2026年6月3日水曜日

ディープインパクトの死因、種付け頭数の多さ・高齢種付け説など

■2020/01/21 ディープインパクトの死因、種付け頭数の多さ・高齢種付け説など
■2020/01/21  他にも手術の失敗説、手術は必要なかった説も…
■2020/11/26 アメリカで種付け頭数制限論 ただし理由は…

■2020/01/21 ディープインパクトの死因、種付け頭数の多さ・高齢種付け説など

 現在の人気種牡馬の種付け頭数は以前より多くなっています。これは昔より人気種牡馬により人気が集中するようになったこともありますが、かつての「迷信」が廃れたということもあるでしょう。かつては種付け頭数が多すぎると問題があると考えれていたものの、実は特に科学的根拠がなかったことが判明。種付け頭数が非常に多くなりました。
 …といった理解だったのですけど、ディープインパクト死亡で再び「種付け頭数が多かったことが寿命を縮めたのでは?」といった話が出てきました。で、これに関連する"ディープインパクト、「年200頭の種付けが死期を早めた」批判はまったくの見当違い"(2019年8月8日 8時30分日刊SPA!)という記事を読んでみました。

 記事の大部分はディープインパクトのすごさの話であり、タイトルの話は終わり頃だけ。そして、実際の本文では、競馬評論家の須田鷹雄さんが、議論の分かれるところ…という言い方をしています。
 「高齢の馬に無理に種付けさせたことが負担になったという批判は当たりません。種牡馬の引退は馬によりけりで、20歳を超えても種付けしている馬は普通にいますから。年間250頭ほどの種付けも一年中行っていたわけではなく、繁殖シーズンのみ一日4回ほど行っていた。これが負担になるかについては、競馬関係者の間でも議論が分かれるところです」
  一方、血統評論家の田端到さんは、「ディープが亡くなる2週間ほど前に会ってきましたが、日常生活には支障がない様子」だったと、そもそも種付け頭数が多くて死ぬような状態ではなかったとしていました。


■2020/01/21  他にも手術の失敗説、手術は必要なかった説も…

 田端到さんの方は、別の死因説にも触れています。ディープインパクトは、頸部の痛みを訴えるような異変が見られたため、専門の医療チームを結成し頸椎を固定する手術を行いました。しかし、その後歩行困難となるなど容体が急変。回復する見込みがない新たな頸椎の骨折が判明し「安楽死」の措置が取られています。
  で、死因は手術の失敗説があったみたいですね。「批判のある手術にしても、数か月前から準備して、米国から手術経験のある獣医も呼んでおり、手術が失敗したから死んでしまったという話ではない」と言っていました。ただ、これは手術の失敗を否定する内容ではありませんね。ベストは尽くしたという説明です。
 とはいえ、手術が失敗したから悪いってのは、支持しません。人間の治療でもご外があるのですけど、100%成功するわけではない治療というのはむしろ普通。100%治ると思うのが誤解です。でも、マジでこれで医者や医学を責める人がいますからね。いい加減な手術だったというのならともかく、ベストを尽くしての失敗は致し方ないところがあります。
 次に問題になるのは、手術の必要があったかどうかでしょうね。これについても田端到さんが話しています。「種付けできないほど頸椎に痛みが出ていれば、ストレスで胃潰瘍になり、死んでしまうこともあるので、関係者としては放っておくわけにはいかなかったのでしょう」とのことでした。


■2020/11/26 アメリカで種付け頭数制限論 ただし理由は… 

 Our Pleasure 2019年11月号の岡田紘和さんの巻頭では、ディープインパクトとキングカメハメハが亡くなったことに関連して、実はこの訃報と同時に種付頭数を問題視する意見が出ていることに触れています。種付頭数が多すぎると、特に頸椎への負担は大きいそうで、多すぎが問題あるというのは事実だとのこと。ただ、どこから「多すぎる」と言えるかはわかっていないみたいですね。難しいところです。

 興味をそそられたのは、2019年9月に米国ジョッキークラブで「1シーズンの交配頭数を140頭までに制限すべきではないか」という話が持ち上がったということ。動物愛護精神の高い欧米ならではで、種付け頭数制限派は「ほら見たことか!」と思いそうなところです。ところが、これ、馬の健康問題は主な理由じゃなかったみたいです。
 主な理由は北米における遺伝子プールの偏りの改善だとのこと。50 年前は1シーズンの種付頭数は40 ~ 50が限度と言われていたそうですが、今の人気種牡馬にはその4倍の頭数も珍しくないほど繁殖牝馬が集中。同じ種牡馬の血が広がるのが早いので結果的に近親交配が増えることに。また、一部を除く新種牡馬たちには数十頭しか交配相手が集まらず、十分な機会が与えられていないとの主張もあるといいます。動物愛護とはかなり違う話でした。

 一方、数年前にオーストラリアで「(自然交配に加えて)人工授精を認めるべきだ」と裁判を起こした人たちがいるとのこと。人工授精には種牡馬の種付負担を減らせるなどのメリットがあり、優しいように思えます。ところが、前述の遺伝子プールの偏りが急加速するという問題が出てきてやっかいです。やはりトップクラスの種牡馬を持っている人たちにますます富が集中することも予想されます。また、世界中で同時に認めなければ遺伝的にサラブレッドであっても出走できる国とできない国に分かれてしまう…ともされていました。

2026年6月2日火曜日

実は牡馬より牝馬の方が気性が荒い?馴致の経験談を聞くと…

■2019/11/22 実は牡馬より牝馬の方が気性が荒い?馴致の経験談を聞くと…
■2020/05/28 牝馬の方が気性難説、やはり信じている人たちがいた!


■2019/11/22 実は牡馬より牝馬の方が気性が荒い?馴致の経験談を聞くと…

 私は「牝馬の方が気性が荒い」と聞いたことがあったので驚いたのが、以下のBRF 真歌TP 九鬼勝己さんによる1歳馬の馴致に関する話でした。

「牡馬は人より自分が上と勘違いし危害を及ぼすわがままな行動をすることがあり、毅然とした躾が必要な時もあります。一方、牝馬については怖がっているのか、反抗しているのか判断した上で、基本的にやさしく接するほうが効果的な場合が多いと感じます」
(Our Pleasure2018年11月号 Staff Roomより)

 ただ、検索してみると、そもそも「牡馬より牝馬の方が気性が荒い」と言っている人が皆無でびっくり。ひょっとしたら完全に私の勘違いで、普通の人には意外でもなんでもないイメージ通りの話だったのかもしれません。


■2020/05/28 牝馬の方が気性難説、やはり信じている人たちがいた!

  「牡馬より牝馬の方が気性が荒い」と言っている人が皆無と書いていました。ただ、発見できました。ヤフー知恵袋という信頼性が低いところですけど、今回は皆さんのイメージがどうか?というのを知りたかったので問題なし。やはり牝馬は気性が悪いというイメージの人はある程度いるみたいですね。
 これは、 ヤフー知恵袋の「牝馬の一流馬で、気性難でかつG1級の馬はスイープトウショウの他には何がいますか?」という質問。質問者は、「牝馬の気性の激しさは競争には向きにくいのでしょうか?」と書いており、私と同じようなイメージがあったようです。
 以下に引用したベストアンサーの回答でも似た認識が見られた他、牝馬なら気性難だとわかるとそもそもデビューさせない、あるいはすぐ引退ということが 多いとも書いていました。これは前述の通り、信頼して良いかわからないものの、理屈としては理解できる話です。

<牝馬は生まれてすぐに、少々の奇形や虚弱、気性難、希少血統(母、姉妹がいない・亡くなった場合例え有望馬でも引退)の馬は繫殖にあげてしまうことも多い(ハープスターの母ヒストリックスター、エアグルーヴの末娘ラストグルーヴ等)、ので数と言えば牡馬よりは登録数は減ります>
<落とすより、よく聞くのは蹴る・噛む・暴れるですかね んで、牝馬は一度嫌!!となりキレたら、牡馬みたいに結局それでも折れる、辛抱するのと違い、牝馬はそういう我慢は絶対しないキレたらお終いと聞いたことがある>
<あらかじめ騎手も最初、育成も牡牝の扱い方は最初から変えているみたいですよ>
(最後のものはリンクでユーチューブという出典がありましたが、削除されており、内容不明です)



2026年6月1日月曜日

競走馬の寄生虫、実は珍しくない!何割が寄生?

■2020/06/04  競走馬の寄生虫、実は珍しくない!何割が寄生?
■2024/07/18 博士「馬に寄生虫はいて当然。むしろ根絶させようとするな」


■2020/06/04  競走馬の寄生虫、実は珍しくない!何割が寄生?

 POG馬で後に皐月賞4着と健闘したウインカーネリアンは、3歳の1月に体内に虫が発見されたことがあります。
 これについて掲示板では、「体内に虫もいたって・・・鉾田(引用者注:ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター)の管理どないなってるねん・・・」といった反応が出ていました。ただ、体内の虫と管理は関係するんだろうか?と不思議に思ったんですよね。

 なにか参考になるものはないか?と探して、PDF馬の寄生虫病(中央畜産会)というのを発見して読んでみました。
 これによると、そもそも虫の寄生率は高いとのことで別に珍しくないようです。1982年から10年間の調査の場合、当歳馬では30%、育成馬では60%、繁殖牝馬ではなんと74.2%になんらかの虫が寄生していたそうです。
 また、1980年からの12年間で、臨床的に寄生虫障害が出ていなかった安楽死馬450例を調べたケースでは、寄生虫障害が出ていなかったにもかかわらず、実は67.1%も虫がいたという同じくらいの数字が出ています。ただし、これはその前の10年と比べると減少。今はもっと減っているかもしれません。また、競走馬の場合は上記とは逆に若い馬で寄生が多く、主に牧場などでの寄生が原因であることが予想できます。
  これを見ると寄生しているのが普通のようで、一部の施設の馬だけが虫に寄生するというわけではなさげですね。
 ただし、寄生しても問題ないとは書かれていません。わかりづらいだけで障害がないわけではないとのこと。貧血や下痢、食欲不振などが考えられるため、競争能力にも問題があるとされていました。

 また、感染防止は可能なのかどうかも気になるところ。 で、結論としては、感染防止策がありますので、一応、施設による寄生率の差が出る可能性はあるようです。短くまとめると以下のような感じでした。
(1)放牧地の耕作や客土で虫や卵を排除。
(2)他の馬からの感染機会を避けるため、過密な放牧を避ける。
(3)馬糞は散乱しないうちに速やかに除去。
(4)馬糞は堆肥としてよく発酵・発熱・熟成させて、虫や卵を殺滅してからまく。
(5)反芻動物との交互・混合放牧が、感染幼虫の除去に有効。
(6)放牧地を4ヶ月以上休牧する。
(7)中間宿主となる蚊やダニを撲滅するため、周囲の環境衛生に注意する。


■2024/07/18 博士「馬に寄生虫はいて当然。むしろ根絶させようとするな」

 馬の寄生虫の話をもう少し…と検索。<馬の資料室(日高育成牧場): 日本ウマ科学会招待講演『根拠に基づくウマの寄生虫コントロール』>(2022年2月 3日 (木))という良さそうなページがヒットしました。2021年12月のウマ科学会学術集会に関する話みたいですね。

< 講師は、米国ケンタッキー大学のグラック馬研究所で寄生虫について研究や指導を行っているマーティン・ニールセン博士。日本語訳されている「馬の寄生虫対策ハンドブック」の著者であり、アメリカ馬臨床獣医師協会(AAEP)の「寄生虫対策ガイドライン」の策定においても大きな役割を担っている現代の馬寄生虫対策のパイオニアです。>
https://blog.jra.jp/shiryoushitsu/2022/02/post-8edd.html

 現代における寄生虫対策の目標は、寄生虫を根絶するのではなく、悪影響を抑えて病気を予防することだとのこと。そもそも寄生虫をなくそうとする発想はダメなようです。根絶を目指すと、薬剤耐性を持つ寄生虫ばかり残るためというのが理由でした。

<過去、寄生虫の根絶が試みられ積極的な駆虫が世界的に推奨されましたが、薬剤耐性を持つ寄生虫が残るという結果を招いてしまいました。様々な事情により新しい駆虫薬の発見・開発が期待できない現状において、馬が飼養されている環境が薬剤耐性虫で溢れないように、将来を見据えた寄生虫対策が求められています。>

 幸い重症化リスクは低いそうですけど、小円虫は、重度の感染では大腸全体の出血や炎症の原因になります。この小円虫は、採食される牧草と一緒に消化管内に入ります。このためか、感染率が高く、すでに耐性虫が確認されているため単純に駆虫薬の投与回数を増やしても完全に排除できないとのこと。イベルメクチンと駆虫薬を投与することで、感染リスクを減らす対策を行うべきだそうです。

 ニールセン先生は、この他、対象の寄生虫によって、寄生虫の排除が可能なものは排除し、不可能なものは、馬の腸閉塞の予防・馬の症状軽減で対策するように勧められていました。
 「寄生虫は、馬たちを殺すどころか病気にしてしまうことも稀で、馬に寄生虫がいるのは当然。寄生虫がいたとしても幸せに生きている。」ともおっしゃっており、「馬に寄生虫が見つかるのは異常」という認識ではないようです。



多頭数ではなく少頭数だと馬券が売れない…はもう過去の話?

■2015/9/30 多頭数ではなく少頭数だと馬券が売れない…はもう過去の話?
■2021/02/14 出走頭数が少ない時期でも馬券が売れる高知競馬


■2015/9/30 多頭数ではなく少頭数だと馬券が売れない…はもう過去の話?

 多頭数の方が馬券の売上が多いというのは常識だと思っていたので、ひぇー!と驚いた話が、Our Pleasure 2013年6月号 古谷コンシェルジュの競馬観(古谷剛彦)でありました。2013年4月開始のホッカイドウ競馬の門別競馬場の話です。。

<2日目の5頭立てのレースだが、1Rは約650万円と1Rでの平均売り上げとほぼ変わらず、5Rで組まれた5頭立ては1000万円を超え、良い意味で関係者を驚かせた。昨年のJRA札幌開催で芝1800mの2歳新馬戦が少頭数の競馬が多く、メディアの批判も多かったが、実は売り上げは意外と良かった>
http://www.ruffian.co.jp/tmpfile/ourpleasure/OP-1306.pdf

 メディアの批判が多かったのは、どういう理由かはわかりません。ただ、たぶんレースとしておもしろみがないという批判ではないかと想像します。しかし、レースの魅力を示す一つである売上を見ると、批判は当たりません。前述の通り、私はこれにはたまげました。
 なお、古谷剛彦さんは<主催者からすれば、出走手当などの報償費は頭数が少なければ少ないほど良く、しかも普通のレース並みの売り上げがあれば費用対効果でプラスに働く>という話も。こういった視点は全然ありませんでしたわ。
 また、昔は「多頭数の方が馬券の売上が多い」が通用したものの、今は時代が変わったということかもしれません。以下のような理由が考えられるようです。

<以前は、頭数が多ければ配当面での面白さがある分、少頭数より多頭数という意識が強い主催者は多かったが、それは馬連・馬単時代の話。3連単主流の時代となった今、少頭数の競馬は必ずしもマイナス要因にはならない。それは、レース単体の売り上げが証明している>

 というか、今3連単が主流なんですね。私は買ったことすらありませんわ。だって、当たる気しないですし、たくさんの馬見るの面倒なんですもの。私はもともと追っかけている馬の単勝・複勝で、他の馬は全然見ません。相手関係を軽く見るくらいで、さらっと買う…という時間をかけないやり方をしています。こういう人は珍しいんでしょうね。


■2021/02/14 出走頭数が少ない時期でも馬券が売れる高知競馬

 地域に貢献できるまでになった高知競馬 - 斎藤修 | 競馬コラム - netkeiba.com(2021年01月19日)は、タイトルの通り、高知競馬の売上が増えたという話。ネット・電話投票の売上が増加したおかげで、どん底だった2008年度の1日平均約4千万円の売上が、今はその15倍以上の1日平均6億円を超えるまでにV字回復。『新型コロナウイルス感染症対策支援競走』を行って寄付できるところにまでなった…という話でした。ただ、記事では、これ以外にもおもしろい話がありました。上記と同じ頭数と馬券に関する話です。

<1月17日(日)の高知競馬の売上が10億円を超え、10億4800万円余りになった。これは昨年3月10日に記録した高知競馬1日の売上最高額10億8952万9400円に迫るもの。(中略)
近年の高知競馬は、他場のナイター開催が少なくレース時間が被ることが少ない1~3月は、おおむね週3日間開催(それ以外の時期は基本的に週2日)としているため、必然的に1日の出走頭数が少なくなる。この日の開催でも全11レースのうち7頭立てが3レース、8頭立てが4レースと、少頭数のレースがいくつもあった。これまでは“頭数が少ないと馬券が売れない”というのが常識だったが、そうした常識も覆しているのが、今の高知競馬のさらにスゴイところでもある>

 現在は新型コロナウイルス問題があり、高知競馬だけでなく、地方競馬では前年から好調な売上を連発していました。外出自粛による需要をつかんだという特殊要因があるかもしれません。なので、特殊要因で少頭数でも売れている…という可能性はありますが、「近年の高知競馬は」という書き方だと、それ以前でも売れていた感じ。この「少頭数でも売れる」は興味ある話ですので、また事例を見つけたら追加していきたいですね。

マルゼンスキー・橋本牧場の橋本善吉氏、亡くなる 森喜朗元首相も来訪 

■2020/10/28 マルゼンスキー・橋本牧場の橋本善吉氏、亡くなる 森喜朗元首相も来訪
■2020/10/28 マルゼンスキーのゼン、橋本善吉の善からとったもの?


■2020/10/28 マルゼンスキー・橋本牧場の橋本善吉氏、亡くなる 森喜朗元首相も来訪 

 来ないと言っていた日に父が急に家に来てどうしたのか?と思ったら、マルゼンスキーで有名な橋本牧場の橋本善吉さんが亡くなってお通夜に行ってきたとのことでした。

 橋本善吉さんは早来町(今の安平町)では名士。さらに、娘はオリンピック選手で有名な橋本聖子議員で、現在は政治家で五輪相ということもあるのか、森喜朗・元首相が来て、話をしてったとのこと。失言で知られる森喜朗ですが、実はスピーチの名手と言われており、評価が高かったんですよね。スピーチはうまい一方で、余計なことを言い過ぎるタイプのようです。この日の話もうまかったとのことでした。

 ただ、どうかな?と思うのは、故人の話はちょっとで、あとは、自民党とオリンピックの話ばかりだったということ。橋本聖子さんが関係するオリンピックはともかく、自民党の話は良くないでしょう。葬式の場を利用して、政治の宣伝しているような感じがします。

 なお、地元では名士として知られると書いた橋本善吉さんですが、事業では苦労しており、倒産も経験してる…とも理解していました。検索してみると、あまり苦労した話は出てこないものの、例えば、放水路ルート上の「牧場」(橋本聖子参議院議員・実家との関係は?) | masaaki Kato'sでそういった記述が出ていました。

 

■2020/10/28 マルゼンスキーのゼン、橋本善吉の善からとったもの?

 あと、今書いていて初めて気づいたのですが、マルゼンスキーの「ゼン」って橋本善吉さんの「善」なんでしょうね。全然気づきませんでしたわ。さらにそこから考えると、たぶん「マル」つきの「ゼン」で「マルゼン」なのでしょう。屋号では「マルなんとか」というものが多く、例えば、丸井や丸大食品などがあります。北海道には本州の丸井とは異なる丸井今井という百貨店がありましたが、これも創業者の今井さんの屋号、○つきの「井」から来ています。

 Wikipediaで確認してみると、マルゼンスキーを買ったときは、馬主としてばんえい競馬の名馬・マルゼンストロングホースを購買し競馬の世界に進出したばかりだったと、されています。 やはりマルゼンを使用していました。

 Wikipediaではよりわかるマルゼンの由来が説明もありました。<橋本は自身の屋号「丸善」からとって牡馬ならば「マルゼンスキー」、牝馬ならば「ミスマルゼン」と名前を考えており、前者に決まった>とのこと。やはり屋号であることが確認できました。