2025年12月23日火曜日

GI・Jpn1勝利多数の調教師が定年前に若くして引退…なぜ?

■2025/12/23 GI・Jpn1勝利多数の調教師が定年前に若くして引退…なぜ?


■2025/12/23 GI・Jpn1勝利多数の調教師が定年前に若くして引退…なぜ?

 もう次の調教師の引退が話題になっているのですけど、2025年3月に53歳というかなりの若さで勇退した調教師がいたことを知りました。村山明調教師です。
「村山明 引退」で検索してみると、”村山明調教師「53歳で勇退」の理由は? 「ストレスの多い社会で”という記事が出てきます。これを読むと、ストレスのせいで辞めたの?と思っちゃいますが、違います。

 検索結果が絶妙なところで切れており、本来は、”村山明調教師「53歳で勇退」の理由は? 「ストレスの多い社会で競馬が癒やしになってくれれば」”(競馬ニュース・特集なら東スポ競馬 2025/02/11 (火)
13:24)というタイトルでした。
 このタイトルは、村山調教師の「これからも競馬が盛り上がることを願っていますし、みなさん仕事をしてエンタメとして、余暇として競馬を楽しまれていると思います。ストレスの多い社会でリラックスして楽しんで遊べる場所は必ず必要です。競馬がそういう場所になって、癒やしになってくれればうれしいです」というコメントからのようです。
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/54975

 で、肝心の理由なのですけど、「理由は特にはありません」とのこと。理由がないわけないだろ!と言われそうですね。要するに、理由については説明しないということだと思われます。
 別記事では、「体調というわけではありません」というコメントも載せていました。また、「(今後については)決まっていませんが、ゆっくり過ごしたいです」としており、転職のための早期引退という過去にあったパターンとも違います。ひょっとしたらこれも説明していないだけかもしれませんけど…。

 活躍馬を出していなかったわけではなく、12年にテスタマッタ、14、15年にはコパノリッキーでフェブラリーSを制し、JRA・GⅠは3勝。そして、このコパノリッキーは国内最多のGⅠ/JpnⅠで11勝という大記録を残しています。
 ただし、確認してみると、コパノリッキー引退後は、100位前後かそれよりも悪い成績の年がほとんど。とはいえ、そういう戦績の調教師は他にもいるんですし、それが引退の理由だとしてもどっちにせよ珍しいですね。

 あと、恥ずかしながら、コパノリッキーという名馬を管理していたにも関わらず、私はお名前を覚えていませんでした。さらに、「ジョッキー時代はそれほど活躍できませんでしたが、調教師になれて良かったです」というコメントを見て驚愕。騎手としても覚えていません。
 騎手成績を見ると、1990年デビュー。1995年の30位が最高。その後は成績が悪く、私が競馬をコンスタントに見始めた2000年代はほぼ100位以下で2006年に引退。なので、覚えがなかったようです。
 ちなみに、同期には江田照男騎手、浜野谷憲尚騎手らだとのこと。この浜野谷憲尚騎手も覚えないですね。単に私がちゃんと騎手名を覚えていないだけだったかもしれません。