2025年1月16日木曜日

受胎率が低く種牡馬引退のシャフリヤール、異例の復帰

■2026/01/16 受胎率が低く種牡馬引退のシャフリヤール、異例の復帰


■2026/01/16 受胎率が低く種牡馬引退のシャフリヤール、異例の復帰

 受胎率が低い系の種牡馬の話は何度も書いており、受胎率が低く種牡馬引退のシャフリヤールについても書こう、書こうと思いつつ、遅れていました。すると、私が書き損ねている間に、なんと種牡馬復帰が決定。なかなかないですね、こういうケースは…。

 ただ、とりあえず、引退のときのニュースから。”「残念だね」シャフリヤールの種牡馬電撃引退に管理していた藤原英師も落胆”[2025年7月2日13時47分] では、受胎率の低さが原因だとされています。種牡馬入りしたその年でのスピード引退です。

<今年種牡馬入りした21年ダービー馬シャフリヤール(牡7)が種牡馬を電撃引退することが決まった。受胎率の低さが原因だった。70頭以上の種付けで受胎数はひと桁にとどまった模様だ。>
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202507020000606.html

 ”シャフリヤールはノーザンホースパークで功労馬として繋養へ 吉田俊介氏「ファンの皆さんに会いに来てほしい」 - サンスポZBAT!”(2025/07/03 09:30)によると、吉田俊介サンデーレーシング代表は、病気で生殖能力を失ったと説明していたそうです。どう考えても種牡馬続行は無理そうでした。

<「生殖器の病気が悪化してしまい、途中から生殖能力を失ってしまいました。種牡馬として大きな期待を持っていただけに残念でなりません」と、種牡馬を続けることが困難となったことを明かした。>
https://www.sanspo.com/race/article/general/20250703-ECC3TJZ2MJMXTAJULF3YX7V4BM/

 ところが、受胎率が回復。「病気で生殖能力を失った」という説明を聞いた後だと、どういうことなの?と戸惑いますね。”シャフリヤールが異例の種牡馬生活継続へ 一時は受胎率の低さで引退方針も夏場の種付けで回復傾向確認 | 競馬ニュース・特集なら東スポ競馬”(2025/11/23 (日)14:01)では、以下のような話が出ていました。

<現役時代に同馬を管理していた藤原調教師は23日、京都競馬場で取材に応じ「われわれとしては見守るしかありませんでしたが、スタリオンのスタッフならびに関わってくれた獣医師さんの諦めない努力のおかげと思い、感服しております。(中略)」と感慨深げにコメント。関係者の尽力に頭を下げた。>
<生産者であるノーザンファームの吉田勝己代表も同日、東京競馬場で報道陣に対応。「一時期は精子の数が減り、睾丸も腫れてしまい、種牡馬を諦めたこともありましたが…。乗馬にしようと考えもしましたが、半年ほど経過したので改めて10頭ほどに種付けしたことろ、しっかりと高い確率で受胎してくれました。世界的にもなかなかないケースということですし、〝やったー〟という気持ちです」と異例の復帰劇を喜んだ。>
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/65416

 藤原調教師は「努力のおかげ」とし、記事では、”関係者の不断の努力が実を結び”とも書いていました。これらを読むと、医学的あるいは、それ以外の対策が行われたように読めます。
 ただ、吉田勝己代表の説明を読むと、特段の処置をしたわけではなく、改めて種付けしたら受胎した…という感じ。ちょっと印象が違いますね。
 とはいえ、この場合であってもそもそも諦めずに「もう一度種付けしてみよう」という発想があって、なおかつ実際にチャレンジしてみないと出なかった結果でした。間違いなく「努力」であり、称賛されて良いと思います。