■2026/05/06 外国人騎手が強いのは不正してるから?ムチ使いすぎ激走問題
■2026/05/06 外国人騎手が強いのは不正してるから?ムチ使いすぎ激走問題
<NHKマイルC「ヤリすぎ右ムチ10連打」で1着レーン騎手に制裁!短期免許の外国人「激走馬の次走」が危ないワケ|au Webポータルコネタニュース>(2026/05/11 11:45 アサ芸プラス)という記事がありました。GI・NHKマイルカップでダミアン・レーン騎乗のロデオドライブが勝利したレースの話です。
レース後、JRAは決勝線直前でのムチの使い方に違反があったとして、レーン騎手に過怠金5万円の制裁を決定。「連続してムチを使用できるのは5回まで」のところ、今回、レーン騎手はゴール直前に「右ムチを10連打」。ムチの使い方自体も違反に問われた可能性があるそうです。
これ自体はその通りなのでしょうが、記事ではここから怪しい話になっていきます。
<こうしたハッスルプレーは、当該馬の馬券を買っている競馬ファンには頼もしい限りだろう。しかし、調教師や馬主らにとっては「複雑な一面」が存在する。問題となるのは、ヤリすぎた騎乗が馬にもたらすダメージだ。(中略)
短期免許で来日中の外国人騎手にとっての至上命題は「とにかく勝って稼ぎまくる」。一方、年間を通じてお手馬に騎乗する日本人騎手の場合は、レースが馬に与えるダメージを見極めながら、最適な騎乗を心がけることが多い。
筆者がなんとも気の毒に感じるのは、短期免許の外国人騎手から日本人騎手に乗り替わって惨敗した場合だ。この時、一部の競馬ファンは「やっぱり日本人騎手は追えない」などと不満を漏らすが、実際には前走における外国人騎手の「ヤリすぎた騎乗」がアダとなっているケースが少なからず存在するのだ。
言葉は悪いが、日本人騎手にとっては「火事場ドロボー」に遭ったような気分だろう。>
https://article.auone.jp/detail/1/1/1/42_1_r_20260511_1778468001548103
一部納得できるところはあり、これが当てはまるパターンもあるかもしれません。ただ、あまりにも穴が多すぎて、納得できないところが多くあります。
例えば、今回のように制裁が出ている好走例がどれほどあるのか?という話。「制裁で出ていないが外国人騎手はやりすぎ」という主張なのかもしれせんけど、そうなるといくらでもこじつけられます。外国人騎手の好走例が数え切れないほど多数ある中で、やりすぎ例がたった1つだけだと納得しがたいものがありますね。
ちなみに、激走後の反動で走らなくなる馬が多い騎手というのは、以前も指摘がありました。ただし、外国人騎手ではなく、外国人騎手がいなかった時代の大昔の日本のトップ騎手です。日本人トップ騎手でもそういう例があったことは、「年間を通じてお手馬に騎乗する日本人騎手はセーブして短期免許の外国人騎手はやりすぎる」という主張と矛盾する方向性です。
この主張に関しては、他の面でも疑問があります。レーン騎手がそもそもそうなのですけど、短期免許とはいえ、今後も来日する可能性がある騎手がその場限りの騎乗を本当にしまくるのか?という疑問。毎年のように来日する騎手は、今後のために調教師や馬主らの機嫌を損ねることは得策ではありません。
さらに、ここの調教師や馬主らの意向というのが、根本的な問題。本当に外国人騎手のやりすぎを彼らが問題だと思っているなら「依頼しなけりゃ済むじゃん!」で終わる話。まだまだ矛盾点がありそうですが、これが一番の疑問点ですね。
現実に外国人騎手に依頼が多い…特に有力馬の依頼が多いということからすると、実際には、調教師や馬主らは外国人騎手に乗ってもらうメリットの方が大きいと感じているのだと思われます。