■2024/11/09 未勝利馬初の重賞勝利?未勝利のオープン馬クラスペディア
■2024/11/09 未勝利馬初の重賞勝利?未勝利のオープン馬クラスペディア
京王杯2歳S(GII)の馬柱を見ていて、あれ?と思ったのが、クラスペディアという馬。未勝利なのに、前走小倉S2着なのです。
未勝利の馬が格上挑戦でオープンに参戦することそのものは全く珍しくありません。少頭数で5着あたりの賞金を狙ったり、出走手当を狙ったりというところでしょう。ただ、クラスペディアの場合、2着になったことを考えると、ガチで勝負した感じです。これは珍しいですね。
また、重賞で2着になっているので、クラスが上がっていたのでは?と検索してみると、<“未勝利のオープン馬”がJRA史上初の快挙へ 京王杯2歳Sで初重賞V狙う>(24/10/30(水) 18:00配信 netkeiba)という記事がヒット。未勝利でも重賞2着になったので、やはりオープンクラスに昇格していたようです。
<ここまで2戦0勝。8月中京の新馬(芝1200m)はスローペースの逃げから上がりをまとめたが、エイシンワンドに差されて2着。続く小倉2歳Sでは先団から伸びたものの、やはりエイシンワンドに3/4馬身届かずの2着だった。今回は初の1400mとなるが、レースセンスがあるので問題なさそう。2戦連続で先着を許しているエイシンワンドにリベンジを果たせるかどうかが最大の注目となる。
まだ未勝利だが、重賞で2着になったので収得賞金600万円のオープン馬。これは非常に珍しいパターンといえる。未勝利の身で重賞を勝てば、84年のグレード制導入後の中央所属馬では初めて。再度の重賞チャレンジで、日本競馬史に残る1ページを刻んでみせる。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/6beefb31cb6d108a892437527721754ec9e31202
「最強の未勝利馬」とも言われており、注目を集めました。結果、京王杯2歳S(GII)は6番人気5着まで。私が見たときは3,4番人気くらいかな、もっと人気していたので目についた6番人気まで落ちています。また、小倉2歳Sのときは13頭中8番人気であり、そこまで人気ではなかった模様。それでも、1勝馬より人気してますから、すごかったですけどね。
小倉2歳Sの戦前の記事を…と検索してみると、<【小倉2歳S】未勝利馬初の重賞Vを狙うクラスペディア 河嶋調教師「厩舎の期待馬ですからね」>(スポーツ報知 2024年08月31日(土) 10時44分)という記事がヒット。やはりガチでの参戦だったようです。
<前走(引用者注:新馬戦)は9番人気だったが、持ち前のスピードを武器に2着に粘った。「勝ちにいくレースでしたし、悔いはありません。今回はポジションよりも、リズムを重視したいです」と自在に立ち回る考えだ。
これが厩舎にとっても重賞初挑戦となる。「厩舎の期待馬ですからね。決して記念出走ではありませんよ」とトレーナーは力を込めた。前走で0秒2差だった勝ち馬、エイシンワンドが今回も人気になっていることを考えれば、侮れない存在だ。 >
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=273627