2024年6月22日土曜日

意外な日本競馬の男女格差 女性初の場内実況・藤原菜々花アナウンサー

■2024/06/15 意外な日本競馬の男女格差 女性初の場内実況・藤原菜々花アナウンサー


■2024/06/15 意外な日本競馬の男女格差 女性初の場内実況・藤原菜々花アナウンサー

 2024/3/24にJRAのウェブサイトで競馬を見ていて、女性の実況でびっくり。そういえば、女性の実況は全く聞いたことなかったです。全然気づかなかったんですが、騎手以上に女性の少ない世界でしたね。実況の方が男女差別が強いのかな?と思いましたが、騎手よりも数が圧倒的に少ないという問題もあるかもしれません。
 とりあえず、全く覚えがなかったので、違和感ありあり。本当驚きました。完全に「競馬の実況は男性」とインプットされてしまっています。
 肝心の実況内容。正直、特にうまいとは思いませんでしたが、声は聞きやすいなと思いました。女性ゆえなのか、彼女特有の声質なのか。一瞬、発音が名誉うすぎるAI音声(たまに人間より聞きやすいAI音声があります)かとも思いましたわ。私は男性でも結構好きな実況の声があるので、別段女性の方が良いということはないですけどね…。

 男女格差解消へ…と思ったのですけど、私が聞いたのは、この週だけ。翌週以降全く耳にしません。話題作りで少しだけ実況させたんですかね?
 気になって検索。私が聞いた2024/3/24より前の2024年03月3にデビューした人が記事になっていたので、同じ人ではないかと。私があまり最近競馬を見ていなかったせいなのか、全然気づいていませんでした…。じゃあ、その後も実況しているのかな…?

・JRAで女性初の場内実況デビューした藤原菜々花アナ 痛感した難しさと目指す“当たり前”の実況とは 騎手、調教師に続き新風 デイリースポーツ    2024年03月12日(火) 11時00分
<3日の中山競馬場では、ラジオNIKKEIの藤原菜々花アナウンサー(26)が、JRA史上初めて女性による場内実況を担当した。>
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=258438

 「藤原菜々花」ってなんか騎手の「藤田菜七子」と妙に名前が似ていますね。一瞬空目しました。藤田菜七子騎手は女性初の騎手ではないですけど、久々のJRA女性騎手で、女性騎手ブームの牽引役に。そういう意味では、「藤原菜々花」も運命を感じる名前(?)でしょうか。

<3日の中山3R。競馬場内はいつもと違った雰囲気に包まれた。「外から上がってきた3番のメジャーレーベル、メジャーレーベルが一気にかわしてゴールイン」。場内実況がレースの様子を伝えたが、その声は聞き慣れたものではなかった。
 このレースの実況を担当したのは、ラジオNIKKEIの藤原菜々花アナウンサー。今年1月に同局内の番組『中央競馬実況中継』で経験はしていたのだが、競馬場内に流れる実況はこのレースが初めて。ちなみに、女性アナウンサーによる場内実況自体が、JRAの歴史の中でも初めてのことだった。>

 中山の1レースからじゃないということは、飛び飛びなんですかね。私はてっきり1~12レースまで同じ実況だと思っていたんですが、実は今までも違っていたんでしょうか…。う~ん、どうも今まで私はかなりいい加減に見てきた感じですね…。

<藤原アナは20年にラジオNIKKEIに入社。当時はコロナ禍で報道陣も競馬場への入場制限があり、これまでのアナウンサーとは違う環境でのキャリアスタートとなった。そんな状況下でも自らの腕を磨き、今回のデビューへとつなげた。
 担当を伝えられたのは、レース2日前の金曜日。「上司の中野アナウンサーから『自信はあるか』と聞かれて、たどたどしく『自信はあります』と答えました(中略)」と振り返る。>

 このレースの実況は聞いていなかったんですが、「直線でモタつくところがあり、満足のいくものではありませんでした」というほろ苦いデビュー戦に。
 あと、<現段階で次の“登板”は未定となっている>とされており、どうも試し試しな感じみたいですね。
 また、実況の男女格差に関しては、<競馬実況も、かつては井口保子氏がラジオで実況していたり、地方競馬では女性が場内実況を担当することもあるが、その数は少ない>と説明されていました。良い記事でしたね。