■2019/03/11 珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?
■2022/09/02 エンドウノハナは珍名?遠藤さんの「鼻」の可能性はある?
■2013/2/23 レモンチャンVSナルミチャン 未勝利戦ともに人気上位で対決が実現
■2013/9/1 なぜか牝馬のヨシカワクン、レモンチャンとの人の名前馬名対決
■2022/12/24 レモンチャンの子コスモリモーネをPOG大穴指名…意外に走ってくれる
■2019/03/11 珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?
「エンドーツダ」は最初「ツ」が小さい「ッ」だと思って、「エンドーッダ」だと思いました。「えんどぉぉぉぉっっっっだぁぁぁ」といった勢いの名前だと思い、今までなかった馬名だな…と感じました。しかし、勘違いでした。
大きい「ツ」だとなんか外国語じゃないかと思いました。なんとなくロシア語な感じ、特に根拠はないのですけど。
ちなみに国語辞典で「つだ」で終わる単語を探して見つけた唯一の外来語はマツダ【Mazdā】。車で有名ですね。日本語じゃん?と思うかもしれませんけど、ゾロアスター教の最高神アフラ‐マズダー【Ahura Mazdā】が由来なんですよ。
ゾロアスター教はペルシアのあたりの宗教。じゃあ、そこらへんな言語なのか?と馬名の由来の説明を見たら、「人名より+人名より」となっていました。(エンドーツダ の競走馬情報 @ POG-INFOより)
となると、マジで遠藤さんなんですかね。「遠藤+津田」でしょうか? びっくりです。
馬主さんを見ると、望月雅博さん。遠藤でも津田でもありません。持ち馬はこれ1頭で、冠名なのかもわかりません。
名義変更の可能性も考えたものの、 「エンドー」で始まる馬もこれ一頭。他の名義で使っていた冠名でもないようです。謎ですね。
掲示板に情報がないかと見てみました。「昭和の野球? 先発 遠藤 抑え 津田 でも球団が違うかも!」というコメントのあと、「野球ではなく漫画の主人公のようですね」との情報が!
検索するとそれらしき作品が一発で出てきましたが、 マニアックすぎ。作者も作品もWikipediaになく、有名作品ではありません。
該当すると思われるのは、えんどうくんの観察日。作者は、ハヤカワノジコという方です。作品紹介には 以下のようにあります。
"高校生の津田は、ある日、席替えで無口で無表情な遠藤と席が前後になった。ささいなきっかけから交流が生まれ、今までまったく知らなかった遠藤が見えてくる。ほくろ、首、髪、ちょっとした表情の変化。けれど、もともと他人への関心が薄かった津田は、近付く遠藤との距離に焦燥感を覚え……"
紹介見てなんかBLっぽくない?と思ったら、マジでジャンルがBLになっていました。これが由来で本当にいいのかなぁ…? 違うかもしれません。
■2022/09/02 エンドウノハナは珍名?遠藤さんの「鼻」の可能性はある?
別に珍名じゃない…と思う人もいるでしょうが、「エンドウノハナ」という名前の馬がいるのが気になりました。「エンドウノハナ」というのは、たぶんエンドウマメで有名な植物エンドウの花のことでしょう。
「サクラノハナ」だと珍名じゃないのに、「エンドウノハナ」だと思うのは差別だ!と、エンドウの花のファンの方は思うかもしれません。でも、なんか気になっちゃったんですよね…。
ちなみに確か白い花だったはず…と検索してみると、赤い花の方が多数ヒットしてよくわかりませんでした。種類があるのかもしれません。
馬主さんは珍名のつもりだったのか知るため、他の持ち馬の名前をチェック。馬主さんは瀬谷隆雄さんという方。稼ぎ頭はキョウヘイ。で、その次は、キッズニゴウハンでした。ああ、キッズニゴウハンの人か! 過去に珍名馬でとりあげたことがあります。
3番目以降は、ミオリチャン、キッズアプローズ、キッズライトオンなど。珍名ばかりではないために、結局、わからず。ただ、むしろ珍名は珍しい感じですね。多いのは「キッズ~」とキョウヘイやミオリチャンに代表される人の名前系。エンドウノハナはこれらから見ると異端です。
また、<珍名馬エンドーツダの由来は?外国語?まさかの遠藤さん?>と同じページに追記したのは、この遠藤さんや相撲の遠藤さん、あるいは別の遠藤さんの「鼻」という考えも考慮したもの。エンドーツダの馬主さんは望月雅博さんという別人ですので、少なくともエンドーツダの遠藤さんとは別人のようでした。
方向性を変えて、念のために「遠藤の花」で検索してみたところ、「えんどうの花」という沖縄歌謡があることを発見。珍名などと言って申し訳ありませんでした。これが当たりっぽいですね。
賞金額上位25頭のうち、キッズ系や名前系ではない名前では、「チュラカーギー」(美人の意味)「チビラーサン」(素晴らしいの意味)という沖縄系の名前がいたんですよね。「エンドウノハナ」も沖縄系だったと思われます。
さらに、馬名の由来を確かめてみると、ズバリ「えんどうの花(沖縄民謡の曲名)」でした。最初にこれを調べれば一発でしたね。でも、いろいろ推理(?)できて楽しかったです。
■2013/2/23 レモンチャンVSナルミチャン 未勝利戦ともに人気上位で対決が実現
「対決が実現」というか、別に話題にもなっていなかったと思うのですけど、ふと見た未勝利戦(1回東京1日目 1R 3歳未勝利 ダ1300m)で「ちゃん」のつく馬が2頭いたので思わず……。
2頭とももちろん牝馬。特に牝馬限定戦ではありませんが、レモンチャンは1番人気、ナルミチャンは4番人気でした。馬主がいっしょみたいな共通点も特にありません。
レモンチャン
生年月日 2010年04月12日
調教師 牧光二
馬主 ケンレーシング組合
生産者 社台ファーム
産地 千歳市
中央獲得賞金 925.0万円
地方獲得賞金 0.0万円
通算成績 6戦1勝 [1-1-0-4]
前走 3歳未勝利
血統
デュランダル サンデーサイレンス
サワヤカプリンセス
コールミースーン リファーズウィッシュ
コールミーネイム
http://db.netkeiba.com/horse/2010103744/
ナルミチャン
生年月日 2010年05月19日
調教師 黒岩陽一
馬主 日東牧場
生産者 日東牧場
産地 浦河町
中央獲得賞金 540.0万円
地方獲得賞金 0.0万円
通算成績 5戦0勝 [0-1-2-2]
前走 3歳未勝利
血統
ファスリエフ Nureyev
Mr. P's Princess
ニットウヴァレリー ニホンピロウイナー
ニットウアスター
http://db.netkeiba.com/horse/2010105041/
レースはレモンチャンが逃げて、ナルミチャンが2番手追走という夢のような(?)展開。レモンチャンはそのまんま逃げ切り勝ち。1.3/4馬身差ですから、快勝。
しかし、ナルミチャンは同じく2番手だった5番人気スズカロカフラが4番手で踏みとどまったにも関わらず、さらに悪い6着。「~ちゃん」コンビで1,2フィニッシュとは行きませんでした。残念。
とはいえ、ナルミチャンもあまり負けていないので、上の条件で再対決してくれることを期待しています。
■2013/9/1 なぜか牝馬のヨシカワクン、レモンチャンとの人の名前馬名対決
1000万条件ですが、初めて気づいた珍名馬。ヨシカワクンです!
父は貴重なエンドスウィープの血を引くアドマイヤムーン。母父はデインヒル。馬主さんは井上一郎さん。吉川君じゃないようです。でも、自分なら君づけじゃないですね。友達でしょうか? 君づけなのでてっきり男の子だと思ったら女の子。なぜに?
…と思ったら、検索でわかりました。元ネタはちゃんと女性だったようです。
-----引用 ここから-----
ヨシカワクン 馬【出走取り消し】 - アサホコの徒然日記
ヨシカワクンの馬名の由来は、日本テレビ系列で1971年から1972年にかけて放映された森田健作主演の青春ドラマ「おれは男だ!」で早瀬久美(はやせくみ)さんが演じたマドンナ「吉川君(吉川操)」。
早瀬久美さんと親交のある、馬主の井上一郎さんが名付けたそうです。
http://asahoko.blog.fc2.com/blog-entry-167.html
-----引用 ここまで-----
馬主の井上一郎さん、冠名は特にないのかな? 代表馬は1億円ホースのセラフィックロンプやマッハヴェロシティ。最近の活躍馬だとビウィッチアスがいらっしゃいます。
ヨシカワクンの方は今日は前走500万条件で2勝目を上げた後で、昇級初戦。堂々の2番人気に支持されました。相手には4番人気でレモンチャンもいます。レモンチャンは以前も書きましたね。
結果は……?と言うと、ヨシカワクンは2着まで。一方のレモンチャンは見事1着。ナルミチャンと戦ったときにもレモンチャン1着で勝利しているんですよね。
ヨシカワクンの項目なのにレモンチャンで締めて申し訳ないですが、相手に「くん」や「ちゃん」がいるときのレモンチャンは要注意かもしれません。
■2022/12/24 レモンチャンの子コスモリモーネをPOG大穴指名…意外に走ってくれる
2022/12/24:別のところで書いていた話を、その後の戦績を入れてまとめました。
2019/10/05:不人気POG指名馬をやっているのですが、何頭か勝ち上がっていてびっくりです。
その1頭が ヘニーヒューズ産駒のコスモリモーネ。ちょっとかわいい名前ですけど、牡馬なんですよ、この子。母はレモンチャンで、そこからの連想でしょう。リモーネとは、イタリア語でレモンのことをいいます。母がかわいい名前で、結構気になっていた馬だったので指名しました。
デビュー戦は13番人気11着。2戦目はなぜか5番人気になり、ぐっと上がりますが、9着とやはりよくありませんでした。ところが、芝替わりの新潟千直でもまた5番人気でびっくり。母が得意だったコースだったためですかね。それにしても、びっくりです。
ところが、 この新潟千直を見事勝利。このコースが得意な藤田菜七子騎手というのも良かったのかも。定石通り外に出し、追い出しを我慢したのも良かった感じ。とはいえ、強い内容にびっくりしました。
あと、人気だったのは、この藤田菜七子人気も多少あったのかもしれませんね。また、母のレモンチャンが得意だと思っていたのもちゃんと確かめてみると勘違いで、最初勝っただけで残り2戦は惨敗していました。
コスモリモーネはその後、 芝1200のすずらん賞に行き、9番人気と久々に不人気に。ただ、私は前走の内容からしてもっとやれるのではないか!とちょっと期待。そして、ここで期待に応えて3着。かなりやれそうな感じです。
2019/10/27:次は東から西への遠征で、10月27日の京都1勝クラス。7頭立てで栗東の人気3頭から離れた4番人気。関西のレベルが高いとは言え、なめられすぎだと思いましたが、買うとすれば複勝かなという感じ。4馬身つけての快勝までは予想できませんでした。
テンは早かったものの、国分優作騎手が控えて2番手の好騎乗。それでももう少し後ろの人気組の位置取りの方が良かったのでは?と思ったのですけど、直線後ろを振り返りながら内を開けて外目に出す素晴らしいコース取りで、しかも、馬も強さも見えました。圧勝とまでは言わないでしょうが、予想外に力の差を見せる快勝でした。嬉しい誤算のPOG指名馬です。
2022/12/24:その後のコスモリモーネくんですが、上記の2勝目がピークだった模様。マーガレットS(L)で4着という成績を残しながらも、その後の掲示板はこれだけ。2勝クラスではついに掲示板すら届かずに地方に行っています。
この地方ではまだ現役みたいですね。まずレベルの高い南関競馬に行きますが、ここでも掲示板に入れなかっただけでなくなんと盛岡でも通用せず。芝でもダートでもダメ。予想外の弱さです。
しかし、2022年の休み明けで初めて行った水沢のダートで3番人気3着と久々の掲示板。その後4連勝し、突如復活。これは主に出走レースのレベルが落ちたせいじゃないかと思われますが、勝利を重ねて1つ昇級しても通用し、ダメだった盛岡でも走るように。ただ、今また突如として掲示板に全く載らなくなるスランプに突入しており、気まぐれな感じです。