■2018/09/02 種牡馬ダンカークは悪くないんじゃないか?産駒に期待
■2017/06/21 種牡馬ランキング ヴィクトワールピサ、ドリームジャーニー、ワークフォース、カジノドライヴ、ダノンシャンティ、ベーカバド、ナカヤマフェスタ
■2017/06/21 アーニングインデックス(AI)でまさかのドリームジャーニーが二冠
■2017/06/21 CPI(コンパラブルインデックス)考慮でもドリームジャーニーが良好
■2017/06/21 アンライバルド、キャプテントゥーレ、サクラメガワンダーの成績は?
■2017/06/20 種牡馬ランキング マンハッタンカフェ、スウェプトオーヴァーボード、タニノギムレット、ジャングルポケット、スクワートルスクワート、アドマイヤコジーン、ウォーエンブレム、ナリタトップロード、エアシャカール
■2017/06/20 アーニングインデックス(AI)はマンハッタンカフェが当然トップ
■2017/06/20 CPI(コンパラブルインデックス)考慮でもマンハッタンカフェ
■2017/06/20 幻の名種牡馬ウォーエンブレムの驚異的な成績
■2018/09/02 種牡馬ダンカークは悪くないんじゃないか?産駒に期待
レッドチリペッパーという名前が気に入って応援していた牝馬がいます。富士S(G3)、中山牝馬S(G3)を勝ち、2億245万円を稼ぎました。
この彼女の父がUnbridled(父ファピアノ、父父ミスタープロスペクター)で、その子のUnbridled's Song を含めて、悪くない印象がありました。最近では、アロゲートという超大物もUnbridled's Songから生まれています。
で、ラフィアン広報誌Our Pleasure2017年8月号を見ていて、父Unbridled's Sonの種牡馬ダンカークも悪くないん種牡馬なんじゃないか?と思い、気になりました。
というか、種牡馬成績も悪くなさそうな書き方だったので、なんで日本に来た(2014 年冬に日高・浦河のイーストスタッドに輸入)のか不思議なところがあります。以下のような紹介でした。
・体高164cmという恵まれた馬体と良血が買われてケンタッキーで種牡馬入りしたダンカークは、初年度から人気を博し、米国で2013 年にデビューした初年度産駒からG1シャンペンSなどを制したハヴァナなど複数のステークス勝ち馬が登場。
・成功種牡馬の通行手形となるフレッシュマンサイアーズ(新種牡馬)
チャンピオンに輝いた。
・シャトルを行った南米チリでデビューした産駒達の活躍も顕著で、日本の朝日杯フューチュリティSに該当するG1タンテーオデポトリリョス(2歳限定、ダート1600m)で、
ダンカーク産駒がワンツーフィニッシュしている。
・特筆すべきは産駒の勝ち上がり率の高さで、これまでデビューした398頭のうち、その2/3を超える265頭が勝ち上がり、859勝を積み上げている(2017年7月3日現在)。
読むのが遅かったのですでに産駒が走り出しています。かなり勝っていますね。ただ、まだ2歳戦は数ヶ月というところで、大物っぽいものはなし。私はむしろ大物が出てくることを期待しているのですけど、勝ち上がり率の高さが売りだったということで、日本でも同じような傾向になるかもしれません。
■2017/06/21 種牡馬ランキング ヴィクトワールピサ、ドリームジャーニー、ワークフォース、カジノドライヴ、ダノンシャンティ、ベーカバド、ナカヤマフェスタ
2015年デビューの種牡馬の中央ファーストシーズンサイアーランキングは以下だったそうな。
1位 ヴィクトワールピサ
2位 ワークフォース
3位 カジノドライヴ
4位 ダノンシャンティ
5位 ドリームジャーニー
(POG 2017-2018 新種牡馬 どうすりゃ委員会|POG is the spice of life !!より)
ヴィクトワールピサは今でも人気で80頭以上。意外にワークフォースも良くて、70頭以上。カジノドライヴ、ダノンシャンティもまだ50頭以上いました。
ドリームジャーニーは30頭ちょっとですが、結構好きだった馬で血統的にも好感。この後増えてきませんかね?
この他好きだったのは、アンライバルド、キャプテントゥーレ、サクラメガワンダーなどといったところですが、彼らは種付け頭数が少なくなっています。
<2015年度産駒50頭以上>
ヴィクトワールピサ、ワークフォース、カジノドライヴ、ダノンシャンティ、ベーカバド、ナカヤマフェスタ
<2015年度産駒30頭以上>
ドリームジャーニー
<その他の種牡馬>
アンライバルド、キャプテントゥーレ、アサクサキングス、サンライズバッカス、ビービーガルダン、サクラメガワンダー、エーシンフォワード
■2017/06/21 アーニングインデックス(AI)でまさかのドリームジャーニーが二冠
種付け頭数が少なくても質の良さで期待していたドリームジャーニーなのですが、なんとアーニングインデックス(AI)の時点で二冠でした。これは予想外。
種付け頭数が少ない場合、繁殖牝馬の質も低い印象で、もっともっと戦績が悪いと思ったのです。
<2016年のAEI>
1 ヴィクトワールピサ 1.49
2 ドリームジャーニー 1.05
3 ダノンシャンティ 1.00
4 カジノドライヴ 0.72
5 ベーカバド 0.69
6 ワークフォース 0.65
7 ナカヤマフェスタ 0.46
<2017年のAEI>
1 ドリームジャーニー 1.42
2 ダノンシャンティ 1.13
3 ヴィクトワールピサ 1.06
4 ベーカバド 0.86
5 ワークフォース 0.64
6 カジノドライヴ 0.56
7 ナカヤマフェスタ 0.47
<合計のAEI>
1 ドリームジャーニー 1.22
2 ヴィクトワールピサ 1.09
3 ダノンシャンティ 0.92
4 ベーカバド 0.69
5 カジノドライヴ 0.60
6 ワークフォース 0.54
7 ナカヤマフェスタ 0.41
■2017/06/21 CPI(コンパラブルインデックス)考慮でもドリームジャーニーが良好
じゃあ、CPI(コンパラブルインデックス)を考慮して見てみると、やはりここでもドリームジャーニーが1位。すごいですね。
ただ、全体にAEI/CPIの値は低くなっています。まだデータが少ない世代のために賞金も低く、他の世代との比較は難しい感じですし、まだデータが出揃っていない感じでもあります。
<AEI/CPI>
1 ドリームジャーニー 0.87
2 ベーカバド 0.70
3 ダノンシャンティ 0.63
4 カジノドライヴ 0.61
5 ヴィクトワールピサ 0.40
6 ナカヤマフェスタ 0.39
7 ワークフォース 0.32
(2020/03/13:CPIの理解がおかしかったので修正しました。申し訳ありませんでした)
■2017/06/21 アンライバルド、キャプテントゥーレ、サクラメガワンダーの成績は?
大逆転がないだろうか?と他の好きな馬も調べたところ、アンライバルドが良いですね。繁殖牝馬の質が悪いわりにはかなり走っています。
アンライバルド AEI 1.04 CPI 0.96
キャプテントゥーレ AEI 0.41 CPI 1.08
サクラメガワンダー AEI 0.09 CPI 1.10
(2020/03/13:CPIの理解がおかしかったので修正しました。申し訳ありませんでした)
■2017/06/20 種牡馬ランキング マンハッタンカフェ、スウェプトオーヴァーボード、タニノギムレット、ジャングルポケット、スクワートルスクワート、アドマイヤコジーン、ウォーエンブレム、ナリタトップロード、エアシャカール
古い世代で2006年デビューの新種牡馬。この世代ではウォーエンブレムが期待されたものの、順調に種付けできず残念なことに。既に引退し、ほとんど産駒は残せませんでした。
あとで参考に載せますが、産駒戦績自体は半端なく良かったので、本当に残念です。
この世代で現在でも産駒が多いのはマンハッタンカフェ、スウェプトオーヴァーボード、タニノギムレットあたり。
私は好きだった馬が多い時期で、上記の マンハッタンカフェ、タニノギムレットの他、ジャングルポケット、エアシャカールなども思い出深いです。
<2015年度産駒50頭以上>
マンハッタンカフェ、スウェプトオーヴァーボード、タニノギムレット
<2015年度産駒30頭以上>
ジャングルポケット
<2015年度産駒10頭以上>
スクワートルスクワート、アドマイヤコジーン
<その他の種牡馬>
ウォーエンブレム、カリズマティック、サザンヘイロー、マリエンバード、ナリタトップロード、エアシャカール、トーホウエンペラー、ダイタクリーヴァ、アメリカンボス、ゴーカイ、ゼンノエルシド
(2006年デビューの新種牡馬は、http://www5b.biglobe.ne.jp/~burubon_/64917120/より)
■2017/06/20 アーニングインデックス(AI)はマンハッタンカフェが当然トップ
マンハッタンカフェの成績が良いことは予想通り。ただ、後種付け頭数ではやや劣るジャングルポケットが、全体のアーニングインデックスがかなり高く2位につけていることは注目です。
<2016年のAEI>
1 マンハッタンカフェ 1.40
2 ジャングルポケット 1.03
3 スウェプトオーヴァーボード 0.76
4 アドマイヤコジーン 0.61
5 タニノギムレット 0.53
6 スクワートルスクワート 0.15
<2017年のAEI>
1 マンハッタンカフェ 1.66
2 タニノギムレット 0.73
3 スウェプトオーヴァーボード 0.71
4 ジャングルポケット 0.59
5 アドマイヤコジーン 0.27
6 スクワートルスクワート 0.11
<合計のAEI>
1 マンハッタンカフェ 1.60
2 ジャングルポケット 1.32
3 タニノギムレット 1.04
4 スウェプトオーヴァーボード 0.96
5 アドマイヤコジーン 0.86
6 スクワートルスクワート 0.79
■2017/06/20 CPI(コンパラブルインデックス)考慮でもマンハッタンカフェ
ただ、CPIを考慮した数字ではマンハッタンカフェと競うどころか悪くなってしまいました。私の好きなタニノギムレットはさらに悪い…という嫌な結果になっています。
<AEI/CPI>
1 マンハッタンカフェ 1.06
2 スウェプトオーヴァーボード 0.99
3 アドマイヤコジーン 0.97
4 スクワートルスクワート 0.91
5 ジャングルポケット 0.90
6 タニノギムレット 0.81
(2020/03/13:CPIの理解がおかしかったので修正しました。申し訳ありませんでした)
■2017/06/20 幻の名種牡馬ウォーエンブレムの驚異的な成績
ランキングは以上なのですが、冒頭で書いたようにウォーエンブレムはすごい戦績でした。頭数が少ない上に早くに引退しているため公平な比較ではないものの、データ的にはマンハッタンカフェを大きく上回っていました。
ウォーエンブレム AEI 3.1 CPI 2.51
マンハッタンカフェ AEI 1.6 CPI 1.51
幻の名種牡馬みたいな感じですね。