■2009/7/25 競馬場のおっさんたちの名言集「4連複なら当たってた」 など
■2009/7/25 競馬場のおっさんたちの名言集「4連複なら当たってた」 など
競馬場のオッサン達から聞いた名言集というページを発見。その中から個人的におもしろいなぁと思ったものだけをピックアップして、感想を書いていきます。
>「4連複なら当たってた」
パッと読んでおもしろかったのですが、よく考えるとどういう状態なのか悩みました。3連複が一切当たらず、4連複の状態だけ当たるって結構難しいと思うんですよ。例えば、3連複で軸が4着、ヒモが1~3着だったようなパターンですかね。
>「これだけ百万馬券が続出するとJRAも大損だ」
申し訳ないですが、吹きました。しくみがわかっていない人はこれを読んでも不思議に思わないでしょうが、JRAは万馬券だと損する…というしくみではなく、鉄板配当でも大穴でも利益を出せるしくみになっています。
競馬場のおじさんってみんななんかすっごい競馬詳しそうに見えてしまいますが、実はそんなによくわかっていないという人も多いみたいですね。
2023/03/29:後に知って驚いたのですが、厳密に言えば、確か万馬券の方がJRAの取り分はむしろ大きくなるしくみだったはずです。私は配当によらず常に一定だと理解していたので驚きでした。これは実際に計算式を見て計算してみるとわかります。
ただ、この計算式がめちゃくちゃややこしいんですよ。意外にあっさりしていません。この計算式に興味を持った私は以前単勝だけ、新たな馬券購入があった場合どのように全馬の配当オッズが変化するか計算できるエクセルを作ったことがあるのですが、一番単純な単勝ですら複雑怪奇。それ以外の再現は私には無理だな…と諦めました。
>開門してすぐにニヤニヤしながら小走りで競馬場の出入り口へ向かっているオッサン
>「賭ける金がネェ~」
>
>どゆこと…
本当どういうことなんでしょう?
>よし2こいっ、2こいっ、こいっ、よしこいっ、こいっ、よっしゃー。
>(馬券を見て)あれっ、2あらへん。
アホだなーと笑ったんですけど、よく考えてみると、私もたまにあります。人のこと言えないじゃん!
>ラジオたんぱ杯でコスモバルクが勝ったとき、
>「この馬は前走勝った時から強いと思って目付けてたんだよ。・・・2万負けた。」
後から思うと・・・ということはよくあります。
>競馬場で確実に金稼ぎたかったら売店で働くことや
でも、馬券を買ってしまうのが競馬好きの性(さが)なのです。
>WSJSにて
>「行け!外人!!」
WSJS=ワールドスーパージョッキーズシリーズですので、外人だらけです・・・。
>3歳未勝利戦パドック中。
>
>「この『未勝利』って俺達の事じゃね?」
まあ、人のこと言えませんが、笑いました。
>ビリーヴがOP入りたての京王杯ん時にパドックにいたオヤジ2人組み
>A「おい、あの福永の馬はなんだ?」
>B「1600万勝ったばっかじゃねぇか、こんなん来るか!」
>A「違う、成績じゃなく、あの福永の馬アレ何て読むんだ?」
>B「ビリー・・・・。 ウに点々が付いてるぞ。」
>A「あんなん学校だ習わなかったな。」
>B「外国の馬か?」
>A「いや、福永が乗ってるんだから日本の馬だろ。」
>B「なんて読むんだ?」
>A「知らん。」
>B「兄ちゃん、あの福永の馬なんて言う馬だ?」
>
>パドック最前で笑いが止まらなかったよwww
トゥザヴィクトリーってのもいたんですが、そのときは大丈夫だったんでしょうか。
>直線で外から突っ込んできた馬に向かって
>「縮め~」と叫んでいたのを見た
「伸びろ」の反対で「縮め」。しかし、日本語として適切か?と言うと、変な感じ。とはいえ、気持ちはすごく伝わってきます。
>先週の川崎競馬、おっさん二人が7レースはずし、
>「よし、今日はやめよう。帰ろう。」と席をたっていった。
>
>15分後おれがパドックみにいったら、そのおっさん二人組はしっかり先頭にいた。
微笑ましいような気もしますが、重症なんでしょうね。
>昨年?今年?のビリーヴの引退式にて・・・。
>「今?昼休みだけど、ブリーフの引退式やってる」
ビリーヴ大人気。
>新聞の発走時間が違くて1Rの買えなくて激怒したおやじが俺に兄ちゃんの新聞は何時になっとると聞いてきて俺がそのおやじの新聞みたら昨日のもってきてた
可哀想なんですけど、笑っちゃいました。私もそういうのやるんですが・・・。
つーか、なんか自分に当てはまるの多いんですが・・・やばい?
>ワシの買った馬なんか実況で1回も呼ばれんかったけど本当に走っとったか?
本当に違うレース見ていたという可能性も。とういか、私は違うレースを見るというのをよくやります。見ていてあれ?と大体途中で気づくのですが、ひどいときは最後まで見てしまうことも…。
>オペ、ドトウが沈んだ有馬直後
>「よし、有馬もっかいやろう!リハーサルは終わりや」
マンハッタンカフェが勝ったのときの有馬記念ですね。アグネスタキオン、ジャングルポケット、クロフネと3歳が強かった世代です。
>長めの距離のレース1周目、
>
>おっさん「3もあかん。7なんかベッタクソやないか。なーにをしてんkhdgせrgty。」
>
> おっさん帰ろうとするが周りに気付く。
>
>おっさん「なんや、もう一周あんのか。」
うん、さすがの私もこれはないですわ。でも、地方の小さい競馬場でのダート長距離は戸惑いますね。あれ?となってしまいます。
>「チアキは女だから消しでいいだろ」・・・坂井千明はおっさんです。
女性と区別つかない名前の人もけっこういますよね。
>今日中山で聞いた
>「勝馬投票券販売機っていうから安心して買ってたのによぉ、負け馬しか出てこねーんだ」
まあ、確かにそうですね。うまいかも。
>おっさんが2人で「小泉がどーの。自衛隊がこーの。拉致が云々。」と政治談義してた。
>そして「だいたい景気回復してきてるとか言ってるが、全く実感できん!!」とお怒り。
>A「給料は減るし、ボーナスも期待できないし」
>B「だいたい景気回復してるなら、なんで馬券当たらないんだ!!」
>
>それは景気と関係ないんじゃ・・・
馬券買うから余計給料減っちゃうんですよ。まあ、仕方ないですけど。
>今日、府中のパドックで聞いた会話。
>
>おっさんA「あの馬なんかイレこんでるな」
>おっさんB「ああ」
>おっさんA「イレコンドルパサー、なんてな」
>おっさんB「…」
>おっさんA「…」
>おっさんB「飛んでゆくってか」
>おっさんA「ええ?」
>
>つっこんでほしかったであろうA。
>わかってほしかったであろうB。
>わだかまった空気をなんとかしたかった俺。
たぶんもう手遅れ。フォローは届かなかったでしょう。
2023/03/29:最後のこれ、わかりづらいと思ったので補足。ギャグを説明するのは無粋ですが、わからない人は全然わからない話でしたので説明が必要そう。おっさんBが「飛んでゆく」というのは、エルコンドルパサーという馬名を踏まえた教養を感じさせるギャグだったのえdす。
エルコンドルパサーというのは曲名であり、この曲は日本だと『コンドルは飛んでいく』と呼ばれています。この曲名の「飛んでいく」と競馬用語でいう「飛ぶ」をひっかけて、エルコンドルパサーはイレこんでるが「飛んでいく」と言ったわけ。ただ、おっさんAはここらへんがわからなかったので、ギャグが滑ってしまい悲しい雰囲気に…。悲劇です。