消。絶対に出られません。また、ファンタジーSを勝ったフェスティバルヒルは、剥離骨折で休養となりました。

 ただ、改めて確認してみると、阪神ジュベナイルフィリーズ前の2歳牝馬重賞は2つのみ。「牝馬重賞も少なかった時代」と書いたのですけど、1つ増えただけですね。それでこれだけ重賞勝ち馬不在の阪神ジュベナイルフィリーズが珍しいというのは、逆に不思議です。
 これは、牝馬重賞勝ち馬がすんなり阪神ジュベナイルフィリーズに来るというのが一般的なためかもしれません。また、まだ牡馬との力の差が少ない2歳重賞では、牡馬相手に混合の重賞を勝って阪神ジュベナイルフィリーズに向かうということも結構あるのだと思われます。 


■2025/12/14 重賞勝ち馬不在なのに重賞好走組が不人気…その結果は?

 重賞勝ち馬不在となった2025年の阪神ジュベナイルフィリーズ。人気馬の戦績を見てみると、以下のようになっていました。

1番人気 アランカール OP野路菊S1着
2番人気 スターアニス G3中京2歳S2着
3番人気 アルバンヌ 1勝クラスサフラン賞1着
4番人気 ギャラボーグ 未勝利1着
5番人気 マーゴットラヴミー 1勝クラス白菊賞1着

 牡馬に混じってG3中京2歳S2着だったスターアニスが2番人気になっているだけで、重賞好走組は評価されていませんでした。もっと評価されて良いと思ったんですけどね。特にG3ファンタジーS2着(0.0秒差)のショウナンカリスなんかは、勝馬と差がなかったのに11番人気でした。

6番人気 タイセイボーグ G3アルテミスS3着(0.4秒差)
8番人気 ミツカネベネラ G3アルテミスS2着(0.3秒差)
11番人気 ショウナンカリス G3ファンタジーS2着(0.0秒差)

 とはいえ、私のPOG馬は人気勢で3頭出しなので、こっちに頑張ってほしいところでした。ところが、1番人気アランカールは、北村 友一騎手がゆったり最後方で届かず5着まで。後方一気で勝ち上がってきたものの、さすがにG1じゃ無理でしたね。
 一方、2番人気スターアニスは、直線外から追ってくる王道競馬で見事に快勝。松山 弘平騎手が一旦位置を落としたのが見事でした。やりましたわ!
 母エピセアロームもPOG馬だったのですけど、POG馬としても特に好きだった馬。なので、産駒も指名していることが多く、今回も指名していました。スターアニスは今のところこの世代で一番好きなので、一番好きな馬が勝ってくれました。
 4番人気ギャラボーグも前走未勝利1着という実績が見劣りする中で2着。POG馬でワンツーフィニッシュとなりました。私のPOGは牝馬が極端に苦手なので、今年は珍しいです。阪神ジュベナイルフィリーズは初勝利かもしれません。
(2025/12/24追記:一方で今年は牡馬の選択が悪いのか、朝日杯フューチュリティステークスはなんと出走馬すらゼロでした。ホープフルSの方はなんか出てくれるんじゃないかと思うんですけど、なかなかうまいこと噛み合いませんね…。)

 3着はG3アルテミスS3着で6番人気のタイセイボーグ。他の重賞好走で不人気だった組は、8番人気 ミツカネベネラ G3アルテミスS2着(0.3秒差)が12着、11番人気 ショウナンカリス G3ファンタジーS2着(0.0秒差)が7着と、普通に好走できませんでした。混戦と言われつつも、馬連は2,020円程度で、それほど荒れなかったようです。


「競馬は、内枠有利」という格言 内枠有利・外枠不利だと錯覚する理由とは?

■2019/04/19 「競馬は、内枠有利」という格言 内枠有利というのは本当か?
■2019/04/19 内枠の勝率は高い!馬番だと内枠有利・外枠不利だと錯覚する理由とは?
■2022/09/20 それでも内枠外枠の有利不利があると信じたい!可能性を考えてみた


■2019/04/19 「競馬は、内枠有利」という格言 内枠有利というのは本当か?

 「競馬は、内枠有利」という格言があるんだそうな。初めて聞きました。ただ、私はほとんど気にしないものの、どちらかというと内枠好きですので、それとは合いますね。
 この格言を知ったのは、【競馬コラム】”内枠が有利”の格言をJRA全レースを使用し、分析・検証した件【不変の法則Part3】 – K-BA LIFEというページ。 なんとJRA全レース(140万データ)を分析したそうです。

 まず枠順の勝率・連対率・複勝率は、おもしろいほど差がなし。ここまでバラけるかというほどきれいにバラけています。 K-BA LIFEさんではJRAの工夫のおかげとされていましたけど、本当見事ですね。偏ってもおかしくないものです。
 ただし、人間の思いが関わってくるので、回収率では差がつく可能性があります。例えば、前述したような「内枠有利」の思い込みがあるためです。
 ところが、こっちも実際にはほぼ差がなし。「内枠を買え 」という法則性を導き出すことができなかっただけでなく、「競馬は、内枠有利」に引っ張られてオッズが狂い外枠の方が儲かるということでもないようです。非常に意外でした。



■2019/04/19 内枠の勝率は高い!馬番だと内枠有利・外枠不利だと錯覚する理由とは?

 こちらでは同様に馬番でも見てくださっています。多少でこぼこするものの、馬番で見ても回収率は法則性を見出すほどの差が出ていませんでした。思ったほどバイアス・思い込みが出ないんですね。
 一方、サイトの方はそれでも「あんまり関係ない」と結論づけていましたが、馬番で見ると、勝率については内枠が高く、外枠が低くなっています。ただ、内枠が高く見えるのには、実はちゃんとした理由がありました。

 この理由は出走頭数の関係。1番と18番で考えるとわかりやすいでしょう。
 言われてみるとそりゃそうだという話ですが、18番の馬は除外取り消しを除いて、ほぼ必ず18頭でレースを争います。なので、枠順で勝率が変わらないのであれば、馬番18番の勝率は18分の1で、5.6%に近い数字となると考えられます。で、実際、そうなっていました。
 もうすでに大体わかるでしょうが、一方で馬番1番の馬の場合は全然勝率5.6%とはなりません。もっと高くなるはずです。
 というのも、18番は18頭立てのレースにだけ出るものの、1番などの若い番号はいつでも必ずありますので、もっと少ない頭数、極端なときには5頭立てのレースなんかでも出走するわけです。5頭立てであれば、勝率は2割程度となると予想されます。
 このように1番などの馬番の若い方はより頭数の少ないレース、つまり、より勝率の高いレースが増えるので、馬番の若い方で勝率が高めに出るんですね。実際に、1~6番は勝率で8%を超えていました。ここらへんで内枠有利と誤解している人もいるかもしれません。




■2022/09/20 それでも内枠外枠の有利不利があると信じたい!可能性を考えてみた

 <【キーンランドC予想】内枠は圧倒的に不利のレース? 今年も狙うのは外枠の牝馬か?>(22/8/28(日) 7:35配信 netkeiba.com)という記事が出ていました。

<過去10年。明らかに「内枠不振」の傾向はある。
 まず、1枠に入った馬で馬券になっているのはわずか1回だけ(13年1着)である。2枠も3回(12年1着・13年3着・18年3着)、3枠も1回(16年2着)だけという明らかな内枠不振傾向がみてとれる。
 枠連の馬券組み合わせとしては「4枠から外枠のボックス」という傾向。4枠5回、5枠3回、6枠5回、7枠7回。8枠5回という馬券圏内成績である。近2年、敗れ去った1番人気馬もそれぞれ内枠だった。人気馬で内枠になるのは避けたいところだ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7860b68c46b2c36e867a9d148f7cd466465812a

 前述の結果からすれば、内枠外枠に有利不利はない…ということになりそうですが、一応、可能性としては有利不利がある可能性はあるでしょう。「それでも内枠外枠の有利不利があると信じたい!」という人のために、可能性を考えてみました。

 ひとつは、全体として見れば差がないものの、競馬場と距離を限定したコース単位なら有利不利が見える…という可能性です。いかにもありそうな話でしょう。かなり可能性があると思います。
 ただ、注意しなくちゃいけないのは、この記事みたいに、1つのレースに限定した場合、データ数が少なくて相当信頼性が落ちてしまうということ。特にこの記事では10年しか見ていません。たった10レースです。となると、データが少なすぎて「たまたま」ということが多くなります。

 あと、ちょっとひねったところでは、脚質によって枠の有利不利はあるという可能性もありそう。内枠が良いと思う脚質、悪いと思う脚質があったとしても、内枠になるか外枠になるかはランダムなため、全体のデータとしては差が出ませんからね。脚質による枠の有利不利が隠れている…という可能性もあるかもしれません。


2025年12月13日土曜日

未期待のドイツ血統からガリレオが出てフランケルにつながる

■2018/11/10 未期待のドイツ血統からガリレオが出てフランケルにつながる
■2023/03/15 実はドイツ血統は日本に合う?日本の馬と相互補完する配合が成立
■2023/06/21 ドイツでG1を4勝のノヴェリスト、種牡馬入りの日本ではダメだった?
■2025/12/13 聞いたことがないブランドフォード系、実は日本でも走っている




 ■2018/11/10 未期待のドイツ血統からガリレオが出てフランケルにつながる

 日本での知名度が低いと思ったのでタイトルにしませんでしたが、シーザスターズは本当すごい馬でした。日本でも有名なガリレオと彼は兄弟。母の名はアーバンシーといいます。
 このアーバンシーは競走成績が悪かったわけではなく、むしろすごかった牝馬。93 年の凱旋門賞でホワイトマズルやオペラハウスらを相手に大金星を挙げた馬でした。
 しかし、牝系が当時はあまり評価されていなかったドイツ血統ということもあって、繁殖牝馬としての期待度は、さほど高くなかったんだそうです。
 ところが、前述の ガリレオとシーザスターズという化物2頭が登場。他に2頭が種牡馬入りしているそうです。
(Our Pleasure2012年10月号  ザ・ブラッド 血統表を紐解く! サラブレッドインフォメーションシステムより)

 タイトルにしたフランケルが、今の日本では馴染みでしょう。日本でも活躍馬を出しています。このフランケルがまた怪物なのですけど、父がガリレオなのでタイトルにしました。
 ガリレオで特筆すべきなのが、記事掲載時点の29 頭のG1ホースのうち、このフランケルやテオフィロなど、約6 割にあたる18 頭がノーザンダンサーのインブリードを持っていること。そのうち母の父がノーザンダンサーの孫の時に現れる「ノーザンダンサーの3×4」は実に10 頭でまさにニックス(相性の良い配合)だとされていました。




  ■2023/03/15 実はドイツ血統は日本に合う?日本の馬と相互補完する配合が成立

 「ドイツ血統」で検索して出てきた<【NHKマイルC】藤井正弘氏が語るドイツ血統 日本のスピード血統と理想的相互補完― スポニチ Sponichi Annex>([ 2021年5月10日 05:30 ])という記事。いきなり<ドイツ産馬によるJRA・G1制覇はランド以来>と書いている一方で、この勝利したドイツ産馬の馬名による説明がなく、意味不明でした。
 これはおそらく紙面の記事をそのままウェブに転載したためで、紙面上であれば意味が通じたのでしょう。雑誌記事なんかではちょくちょく見かけますね。一方で、新聞記事のネット掲載では見かけた覚えがない問題で、スポーツ紙でも珍しいケース。おそらくなんだかんだ言っても、新聞社というのはレベルが高いのでしょう。

 前置きが長くなりましたが、この記事は、2021年のNHKマイルCを勝利したシュネルマイスターに関する解説記事でした。サラブレッド血統センターの藤井正弘さんはドイツ産馬によるJRA・G1制覇が少ないのは、単にドイツ産馬が少ないためだと説明しています。

<ドイツ産馬によるJRA・G1制覇はランド以来ですが、そもそもドイツからは競走馬がほとんど入っていません。輸入するのは繁殖牝馬です。シュネルマイスターも独オークス馬である母のセリエンホルデと同時に輸入されました。実質的には欧州マイル王キングマンの持ち込み馬に近いと言えます>
https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2021/05/10/kiji/20210509s00004000755000c.html

 「ドイツ産馬によるJRA・G1制覇が少ないのは、単にドイツ産馬が少ないため」というのは、裏を返せば、G1制覇が少なくても能力的に劣っていることを示しているわけではない…という思いがあるのでしょう。まどろっこしい書き方をしましたが、要するにドイツ血統は日本に合うはず!といった話。「ドイツ産馬」ではありませんけど、ドイツ血統が入った成功馬として、以下のようにいくつかの例を挙げていました。

<ドイツの馬産はある意味閉鎖的で国内の繁殖を非常に重視しています。(中略)長く守られてきた血脈の独自性がアウトブリードで効果を発揮します。マンハッタンカフェ、ブエナビスタ、そしてシュネルマイスターの同族であるサリオスなどが代表例で、日本の芝で進化したスピード血統とは理想的な相互補完が成立するわけです。ノーザンファームを筆頭とした日本の生産者がドイツの血統に求めるものもまさにその部分でしょう。
 シュネルマイスターの母セリエンホルデも恐らく日本で大牝系を築くことになるでしょう。今後も日本とドイツの“蜜月”は続くはずです>




  ■2023/06/21 ドイツでG1を4勝のノヴェリスト、種牡馬入りの日本ではダメだった?

 日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入りしたノヴェリストもドイツ馬!と思ったのですけど、生まれはアイルランドなんですね。ドイツではG1を4勝。しかし、日本ではやはり合わないのか、重賞馬は正直少ないです。(以下は、ウィキペディアより)

主な産駒
グレード制重賞勝利馬
2016年産
ラストドラフト(2019年京成杯)
2018年産
ブレークアップ(2022年アルゼンチン共和国杯)[6]
地方重賞勝利馬
2020年産
メイドイットマム(2022年東京2歳優駿牝馬、2023年桜花賞【浦和】)[7]

 これを書こうと思ったのは、「2017年度・好きな    2歳牝馬」候補に、ノヴェリスト産駒のピエナミントという馬を書いていたため。当時のものをそのまま転載しておきます。

<2017年度・好きな    2歳牝馬>
ピエナミント
 いとこにPOG指名して好きだったスマートステージがいる血統でPOG指名。
 新馬戦は、好位につけられたのだが、狭いと思ったのか、なかなか仕掛けられず、足余す形に。まずまずやれそうだと思う。
  一方、2戦目は、秋山騎手から武豊騎手に乗り替わり。今日はむしろ後ろから。ただ、出てからは早く前で先行集団の後ろに取り付いた。良いと思ったけど、今度はかかってしまう。下手くそ!と思ったが、わりとうまく短時間で折り合う。下手じゃない、むしろうまいわと感心。
 直線も外出さずに中入れて詰まるだろう!と思ったが、これも一瞬のすきに入り込んでロスなく追うむしろ好騎乗。外回した場合はロスが大きくなっていた。
 最後はモノも違っていて楽勝。やはり結構強そうで期待。
 武豊騎手の騎乗も掲示板で好評だった。「武はん、4コーナーから直線へスムーズなさばき方素晴らしい」「豊さん上手くこの仔の切れを引き出しましたね、直線まで我慢に徹して巧みな技でした」「上手く乗ったな!前に壁を作って我慢して最後壁が空いた所を抜けて勝つこれは好騎乗だな」(2017/10/09)




 ■2025/12/13 聞いたことがないブランドフォード系、実は日本でも走っている

 1980年のJRA 種牡馬リーディング、6位以下だと系統からして知らない…といった感じで、私は全然聞いたことがない血統が出てきました。

1980年 JRA 種牡馬リーディング
1    テスコボーイ (プリンスリーギフト系)
2    アローエクスプレス (グレイソヴリン系)
3    ミンスキー (ノーザンダンサー系)
4    バーバー  (プリンスリーギフト系)
5    ファバージ  (プリンスリーギフト系)
6    リマンド   (ブランドフォード系)
7    パーソロン (トウルビヨン系)
8    サンシー (ファイントップ系、タッチストン系)
9    ダイコーター (ボワルセル系、セントサイモン系)
10    ダイアトム (シカンブル系、セントサイモン系)

 今回は、6位リマンドのブランドフォード系を。ブランドフォード(Blandford)はその受胎率の低さにもかかわらず、1924年の供用開始から4頭のダービーステークス馬を出し、さらにイギリスやフランスでリーディングサイアーを獲得した名種牡馬であったそう。しかも、産駒らもまた種牡馬として成功したそうです。
 日本で成功した種牡馬の代表格がプリメロであり、プリメロなら血統表で目にする種牡馬ですね。ただ、リマンドはプリメロとは別の系統で、ブランドフォードの子ブレニム(Blenheim)から長く伸びた父系の種牡馬。東京優駿(日本ダービー)優勝馬オペックホースなど、多くの活躍馬を輩出したそうです。ただ、当然、今日本では残っていない系統です。

 ただ、ヨーロッパでは、ドイツのモンズーンが大成功。モンズーン!聞き覚えがありまくりますね。
 モンズーンは、GIを4勝して日本に種牡馬としてやってきたノヴェリストの父。つまり、今でも日本にはブランドフォード系(より性格に言うと、ブランドフォード系から発展したバーラム系)の馬が結構いるということです。

 とはいえ、大活躍という感じではなく、これ以上は伸びていかない雰囲気。社台スタリオンステーションで種牡馬入りしており、期待値は高そうに見えましたし、実際繁殖牝馬の質も高かったイメージがあります。期待値から見ると、かなり産駒は走らなかったんじゃないでしょうか。
 今確認してみると、CPI1.49という繁殖牝馬の質の高さにも関わらず、アーニングインデックスは0.77とめちゃくちゃ低いです。半分ちょっとですから、相当な差。壊滅的といって良い感じです。やはり繁殖牝馬の質の割には走っていませんね。

 個人的に好きだった馬というのも、前述の通り、ブランドフォード系は最近全然いなかったので、あまり好きな馬はいません。ノヴェリスト産駒だと、ピエナミントなど、何頭かPOG指名したはずですけど、そこまで思い入れはないです。
 好きな馬の母系には何頭か入っています。例えば、ニホンピロジュピタの曾祖母ツルシマの父シマタカや、マイネルバサラの高祖母Katie Mayの父Bustedなどが、ブランドフォード系でした。