2025年4月29日火曜日

ラムタラが失敗したのは、母父サンデーサイレンスが少ないせいって本当?

■2014/7/8 ラムタラが失敗したのは、母父サンデーサイレンスが少ないせいって本当?
■2014/7/8 社台グループの馬はラムタラを拒否していたのか?データを見ていくと…
■2023/03/09 ニジンスキー系好き調教師すらもラムタラを評価してなかった事実


■2014/7/8 ラムタラが失敗したのは、母父サンデーサイレンスが少ないせいって本当?

 現役時代は非常に印象的でドラマチックな話の多かったラムタラが亡くったそうです。
 で、ラムタラの掲示板を見ていて気になったコメントがありました。

-----引用 ここから-----
かなり今更なことだけど。
ラムタラ自信の能力と種牡馬としての成績があまりに違うのが気になって、産駒の活躍馬の血統を見てたら、母父サンデーサイレンスが1頭もいなかった。

サンデーサイレンスの牝馬を付けてれば大抵何かしら成功するのが近年の種牡馬だと思ってたから、ラムタラとサンデーって相性悪かったのかって思って検索してみた。
父ラムタラ母父サンデーサイレンスの産駒を検索すると、ここのデータベース上たったの9頭。
ラムタラだって導入当初から数年間かなりの種付けをしたはずなのに。
結局、生産者同士の対立が成功を阻んだのかなと思いました。

まぁ、産駒を残せない名馬だっているんだから産駒を残せただけ良かったのかも。
ラムタラの競走馬としての魅力は色褪せないし。
でも、ちょこっとだけ母父ラムタラに期待したいです。

2013/2/8 17:26
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=000a0001d4
-----引用 ここまで-----

 単純に当初は母父サンデーサイレンスが珍しく、一般化してからはラムタラの種牡馬成績が芳しくなかったってだけじゃないですかね?
 母父サンデーサイレンス以外でも"日高の生産者を中心に、数々の実績馬・良血馬を含む112頭を初年度の交配相手に揃え"ていました。(繰り返すように当時は母父サンデーサイレンスが少なく、まだ母父実績も確定していません)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%83%A9


■2014/7/8 社台グループの馬はラムタラを拒否していたのか?データを見ていくと…

 ラムタラの母父サンデーサイレンスは少ないというのは確かです。9頭だけですからね。
 ラムタラと比較できそうな日高の馬としてはブライアンズタイムかな?(当時は新冠の早田牧場。2002年の破綻後にラムタラと同じアロースタッド)と思って、ブライアンズタイムを見てみました。こちらは61頭いました。
 ブライアンズタイムの母父サンデーサイレンスに対して、ラムタラの母父サンデーサイレンスは少なすぎじゃん!と思うかもしれません。ところが、1990年代に限れば、ラムタラ1頭、ブライアンズタイム2頭でそれほど変わりありませんでした。
 しかも、ラムタラの日本の初年度産駒は1998年産ですから、1998年と1999年に限れば1対1で引き分けです。

1997年 ラムタラ0頭 ブライアンズタイム1頭
1998年 ラムタラ1頭 ブライアンズタイム0頭
1999年 ラムタラ0頭 ブライアンズタイム1頭

 母父サンデーサイレンスが増えるころになってからは、さっき言った通りラムタラへの期待値が下がってしまっていたのでどうしようもなかったと思われます。
 あっ、でも、結果が出るまではもう少しかかるかな? 日本での初年度産駒のデビューは2000年ですからね。ネット競馬で見える産駒の数見ると激減するのは2003年生まれからです。

1998    87
1999    72
2000    68
2001    73
2002    79
2003    42

 2002年までラムタラが7頭、ブライアンズタイムが14頭。半分ですね。全体の産駒は以下のようにそこまで差はありませんので、ラムタラ少なすぎと言えそうなデータが出てきました。

生年 ラムタラ ブライアンズタイム
1998    87    86
1999    72    97
2000    68    104
2001    73    93
2002    79    114
2003    42    111

 ただし、社台グループのラムタラいじめが怪しいと言える情報がまだあります。2002年までにラムタラにつけた社台グループの母父サンデーサイレンスの馬は1頭なのに対して、ブライアンズタイムは0頭だったのです。
 「生産者同士の対立」を言うなら、ブライアンズタイムの方が当てはまる感じ。ただ、これを言うのなら母父サンデーサイレンス以外の繁殖牝馬も数えないといけませんかね。
 で、数えてみると、1998~2002年の社台グループはラムタラが17頭、ブライアンズタイムが36頭でした。やはりブライアンズタイムが多くなりましたが、社台グループで17頭もつけているのですからあまり対立はなさそうな感じ。

 Wikipediaによると、ラムタラを導入したジェイエスは社台グループへの対抗心アリアリだったのでは?と疑われたようではあります。

-----引用 ここから-----
俗にあった「サンデーサイレンス・社台に対抗するためではないか」との見方について、矢野(購入したジェイエス代表の矢野秀春)は「サンデーは、お金を出せば誰でも付けられますし、事実、静内の生産者の多くがお世話になっています。サンデー憎しという気持ちはありません」と、これを否定した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%83%A9
-----引用 ここまで-----

 前述のように社台グループへの種付けも許されているんだし、矢野秀春代表が言うように、実際、あんまり関係なかったんじゃないかと思います。


■2023/03/09 ニジンスキー系好き調教師すらもラムタラを評価してなかった事実

 ラムタラ失敗は社台の陰謀説に絡んで検索してみると、ラムタラ産駒がいた時代に現役の調教師であり、ニジンスキー系をこよなく愛したという白井寿昭・元JRA調教師による、<白井元調教師と学ぶ血統学【20】「種牡馬ラムタラ」に足りなかったもの>(競馬ニュース・特集なら東スポ競馬 2022/02/17)という記事を見つけました。

白井寿昭氏(元JRA調教師=以下、白井)奇跡の馬。神の馬。そんな呼ばれ方をしたくらいの派手なキャリアやったけどな。種牡馬としては残念な成績やった。
松浪 その現役時代の走りを実際に見て、種牡馬としての成績を先生は予見していた、とのことでしたが。
白井 そうやね。予見していたとまでは言わんけど、投資に見合う馬とは思ってなかったね。
https://tospo-keiba.jp/onkochishin/8406

 実は白井寿昭調教師、1戦1勝のキャリア、長い休み明けで勝利するという常識はずれでラムタラが勝利したエプソムダービーを間近で見ていたそうな。パドックを見てもすごい感じはなく、血統は良いと思ったものの、ピンと来なかったといいます。

白井 常識を覆す勝利であったことは否定しない。それでも、僕にはピンとこなかった(苦笑)。
白井 この栗毛の馬はどんな成績なんやろ? そう思って成績表を見たら、キャリアが1戦しかなくてさ。「え、こんなんでもダービーに出れんの? ずいぶんと楽な世界やなあ」と。そのように思ったから、ラムタラのことを覚えているんや(苦笑)。
白井 それだけ。申し訳ないが、インパクトはゼロに近かった。
白井 (引用者注:勝ったのには、)驚いた。本当に驚いたな。こんな馬でもダービーを勝てるんか…。そう思ったくらい。その後の活躍を考えたら、ちょっと失礼やったかもしれんけど(苦笑)。
白井 血統表を見て、ニジンスキーの直子なんや。母はブラッシンググルーム産駒のスノーブライド。あ、ノーザンダンサーのインブリードもある。素晴らしい血統の馬なんやなあ、と。そんな感じやったかな。

 白井寿昭調教師は「我の強さ」を重視。この点で言うと、ラムタラには我の強さが足りなかったといいます。

白井 種牡馬になって、日本に来たときにも感じたことやけど、ラムタラはおとなしいんだな。競走馬としては扱いやすいかもしれんけど、これでは特徴を産駒に伝えられんやろうな、と感じたな。
白井 競走馬としての性格と、種牡馬としての遺伝力は違う。優れた能力を持っていても、それを産駒に継承できなければ、何の意味もないんやな。これがあっさりと感じた一番の理由だったかもしれないね。

 「我の強さ」については、ちょうどサンデーサイレンスとも比較されていました。サンデーサイレンスにあって、ラムタラになかったのが、この「我の強さ」であるようです。
 この「我の強さ」は正直科学的根拠がなさそうに見えます。ただ、能力を出し切った好成績の馬よりも、能力を出し切っていなくても好成績だった馬の方が潜在能力が高く、種牡馬としての成功可能性も高い…といった感じに理由づけできるかもしれません。

白井 種牡馬として成功する馬のほとんどは、自己主張が強いタイプやからね。ラムタラはそれを満たした馬ではなかった。感染症を患ったため、キャリアを積めなかったことは後で知ったし、それが種牡馬になって影響した可能性はあるかもしれん。けど、そのような先入観を持たない状態で、僕はラムタラの返し馬を見た。そのときの印象が良くないんだから、どうしようもないよな(苦笑)。
松浪 サンデーサイレンスのような、強い自己主張をしないラムタラに、先生のアンテナが反応しなかった。
松浪 スピード不足に瞬発力不足。様々な要因があったでしょうが、一番は能力を伝えきれなかった遺伝力に原因があったのではないか──。なかなか面白い結論となりましたね。
白井 配合をいくら考えたところで、どうにもならん問題やからね。だからこそ、僕は血統表だけでなく、実際に馬を見ることの大切さを説いている。サンデーサイレンスとラムタラ。この2頭は、それを如実に表していると思うよ。

 あと、ニジンスキー系好きの白井寿昭調教師的には、ラムタラはニジンスキーの直子でも「父のニジンスキーと違う栗毛の馬」だったことで「ニジンスキーの血を求めた僕からすれば、それもラムタラを敬遠する材料になったかもしれん」としていました。
 なお、ここでも社台対抗説が出ていましたが、白井寿昭調教師はやはり否定的。バブル時代の日本に多かった金額がすごいだけで中身が伴わない「爆買い」の一例かもしれません。本当、日本人は買い物が下手くそですね…。

松浪 結果的に失敗となってしまったラムタラの導入。44億円という金額を含め、先生はどのように考えていますか?
白井 手の届かないはずの名馬に手が届いた。バブル経済の影響は大きかったと思うね。サンデーサイレンスに対抗するための導入…なんて声もあったけど、その意見に僕は否定的で、かつてのテスコボーイが与えてくれたような夢を、日高の生産者は見ていたんじゃないかな。もっとも、このような熱意は血統の更新に必要なもので、結果は伴わなかったとしても、それは日本の競馬発展につながっていくと思う。


2025年4月28日月曜日

無冠ローエングリン、G1馬ロゴタイプを輩出 種牡馬で成功した理由

■2013/5/2  ローエングリン産駒ロゴタイプ、まるでサンデーサイレンス(吉田照哉社台ファーム代表)
■2013/5/10 無冠ローエングリン、G1馬ロゴタイプを輩出 種牡馬で成功した理由
■2013/5/22 ロゴタイプの朝日杯&皐月賞制覇は、ナリタブライアン以来だった
■2013/5/23  ロゴタイプ、ローエングリン産駒なのに長距離でも問題ない



■2013/5/2  ローエングリン産駒ロゴタイプ、まるでサンデーサイレンス(吉田照哉社台ファーム代表)

 皐月賞を勝って……の話です。

-----引用 ここから-----
吉田照哉オーナー「まるでSS」/皐月賞 [2013年4月15日9時5分 紙面から]

 吉田照哉オーナー(65=社台ファーム代表)は早くも2つ目のG1タイトルを獲得した愛馬を心からたたえた。「すごいね。想像以上。並外れている。自在に動けて何回も脚を使える。レースぶりはまるでサンデーサイレンスだね」と、種牡馬として日本競馬のレベルアップに貢献した米2冠馬を引き合いに出した。【高木一成】
http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130415-1112640.html
-----引用 ここまで-----

 ロゴタイプは珍しいローエングリンが父です。父はシングスピール、その父父はサドラーズウェルズという日本合わなかったなぁという血統。
 母系も素晴らしく期待されていて私も好きでしたが、種牡馬になっていてびっくり。しかも、GI2勝馬を出すとは…。
 ということでサンデーサイレンス系じゃないんですが、母父はサンデーサイレンスです。こちらが出たということ?

 サンデーサイレンスって競走馬としてより種牡馬としてすごかった馬なので、何か微妙な褒め方とちょっと思ってしまいました…が、よく見るとケンタッキーダービー、プリークネスステークスの他にブリーダーズカップ・クラシックなども勝って、G1を5勝、エクリプス賞年度代表馬。
 文句なく素晴らしい競走成績でしたね、失礼しました。

-----引用 ここから-----
 母ステレオタイプのおなかの中には現在、ロゴタイプの全きょうだいに当たるローエングリン産駒が宿っている。すでにお産用の馬房に移動しており、間もなく生まれる予定。「ロゴタイプがすごく良い馬だったんで、同じ父を付けていたんだ。俺の先を見る目もすごいだろ」と目を細める。
-----引用 ここまで-----

 茶目っ気でしょうが、これは確かに見事。たぶんデビュー前じゃないと間に合わないですよね。
 2011チチカステナンゴ、2012シンボリクリスエスとつけていましたが、2歳になったロゴタイプを見て再びローエングリンとなったのでしょう。

-----引用 ここから-----
 父であるローエングリン自体は掛かる気性の馬だったが、その父シングスピールはジャパンCを制し、母カーリングも仏オークス(芝2100メートル)、ヴェルメイユ賞(芝2400メートル)と長めの距離のG1を勝っている。「ダービーでも距離は全然大丈夫だ。血統的にも心配ない。休むたびに強くなっている馬だし、今日も楽に勝っていた。将来はもちろん海外も視野に入れる。世界よ見ていろって、そう思える境地に達している」。ダービーすら世界への通過点か。数々の名馬を生産、所有してきた吉田照哉氏にさえ、そう思わせるだけの馬に成長した。
-----引用 ここまで-----

 GI2勝でしかも種牡馬価値のあるレースを勝っていますから、種牡馬入りは間違いありません。
 これが日本で走るの?というのは本当不思議(やはりサンデーサイレンス?)なんですけど、ローエングリンは好きでしたので続いてくれるといいなと思います。




■2013/5/10 無冠ローエングリン、G1馬ロゴタイプを輩出 種牡馬で成功した理由

 私は牝系を重視しますのでローエングリンは期待していましたが、まさか種牡馬でこんなすごい子を出すとは……。

-----引用 ここから-----
【競馬】息子ロゴタイプは皐月賞本命。 未冠のローエングリンが種牡馬で成功したワケ
2013.04.11    河合力●文

 4月14日に中山競馬場で行なわれる皐月賞。競馬の花形とされる3歳牡馬クラシックの第一弾とあって、良血馬たちがズラリとそろった。有力馬の父名を見ても、弥生賞を制したカミノタサハラの父ディープインパクトを筆頭に、コディーノの父キングカメハメハや、エピファネイアの父シンボリクリスエスなど、現役時代にいくつものGIを制した名馬たちの名が並ぶ。

 だがその中で、自身はGI未勝利ながら、大舞台に有力馬を送りこむ異色の種牡馬がいる。皐月賞の最有力候補と目される、ロゴタイプの父ローエングリンだ。

 種牡馬ローエングリンの注目度が一気に高まったのは、昨年12月の朝日杯フューチュリティS。今年のクラシックを目指す世代の最初のGIで、ローエングリンを父に持つ2頭が好走。ロゴタイプが勝利し、ゴットフリートが3着入線を果たした。ディープインパクトやキングカメハメハなどの一流種牡馬は、毎年100頭を超える産駒がいるのに対して、この世代(2010年生まれ)のローエングリン産駒は、わずか47頭しかいない。それでいて、この快挙を達成したのだ。

 まして、今やGIを勝った馬でも種牡馬入りできないケースがある時代。そうした状況にあって、GI未勝利馬の子どもがここまで活躍することは極めて珍しいことだ。
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/keiba_fight/2013/04/11/___split_24/
-----引用 ここまで-----

 日本は特に良血だから種牡馬というのは、あまりない気がします。
 馬産地が一極集中の格好になっており、多様性が生まれにくいのかもしれません。

 記事では繰り返し書いている良血の話。

-----引用 ここから-----
 ローエングリンの父シングスピールは、1996年のジャパンカップをはじめ、さまざまな国でGI(4勝)を制した。そして何より、母カーリングが、1995年のフランスオークスなどGIを2勝した名牝。その走りを見染めた社台ファーム代表の吉田照哉氏が、現役途中にもかかわらず、購入したほどの馬だった。

 加えて、ローエングリンの弟であるレゴラス(父サンデーサイレンス)も、条件馬止まりの身でありながら、その良血を評価されてフランスで種牡馬入りしている。つまり、世界でも認められるほどの血を引くことで、ローエングリンはGI実績がなくても種牡馬になれたのだ。
-----引用 ここまで-----

 本当種牡馬入りできてよかったなと思うローエングリンですが、やはり期待はされていませんでした。

-----引用 ここから-----
 初年度の種付け料は30万円。100万円を超える種牡馬がほとんどの社台スタリオンステーションでは、破格の安値といっても良かった。

 また、種牡馬3年目となる2010年には、社台スタリオンステーションを離れて、別の種牡馬の繋養施設(レックススタッド)に移動。種牡馬1年目の産駒からは目立った活躍馬が出ず、初年度は95頭に及んだ種付け頭数も、2012年には30頭に減少。種付け料も20万円に下がっていった。

 しかし、前述した今年3歳となる2年目産駒(2010年生まれ)のブレイクで状況は一変した。
-----引用 ここまで-----

 理由はこの後。

-----引用 ここから-----
 現在ローエングリンを繋養するレックススタッドの海老原雄二氏は、同馬が種牡馬として成功した理由をこう分析する。

「ローエングリンは種牡馬として成功するために大切な要素を数多く備えています。例えば、2歳から8歳までコンスタントに走り続けたタフさと成長力。あるいは、500kg弱の、大き過ぎず小さ過ぎない理想的な馬体。そして何より、高いスピード能力。これらを併せ持つローエングリンの子が走っても、何ら不思議はありません」

 さらに、ローエングリン産駒が活躍できた理由として、サンデーサイレンス系牝馬との相性の良さが挙げられる。ロゴタイプ、ゴッドフリートの母父はともにサンデーサイレンスであり、同じくローエングリン産駒で、昨年11月の新馬戦を快勝したトウショウプライドも、母父はサンデーサイレンス産駒のジェニュインである。

「スピード豊かなローエングリンですが、一方で瞬発力勝負が苦手で、現役時代はゴール前で他馬のキレに屈するケースがありました。GIで僅差負けが多かったのは、この要因が大きかったのではないでしょうか。しかし、サンデーサイレンス系牝馬との組み合わせで、足りない瞬発力をうまく補い、ゴール前での勝負強さを生み出していると思います」(海老原氏)
-----引用 ここまで-----

 良血ではありますが、ローエングリンの父シングスピールは日本での種牡馬成績は目立ちませんでしたので、何で種牡馬で成功?と不思議に思っていました。
 母父サンデーサイレンスというのは結局やはりよく走るのですけど、ローエングリンで特にという上記の説明は納得するものがあります。



■2013/5/22 ロゴタイプの朝日杯&皐月賞制覇は、ナリタブライアン以来だった

-----引用 ここから-----
“ナリタブライアン以来”はあるか!?ロゴタイプの野望と大混戦の皐月賞。
島田明宏 = 文 2013/04/13 08:00

 去年の12月16日、ロゴタイプ(父ローエングリン、美浦・田中剛厩舎)が朝日杯フューチュリティステークス(GI、中山芝1600メートル)を勝ち、2歳王者の座についた。(略)

 ロゴタイプの単勝34.5倍という数字が示しているように、この結果はいわゆるサプライズとして受けとめられた。父が、自身GI勝ちのないローエングリンで、さらに3着のゴットフリートも同じ父だったということもサプライズを増幅させた。

 朝日杯の勝ち馬、すなわち2歳王者は1994年に三冠馬となったナリタブライアン以来クラシックを勝っていないこともあり、この結果は2013年クラシックと分けて考えるべきだと私は結論づけたのだが――。

 3カ月ぶりの実戦となった皐月賞トライアルのスプリングステークス(GII、中山芝1800メートル)で、ロゴタイプが力強く抜け出すシーンを見て、考えを改めさせられた。(略)

 課題とされていた1ハロンの距離延長も問題にせず、これならさらに1ハロン延びる皐月賞でも大丈夫、というか、より力を発揮できそうに思われた。何より、4kg増えた馬体や余裕のある走りっぷりに、クラシックを戦ううえでももっとも重要な「成長」が見て取れたのが大きい。

 この馬なら、ナリタブライアン以来19年ぶりの「2歳王者によるクラシック制覇」を見せてくれるかもしれない。
http://number.bunshun.jp/articles/-/402381
-----引用 ここまで-----

 そのナリタブライアンの話。

-----引用 ここから-----
話は19年前にさかのぼるが、私がナリタブライアンを見て、

 ――「この馬がタイトルを総なめにするだろうな」

 と確信したのは、ダービーの本馬場入場のときだった。東京競馬場には18万7041人もの観客が詰めかけていた。出走馬が芝コースに現れ馬名をアナウンスされると、そのたびに耳をつんざくような大歓声が浴びせられ、若駒たちは驚いて落ちつきを失っていった。

 ナリタブライアンが現れたときには、それまで以上に大きな歓声がスタンドを揺らしたのだが、当のブライアンはピクリともせず、ゆっくり歩いて馬場入りした。そのあまりの落ちつきぶりに、一度「ワアアアア!」とヒートアップした歓声が、「ァァァ……」と萎み、やがてどよめきになった。

 もしロゴタイプが本当にブライアン級の逸材なら、19万近い人間たちを黙らせた、あのブライアンのような大物感や凄味をどこかで感じさせてくれるはずだ。レースだけではなく、パドックや馬場入りのさいの表情や動きにも注目したい。
-----引用 ここまで-----

 結局、ロゴタイプが勝ちましたけど、そういう特殊な記録とは知りませんでした。



■2013/5/23  ロゴタイプ、ローエングリン産駒なのに長距離でも問題ない

 ロゴタイプはもともと1800mのスプリングSの時点で距離不安を囁かれていたのですが、これを圧勝。
 続く本番の皐月賞はさらに1ハロン伸びたものの、強い競馬を見せて4連勝。
 そして、次のダービーはさらに伸びる2400m、長距離戦の域に入るのですが、それでも調教師は大丈夫と見ているようです。

-----引用 ここから-----
仕上がり良好、ロゴタイプの田中剛師「距離は問題ない」/ダービー
[中央競馬] 2013年05月21日(火)12時00分

 第80回のメモリアルダービーに名を刻む。皐月賞を1分58秒0のコースレコードV。朝日杯FSに続くGI2勝目を獲得したロゴタイプが、堂々主役として競馬の祭典に歩を進める。

 前走後は宮城県の山元トレセンで2週間ほどリフレッシュ。「さらに成長しましたね。トモがしっかりして、地面をつかみ取る理想的な走りになった。ストライドもいい」と田中剛師はさらなるパワーアップに目を細める。「運動が始まる前はいつも寝ているんですよ」と何事にも動じない精神力を含め、サラブレッドとして完成の域に達しつつあるのは間違いない。

 15日には美浦Wを併せ馬で1週前追い切り。6F81秒9-12秒4(馬なり)をマークし、1馬身先着を果たした。力強いフットワーク、光沢を放つしなやかな馬体。「予定通りに調教を消化できた。あと1本速いところをやれば十分です」とトレーナーは早々と太鼓判を押すほど、仕上がりは良好だ。

 「乗ってきたジョッキーが“距離は問題ない”と言っています。折り合いもつくタイプなので。あとは自分の競馬をすれば」。11年オルフェーヴル以来、史上23頭目となる春の2冠馬誕生の瞬間は目前に迫っている。

提供:デイリースポーツ
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=75616
-----引用 ここまで-----

 もう一つ、距離についても書かれた記事を。

-----引用 ここから-----
ロゴタイプ二冠へ、ダービー不動の主役
武豊キズナ、コディーノ逆転は可能か
gloops 2013年5月21日 11:03

死角らしい死角は見当たらない

 今週末に行われる競馬の祭典・日本ダービーは、2歳王者にして牡馬クラシック第一弾の皐月賞も完勝したロゴタイプが不動の主役を務める。目下、重賞3連勝を含む4連勝中のうえ、そのうち3戦でレコードをマーク。鞍上の意のままに走れるセンスの良さと競り合いに強い勝負根性も備え、死角らしい死角は見当たらない。

 ロゴタイプが半馬身差でエピファネイアを下した皐月賞は、着差以上の完勝劇だった。2000メートルの二分割ラップは前半58秒0、後半60秒0と前半が2秒も速いハイペースで、しかも後半1000メートルは1ハロンごとに12秒1−12秒0−11秒9−12秒0−12秒0が刻まれた、全くと言っていいほど隙のない流れ。中団追走の5頭が掲示板を占めた結果は、各馬の能力をきっちり反映したものと言える。


真っ向勝負でねじ伏せた能力は本物

 さらに、皐月賞は時計面だけでなく、上位馬の実績からもレベルの高さも推し量ることができる。

1着 ロゴタイプ(朝日杯フューチュリティS、スプリングS)
2着 エピファネイア(ラジオNIKKEI杯2歳S)
3着 コディーノ(札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳S)
4着 カミノタサハラ(弥生賞)
5着 タマモベストプレイ(きさらぎ賞)

 いずれの馬にも、近年のクラシック登竜門として重要な役割を担ってきた重賞レースの勝ち鞍がある。ちなみに、6着のテイエムイナズマもデイリー杯2歳Sの勝者。これだけの相手を真っ向勝負でねじ伏せたロゴタイプの能力は本物で、マイル戦線で活躍した父ローエングリンのイメージから常に距離面を不安視されるものの、皐月賞からダービーへ400メートル程度の延長であれば問題にならないだろう。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/other/horse/2013/columndtl/201305210001-spnavi
-----引用 ここまで-----

 もう一つ。

-----引用 ここから-----
ダービー】ロゴタイプ、2冠へ距離に不安なし

 記念すべき第80回の日本ダービー。2冠がかかる皐月賞馬ロゴタイプ(美浦・田中剛厩舎、牡)は、デビュー当初のひ弱さが抜け、昨秋から4連勝中。朝日杯フューチュリティS、皐月賞とも完勝といえる内容で、今回ももっとも死角の少ない馬といえるだろう。

 皐月賞ではゴール前でエピファネイアとの叩き合いを力でねじ伏せる強い競馬。懸念される2400メートルの距離も、折り合いに不安がないため陣営は問題視していない。中間の乗り込みも順調で、15日の1週前追い切りは美浦Wコースで6ハロン80秒9をマーク。今週は軽めの調整で挑む予定だが、これは皐月賞時と同じで問題ない。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20130520/pog13052015280021-n1.html
-----引用 ここまで-----

 ここらへんは血統のおもしろさですね。




2025年4月25日金曜日

サイレンススズカの二つ名「異次元の逃亡者」 聞いた覚えがない

■2022/03/15 サイレンススズカの二つ名「異次元の逃亡者」 聞いた覚えがない
■2009/4/19 ラスカルスズカ種牡馬入りするも産駒は永井さん関連ばかり…


■2022/03/15 サイレンススズカの二つ名「異次元の逃亡者」 聞いた覚えがない

2023/03/24:サイレンススズカ関連でひとつ投稿を作っておこうということで、他で書いていた話をこちらにも転載しました。

2022/03/15:久しぶりに競馬ゲームをやろうかと思ったのですが、私は競馬ゲームをやると、馬名を名付けるところで悩んで全然ゲームが進みません。そこで、先に馬名をたくさん考えておこうと思って、最近、日課の散歩のときなど、暇なときに考えています。
 ただ、なかなか良い名前が思い浮かびません。ボツ馬名ばかり出てくるので、ここではちょっとそこらへんを紹介して「供養」しておこうかな…と。

 あと、今度やるときは、好きな馬をモデルホースを決めて、その血統を延々とつなげて行きたいな…と思っています。私はPOGでも近親や父が好きな馬…といった感じで選んでおり、そこらへんの思い入れが競馬の魅力だと思います。
 ただ、これでやると、かなり馬選びが限定されちゃうんですよね。なので、血統的にちょっと似てればモデルホースと近いと思い込む…ということで、これからはどんどん甘く、どんどん広くしていきたいと思ってもいます。それもどうなのか?という話ではあるんですけど…。

 で、馬名も基本的に好きな馬にちなんだ名前…ということになります。「~系」となっているのは、そのモデルホースということです。

・ヨジゲングルービー (サイレンススズカ系)
 これがなんでサイレンススズカにちなむ名前なのか?と言うと、サイレンススズカの二つ名「異次元の逃亡者」から。その異次元からさらに四次元に広げちゃってるんですけどね。正直「異次元の逃亡者」ってのは、私は聞いたことない二つ名だったのですが、これまたなるべく広く広くしていかないと、すぐにネタ切れになるということで採用しています。
 ただ、「イジゲン」と言うと真っ先に思い浮かぶのは、POG馬だったメイショウイジゲンですね。中央では勝利できなかったものの、未勝利で長く好走を続けて結構楽しめました。このメイショウイジゲンは同じくPOG馬だったメイショウテッサイの近親ということで指名。メイショウテッサイはメモを確認すると、兄のメイショウクオリア(この馬は特に好きではなかった馬)が重賞を勝っていたという理由での指名でした。メイショウテッサイも未勝利を勝てなかったものの、地方からのカムバックで中央でも1勝、全部で66戦するという息の長い活躍をしてくれて好きでした。主に追込が主体で、いつも「いつか来るんじゃないか!」と期待させてくれた馬です。馬券もずいぶん買いました。
 「ヨジゲングルービー」という馬名の話を全然していませんでしたが、これはなんとなく響きがコミカルでいいかな?と思ったもの。ただ、その程度なので、もうひと押し足りなかったんですよね。
 あと、名前の響きは昔あった「サムライトルーパー」というアニメに似ているな…と後から思いました。と書いて、見直すと、言うほど似てないですね。ちなみに「サムライトルーパー」は名前を知っているだけで、見たことはないアニメなので、全然内容はわかりません。


■2009/4/19 ラスカルスズカ種牡馬入りするも産駒は永井さん関連ばかり…

 ラスカルスズカ産駒ってどうなの?と思って調べてみました。
 ラスカルスズカは、お兄さんのサイレンススズカが好きで弟も応援していた…という馬。結局G1は取れず仕舞いでしたが、種牡馬入り。初年度産駒が2005年生まれで2007年デビュー。2009/4/19時点で走っているのは2世代のみです。

 活躍しているか以前に、産駒を見てみるとなんかもう圧倒的に頭数が少ないです。nekeibaの検索で出てきたのは2世代32頭のみ。全然ですねー。近親に活躍馬がいるので種牡馬として悪く無さそうな気がしたんですけど、てんで期待されてないみたいでした。

 産駒の馬主もパッと見、スズカ冠名の馬主の永井さん関連ばっかり。この頭数ですから、やはりすごい馬…というのも出てきいませんね。どうしても難しいです。
 この低レベルの中の稼ぎ頭は牝馬のサワヤカラスカル。馬主は永井啓弍さんで母親も同じ名義のサワヤカスズカ、祖母もダンシングスズカで永井血統。母父はサクラバクシンオーです。
 賞金は5,515.6万円。まだ4歳なので増えるとは思います。3月に1600万下で勝って、先週の阪神牝馬Sで4着。連対は芝の1400か1200のみということで短いです。

 その次になるとぐっと下がって1,410万円。その他の馬は1000万円未満と辛い状況です。
 1,410万円の子は牡馬。名前はスリーラスカルでやっぱり永井さん関連の永井商事。母スリーキリコ、祖母スズカフェアリー、曾祖母スリーファイヤーということで、脈々と永井さん関連で続きます。こういうのいいですね。憧れます。
 母父はサンキリコで永井さん系の冠名のひとつ「サン」がつき、また永井さん関係?と思うかもしれませんけど、サンキリコは普通に海外馬。リファール系の種牡馬です。
 スリーラスカルは新馬戦でいい脚使って2着したのを覚えていて、ラスカルスズカの産駒では1番期待していました。3戦目で勝ちあがってくれたものの、昇級してからは全く通用せず掲示板に乗れません。残念です。
 今年に入ってからは、障害に転向していたみたいです。初戦を2着して「おっ!?」て感じですが、以降3、4、10着と段々と悪化。障害でもいいから、どこかで活躍して欲しいですね。

 できることなら、ラスカルスズカには後継種牡馬になるような産駒を輩出してほしいんですけど、現状のレベルを見ると無理そうな感じ。
 でも、頭数の少なさを考えると、戦績は悪くないのかもしれません。先週までのAEI(アーニングインデックス)は1.46。同年にデビューした他の種牡馬を見て確認してみましょう。
 シンボリクリスエスが1.33、ゴールドアリュールが1.46、エアエミネムが0.39、アグネスデジタルが0.90、ショウナンカンプが0.74、エイシンプレストンが0.31、ロサードが0.81、ファルブラヴが0.51、トワイニングが0.89、グランデラが0.47、ムーンバラッドが0.44、アラムシャーが0.68。

 …って、1位タイじゃないですか!?
 これはまあ冷静に考えると、まだ4月でデータが少なく途中経過状態であり、調査のタイミングがたまたま良かったということでしょうね。でも、シンボリクリスエスやゴールドアリュールに比べておそらく繁殖の質が低いであろうことを考えると、評価してもいいんじゃないでしょうか?
 あと、新種牡馬で期待していたファルブラヴとエアエミネムの数字が悪くて、ショックでした。エアエミネムはだからフランス行っちゃったんですかねー。確かに向こうでデインヒルの評価は高いですけど・・・。密かにめっちゃ期待していたのに…。

 とりあえず、ラスカルスズカは見直されるといいなーと思います。


2025年4月24日木曜日

野生の馬を毛刈りする世界の奇祭ラパ・ダス・ベスタス スペイン・ガリシア地方の祭り

■2014/7/7 野生の馬を毛刈りする世界の奇祭ラパ・ダス・ベスタス スペイン・ガリシア地方の祭り
■2014/7/7 野生の馬なのに村の人が管理費用を支払うの?
■2014/7/7 野生の馬なのに所有者という言葉が出てくるのはなぜ?
 

■2014/7/7 野生の馬を毛刈りする世界の奇祭ラパ・ダス・ベスタス スペイン・ガリシア地方の祭り

 こぼれ話的なニュースを。何のためにそんなことを?と不思議に思ったお祭りがありました。

-----引用 ここから-----
「野獣の毛刈り」祭り、野生の馬を追い込む男性たち スペイン
    2014年 07月07日 17時04分    提供元:AFPBB News

【AFP=時事】スペイン北西部サンティアゴデコンポステラ(Santiago de Compostela)から40キロほど離れたサブセド(Sabucedo)村で5日、約400年の歴史を持つ馬の祭り「ラパ・ダス・ベスタス(Rapa Das Bestas、野獣の毛刈りの意)」が行われた。近隣の山林に生息する野生馬数百頭が集められ、囲いに追い込まれると体毛を刈られ、毛づくろいがされた。
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/980509/
-----引用 ここまで-----

 よくわからないお祭りです。スペインのガリシア地方でのお祭りのようですが、行う理由は不明。

-----引用 ここから-----
古屋雄一郎 スペイン知ったかぶり 09.05.12

■馬祭り
ガリシア地方に伝わるラパ・ダス・ベスタス La Rapa das Bestas(野獣の毛刈り)。荒馬の毛を刈る祭りで、老若男女が、囲い場に集めた馬と組んずほぐれつ取っ組み合いを繰り広げます。
http://www.jspanish.com/back_shittaka4.html
-----引用 ここまで-----

 一番詳しかったのは以下。

-----引用 ここから-----
ガリシアから野生の馬が消える? - スペインローカルニュース | NOVAJIKA, S.A | NOVAJIKA, S.A 2012/05/18社会

スペイン北西部、ガリシア州全土の山には野生の馬が生息している。そして、それらの馬の住む山がある村々では、頭数や衛生面を管理するために1年に一度、5月から8月にかけて馬を集めて伸びた毛を刈り、焼印を押して数を数える「ラパ・ダス・ベスタス」という400年以上も続く、人間と馬とが格闘を繰り広げる「闘馬」とでも言った習慣がある。
http://novajika.com/news/detail_spain.cgi?id=2878
-----引用 ここまで-----

 頭数を数えること自体が目的なんですかね。これはもう意味があるとかないとかではなく、「伝統」としか言いようがないのかもしれません。
 



■2014/7/7 野生の馬なのに村の人が管理費用を支払うの?

 あと、今年行われたので無事存続したのでしょうが、先のページのタイトルを見てわかるように、開催の危機に陥っていたことがあったようです。

-----引用 ここから-----
 今年、所有者(基本的に全ての馬には所有者がいる)に対し、州政府が「全ての野生の馬にマイクロチップを埋め込み、頭数を管理する」という新たな法令案を出した。(略)ア・バルガ村で、歴史上初めて野生馬を集めず、事実上のボイコットを敢行した。
 (略)情報によると、馬一頭に埋め込むマイクロチップにはおよそ35ユーロ(約3,500円)かかるとされ、ガリシア全土に生息する2万とも3万とも言われる野生の馬全てとなると、非常に莫大な金額になる。
-----引用 ここまで-----

 これ、野生の馬なのに村の人が支払うってことでしょうね。ただ、"馬の所有者たちオリジナルの焼き印"ともあるので、放し飼い(?)しているだけで持ち馬的なものなのかもしれません。
 新たな管理方法を取る理由は、"完全に把握しきれていない野生馬の頭数や、深刻化する同地方での山火事による事故、野生馬の闇売買、馬の自動車との接触事故などを防ぐことを目的"としているようです。
 ただ、"それ以外に、焼印や馬に飛び掛ったりまさしく罵倒したりという伝統的な管理方法に対して、動物保護団体からの反対意見があることも理由"もあるようです。
 ガリシアって独立心も強くなかったっけ?国からそんなことを言われたらアイデンティティの否定だと大問題じゃない?とWikipedia見たら、そうでもないみたいです。私の勘違い。

-----引用 ここから-----
ガリシアは伝統的に独立自営農民が多く、保守的な土地柄である。そのため独自の言語(ガリシア語)を持った地域だが、バスクやカタルーニャのように保守的な民族主義政党が育たず、もっぱら民族主義政党は左派が中心で、結果的に民族主義政党の力は両州に比べ強くなく、保守的な国民党の地盤となっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%B7%9E
-----引用 ここまで-----

 じゃあ、政治的な反発はないのかな?と思いましたが、Wikipediaには「ガリシア人の帰属意識とナショナリズム」という項目だけありました(中身の記載なし)。さっと検索した感じ、カタルーニャなどよりやはり敵対心は薄そうな雰囲気です。


■2014/7/7 野生の馬なのに所有者という言葉が出てくるのはなぜ?

 話が逸れましたが、一つ前のサイトではラパ・ダス・ベスタスのもっと詳しい説明がありました。

-----引用 ここから-----
ガリシア地方の野生の馬 - スペインローカルニュース | NOVAJIKA, S.A | NOVAJIKA, S.A 2011/08/22

スペイン北西部のガリシア州の山々には約2~3万頭の野生の馬が生息している。正確には、ほぼ全ての馬に所有者がいて、伝統的に畜産家が自分の村にいる馬々を管理(家畜)してきた。
http://novajika.com/news/detail_spain.cgi?id=1145
-----引用 ここまで-----

 やっと解決。やはり持ち馬なんですね。これでだいぶすっきりしました。
 伝統的に“ガシャーダ”と呼ばれる木の棒に投げ縄が付いた道具を使う地方があることや、馬に荒々しく接することで人間への恐怖心を覚えさせ、野生に戻りたいと思わせているという話もありました。
 でも、そこまでして保持するメリットもあまりないんじゃないかな?という疑問はやっぱり消えません。やはり「伝統だから」としか言いようがないのかもしれませんね。

2025年4月23日水曜日

日本のミスタープロスペクター系はキングマンボ・キングカメハメハ系

■2023/03/27 日本のミスタープロスペクター系はキングマンボ・キングカメハメハ系
■2023/03/27 好きな馬のレースで、南井克巳騎手の息子・大志騎手を久しぶりに見る


■2023/03/27 日本のミスタープロスペクター系はキングマンボ・キングカメハメハ系

 ミスタープロスペクターは大種牡馬であったため、2000年代の時点でも様々な系統に発展していました。このため、2010年代になるとミスタープロスペクター系…と分けるのはふさわしくないほど、多数の種牡馬が登場。ですので、2020年代なんかは、「なおさら」という話です。
 ただ、敢えてミスタープロスペクター系…で見てみようと、JSEの[ミスタープロスペクターの父系統(通常モード)]を眺めていました。
https://jse.jpn.org/jrasrch.cgi?kind=father&type=line&key=@22884228&end=5&mn=466635

 これを見ていて思ったのは、日本のミスタープロスペクター系の活躍種牡馬はほぼキングマンボ系なんだな…ということ。特にキングカメハメハの系統が発展しています。この系統はまだまだ伸びそうな感じです。
 以下、JSEで大きな太文字になっている2023年時点での重要種牡馬と代表産駒だけ抜粋。これを見ると、「日本のミスタープロスペクター系の活躍種牡馬はほぼキングマンボ系」の意味がわかると思われます。

キングマンボ系
 エルコンドルパサー系
  ヴァーミリアン(2002) ---リュウノユキナ
 キングカメハメハ(2001) ---ユーキャンスマイル
  トゥザグローリー(2007) ---カラテ
  ドゥラメンテ(2012) ---タイトルホルダー
  ホッコータルマエ(2009) ---メイショウフンジン
  リオンディーズ(2013) ---テーオーロイヤル
  ルーラーシップ(2007) ---ソウルラッシュ
  ロードカナロア(2008) ---パンサラッサ
 キングズベスト/King's Best(1997) ---トーラスジェミニ
  エイシンフラッシュ(2007) ---ヴェラアズール
  ワークフォース/Workforce(2007) ---ディバインフォース
  レモンドロップキッド/Lemon Drop Kid(1996) ---レモンポップ

クラフティプロスペクター系
 アグネスデジタル(1997) ---ダイメイフジ

シーキングザゴールド系
 ドバイミレニアム/Dubai Millennium(1996)
  ドバウィ/Dubawi(2002)
   マクフィ/Makfi(2007) ---オールアットワンス
   モンテロッソ/Monterosso(2007) ---ビリーバー

 ファピアノ系
 アンブライドルド/Unbridled(1987)
  アンブライドルズソング/Unbridled's Song(1993)
    ダンカーク/Dunkirk(2006) ---メイショウテンスイ
    マイゴールデンソング/My Golden Song(2003)
   エンパイアメーカー/Empire Maker(2000) ---スマートダンディー
    バトルプラン/Battle Plan(2005) ---ライオンボス
    パイオニアオブザナイル/Pioneerof the Nile(2006)
     アメリカンファラオ/American Pharoah(2012) ---カフェファラオ

フォーティナイナー/Forty Niner(1985)
 エンドスウィープ/End Sweep(1991)
   サウスヴィグラス(1996) ---テイエムサウスダン
   スウェプトオーヴァーボード/Swept Overboard(1997) ---リッジマン
 ディストーテッドヒューマー/Distorted Humor(1993)
   フラワーアレイ/Flower Alley(2002)
    アイルハヴアナザー/I'll Have Another(2009) ---ウインマーベル


■2023/03/27 好きな馬のレースで、南井克巳騎手の息子・大志騎手を久しぶりに見る

2023/03/27:スキャターザゴールド産駒のスキャターザゴールドという好きだった馬の話をこちらにまとめ。父スキャターザゴールドがMr. Prospector産駒だった…という関係です。

2009/4/21:障害デビューの前走は離され通しで、とりあえず完走しただけだったセンターザゴールド。2戦目の障害となった阪神3R 障害未勝利はがんばりました。
 初めは先行集団、それから中団、後方とどんどん下がっていきますが、それほど離されていません。最後も余裕があって1.7秒差の7着。13番人気だったし上出来でしょう。障害初戦を見たときはとても無理だと思いましたが、まだ芽はあるかもしれません。

 今回の鞍上、南井大志騎手だったんですが、久々に名前を見ました。南井克巳の息子さんです。
 何してたんだろ?と思ってWikipediaを見たら、「デビュー初年度は競馬学校の管理から解放された反動から暴飲暴食に走り、2度にわたって斤量オーバーで騎乗が不可能になり、さらに急激な減量がたたりレース当日に脱水症状になり騎乗が不可能になるなど体重調整に関するミスを繰り返し、厳重注意処分や騎乗停止処分を受けた」とか。まあ、食べ物に関しては本当騎手は凄いと思います。私なら発狂しますわ。
 南井大志騎手は年度別成績でも最高が80位です。近走を見るとほとんど障害のみですし、それで名前も聞かなかったのでしょう。
 競馬は非常に狭い世界ですが、それでも乗れてない人には厳しいです。やっぱ、プロですね。


2025年4月22日火曜日

水害から 生還した奇跡の馬 キミホウセキ、キセキノサイクロンなど

■2018/07/23 水害から 生還したキミホウセキ、サンマルデュークなどを生む
■2023/03/18 台風でみな死亡、1頭だけ水害から生還したキセキノサイクロン


■2018/07/23 水害から 生還したキミホウセキ、サンマルデュークなどを生む

  2003年の台風10号では、死者行方不明者が19人出るなどして、激甚災害に指定される大きな被害が出ました。8月9日と10日、北海道の日高地方では記録的な大雨で日高町と新冠町の境にある厚別川が氾濫。この地方の牧場でも被害が出ました。
 田端牧場も被害が出た牧場の一つ。田端千代春さんは、以下のように話しています。
「その日は雨が強かったので、夜間放牧を止めて厩舎に馬を入れておいたことで、被害が最小限に食い止められたのかもしれません。夜中にもの凄い水の流れで目が覚めたら、家の周りが泥水で囲まれていて。すぐに厩舎へと向かったのですが、厩舎にも水が押し寄せていて、既に何頭かは流された後でした」
(Enjoy Ruffian 2009年1月号 ルーツオブビクトリー 村本浩平より)

 繁殖や当歳馬と1歳馬を合わせ、25頭の繋養馬のうち6頭が死亡。ただ、濁流に呑み込まれながらも助かった馬もいます。
 キミホウセキも濁流に呑み込まれながらも助かったうちの1頭でしたが、流された時に流木にでもひっかかったのか、前脚に大きな裂傷を負っていたとのこと。また、全身泥だらけだったため全く毛色が分からず、最初見たときは違う馬なのではと思えたほどだったといいます。

 このときにはキミホウセキに当歳の子供もいたようですけど、こちらは流されて助からなかったのかもしれません。血統表に残っていませんでした。
 ただ、その後は7勝を上げたサンマルデューク(まだ現役)を筆頭に、4勝馬や3勝馬を出しています。結構走っていますね。
 母自身はサンデーサイレンス産駒だったものの、未勝利で引退していたので意外な成績。とはいえ、おじに母と同じサンデーサイレンス産駒で重賞を4勝したサイレントハンターという活躍馬はいました。 サイレントハンターは出遅れる逃げ馬という個性派の競走馬でしたね。
 ちなみにこの話がラフィアンの雑誌に載っていたのように、キミホウセキの子にはラフィアンの馬もいました。 マイネルブリアーという馬で1勝。1勝するのもたいへんなので、そう悪くはないものの、前述の通り、もっと活躍している馬が何頭もいますからね。岡田親子で買った馬だそうですけど、相馬眼はいまいち発揮されなかった感じです。


■2023/03/18 台風でみな死亡、1頭だけ水害から生還したキセキノサイクロン

 水害生還関係で他で書いた話を転載しました。

 同じ牧場の馬がみな助からなかった中、台風による水害から「奇跡的」に生還し、これにちなんで「キセキノサイクロン」の名付けられた馬について。だいぶ前の話で、2004/06/05に<台風から生還、夏に出走へ/名前はキセキノサイクロン | 全国ニュース | 四国新聞社>という記事が出ています。

<昨年(引用者注:2003年)8月の台風10号で大きな被害を受けた競走馬産地の北海道・日高地方。濁流に流されながらも奇跡的に生還したサラブレッドが、道営ホッカイドウ競馬でデビューする。その名も「キセキノサイクロン」。(中略)
 キセキノサイクロンは2002年3月、新冠町の畔柳作次さん(56)の牧場で生まれた牝馬。昨年8月9日夜、洪水で流され、数日後に約4キロ離れた門別町の牧場で発見された。大きなけがはなく、のんびり草を食べていた。再会したときは「よく生きとった。信じられなかった」という。
 台風では、この馬を含め畔柳さんが飼育していたサラブレッド4頭が流され、そのうち3頭は死んだ>
http://www.shikoku-np.co.jp/national/life_topic/20040605000038

 このエピソードは印象的でしたし、そのせいなのか、旭川でのデビュー戦は3番人気、その次のレースも2番人気となります。しかし、結果は最下位である9着、11着です。
 その後8番人気、6番人気と人気を落としつつも、実力以上の過剰人気を続けましたが、ブービーの11着、下から3番目の10着と戦績の方は相変わらず。この4戦で引退し、繁殖へ上がったようです。



2025年4月21日月曜日

スクリーンヒーローがまさかの種牡馬成功 父系が繋がっていくか?

■2023/03/23 スクリーンヒーローがまさかの種牡馬成功 父系が繋がっていくか?
■2009/4/7 シルヴァーホーク系ムタファーウエクの最高傑作?マイネルファルケの感想


■2023/03/23 スクリーンヒーローがまさかの種牡馬成功 父系が繋がっていくか?

2023/03/23:シルヴァーホーク・グラスワンダー・スクリーンヒーローで続くラインでひとつ投稿を作っておこうと思います。とりあえず、今回は他のところで書いていた話を転載しました。

2021/02/28:ブライアンズタイムとトニービンの血統が途絶えそうでヤバイ中で予想外なのが、グラスワンダーという意外な馬から血統が続いていきそうであること。グラスワンダーは子供のスクリーンヒーローが種牡馬として予想に反して大成功。孫世代では名馬モーリスなどが種牡馬入りしており、ひ孫世代でも大物が出そうな感じがあります。
 このグラスワンダーはSilver Hawk産駒で、ブライアンズタイムと同じロベルト系で、もう少し前まで見ると、サンデーサイレンスと同じヘイルトゥリーズン系だとも言えます。サンデーサイレンス系を含めて、ヘイルトゥリーズン系の日本での成功はもう少し続くかもしれませんね。


■2009/4/7 シルヴァーホーク系ムタファーウエクの最高傑作?マイネルファルケの感想

2023/03/23:正直全然関係ないですが、マイネルファルケの感想が出てきたのでまとめ。マイネルファルケは父ムタファーウエク(Mutafaweq(米) )、父父Silver Hawkで、スクリーンヒーローと同じでシルヴァーホーク系のためです。

2009/4/7:なぜか2009年のダービー卿CTには気になる馬がいっぱい出ていました。今好きなのが、芝のマイルの馬が多いのかもしれません。本当は芝の中長距離が好きなはずなんですけど、おかしいなぁ。
 最も好きなマイネルファルケの鞍上は久々に津村騎手。5回連続で乗っていた松岡騎手はマイネルファルケも乗りたかったみたいですけど、マイネルスケルツィの方へ。こっちも好きな馬です。

 2009年のダービー卿CTは単勝1番人気が私見た時点で7倍以上。こういうときは最後必ず下がりますけど、最終的にもタケミカヅチの6.7倍という大混戦でした。珍しいですね。
 マイネルファルケの出はそこまで言うほどでもなかったんですけど、内が意外に行かなくて心配していた6枠でもすんなり。マヤノツルギが逃げてあとは同じ勝負服のマイネルレーニア(コレも好き)、マイネルスケルツィと続き、マイネルファルケはマイネルスケルツィとほぼ並ぶ4番手でした。
 マイネルファルケは4角で内の前2頭を交わしに掛かります。この子は基本的にズブいんで、ちょうどいい感じ。先行馬の中ではマイネルファルケの反応が他の馬とは違っていて行けると思ったんですけど、差してきたタケミカヅチにゴール前交わされて、2着まで。

 レース後、マイネルスケルツィの松岡騎手が文句言っていたので、見直してみると内に寄れてマイネルスケルツィの進路がなくなっていました。結構ギリギリだったのかもしれません。大混戦で斤量54kgでマイネルファルケは2着まででしたから、他の重賞だとどうなのかなぁ?だったら、やっぱり勝っておきたかったところですね。
 それでも、今回はめちゃくちゃ嬉しかったレース。頑張ってくれました。


2025年4月20日日曜日

中学生に混じり小2で代表の佐藤翔馬 小林勝太は小4で優勝、ジョッキーベイビーズ

■2023/03/04 騎手で佐藤・加藤は珍しい!佐藤翔馬と加藤祥太だけか?
■2023/03/06 中学生に混じり小2で代表の佐藤翔馬 小林勝太は小4で優勝
■2023/03/09 模擬レース勝ちまくりでの特別賞受賞の小林勝太騎手
■2023/03/11 ジョッキーベイビーズ同期にカナダの木村和士、兄木村拓己も出場し優勝
■2023/03/11 カナダで大活躍の木村和士騎手、うまかったのにJRA競馬学校退学の理由
■2009/3/20 一番好きな騎手は哲三…ただし、すぐに苗字がわからなくなる


■2023/03/04 騎手で佐藤・加藤は珍しい!佐藤翔馬と加藤祥太だけか?

 新人ジョッキーのシーズン。今年は、美浦所属4名、栗東所属2名でうち女性騎手が2名だそうです。

◆美浦所属
石田拓郎騎手
小林美駒騎手
小林勝太騎手
佐藤翔馬騎手
◆栗東所属
河原田菜々騎手
田口貫太騎手

 小林騎手が一気に二人増えて、これで中央だけでも4人ですかね。ただ、「小林」はよくある名前で不思議はありません。調べてみると、「小林」は全国9位の苗字みたいです。
 一方、私が驚いたのが、佐藤翔馬騎手の馬柱での表記が「佐藤」であったこと。「佐藤翔」なとと書いていないということは、おそらく地方を入れても「佐藤」姓がいないということでしょう。「佐藤」は「小林」はより多いベスト3のはずなので驚き。調べてみると、「佐藤」は全国1位の苗字。全国1位なのにただひとりってすごいですね。佐藤翔馬騎手がデビューするまで、1人もいなかったということになります。

 これで思い出したのが、「加藤」も今ひとりしかいなかったはず…ということ。加藤祥太騎手ですね。この「加藤」はベスト10ではないと思いますが、よくある名字のはず。こちらも調べてみると、ベスト10ギリギリの10位でしたわ。やはりベスト10なのに1人という名字だったようです。

 全国1位なのに1人しかいない「佐藤」の話に戻ります。「佐藤」では以前なら、私も好きだった佐藤哲三騎手というまずまず有名な個性派ジョッキーがいましたが、結構前に引退。しかし、地方で有名ジョッキーがいたはず…と思って検索。いました、いました、佐藤友則騎手です! 笠松競馬のエース級ジョッキーでした。
 しかし、これは「エース級ジョッキーでした」という過去形。この佐藤友則騎手は38歳という若さで引退したのだそうです。これで、あっ!と思い出しました。八百長疑惑関連ですわ。
 仮に佐藤友則騎手が健在だったとしても2人だったのでやはり少ないのですが、イレギュラーでの引退があって佐藤が0人や1人…という珍しい状況が発生したようです。

佐藤友則 (競馬) - Wikipedia
<2020年8月1日、騎手免許を更新せず、引退となった[3]。引退に先立つ6月23日、岐阜県警が、笠松競馬の関係者4人が馬券を買ったとして、競馬法違反の疑いで事情聴取、並びに厩舎や関係者の自宅などを家宅捜索しており、共同通信や産経新聞などは「免許を交付されず引退した人物」が「馬券購入に関わった容疑で捜査中の調教師と騎手の4人」であるという趣旨の報道をしている[4][5]。
 2021年4月21日、騎手時代に賄賂の供与、勝馬投票券の購入を行ったとして、岐阜県地方競馬組合から岐阜県地方競馬組合地方競馬実施条例施行規則第67条に基づく競馬関与禁止処分を受けた[6]。これは無期限で競馬場への出入りなどを禁止する処分である[7]。 >
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%8F%8B%E5%89%87_(%E7%AB%B6%E9%A6%AC)


■2023/03/06 中学生に混じり小2で代表の佐藤翔馬 小林勝太は小4で優勝

 乗りかかった船…ということで、前回話題にした佐藤翔馬騎手についてもう少し。
 ややこしいことに同姓同名でスポーツ関係の有名人がいらっしゃいますね。2020年東京オリンピック競泳日本代表で200m平泳ぎ日本記録保持者でも「佐藤翔馬」という選手がいます。現状、水泳の佐藤翔馬の方が圧倒的に有名です(以下、Wikipediaより)。騎手の方が有名!ってなるくらい、佐藤翔馬騎手には今後活躍してほしいですね。

<佐藤 翔馬(さとう しょうま、2001年2月8日 - )は、日本の男子競泳選手。東京都出身。2020年東京オリンピック競泳日本代表[1]。200m平泳ぎ日本記録保持者>
<2021年4月4日、第97回日本選手権水泳競技大会の100m平泳ぎでメドレーリレーの派遣標準記録を突破して優勝。東京オリンピック競泳日本代表に内定した[9]。7日に行われた200m平泳ぎでは世界歴代2位となる2分6秒40の日本新記録で優勝し、個人種目でもオリンピックに内定した[10]。
 2020年東京オリンピック競泳では、男子200m平泳ぎ準決勝で2分9秒04のタイムで全体の10位だった[11]。混合400mメドレーリレー予選には小西杏奈、松元克央、池江璃花子とともに出場し、第2泳者(平泳ぎ)を務め、日本は3分44秒15で全体の9位だった[12]>

 さて、騎手の方の「佐藤翔馬」の話。<川崎・佐藤博紀調教師の長男、翔馬さん「父を超えるような騎手になりたい」【JRA騎手卒業式】>(23/2/7(火) 18:06配信)というタイトルでわかるように競馬関係者から騎手になるという競馬界ではよくあるパターン。<父・博紀さんが川崎の元騎手で現調教師>とのことで、父は元騎手でもありました。

<昨年12月に左足首を骨折。卒業試験に何とか間に合い、同期と一緒の卒業にこぎ着けただけに「多くの関係者の方に感謝して、(今度の活躍で)恩返ししたい」と話す。騎手になるにあたって「父の存在は大きかった」と話し「父を超えるような騎手になりたい」とキッパリ。自己分析は「バランスに関しては自信があるので、馬のバランスを邪魔しないポジションで騎乗し、自分の理想のフォームを追求したい」と力を込めた>
https://news.yahoo.co.jp/articles/197eba1cb7103e6a1113cdabd0d65ee784c1e085

 記事では、<2012年のジョッキーベイビーズに出場した際は、敢闘賞を受賞>ともありました。このジョッキーベイビーズにって何?と思って検索。全国各地で行われる地区代表決定戦・選考会を経て地区代表となったちびっ子ジョッキー達が、東京競馬場の芝コースを舞台に日本一を目指して白熱したレースを繰り広げる「全国ポニー競馬選手権」だそうです。
 当時の成績を見ると、佐藤翔馬騎手は8頭中の6着。他のメンバーがそろって中央競馬の騎手…というわけではないものの、当時の1位はちょうど同期の小林勝太騎手ですね。小林勝太騎手は「東京競馬場で勝つことができて嬉しいです。まっすぐ走らせることができました。負けるかと思いましたが、最後に馬が伸びてくれたのでよかったです。」とコメントしています。
 佐藤翔馬騎手だった6着なのに唯一の敢闘賞。他の騎手は全く賞をもらっておらず、別の点を評価されたのかもしれません。年齢を見てみると、8人中4人が中学1年生。そして、小学6年生がふたり。勝利した小林勝太騎手のは小学4年生というので驚きなのですが、佐藤翔馬騎手はさらに幼い小学2年生!
 ほとんどの参加者より5歳ほど年下なのに地区代表になって参加…ということで敢闘賞なのでしょう。当時は以下のようなコメントでした。

「負けたのは悔しかったけど、敢闘賞をもらえたので嬉しいです。気持ちよく乗ることができました。」


■2023/03/09 模擬レース勝ちまくりでの特別賞受賞の小林勝太騎手

 前回のジョッキーベイビーズの話で、小林勝太騎手の名前を出したのでこちらもフォローしておくことに。ジョッキーベイビーズ絡みで検索してみると、このジョッキーベイビーズ優勝が騎手を目指したきっかけだと言っていたようです。
 この話があったのは、アイルランド大使特別賞受賞のニュース。「競馬学校チャンピオンシップ2022―23」で9鞍のうち4つも勝つという驚異的な強さで優勝しています。ジョッキーベイビーズ含めて、どうもこういうレースに強いみたいですね。
 一方で、こうした模擬レースの強さが競馬のプロ騎手としての良さに繋がるかというと、わりと別物みたいなイメージがあります。小林勝太騎手の場合はどうなるでしょうか?

<JRA騎手課程第39期生の卒業式が7日、千葉県白井市の競馬学校で行われた。(中略)アイルランド大使特別賞は小林勝太さん(20)が受賞した。
 7日に競馬学校で行われた「競馬学校チャンピオンシップ2022―23」(全9鞍)の最終戦も差し切り勝ちで制して4勝とし、総合優勝を飾っており、うれしいダブル受賞となった。
 小学4年だった2012年のジョッキーベイビーズを優勝したことで騎手を志したという小林さんは「落ち着いて騎乗することを心掛けている」と言い、それが今回の総合優勝につながったと自己分析した>
(小林勝太さんがアイルランド大使特別賞を受賞、模擬レースでも総合優勝を飾る【JRA騎手卒業式】:中日スポーツ・東京中日スポーツ(2023年2月7日 16時12分)より)
https://www.chunichi.co.jp/article/631826


■2023/03/11 ジョッキーベイビーズ同期にカナダの木村和士、兄木村拓己も出場し優勝

 2人の騎手を輩出した2012年の「第4回ジョッキーベイビーズ」。当時の記事も読んでみました。

ジョッキーベイビーズ優勝の小林勝太君「将来の夢はジョッキーです」 | 競馬ニュース - netkeiba.com(提供:デイリースポーツ 2012年11月05日)
<長野地区代表の小林勝太君(9)が優勝した。激しい競り合いの末に、首差で鮮やかに差し切った乗馬歴6年の小学4年生は、表彰式で田中勝からトロフィーを手渡されるとガッツポーズ。「真っすぐに走らせられました。将来の夢はジョッキーです」と胸を張った>
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=69556

 9歳で「乗馬歴6年」ですから、小林勝太騎手は3歳くらいから乗っていた…というすごいことになります。ここらへん早くから馬に乗っているというのは、大きなアドバンテージになりますね。

 敢闘賞だったので、<父に佐藤博紀騎手(33)=川崎・山崎尋=を持つ関東地区代表の佐藤翔馬君(7)が敢闘賞を受賞>という話も当然あります。
 一方、新しい発見だったのは、<また第1回(09年)の覇者で平成25年度のJRA競馬学校騎手課程に合格した木村拓己君(15)を兄に持つ、北海道地区代表の和士君(13)が4着に入った>という話です。


■2023/03/11 カナダで大活躍の木村和士騎手、うまかったのにJRA競馬学校退学の理由

 木村拓己さんが気になったので検索してみると、小林勝太騎手・佐藤翔馬騎手と同期で弟である木村和士の方が有名なようでWikipediaが存在。なんとカナダで騎手をやっており、「第4回ジョッキーベイビーズ」騎手は2人ではなく、3人であるようでした。
 木村和士騎手も早くから乗馬していた…というタイプ。木村和士騎手は、北海道浦河町出身で、父が北海道浦河町で競走馬の育成牧場「No.9ホーストレーニングメソド」を経営しており、幼い頃からジョッキーベイビーズ優勝者ともなった兄木村拓己と共に乗馬を始めたそうです。

 この兄木村拓己は、2012年には中学生ながら岐阜国体に出場し障害飛越少年の部で5位入賞を果たし、JRA競馬学校に第32期生として入学するも後に退学。木村和士騎手自身も同じように入学して退学しています。

<自身もジョッキーベイビーズに2年連続で出場し(第3回6着[3]、第4回4着[4])、2015年に競馬学校に第34期生として入学(引用者注:同期に西村淳也、服部寿希、山田敬士)。「小さい頃から騎手に憧れて目指した。3年間努力して、トップジョッキーになって三冠を獲りたい」と語っていたが[5]、2017年の秋に自主退学した[1]。理由については公にされていないが、2020年のインタビューで「自分が未熟だったということだけですね…。いろんなルールがあった中で、それができなかったということです」と語っている[6]>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E5%92%8C%E5%A3%AB

 しかし、退学後にカナダへ渡り現地の下見をし、一旦帰国の後就労ビザを取得し再びカナダに。ウッドバイン競馬場で調教の手伝いをしていた所をエージェントのジョーダン・ミラーが注目し、2018年春にカナダの騎手免許を取得、ウッドバイン競馬場でデビュー。驚くほど活躍しています。

<騎乗から13戦目で初勝利を飾るとこの年104勝を挙げて、カナダの競馬表彰であるソヴリン賞の最優秀見習騎手賞を受賞[1]。
 2019年はカナダのリーディング3位となる148勝を挙げ、ソヴリン賞の最優秀見習騎手賞を連続受賞したほか、日本人で初めてとなるアメリカの競馬表彰であるエクリプス賞の最優秀見習騎手賞も受賞した[8]。この年には、日本人で初めてエリザベス2世の所有馬に騎乗している(2019年9月・カナディアンステークス、Magnetic Charm)[9]。
 2020年のサマーステークスをグレツキーザグレート(Gretzky the Great)に騎乗して優勝し、G1初優勝を果たした[10]。
 2020年11月21日、ウッドバイン競馬場のG3・オンタリオダービーをフィールドパスで、G2・ベスアラビアンステークスをアーティーズプリンセスでそれぞれ勝利し、同日重賞制覇を果たした[11]。
 カナダでサウジアラビア王族の所有馬に騎乗して勝利したことから[12]、2021年冬シーズンは3月までサウジアラビアに滞在して同地のレースに騎乗する[12][13]。
 2021年シーズンには日本人初となるカナダのリーディングに輝いた[14]。2位に54勝差をつけ、収得賞金もトップとなった[14]。>

 同期だった山田敬士は木村について、「同期の中では一番うまかったです。騎乗時の姿勢、追っている姿とかも良かったですね」とコメント。当時JRA競馬学校の教官を務めていた蓑田早人も、34期生の中で技術面では木村がズバ抜けていたと後に語っています。
 しかし、日本の競馬学校は退学せざるを得なかった…というのは、気になるところ。ここらへん、日本のやり方に問題がある…という可能性もあるかもしれません。


■2009/3/20 一番好きな騎手は哲三…ただし、すぐに苗字がわからなくなる

2023/03/22:他でも書いた話ですが、「佐藤」という苗字に関する話だったので、転載しておきます。

2009/3/20:好きな騎手は特に書いていませんでしたが、佐藤哲三です。一応1番好きな騎手で間違いないんですけど、競馬場行かないし、テレビも見ないし、雑誌も読まないしで、今<a
href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%93%B2%E4%B8%89_(%E7%AB%B6%E9%A6%AC)" target="_blank">”佐藤哲三 - Wikipedia”</a>で<b>初めて顔見ました。</b>
 まあ、別に騎手の顔知らなくても馬券買えますし、いいですよね。他の騎手もほとんど見た覚えないですね。パッと浮かぶのって、武豊の爽やかスマイルぐらいです。さすがですね、あの人は。

 それはいいとして、哲三さんの話。実を言うと、よくこの人の苗字忘れるんですよね。「なんかよくある苗字だったよなー、うーん、小林だっけー?」と思い、よく「小林哲三」で検索して見つからないことがあります。佐藤哲三さん、すいません。あと、全国の佐藤さんと小林さんもすいません。
 繰り返しますが、これでも<b>本当に1番好きな騎手なんですよ。</b>

 今年ついに引退しちゃったんですけど、ニホンピロキースという好きな馬がいまして。この馬に哲三さんが小倉でテン乗りしたときにですね、先行馬なのに中団から行って、最後外回しちゃったんですよ。それがまたけっこう伸びて4着しただけに腹立たしくて、腹立たしくて。「前行ければ3着はあったのに、むきーっ」て。で、「ダメだこいつ。こいつの乗るレースは気をつけないと。」と思って、注意して見続けていると、「あれ?逆に良くね?」と思って、好きになりました。
 わかります?この気持ち。
 私も書いていて、「あれ?なんかおかしくない?」と思ったんですけど、事実だから仕方無いんだなぁ、これが。

 今、そのきっかけとなったニホンピロキースのレース(2006/07/16 小倉10R 博多S)を見直したんですけど、普通に仕方なかったかもしれませんね。「行きたい気持ちはあったんだけど、内に馬がけっこういるし無理させなかった」って感じで、むしろ好騎乗だったの可能性もありそうでした。

 以上のような説明だと、なんで好きなのか全然わからなかったかもしれませんが、まあ、好き嫌いなんてそんなものです。私はこれからも「佐藤哲三が好きな騎手」と言い張っていきます。





2025年4月19日土曜日

最後のトウカイテイオー産駒キセキノテイオー、母キセキノサイクロンも有名馬

■2021/08/08 最後のトウカイテイオー産駒キセキノテイオー、母キセキノサイクロンも有名馬
■2023/03/18 台風でみな死亡、1頭だけ水害から生還したキセキノサイクロン


■2021/08/08 最後のトウカイテイオー産駒キセキノテイオー、母キセキノサイクロンも有名馬

 「最後のトウカイテイオー産駒キセキノテイオーがデビュー」という記事を見て、「ん?」と思います。そもそも近年トウカイテイオー産駒が走っているのを見た覚えがありません。さらに、記事の冒頭で「7歳」とあって、また「ん?」と思います。怪我で出て遅れも、7歳デビューというのは、ちょっとありえません。どうもいろいろと訳ありのようです。

<トウカイテイオーの最後の産駒として注目を集めているキセキノテイオー(牡7、北海道・岡島玉一厩舎)が22日、門別1R(ダ1000m・6頭立て)でデビュー戦を迎え、3番人気に推されたものの、6着に終わった。(中略)
 同馬は北海道・新冠の乗馬施設で乗馬競技用馬として過ごしていたが、トウカイテイオーの希少な血を残すべく立ち上げたクラウドファンディングプロジェクトにより競走馬への転向を目指し、2度目の競走能力・発走調教検査(以下、能検)で基準走破タイムをクリア。念願叶って、異例の7歳での競走馬デビューを果たした>
(【地方競馬】最後のトウカイテイオー産駒キセキノテイオー、デビュー戦は6着    2021年07月22日(木) 18時10分 より)
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=190625

 最後方を追走しそのまま最下位。タイムに関する情報がなかったものの、1着1:03.6、5着1:05.5から大きく離れた1:08.2 でした。完全に趣味ですね。ただ、悪い趣味ではないと思います。
 なお、母親がキセキノサイクロンというのが、またドラマチックですね。地元北海道で大災害があって流されたのに無事だった馬。記事でも、03年8月に日高地方に大きな爪痕を残した台風10号で濁流に流されながらも生還した逸話を持つ“奇跡のサラブレッド”と紹介されていました。

 コメントでは、<乗馬で使っていた馬を競走馬に仕上げるのって並大抵の努力じゃ出来ないよね。デビューさせただけでスゴいと思います>や<トウカイテイオーを愛した者として。走ってる姿を見れただけでも、胸いっぱいでした>といった温かなものが多め。ただ、早く種牡馬入りを!というコメントがなぜか多くなっていました。

<タイムオーバー(5秒)しなかったことで、これで「出走」が明確に認められるわけで、あとはどこまで意地を張るかの勝負になると思います。
だから、もう無理せず種牡馬入りでよいのではないでしょうか?レースで故障して死んでしまっては元も子もないです>
<宣伝効果としては、この一線で充分でしょう。このまま引退、種牡馬入りでいいでしょう。これ以上現役登録は多分時間の無駄になるかと>


■2023/03/18 台風でみな死亡、1頭だけ水害から生還したキセキノサイクロン

 同じ牧場の馬がみな助からなかった中、台風による水害から「奇跡的」に生還し、これにちなんで「キセキノサイクロン」の名付けられた馬について。だいぶ前の話で、2004/06/05に<台風から生還、夏に出走へ/名前はキセキノサイクロン | 全国ニュース | 四国新聞社>という記事が出ています。

<昨年(引用者注:2003年)8月の台風10号で大きな被害を受けた競走馬産地の北海道・日高地方。濁流に流されながらも奇跡的に生還したサラブレッドが、道営ホッカイドウ競馬でデビューする。その名も「キセキノサイクロン」。(中略)
 キセキノサイクロンは2002年3月、新冠町の畔柳作次さん(56)の牧場で生まれた牝馬。昨年8月9日夜、洪水で流され、数日後に約4キロ離れた門別町の牧場で発見された。大きなけがはなく、のんびり草を食べていた。再会したときは「よく生きとった。信じられなかった」という。
 台風では、この馬を含め畔柳さんが飼育していたサラブレッド4頭が流され、そのうち3頭は死んだ>
http://www.shikoku-np.co.jp/national/life_topic/20040605000038

 このエピソードは印象的でしたし、そのせいなのか、旭川でのデビュー戦は3番人気、その次のレースも2番人気となります。しかし、結果は最下位である9着、11着です。
 その後8番人気、6番人気と人気を落としつつも、実力以上の過剰人気を続けましたが、ブービーの11着、下から3番目の10着と戦績の方は相変わらず。この4戦で引退し、繁殖へ上がったようです。


2025年4月18日金曜日

背中の感触が良い馬・乗り味の良い馬は走る?戦績を確認してみた

■2018/05/24 背中がいい馬は走る?マイネルフロスト・マイネルファルケの例
■2018/07/22 背中の感触が良い馬・乗り味の良い馬は走る?戦績を確認してみた


■2018/05/24 背中がいい馬は走る?マイネルフロスト・マイネルファルケの例

2023/03/23:他で書いた話ですが、「背中」「乗り味」関係ということで独立してひとつ作成。一部を転載しています。

2018/05/24:ウインゼノビアがデビュー前からコメントが盛り上がっていました。私がデビュー前からチェックしていた馬のコメントで騎手が好調だった馬は実際に走っています。確かマイネルフロストやマイネルファルケがそうでした。
 とはいえ、私がデビュー前から見ていた馬は少数。また、確かコメントの内容も異なるものだったと思います。マイネルフロストもマイネルファルケも乗ったときの背中の感触の良さ、乗り味の良さを指摘するもので、重賞馬みたいって言っていたような?
  ウインゼノビアではそこまでのコメントはないなと思ったのですけど、いろいろと記憶違いかもしれませんし、応援したい馬なので活躍してくれればと思います。

 と書いたものの、軽く過去のコメントを見直してみました。やっぱり記憶違いありましたね。マイネルファルケは騎手ではなく、牧場の人の声でした。

2007/7/20    真歌トレーニングパークで調整中。昼夜放牧を切り上げ、坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しています。ソエの良化に伴い、バランスの取れたフットワークに。久々とあって気分的にぼんやりしているものの、騎乗者は背中の感触をほめています。

 マイネルフロストも騎手コメントじゃありませんでしたわ。まだ名前決定前に牧場スタッフが背中の話をしていました。

坂路コースで調教を始めていますが、少し臆病で物見をしながら走っています。背中や動きからはかなりの素質が感じとれます。いつもスタッフの衣服などの匂いをかいでいる ので匂いフェチかもしれません。(2012年10月21日)

 あと、重賞馬みたいって話はなかったです。オープン馬かな?と探し直したものの見つからず。 だいぶ記憶が間違っていてひどいです、ごめんなさい。
  それから、ゼノビアはちょっと指摘が違う可能性も感じるものの、以下のように背に関するコメントがありましたわ。

2017/9/15 馴致では敏感な面を見せていましたが、その後は慣れたことで落ち着いて調教に臨めるようになっています。(中略)スタッフは「ここまで敏感なのは意外でしたが、やはり跨ると馬格があって、背中がいいですし、素質を感じます」と話していました。

 ああ、確実に全く同じ種類とわかるコメントもありました。逆にこれは全然記憶になしで、記憶力がやばい…。

2017/10/20    スタッフは「幅も出てきて乗っていて安定感があります。乗った者みんなが背中を褒めますし、能力は高いのだと思います」と話していました

 私がデビュー前からチェックしていた馬でもう1頭走ったマイネルバサラの場合、逆に「背中がさびしい」といったネガティブコメントでしたし、当てになるかどうかわかりませんけど、ウインゼノビアは私の覚えていた成功馬2頭と似たパターンのようです。


■2018/07/22 背中コメントは全然珍しくなく走らない馬が多かった!

 ごめんなさい! 調べてみると、ビッグレッドファームグループの背中コメント全然珍しくありませんでした。私の記憶の中に残っていた馬だと100%で当たりだったのですけど、全体に見ると大外れでしたわ。
 手元にあったラフィアンのメモだけで、抜けがある可能性があるものの、まず2011年生まれの馬をざっと見ました。すると、 なんと9頭も背中が褒められている馬がいました。
 このときは賞金のデータがかなり若い頃に取っていて、非常に不正確。ただ、たぶんマイネルアウラートが走っただけで、後は全然だったと思われます。マイネルアウラートは1億円ホースで出資としては正解、POGとしては重賞出走程度であまり良くないとった感じ。
 しかし、9分の1の確率では使い物にならない目安です。また、背中コメントは調教が進んだ後なので、募集締め切り後のケースが多いのではないかと思われます。なので、出資する際には参考にできなくても、POGの方が可能性があったのですけど、この戦績からすると指名理由にするのは無理そうな気配です。

 この時点でもうだめだとほぼ諦めました。しかし、2011年生まれのデータでは賞金がかなり不正確でしたので、当時の調査時点でデータがほぼ出揃っているであろう2007年も一応見てみました。 こちらの背中コメントはさらに多い11頭! 多すぎるわ!
 で、こちらも賞金を確認してみると、その後増えていますね。最も稼いでいたのは、たぶんマイネジェシカで3480万円。しかし、地方に行ってから伸びた馬で、中央では未勝利。つまり、大外れです。結局、全然ダメでしたね。

 なお、余談になりますけど、地方に行って活躍というのは、ラフィアンが能力を見誤ったということ。飽くまでこれはレアケースであり、すべての地方転厩馬で合計すると出資価格プラス飼い葉代を回収するほど稼げていないことがわかっています。ただ、このレアケースが強調されて、「このクラブは能力ある馬を引退させた!」と絡む人が出てきます。
 実を言うと、私の出資していた数少ない地方売却馬もこのレアケースになって、売却後にガンガン活躍してしまったことがあるのですが、まあー、しゃーないですね。 諦めるしかありません。平均すると活躍していない馬が多いのですから、全体的な判断としてはクラブの引退選択は悪くない状態になっています。


2025年4月13日日曜日

【クイズ】今までにガンダムという名前のつく馬はJRAに何頭いた?

■2015/9/8 【クイズ】今までにガンダムという名前のつく馬はJRAに何頭いた?
■2022/09/08 父も母もキズナという嘘みたいな配合 オールアイズオンの意味は?
■2013/9/24 キズナ骨折、ただし同名の別馬 フランス所属で同じ年齢、性別は牝
■2012/11/24 地方の月岡厩舎所属のマヒナズヒルは「月の丘」という意味の馬名


■2015/9/8 【クイズ】今までにガンダムという名前のつく馬はJRAに何頭いた?

【クイズ】今までに「ガンダム」という名前のつく馬はJRAに何頭いた?(2015/09/08時点)
(1) 商品名は使えないので0頭
(2) 1頭だけなぜか認められた馬がいる
(3) 実は10頭以上もいる

(回答までの間隔を開けますので、スクロールしてください)





















【答え】(3) 実は10頭以上もいる

 この前「テーオーガンダム」という名前の馬がいることを知って、なぜガンダムが?と思って、検索したら普通にたくさんいました。今の検索結果はとりあえず13頭。馬名に使っちゃダメそうなのですが、「ガンダム」はOKみたいですね。

-----引用 ここから-----
競馬 - 名鑑 - 競走馬検索結果 - スポーツナビ

馬名    調教師(所属)    1着    2着    3着    4着~    獲得賞金
リワードガンダム    鶴留明雄(栗東)    2    2    2    19    2846万
エーティーガンダム    湯窪幸雄(栗東)    1    2    1    25    1499万
シュウザンガンダム    鈴木康弘(美浦)    1    2    0    3    944万
ゴールドガンダム    大久保龍志(栗東)    0    1    1    7    485万
リンドガンダム    佐山優(栗東)    0    0    0    15    240万
シンガンダム    柴田欣也(美浦)    0    0    1    11    203万
ヒシガンダム    牧光二(美浦)    0    0    0    0    0万
テーオーガンダム    宮徹(栗東)    0    0    0    3    0万
マルタカガンダム    嶋田潤(美浦)    0    0    0    0    0万
ケイエスガンダム    高橋成忠(栗東)    0    0    0    4    0万
ウエスタンガンダム    柴田欣也(美浦)    0    0    0    3    0万
スカイガンダム    宇田明彦(栗東)    0    0    0    0    0万
ホクザンガンダム    柴田不二男(栗東)    0    0    0    0    0万
http://keiba.yahoo.co.jp/directory/horsesearch/?hn=%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&sidx=prize_money_total&dir=2
-----引用 ここまで-----

 ひと目で冠名とわかるのなら良いんですが、「ゴールドガンダム」「スカイガンダム」などは普通に原作でも出てきそうな馬名です。


■2022/09/08 父も母もキズナという嘘みたいな配合 オールアイズオンの意味は?

 2013年にダービー馬のキズナが凱旋門賞のためにフランスに行っていたときに「キズナ骨折、ただし同名の別馬」というドキッとする話を以前紹介したことがありました。
 このときの話は同じページの後半にまとめまていますが、なんとこのときの牝馬のキズナがダービー馬のキズナと交配。父も母もキズナというギャグみたいな子供が生まれていました。牝馬のキズナが日本に来ていたことすら知らなくてびっくりしましたわ。

 2番人気なりそうな感じで期待していましたが、当日は4番人気で結果はさらに悪い6着。4頭いる兄弟は1頭のみ勝ち上がりですが、その兄 ボーンジーニアスは3勝もしています。
 ボーンジーニアスはサンデーサイレンス系のナカヤマフェスタで、弟オールアイズオンは前述の通りキセキ。種牡馬成績で見るとキセキの方があらゆるデータで明らかに上ですし、同じサンデーサイレンス系なので、今後に期待したいところです。

 ここから再び馬名の話。父も母もキズナなら「キズナキズナ」とか「ツヨイキズナ」などだとわかりやすいところですが、「オールアイズオン」という馬名でした。「オール・アイズ・オン」と区切る3語かな?と思って欧字表記を見ると、やはり「All Eyes On」みたいですね。
 「注目を集める」的な意味かな?と予想して由来を探したのですが、なぜかいつも見るところで登録されていなくて不明でした。
 仕方なく辞書などを検索する方向に切り替え。「目を皿のようにする、注視する」といった意味のようです。「キズナ」とは特に関係ない名前みたいですね。個人的には残念です。

 あと、キズナ産駒の馬名としては、最も活躍しているディープボンドが良い名前ですね。
 最初聞いたとき、個人的にはむしろ変な名前だと思っていました。ボンドと言われると、「接着剤」のイメージが強くなんじゃそりゃ?と思ってしまったのです。
 ただ、だいぶ経ってからディープインパクトの孫でキズナの子であるということで2頭の名前を踏まえて、「深い絆」という意味だと気づいて、「なるほど、いい名前だ」と感心。なぜ気づかなかったのか?とツッコまれると困ってしまうのですけど、やはり「接着剤」のボンドのイメージに引っ張られていたんだと思います。



■2013/9/24 キズナ骨折、ただし同名の別馬 フランス所属で同じ年齢、性別は牝

  一瞬、ビビってしまった話。

-----引用 ここから-----
C・デムーロ騎手が仏のピエール・アラン・シェロー氏とエージェント契約 | netkeiba.comニュース
[海外] 2013年09月03日(火)12時30分

◆日本ダービーを勝ったキズナと同名馬で、フランスのT・クラウト厩舎に所属するキズナ(牝3)が骨折していたことが分かった。現在は放牧中で、9月末に帰厩する見込み。
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=78813
-----引用 ここまで-----

 しかも、同年齢なんですね。あと、今は日本のキズナも凱旋門賞に向けてフランスにいますので、またややこしい。

-----引用 ここから-----
キズナ号がフランスに到着 JRA
 10月6日(日)にフランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1)に出走予定のキズナ号(牡3歳 栗東・佐々木 晶三厩舎)及びステラウインド号(牡4歳 美浦・尾関 知人厩舎)の2頭がフランス、シャンティイのパスカル・バリー厩舎に到着しましたのでお知らせいたします。
http://www.jra.go.jp/news/201309/090204.html

仏のKIZUNA管理クラウト師、キズナ後押し“日本馬応援したい” ― スポニチ Sponichi Annex 競馬

 凱旋門賞(10月6日、ロンシャン)を目指し、ダービー馬キズナ(牡3=佐々木)が仏遠征中だが、仏にも同名のKIZUNA(牝3、父ハリケーンラン)がいる。所有はナカヤマフェスタ(現種牡馬)で10年凱旋門賞2着だった和泉信一オーナーの子息・憲一氏(54)。管理するのはタイキシャトル、エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタが仏遠征した際に馬房を提供したトニー・クラウト師だ。師は不思議な縁を感じつつ、今年も日本馬を応援する。

(中略)98年タイキシャトルのジャックルマロワ賞優勝、99年エルコンドルパサーのサンクルー大賞Vなど、日本馬の滞在を受け入れ、多くの栄光に立ち会ってきた同師だが、凱旋門賞は2度の2着(99年エルコンドルパサー、10年ナカヤマフェスタ)が最高。今年こそ日本馬に勝ってほしいと願っている。

 その日本との絆が一つの形となったのが競走馬KIZUNAだ。和泉憲一オーナーと同師がセリで購入。これぞ日仏の絆と感じ取ったオーナーが名付けた。[ 2013年9月12日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2013/09/12/kiji/K20130912006599200.html
-----引用 ここまで-----

 普通に日本人オーナーだったんですね。
 同じ海外の日本人ということで、最初の記事からはこんな話も。

-----引用 ここから-----
◆昨年のイタリア2歳牝馬チャンピオンで小林智厩舎に転厩したプンタステラ(牝3)は4日、準重賞のコシェール賞(シャンティイ・芝1600m)に出走する。
-----引用 ここまで-----

 海外競馬での日本人の話ってのも、もっと知りたいですね。


■2012/11/24 地方の月岡厩舎所属のマヒナズヒルは「月の丘」という意味の馬名

 「マヒナズヒル」という馬の掲示板で以下のようなコメントがありました。

[6] route336さん  
直訳すると、月の丘!?
月岡厩舎に預託される故のネーミングだったのでしょうね(笑)
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2010104332&thread=horse

 調教師さんは大井競馬場の月岡健二さん。
 マヒナはハワイ語で「月」を意味するそうな。
 3戦2勝 [2-0-0-1]であり、結構期待されているような感じの子です。

-----引用 ここから-----
厩舎トクトク情報
11回門別3日目
2012/09/12(水) 20:55:42 | ホッカイドウ競馬

▽11Rイノセントカップ
(略)
⑬マヒナズヒル(服部騎手)この馬は怖い存在。乗り味がいいし新馬戦は追えばまだまだ伸びる手応え。キャリアがどうでるかだけどかなり能力があるよ。
http://nikkanokumura.blog56.fc2.com/blog-entry-439.html
-----引用 ここまで-----

-----引用 ここから-----
第12回 イノセントカップ(門別)

マヒナズヒル デビュー戦はスピードの違いで圧勝したが、今回は一気の相手強化。セレクトセール1歳で税込み2310万円の価格がついた馬だが、試金石とみるのが妥当だろう。
http://www.oddspark.com/keiba/dirtgrade/2012js/0913monbetsu.html
-----引用 ここまで-----

 このときは3番人気で7着と破れているが、次で2勝目を上げています。

-----引用 ここから-----
勝ちはしたが最後はバタバタ。
相手が弱いから勝てたが少し強い相手がいたら差されてる。
2012年10月28日 19:49:08 虚構さん
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2010104332&thread=horse
-----引用 ここまで-----

 以上のようなコメントでしたけど、勝つには勝ちました。キャリアはまだまだだし、これからでしょう。

2023/03/17追記:その後、55戦して9勝。1,914万円稼ぎましたのでかなりのものです。とはいえ、セリ取引価格2,310万円 (2011年 セレクトセール)だったため、そこまでは届かず。引退して繁殖入りしたようです。


2025年4月6日日曜日

アイルランド大使特別賞・歴代受賞騎手、むしろ全然活躍してない?

■2023/03/19 実は横山武史は受賞できず…アイルランド大使特別賞・歴代受賞騎手の一覧
■2023/03/19 アイルランド大使特別賞・歴代受賞騎手、むしろ全然活躍してない?


■2023/03/19 実は横山武史は受賞できず…アイルランド大使特別賞・歴代受賞騎手の一覧

 アイルランド大使特別賞は競馬学校卒業時に、特に騎乗技術が優秀だった者に対してアイルランド大使より贈られる賞ですね。その世代で最も期待できる若手騎手のように感じます。
 ところが、アイルランド大使特別賞の騎手って全然活躍してなくね?と思ったのが、最近の若手騎手ナンバーワンの横山武史騎手が受賞していなかったこと。この世代では、川又賢治騎手がアイルランド大使特別賞受賞者だったんですよね…。
 ここらへんのアイルランド大使特別賞・歴代受賞騎手の活躍度について、今後少しずつ見ていきたいと思っています。

    2023年度(第39期) 小林勝太[56]
    2022年度(第38期) 角田大河[55]
    2021年度(第37期) 松本大輝
    2020年度(第36期) 泉谷楓真
    2019年度(第35期) 斎藤新
    2018年度(第34期) 西村淳也[54]
    2017年度(第33期) 川又賢治[53]
    2016年度(第32期) 木幡巧也[52]
    2015年度(第31期) 鮫島克駿[51]
    2014年度(第30期) 木幡初也[50]
    2013年度(第29期) 伴啓太[49]
    2012年度(第28期) 長岡禎仁[48]
    2011年度(第27期) 嶋田純次[47]
    2010年度(第26期) 高倉稜[46]
    2009年度(第25期) 国分優作[45]
    2008年度(第24期) 三浦皇成[44]
    2007年度(第23期) 田中健[43]
    2006年度(第22期) 田中克典[42]
    2005年度(第21期) 塚田祥雄[41]
    2004年度(第20期) 津村明秀[40]
    2003年度(第19期) 長谷川浩大[39]
    2002年度(第18期) 柴原央明[要出典]
    2001年度(第17期) 難波剛健[38]
    2000年度(第16期) 鈴来直人[37]
    1999年度(第15期) 北村宏司[36]
    1998年度(第14期) 池添謙一[35]
    1997年度(第13期) 武幸四郎[34]
    1996年度(第12期) 牧原由貴子[33]
    1995年度(第11期) 野元昭嘉[要出典]
    1994年度(第10期) 吉田豊[32]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E5%AD%A6%E6%A0%A1#%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%A4%A7%E4%BD%BF%E7%89%B9%E5%88%A5%E8%B3%9E

■2023/03/19 アイルランド大使特別賞・歴代受賞騎手、むしろ全然活躍してない?

 次回、もう少し細かく見ていきますが、とりあえず、今日は2022年の騎手リーディング上位の騎手が、アイルランド大使特別賞を受賞しているかどうかだけ見ていきましょう。ただし、日本中央競馬会競馬学校卒業生以外が結構上位にいますので、そこらへんは除外して別枠で紹介しておきます。
 「次回、もう少し細かく見ていきます」と書いたのですが、簡単に見た今の時点ですでに明らかなほど、リーディング上位に、アイルランド大使特別賞受賞がいません。アイルランド大使特別賞受賞者は、リーディング上位騎手10名ではなんと1人だけ。賞対象外の騎手を除いたリーディング上位騎手10名で見ても2人のみです。
 むしろアイルランド大使特別賞受賞者は伸びないのでは?というほど、壊滅的な結果となりました。私の予想以上で驚きましたわ…。

・賞対象外の騎手を除いたリーディング上位騎手10名
1    川田 将雅 
3    横山 武史
4    松山 弘平
6    岩田 望来
7    福永 祐一
8    坂井 瑠星
9    吉田 隼人
10    鮫島 克駿  受賞者
12    横山 和生
14    西村 淳也  受賞者

・賞対象外のリーディング上位騎手
2    戸崎 圭太 地方
5    C.ルメール  海外
11    武 豊  賞ができる以前
13    M.デムーロ   海外