■2026/10/07 日本馬はむしろ道悪の凱旋門賞が得意?過去に好成績
■2026/10/07 日本馬はむしろ道悪の凱旋門賞が得意?過去に好成績
<今年の日本馬2騎の敗戦は“必然”だった…なぜ凱旋門賞で勝てないのか? 過去4度の2着から読み解く攻略への『カギ』 | NEWSjp>(2026/10/06 THE DIGEST 2026/10/06 15:24:34 文●三好達彦)という記事は意外な結論になっていました。
ただ、まず、特に意外ではない話から。
<さて今回参戦した日本馬2頭だが、完敗というしかないというのが結論だ。馬場状態が決して極端にタフでなかったうえ、スローペースでレースが進んだ今年、終いの勝負が始まる前に圏外へ去ってしまったのは、やはり欧州競馬への適性に欠けていたというしかないだろう。
特に顕著だったのは、欧州馬の瞬発力勝負の凄まじさで、高低差10mにもなるアップダウンを経ながら、ラスト600mで33秒台の末脚を繰り出せるというのは並大抵のことではない。ちなみに勝ったダリズのラスト600mは33秒32で、2番手から一度は抜け出して、差されながらも2着に粘ったベイシティローラーも上がり600mで33秒93で走り切っている。一方の日本馬は、アドマイヤテラが34秒51、メイショウタバルが34秒85と、いずれも33秒台で上がることができていない。つまり、タフさに加えて末の弾けるような瞬発力も併せ持たなければ、少なくとも今年の凱旋門賞を制することはできなかったというわけだ。>
https://news.jp/i/1480088828560065400?c=428427385053398113
上記よりももっと条件をつけたのですが、「タフさに加えて末の弾けるような瞬発力」は、以前私が書いた「凱旋門賞を勝てる日本馬の条件」にちょっと近い感じ。確か欧州の馬場に合う馬で、めちゃくちゃスタミナがあり、ある程度の前めの位置(後ろすぎると届かない)につけた上で、最後も脚を使える馬といった条件だったと思います。
そもそも前めに行く馬は最後伸びるタイプではないことが多く、「そんな無茶な条件、ゲームじゃないんだぞ!」と思うかもしれませんけど、実際、そういうゲームみたいなすごい日本馬じゃないと、凱旋門賞を勝てません。実際、今回2番手で2着になったベイシティローラーなんかは、前にいた上に最後も脚を使ったというゲームの馬みたいな競馬内容でした(前走まで目立たなかったんで、いったいどうしたんだ?と思ってしまいますが…)。
ただ、そんな日本馬はそうそう出てきません。なので、私はそもそも日本馬は凱旋門賞に行くべきでないという考え。合わなすぎます。他の海外G1なら勝ちまくれるんですから、勝てるところに行った方がいいです。
ちょっと話がそれました。凱旋門賞参戦不要論は良いとして、前述のような考えだったので、「タフさに加えて末の弾けるような瞬発力」が必要というのは、納得できるところでした。
さて、ここまでは理解できる内容だったのですけど、驚いたのがこのあと。私は基本、日本馬は良馬場を希望すると思っていたのですけど、過去の日本馬の良績(最高成績である2着)のレースはいずれも道悪だったとの指摘。全然気づきませんでした。驚きですね。
日本馬の瞬発力が生きる馬場よりも、欧州馬の瞬発力を消す馬場で日本馬が好走できているという指摘でした。これは目からウロコでしたわ…。
<過去、日本馬が2着したことが4度あるが、エルコンドルパサー(1999年)は不良、ナカヤマフェスタ(2010年)が重、オルフェーヴルが2012年、2013年とも重と、いずれもが道悪だった。これらはひとつの“不思議”として語られてきたが、その疑問を解くカギこそが、終いの勝負において欧州馬の強力な瞬発力を削ぐ道悪だったため、日本馬が好走できたのではないか、というのがその疑問に対する一応の答えとなるかもしれないと筆者は考える。そうすると、スタミナは標準的で、瞬発力が目立って素晴らしいとは言えない今年の日本馬2頭の敗戦は必然と思えてくる。>