2024年1月25日木曜日

なぜラフィアンは柴田大知・丹内祐次を使うのか?上手いわけでもないのに…

■2017/02/24 なぜラフィアンは柴田大知騎手を使うのか?上手いわけでもないのに…
■2017/12/18 主戦騎手が必要になるのはJRAのシステムに問題があるから
■2017/12/18 そもそもラフィアンの馬に乗ってくれる騎手がいない?
■2017/12/18 同じビッグレッドファーム系でもウインの主戦騎手は松岡騎手?
■2019/04/26 一流騎手なら一流馬主の馬に乗りたいに決まってるだろ!という理由
■2021/06/22 岡田繁幸氏死去で異変?柴田大知が空いてても乗り替わり激増!
■2022/08/17 詰まりやすい内にわざわざ入れた末に直線右に左にウロウロ…
■2017/07/13 マイネルフロストの七夕賞2着は仕方なかったのか?
■2017/11/03 頼むから先行馬をスロウペースで抑えないで!
■2017/11/18 柴田大知から丹内祐次騎手への乗り代わりで好走
■2017/11/23 柴田大知騎手ありがとう!好騎乗で重賞初制覇




■2017/02/24 なぜラフィアンは柴田大知騎手を使うのか?上手いわけでもないのに…

 私の出資している馬にもよく乗っているラフィアンなどビッグレッドグループの主戦、柴田大知騎手。正直上手いように思えないですし、むしろ他の騎手より不満の多い騎手です。
 「柴田大知騎手が」って話じゃないですし、2009年という古い話なのですが、ラフィアンの騎手選定に関して、岡田紘和代表が説明していました。

Enjoy Ruffian 2009年4月号 Bell The HORSE 岡田紘和
http://www.ruffian.co.jp/site/plus_ruffian/enjoy/index.php

 コラムでは、まず、当時起きていた状況の変化について、説明しています。

(1)複数の優良騎手の騎乗依頼を調整する代理人は調教師より優位になり、出走投票前日に一方的にキャンセルしてきた例もあります。
(2)所属騎手以外に各レベルの特定の騎手と密な関係を築いている調教師は優先的に騎手を確保できます。
(3)馬主から調教師への強い要望で、成績上位騎手に騎乗依頼が集中するので、その騎手(または代理人)は有力馬を選択することで、必然的に成績が上がります。
(4)調教師や馬主にとって不本意なレース運びになっても、調教師がベテラン騎手には何も言わない場合がよくあります。


 最後に関して、"JRAが途中 で追うことを止めてしまう騎手に対しての制裁が甘いので、ベテランの上位騎手に苦言を呈する人が少ない"という問題には、賛成します。
 私もベテラン騎手は好きではない騎手が多く、頑張る若手騎手が好きです。「最後によく追う」という点においてだけは、柴田大知騎手も評価できます。

 で、肝心のラフィアンの騎手選定の理由については以下。

・数週間前に騎手を確保できる方が有利。
・成績上位騎手でもレース途中で諦められたら困る。
・馬の特徴や戦術についての説明をきちんと聞く姿勢を持ち、簡単に諦めない騎手と密接な関係を築くことは成績向上には有効。
・特定の騎手を中心に乗ってもらうことで、レース前後のコミュニケーションが取りやすくなり、結果を出すことで各調教師から理解を得ることができている。
・調教師が馬の個性や癖などを掴んだ上で、その馬に合った良い騎手を確保してくれることはよくありますので、当クラブは全レースの騎手選定について、口を出しているわけではありません。

 理由はごもっともなのですが、その結果が柴田大知騎手というのは納得できません。


■2017/12/18 主戦騎手が必要になるのはJRAのシステムに問題があるから

  Our Pleasure2017年5月号で、また騎手の話が出ていました。「 親子鼎談 クラブのこれからを語る《第2回》」(岡田紘和・岡田義広・岡田繁幸(進行・構成/古谷剛彦))というものです。
 なぜ柴田大知騎手と丹内騎手か?というのは、前述の通り疑問なのですが、主戦騎手がいた方が良いという説明そのものは、説得力があるものでした。

 岡田紘和「主戦騎手を決めておくメリットが、今の仕組みの中ではたくさんありまして、まず、ジョッキーを決めなければ出馬投票ができないっていうルールがあります。しかも、トレセンの外の育成場から入れ替えでレースを使われる馬も多くなりましたから、1
か月ぐらい先までジョッキーが決まっているケースも多々あるんですよ。そうなると、例えば今週使った結果、中1週で使いたいという時に、思うような騎手がなかなか手配できない場合があります。それでもレース内容や馬の状態、適性等を考慮すると中1週に組まれている番組にいくのが馬にとってベターだとすると、難しい判断を迫られます」

 ラフィアンの岡田さんはこれを良いと思っているわけではなく、仕方なくという説明。 騎手を決めずに火曜日に補欠馬も選定して投票を行えるようにするなど、改革を希望していました。

岡田紘和「現在のシステムではそうはいきません。そんなときに融通を利かせて対応してくれるジョッキーがいるっていうことは、馬にとって最適な条件を選択しやすくなるという、非常に重要なファクターになりえます」
 なお、柴田大知騎手には細かい指示は出さず、「一般的な騎乗の指示のイメージとは違い、情報共有や共同作業という感じ」としていました。



■2017/12/18 そもそもラフィアンの馬に乗ってくれる騎手がいない?

 ラフィアンに関しては、騎手が乗りたくないだろうと悪口を言う人もいます。ただし、ラフィアンはリーディング上位(現時点や2016年は6位) で、イメージと違ってかなり稼いでいる馬主です。
 ただし、社台系と比べると見劣り。リーディング上位で見ると、勝率などは最低クラス。数で稼いでいるという面が大きいことは、否定できません。(2016年だとメイショウの松本好雄さんが近い内容)
  岡田繁幸さんも「うまいなァ、乗せたいなァと思うトップジョッキーもいるんだけれど、じゃあうちの主戦 としていつでも乗ってくれるかというと、そうはいかないよね」と認めていました。

  また、主戦ではない騎手は優先的に乗るということがないので、複数の馬を比較して良い馬を選ぶといったことをするんでしょうね。ウインの岡田義広さんは「中途半端な馬 をお願いしても保留されてしまう」という話もしていました。

岡田義広「リーディング上位は、特にクラシックへ向かう時期となると余計に、エージェントがそのジョッキーにより良いお抱え馬を与えたいもので、中途半端な馬 をお願いしても保留されてしまうんですよ。実際、保留の後断られたこともあります。『すみません、他で頼まれた馬に乗りたいからごめんなさい』って断られたことがありますが、断られた 後に、その騎手が選んだ馬が結局出走 をやめたケースがありました。それで、『使わなくなったから、やっぱり乗せてもらえませんか』ってエージェントが来たんですよ。こっちからしたら「それは無しでしょ」という話になりますよね。こっちは保留にされていた分、後手に回って他のジョッキーを決めてますから、そんなこと通るかと思いますよね」

 ただ、これは仕方ないことで、以下のように 感情的になるのはいただけません。出資者としては、主戦騎手優先より勝利優先。もっとドライにやってほしいですね。

 岡田義広「そうやって保留にされて我々は2番目、3番目というような扱いをされると、余計になにくそ!と。だったらうちの主戦騎手で勝たせてやるって思いがより強くなりますよね」



■2017/12/18 同じビッグレッドファーム系でもウインの主戦騎手は松岡騎手?

 岡田義広さんはその前に「 本当に良い馬っていうのは、エージェントの方から『ジョッキーが決まっていないなら乗せて欲しいんですが...』と言ってくる」という話をしていました。ただ、ここらへんの説明でも感情的なところがあり、困ったもの。会員としては支持できません。

岡田義広「でも、普段付き合いのないリーディング上位のジョッキーから依頼が来ても、いざ乗せるかというと、これは人生観というか...。普段、未勝利戦で能力的に難しい馬を勝たせようと一生懸命頑張っているジョッキーがいるのに、オープンや重賞で勝ち負けできる場面だけエージェントがアピールしに来て、リーディング上位の騎手に取られてしまうっていうのは抵抗も感じます。人付き合いとしてはなるべく、普段から一生懸命、BRFGのために頑張っているジョッキーを乗せてあげたいなとは思います。でも、それと会員の皆様が求めているものとは相反しているなとも思います。会員の皆様とすれば、リーディング上位のジョッキーに乗ってもらいたいかもしれません。その気持ちはわかりますし、大舞台になればなるほど、リーディング上位のジョッキーの経験値の高さと技術が求められますからね。その葛藤はあります」

 ただ、ウインは今、松岡騎手 が主戦のようになっているみたいですね。松岡騎手は、私はほとんどのリーディング上位の騎手より好き。
 上記で「未勝利戦で能力的に難しい馬を勝たせようと一生懸命頑張っている」とあったように、リーディング上位騎手は手抜き騎乗が多くてむしろ大嫌いな人が多いです。若手騎手が好きというのも、そういうところですね。人気薄でも頑張ってくれます。
 松岡騎手は最高クラスに好きな騎手なので、乗ってくれるならうれしいですわ。最近ラフィアンの馬にあまり乗らないので、残念に思っていたらウインが多かったのか。まだ1頭もデビューしていませんが、ウインの馬にもたくさん出資したので、これは楽しみです。

■2019/04/26 一流騎手なら一流馬主の馬に乗りたいに決まってるだろ!という理由

 「そもそもラフィアンの馬に乗ってくれる騎手がいない?」と関連する話がありました。「うまいなァ、乗せたいなァと思うトップジョッキーもいるんだけれど、じゃあうちの主戦 としていつでも乗ってくれるかというと、そうはいかないよね」を、岡田繁幸さんがより具体的に説明したものが、Our Pleasure 2017年6月号にあったのです。

「うちの場合、まだ力がなくて、魅力ある馬が少ないから、一流の人たちと信頼関係を結びたくても、大手などに先を越されちゃうんですよ」
「見ていて「うまいな」と感じる騎手は何人かいると思いますが、例えば川田騎手にしましょうか、川田騎手など関西の騎手で信頼関係を結びたいと思っていても、『冗談じゃない、おたくと深い付き合いをしちゃったら、オレ良い馬に乗れなくなっちゃう』と思うのは当たり前のことです」

 川田騎手は私も良い騎手だと思います。ビッグレッドの私の出資馬の騎乗でも好印象。ネットでの評価も良い珍しい騎手な感じ。良さがわかります。
 ただ、柴田大知騎手、丹内騎手という理解できない騎手が評価されているため、川田騎手は評価されてしまうと、逆に風評被害な感じに…。
 川田騎手レベルじゃなくても、もうちょっと良い騎手が乗ってくれればなぁ…とマジで思います。ビッグレッドは一流じゃないですが、三流でもないんですから、本来ならもっと良い騎手と付き合えるでしょう。頼みますよ、本当…。



■2021/06/22 岡田繁幸氏死去で異変?柴田大知が空いてても乗り替わり激増!

 本当かいな?という話なのですが、JRAマイネル軍団「鞍上」激変!? お抱え騎手の「今後」はいかに……4年間未勝利だったあの騎手と、その男を救った故・岡田総帥は何を思う? - GJ(2021.06.18 19:00)という記事が出ていました。
 他のところで、もう少しまともな騎手乗せていれば、岡田繁幸さんが存命のうちにクラシック制覇できたのに…(亡くなってちょっとしてユーバーレーベンがオークス制覇)と書いていたのですが、騎手制限はむしろ岡田繁幸さんの呪縛だったのではないかといった話です。

<先週13日の常滑特別(2勝クラス)には、今年のダービージョッキー福永祐一騎手がウィズダイヤモンズに騎乗。福永騎手がラフィアン所有馬に乗るのはなんと11年ぶりで、2010年6月のマイネルクラッチに騎乗して以来だった。(中略)
 こうした「マイネル軍団」の騎手起用の方向転換が露骨に見えたのが、今年のオークス(G1)で初の牝馬クラシック制覇をもたらした、ユーバーレーベンを巡る騎手起用だ。(中略)
 その後の結果は周知のとおり。デムーロ騎手を背にオークス馬・ユーバーレーベンが誕生。「天国の岡田総帥に捧げる勝利」と報じられたのは、記憶に新しいところだ>
<例えば、19日の東京10R相模湖特別(2勝クラス)に出走するセイドアモール。過去7回も同馬に騎乗した柴田大騎手が空いているにもかかわらず、テン乗りの木幡巧也騎手に乗り替わっている。また20日の東京6Rには、ビッグレッドファームのコスモカルティエが出走。前走の柴田大騎手から、売出し中の永野猛蔵騎手に乗り替わる>
https://biz-journal.jp/gj/2021/06/post_233183.html

 本当に、柴田大知・丹内祐次の騎手しばりプレイがなくなるなら会員としては大歓迎。自ら敢えて勝てなくするしばりプレイですからね。お前らはマゾなのか?という話。マジいらないです。
 ただ、私はもうすでにラフィアンを見限っていて退会する予定だったので、騎手激変でもあまり関係なし。オークス優勝でも気持ちは変わりませんでした。弟さんのウインだけ続けようと思っています。



■2022/08/17 詰まりやすい内にわざわざ入れた末に直線右に左にウロウロ…

 種牡馬ダノンバラードはビッグレッドファームが海外に行っていたのを「逆輸入」しています。そのため、産駒はビッグレッドファーム系、マイネル(ラフィアン)やコスモの馬に多いです(親交があるせいか、ミルファームも多い印象)。
 ただ、2022/08/14の新潟の芝1800m2歳新馬戦のダノンバラード産駒ビルドラポールの場合、馬名の時点ではビッグレッドファーム系だと思わず。ラフィアンは牝馬でマイネの冠名をやめており、馬名では判断できませんが、ビルドラポールは牡馬であり、該当せず。それなのにビッグレッドファーム系の騎乗が多い柴田大知騎手が騎乗していて「変だな…」と思ったら、これもビッグレッドファームの持ち馬でした。

 この新馬戦のビルドラポール、スタートは悪くなくすんなり先行。これは良かったのですが、中ではなく外に出せる位置を意識してほしかったのに、わりとすぐに中めに入れてしまって個人的には不満。最初前の4頭から離れた5番手で、外を主張すればコースを貰えそうだったのに、あっさり中に入れてしまいました。
 この時点で私がつけている騎手評価で、5点満点の3点から1点減点。ここらへんは好みで、ロスの少ない内に入れるのをむしろ好む人もいるでしょうが、内だと直線詰まる可能性の方を私は心配。不人気馬であればダメ元で内を突くというのもアリでしょうが、8番人気とはいえビルドラポールはある程度やれると期待していたのできちんと追えるところに行ってほしかったです。

 で、案の定、直線でコースがなくなります。さらに、柴田大知騎手はコース取りに迷ったのか、右に左にウロウロ。まともに乗れてなかったので馬の実力がわからずそもそも馬の力がなかった可能性もあるものの、もうちょっとやれたのでは?(8番人気7着)と不満の残る騎乗。騎手評価は、マイナス2点で最低点である1点の評価としました。
 ネット競馬の掲示板では以下のように、この直線のところに不満が上がっていたものの、前述の通り、私はスタートすぐの時点で決まってしまったかな…?と思います。

[11] haluさん
これは大地へグったな。もうちょっと上手く抜け出せたと思う。

 [12] ハルさん
うろうろしすぎ
https://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2020101264



■2017/07/13 マイネルフロストの七夕賞2着は仕方なかったのか?

 良くない話なので一旦ボツにしたのですが、やっぱり納得いかなかったので書くことに。 2017/07/08の七夕賞で、マイネルフロストが2着だったレースについてです。

 柴田大知騎手「悔しいですね。押し切れるかと思ったのですが。勝馬が切れる脚を使うのはわかっていましたので、早めに仕掛けてセーフティーリードをとりにいったのです。うまくいったと思うのですが、これでかわされてしまうとは」と、レース後に報告しています。
 ネット掲示板でも勝ちに行った競馬なので仕方ないと言われていました。
 ただ、私はやはり早仕掛けだったと思います。特にマイネルフロストの場合、1頭で先頭に立ってしまうと気を抜くところが以前から知られていました。マイネルで主戦の柴田大知騎手がこれを把握していないというのは問題です。


 また、柴田大知騎手は展開を読み間違えていました。同じくレース後のコメントで、以下のように言っていました。

「強いて言えば、逃げていた実力馬が早々にいなくなり、早めに先頭に立った分、厳しかったかもしれませんね。逃げていた馬は前半、競り合っていたにせよ、もう少し踏ん張る馬だと思っていただけに、早めの失速は予想外でした」

 逃げていたマルターズアポジーは2番人気11着、ブービー負けでした。大きくバテています。
 しかし、バテていたのは、マルターズアポジーだけではありません。以下は2コーナーでの通貨順位と最終順位。マイネルフロスト以外はことごとく下位に沈むような展開でした。

9-4-(6,11)

馬番    馬名    着順
9    マルターズアポジー    11(ブービー)
4    フェイマスエンド    12 (最下位)
6    ヴォージュ    9
11    マイネルフロスト    2

 このうち、最下位だったフェイマスエンドはもともと11番人気。しかし、マイネルフロストと同じ位置にいたヴォージュがまた3番人気という人気の馬であり、やはりかなり早いペースであったと考えられます。

 さらに勝馬の8番ゼーヴィントは中団で、3着だった7番人気の12番ソールインパクトはもっと後ろだったということからも、同様の証拠と考えられます。

9-4-(6,11)-7,3(1,8)(10,12)5-2

 しかも、ぽつんと最後方だった2番のスズカデヴィアスが、3/4馬身差の4着まで追い込んだというレース。流れは後ろの馬の方が合っていました。

 また、過去と良馬場だった七夕賞の前半1000mから見ても、前はきついとわかりそうです。(2012年は稍重で除外)

2017年 58.0

2016年 57.9
2015年 59.5
2014年 58.9
2013年 58.6
2011年 61.4

 昨年の2016年が今回とほぼ同じタイムでしたが、このとき上位はすべて中団以下の位置取りの馬。前の馬が残れた年は、もっとゆるいペースでした。
 マイネルフロストが強かったので2着に残っただけで、普通なら4着以下だったかもしれません。



■2017/11/03 頼むから先行馬をスロウペースで抑えないで!

 2017/11/03の福島3R 3歳上500万下ダ1700m、柴田大知騎手の騎乗馬は例によってビッグレッドグループで、マイネルネッツでした。
 柴田大知騎手は前に行かないとダメな馬で行かなくて、終了後「なんで負けたのかわからない」などと言ったり、馬のせいにしたりします。
 ただ、今日は一応最初前に行くそぶりで5番手。先行とは言えない位置でしたが、一応前めです。

 とはいえ、道中は手綱を引いて抑えるような感じ。前行かないとダメな馬だし、多少外でも前行った方が良かったと思います。
 というか、他の馬たちが前に殺到していたわけでもなく、外を行ってもロスは全然ありません。ここで行かずにいつ行く?というバラけ方でした。
 また、稍重でわかりづらいんですが、ペースもスロウなように見えました。実際、まくる馬が2頭出るような展開で、またもや完全に展開を読み間違えています。ちなみにまくった馬は2着と5着で正解の騎乗でした。
 スロウでも前行った馬はそこまで粘れなかったものの、1頭4着に残っており、前が悪かったとも思えません。特にマイネルネッツは、前述の通り、差す競馬ができない馬です。
 結局、マイネルネッツは4番人気で8着でした。ちょっと人気はしすぎかと思うものの、騎乗内容はたいへん不満。もっとやれる馬です。
  
  私は上記が一番気になったのですが、掲示板では外を回していたのに、直線に入ってから最内突っ込んでいたことに怒りの声が出ていました。

  [188] サーキンさん
大和は、、ねーー情けない
[187] ホワケさん
何がしたいのか謎な騎乗
 [186] goemon80さん
大知、外見て空いてると確認して馬ごみに入るって発想。俺には無いよ。
 http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2012100005
 
 最後伸びるタイプではないので、それでもダメだったと思うのですが、コースのロスや馬場の良さからすると、やはり大外の方が良かったと思います。実際、大外で伸びていた馬がいました。
 わざわざ馬群の中に入れるのは確かに意味不明ですね。
 しかも、最初から内狙っていたわけではなく、コーナーで外を回して直線も外めだったところから最内にということで、だいぶ迷走している感じがありました。




■2017/11/18 柴田大知から丹内祐次騎手への乗り代わりで好走

 中1週はあまり良くないマイネルネッツですが、懲りずに中1週。もう1人の主戦騎手である丹内騎手に乗り代わりました。
 丹内騎手も全然良くないと感じていて、柴田大知騎手と同じく好きじゃないのですが、ムラっけがあり、たまに驚くほど良い騎乗がある印象。どちらか選べと言われると、迷います。

 今日は最初から手を動かしてやる気で、やっと前へ行ってくれました。そのまま逃げる形になってしまったのは微妙。経験はありますが、逃げはベストではないです。ただ、柴田騎手みたいな乗り方よりはずっと良いので期待して見ていました。
 楽に気分良く逃げたようには見えなかったものの、この馬は前行ければ粘ります。今回も手応え残っており、逃げ切れる!…と思ったもですが、最後の最後鈍って、2番手に差されてしまいました。ただ、久しぶりに好成績出してくれたので、結構満足です。


■2017/11/23 柴田大知騎手ありがとう!好騎乗で重賞初制覇

 好きな馬が重賞初制覇。柴田大知騎手の好騎乗(たぶん)。悪く言っていてすみませんでした。

 重賞と言っても地方なんですが、賞金は3500万もある日本グレードでのG2にマイネルバサラが参戦しました。
 10倍ちょっと。舐められすぎと思ったんですが、もともと買うつもりはなかったです。また、よく名前を聞く馬もいたし、それよりさらに地方馬が人気だったので、たぶん強い馬だったんでしょうね。

 マイネルバサラは、狙った風でもなく、4番手先行という形になれました。また先行の馬を抑えられたらどうしようと思っていたので一安心。
 ただ、小さい地方の競馬場なのに、かなり外を回される競馬。非常に苦しいと思って見ていました。
 しかも、かなり早く手を動かしていたので、最初脚色悪いのかと思いました。ところが、これは柴田大知騎手の仕掛けで先頭に。浦和競馬場のレース見たことないのでわからなかったのですが、いくら何でも早すぎない?と思って見ていました。
 しかし、たぶんこれが大正解だったんだと思います。後ろから追ってきた馬を、逆に離してまさかの圧勝劇。ありがとうございました!