■2015/3/14 トウカイテイオー産駒クワイトファインが種牡馬入り、シンボリルドルフの血を残す
■2015/3/14 トウカイテイオー産駒クワイトファインが種牡馬入り、シンボリルドルフの血を残す
未活躍馬の種牡馬入りの話をひとつ。この手の話好きなんですよね。
が種牡馬入り発表の時点ではまだ現役続行で、理論上としては今後活躍する可能性もあるものの、今のところ全く活躍していません。通常であれば種牡馬入りは考えられない…という戦績。最初から地方の馬で、地方でも1勝のみなんですよ。
□地クワイトファイン
生年月日 2010年4月19日
地方獲得賞金 163.7万円
通算成績 58戦1勝 [1-5-5-47]
http://db.netkeiba.com/horse/2010101069/
血統的には、近親に函館2歳S(G3) のニシノチャーミー、その母で新潟記念(G3) 3着の ブランドミッシェルがいます。もう少し離れたところだと、重賞で2,3着を何度かしたテイエムリキサンもいます。
ただ、このクワイトファインが種牡馬入りする理由はたぶん「シンボリルドルフの血を残したい」一点ではないか?と。父が二冠馬トウカイテイオーですので、父父は三冠馬シンボリルドルフなのです。
そして、この馬が熱いのが、母父も三冠馬ミスターシービーであるということです。さらにさらに、母母父も三冠馬のシンザン。日本の競馬の歴史を体現したような血統です。ドラマ性がありますね。
もう少し遡ると、母母母父タニノムーティエ。確かクラシック勝ったなと確認してみると、皐月賞とダービーの二冠馬。ダービーホースの揃い踏みです。
ちなみに父のトウカイテイオーも皐月賞とダービーの二冠。ダービー馬多すぎ!
夢がありますわ。