■2013/1/27 スコットランドの英雄ロブ・ロイ(ゼンノロブロイの名前の由来)
■2022/07/24 種牡馬としてのゼンノロブロイ…最も賞金を稼いだ代表産駒は?
■2013/1/27 スコットランドの英雄ロブ・ロイ(ゼンノロブロイの名前の由来)
種牡馬にもなった名馬ゼンノロブロイの名前「ロブロイ」は、スコットランドの英雄であるロブ・ロイ(ロバート・ロイ・マクレガー)から取った名前だそうです。
<映画で楽しむ世界史 スコットランドの義族「ロブ・ロイ」>(2011-01-27 18:59:21 | 舞台はイギリス・アイルランド)では、映画に出てくるロブ・ロイの話がありました。
<ロブ・ロイという映画がある。18世紀スコットランドに実在した人物、本名ロバート・マクレガー(1761-1834)、通称「ロブ・ロイ=赤毛のロイ」を、「アイバンホー」で有名なスコットが小説化したものが下敷きという。
(略)要はハイランドで牛を買い付け、低地へ追っていって売却し荒稼ぎした。それをもとに、マクレガー族の首領として、悪徳貴族に反逆した。中味は若干違うが、スコットランド版ロビンフッドと言えよう。剣の達人、民衆の英雄としてスターリング城近くには彼の銅像があるらしい。>
http://blog.goo.ne.jp/ys386kyam/e/20829615e96c4d505719b8f8650c9436
通称赤毛のロイというくらいだから、赤毛だったんでしょうね。
ロブロイにはバラの品種名でもあるらしいんですよ。こちらももちろん赤です。
-----引用 ここから-----
和名 ロブロイ
英名 Rob Roy
(略)
作出国 UK(イギリス)
紹介文 強い赤と、くっきりした剣弁高芯咲きの花形が美しいバラ、ロブロイ。
強健種で育てやすい品種です。
http://www.noibara.net/encyclopedia/floribunda_rose/encyclopedia-230.html
-----引用 ここまで-----
さて、実在の人間のロブ・ロイの話。映画なので脚色アリアリであると思われますが、映画のあらすじってのがわかりやすいと思われます。<あらすじ ロブ・ロイ ロマンに生きた男 - goo 映画>では、以下のような説明がありました。
-----引用 ここから-----
1713年、スコットランドの民衆の多くは、不安定な世情と飢餓に苦しんでいた。義賊のロブ・ロイ(リーアム・ニーソン)は、1000ポンドあれば牛の売買で貧しい民を救えると考え、モントローズ侯爵(ジョン・ハート)に借金を申し込む。侯爵は承諾するが、担保にロブの3000エーカーの土地を要求する。ロブの右腕のアラン(エリック・ストルツ)がモントローズ家の会計係、キラーン(ブライアン・コックス)に約束手形をもらいに行くが、彼はもっともらしい理由をつけて手形ではなく現金を渡す。だが、それはモントローズの配下であるカニンガム(ティム・ロス)とキラーンの策略で、アランは人けのない夜道でカニンガムの待ち伏せに遇い、金と命を奪われて湖に投げ込まれる。カニンガムはかねてより、多額の借金があった。アランが金を盗んでアメリカに逃げたように見えたがロブは信じず、モントローズに金は絶対に返すと誓う。モントローズは、対立するアーガイル公爵(アンドリュー・キアー)について悪い噂を振りまけば大目に見てやると言うが、ロブは拒絶する。怒ったモントローズは山奥に姿を隠したロブを捕らえるよう命じる。彼をおびき出すため、カニンガムは兵隊を繰り出してロブの家を焼き払い、彼の最愛の妻メアリー(ジェシカ・ラング)を犯す。やがてロブの弟アリスデア(ブライアン・マカディ)が戻り強姦の事実を悟るが、敵の狙いが分かっている彼女は、夫に隠し通そうとする。だが、モントローズの軍隊が再度ロブたちを攻撃し、アリスデアをはじめ仲間たちは次々と倒され、ついにはロブ自身も捕まってしまう。移送されるロブに、カニンガムは妻を強姦したことを彼に言い放つ。その頃、メアリーはアーガイル公爵に全てを打ち明け、モントローズの策略を訴えた。公爵はロブに対する彼女の愛と、名誉を重んじるロブの潔さを深く感じとる。ロブは絞首刑の寸前に縄をうまく使って脱出に成功、メアリーの元に戻る。彼女は身ごもったことを伝え、子供の父親はカニンガムかもしれないと告白。子供は殺せないと必死に訴える妻に、ロブは殺さねばならないのはカニンガムだと答える。ロブはアーガイルに決闘の仲介役を頼む。もし彼が勝てばすべての罪を放免し、1000ポンドの借財を水に流すことを条件に、カニンガムに決闘を申し込む。剣の達人であるカニンガムを倒したロブは、メアリーの待つ家へ戻った。
http://movie.goo.ne.jp/movies/p10967/story.html
-----引用 ここまで-----
ちなみにカニンガムという名前の馬はいないかと探しましたが、ネット競馬検索では出ませんでした。
■2022/07/24 種牡馬としてのゼンノロブロイ…最も賞金を稼いだ代表産駒は?
今回はゼンノロブロイの産駒について。
ゼンノロブロイの初年度産駒がデビューしたのは2009年で、翌年14位になり、以降はしばらく12~14位。2015年に突然7位になりますが、これが唯一の一桁でした。サンデーサイレンス系の種牡馬が多かったということもあり、大成しなかった印象ですね。賞金ベスト10は以下のような感じでした。
ペルーサ 牡 29,308.40
トレイルブレイザー 牡 24,783.20
ナムラビクター 牡 24,693.60
コスモネモシン 牝 21,241.80
アニメイトバイオ 牝 21,166.00
タンタアレグリア 牡 19,817.80
メートルダール 牡 19,424.80
グリム 牡 19,202.10
ルルーシュ 牡 18,935.10
サンテミリオン 牝 17,674.10
思ったより2億円以上の馬が多くてびっくり。とはいえ、やはりサンデーサイレンス系種牡馬としては、見劣りする感じはあります。
稼ぎ頭はペルーサ。父ゼンノロブロイと同じ藤沢和雄厩舎。ベスト10では、9位のルルーシュも藤沢和雄厩舎ですね。ペルーサはG1を勝てませんでした( 10'青葉賞(G2)などを勝利)が、種牡馬入り。こちらの産駒も見ておみました。まだ種牡馬入りして魔もないですけど、やはり今のところ目立った産駒は出ていませんでした。
ラペルーズ 牡 2,784.20
キラメキビジョン 牡 387
リュウワンヒメ 牝 331
マラドーナ 牡 303
ウインイノセンス 牡 246