2025年10月20日月曜日

アロヒアリイはサンデーサイレンス・トニービン・ノーザンテーストのインブリード

■2024/11/10 アロヒアリイはサンデーサイレンス・トニービン・ノーザンテーストのインブリード
■2025/10/20 アロヒアリイ、海外で凱旋門賞で本命視されるほどに成長する


■2024/11/10 アロヒアリイはサンデーサイレンス・トニービン・ノーザンテーストのインブリード

 種牡馬御三家(サンデーサイレンス、ブライアンズタイム、トニービン)だとさらに熱かったのですけど、サンデーサイレンス・トニービン・ノーザンテーストのインブリードが入った熱い馬を発見。しかも、サンデーサイレンス・トニービンは結構濃く入っています。サンデーサイレンスが「18.75%     3 x 4」で、トニービンが「 12.50%     4 x 4」でした。

アロヒアリイ
父ドゥラメンテ 母エスポワール 母父オルフェーヴル
サンデーサイレンス     18.75%     3 x 4
トニービン     12.50%     4 x 4
ノーザンテースト     6.25%     5 x 5

 新馬戦出走馬の血統を見ていておもしろいなと思った馬で、その新馬戦(2024/11/02 東京・芝2000)は1番人気1着で勝っています。今後も注目したいですね。 netkeibaの掲示板でも盛り上がっていました。
https://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2022104682


 [200] swingbibopさん IoIQQGU
来年のクラシックを席巻して、将来は貴重な父親の血(引用者注:父ドゥラメンテは2021年 8月31日に死亡。最高クラスに良い種牡馬な感じだったので、9歳で亡くなってしまったのは残念です)を繋ぐ種牡馬にもなってほしい。それくらいの大きな器を持つ馬と信じています。

 [197] hi69nさん GVJmRwU
「2000以上欲しい。距離が伸びて良さが出る」と調教師が言ってるから、ゆりかもめ→青葉→ダービーかな
アドミラブルのリベンジ期待します

 [189] テテさん GSQGA2k
また新しく楽しみな母父オルフェのドゥラメンテ産駒きたな

 [186] ぼんばへさん QjSQZjQ
「道中手応えが怪しかった」と言いつつノーステッキ。
派手さは無いけど良い勝ち方でした。
オルフェの血から道悪も問題無さそうですね。

 [185] グランデシャーロックさん MWYJhyA
まさかノーステッキで勝つとは思わなかった。この仔はまだまだ奥がありそう。
ドゥラメンテ産駒は脚元の弱い仔が多いから、このまま怪我無く順調に行ってほしい。

[184] swingbibopさん IoIQQGU
レースVを何度か見返してみると、やはりノーステッキなんだね
良馬場ではよくあるも、重馬場でのノーステッキはあまり見た事ない
戸崎Jは直線よほど手応えに自信があったんだろう。
素晴らしいクラシック候補が登場してくれて嬉しい


■2025/10/20 アロヒアリイ、海外で凱旋門賞で本命視されるほどに成長する

 この前、凱旋門賞の挑戦馬にアロヒアリイがあってびっくり。国内では、弥生賞3着程度で重賞未勝利どころか、1勝していなかった馬。ただし、私がいつも口を酸っぱくして言っているように、海外競馬は適性が大事なので、ただちに可能性がないとは言えません。実際、前哨戦を勝利して、海外では本命視する声すら出ていたといいます。

・【凱旋門賞2025】アロヒアリイ、複数海外メディアが“本命視” 太鼓判の声続々「恐るべき才能」「オッズよりはるかに良い」Winsight編集部(2025-10-04 16:59)
<英専門紙「Sporting Life」電子版は3日、競馬情報を専門に扱う「Timeform」のメンバー5名による本命馬のチョイスを掲載。3名がダリズ(牡3、F.グラファール、フランス)、1名がジアヴェロット(牡6、M.ボッティ、英国)の名前を挙げるなか、グレアム・ノース氏はアロヒアリイをピックアップしている。(中略)
また、英専門放送局「Racing TV」電子版に掲載された、アレックス・スコット氏による展望記事でもアロヒアリイは本命に推されている。>
https://winsight.jp/column/column_page?id=9591#google_vignette

 ただし、本番は惨敗。理由がない敗戦ではないとは言え、着順だけ見ると惨敗です。日本勢は3頭揃って前哨戦を勝つという、かつてないほど海外適性を示していたにもかかわらず、勝ち負けのところまで行った馬はいませんでした。

・【凱旋門賞】3歳馬アロヒアリイは無念16着 田中博師「道悪だけが敗因ではない、この経験を生かしたい」 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル[ 2025年10月6日]
<前哨戦・ギヨームドルナノ賞を制して注目を集めたアロヒアリイは16着に大敗した。
 内枠から好スタートを切り、序盤は好位をゲット。だが、世界トップクラスの馬たちのプレッシャーがあったか、徐々にポジションを下げていく。直線も上位争いに加わることなく、後方に沈んでいった。>
https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2025/10/05/kiji/20251006s00004048005000c.html?page=1

 レース後、管理する田中博康師は「直線ではもうスタミナがなくなって、ロンシャンの2400メートルを走り切る(馬の)つくりができなかった。(中略)こちらの準備が足りない部分があり、(厩舎自体が)初めての挑戦だったし、これを糧に生かしていくしかない」としていました。「馬が成長するなら来年は2回目の挑戦」としており、可能性がないとは思っていないようです。

 一方、私が「理由がない敗戦ではない」と書いていたのは、別記事で取り上げられていたルメール騎手のコメント。「ぶつけられて馬のバランスが良くなかった、加速できなかった」としていたんですよね。