2024年7月8日月曜日

岩田望来騎手がすごい予想外の理由 でも斎藤新騎手の方がさらにすごい?

■2019/03/13  岩田望来騎手がすごい予想外の理由
■2019/03/13 でも斎藤新騎手の方がさらにすごい?
■2019/12/01 現時点での新人騎手勝利数ランキングの1位は?
■2020/05/04 注目の2人斎藤新と岩田望来、2年目で明暗が分かれる


■2019/03/13  岩田望来騎手がすごい予想外の理由

 最近は結果至上主義となり、昔ほど若手騎手を育てる習慣がなくなった昨今は、いわゆる「2世騎手」でも苦戦しているといった話の後に、「だが彼は違う」と名前を挙げられていたのが、岩田康誠騎手の次男となる 岩田望来(みらい)騎手です。
 この記事JRA岩田康誠「息子」は超大型新人!? 武豊以来の「新人王当確」路線......最強厩舎&最強エージェント付きの"VIP待遇"に呆然 (GJ)は、2018.03.21のものであり、デビューの1年前。なので、正確にはまだ騎手ではありません。この時点ですでに活躍できると断定するのも不思議な話。
 で、能力がそれほど高いのか?と言うと、実はそこがすごい理由じゃありませんでした。昨今何かと話題になるエージェントが理由なのです。

 記事によると、すでに"デビュー時から、いきなり父・康誠騎手や福永騎手を担当している小原靖博氏がエージェントに就く計画がある"とのことでした。
 「新人騎手の環境という面では極めて異例ですし、『歴代最高』と述べても差し支えないかもしれません。さすがに話を聞いた時は呆然としました」と競馬記者が言っていました。今はエージェントの影響が強いので、納得の理由です。
 でも、親の七光りみたいな理由なので、叩かれちゃうかも。逆にかわいそうかもしれません。


■2019/03/13 でも斎藤新騎手の方がさらにすごい?

 上記の記事では、"場合によっては武豊騎手が記録し、三浦皇成騎手が塗り替えた新人最多勝記録を更新する可能性もなくはないはずだ"という気の早い話をしていました。
 ところが、1年経ってみると、上記とは同じ同じGJで、JRA新人騎手「空前のハイレベル」!? 岩田康誠息子よりも期待大な有望株とは(GJ)という記事が登場。いい加減すぎて、怒りよりも笑いがこみあげてきました。

 競馬学校を卒業したのは、岩田望来騎手(栗東)の他、大塚海渡騎手(美浦)、亀田温心騎手(栗東)、小林凌大騎手(美浦)、斎藤新騎手(栗東)、菅原明良騎手(美浦)、団野大成騎手(栗東)。
 また、今年は、外国で実績を残している藤井勘一郎騎手というおもしろい存在がいます。この説明を聞いただけで、ワクワクしてきます。
 しかし、注目されていたのは、藤井騎手ではなく、美浦の斎藤誠調教師の長男で、過去に池添謙一騎手、三浦皇成騎手も受賞したアイルランド大使特別賞した斎藤新騎手。
 彼は珍しく父と違う所属。栗東です。「父の誠調教師と相談した結果、『お父さんと離れた方が、僕も父も甘えない』と考えたためだそう。若いのに、あえて厳しい環境に身を置くことを決めたプロ意識の高さは目を見張るものがありますよ」と競馬ライターは評価していました。

 また某若手騎手が『今年の新人はレベルが高い』と話すなど、他の騎手も注目だとのこと。ただ、 名前が挙がっていたのは、岩田望来騎手だけでした。

 私の現在の騎手メモを見ると、高評価は藤井勘一郎騎手と菅原明良騎手。藤井騎手は見ていて、おっ!と思うところあって名前をすぐ覚えたので、さっきの経歴を聞いて興味を持ちました。注目の斎藤新騎手はメモでは平均点。一方、低評価だったのは、なんと岩田望来騎手でした。
 ただ、まだ1レースか2レースしか点数をつけておらず、 いくらでも変わるところ。20~30レース見ないと、私の好みの騎手かどうかはわかりません。
 ちなみに私の好みの騎手は総じてリーディング下位。なので、逆に私に気に入られない方が良いかもしれません。ただ、最近だと気に入った武藤騎手がその後ブレイク。たまには当たります。



■2019/12/01 現時点での新人騎手勝利数ランキングの1位は?

 新人騎手ランキングみたいなのあるだろうと検索したのですけど、見つからず。仕方ないので地道に見ていきます。間違いあったらごめんなさい。

<新人騎手勝利数ランキング>
27     斎藤新    38勝
32     岩田望来 32勝
 36     菅原明良 27勝
71     亀田温心 11勝
 113     大塚海渡 3勝
146 小林凌大 0勝
146 団野 大成 0勝 (2020/05/04追記:見逃しミス。実際には20勝くらい?)
(65     藤井勘一郎   13 勝)

 前評判の高かったふたりが普通に1位、2位というおもしろくない結果に。2人とも30勝を達成しており、JRA賞最多勝利新人騎手の資格がありますね。
 あと、JRA賞最多勝利新人騎手を見直していたら、武藤騎手は1年目は24勝で該当者なしの年でした。良くなった2年目は37勝、今年はここまで35勝であり、今年の新人はハイレベルな感じです。

 私の感想メモを見ると、厳密には新人ではない 藤井勘一郎騎手が当初のイメージのままトップ。21レース見て5点満点中3.19で全体で17位になっています。ただ、新人騎手らに勝ち星で負けていますし、世間の評価は高くない模様です。
 ちゃんとした新人騎手で一番良い評価なのは、23レース見て3.17、全体では22位の菅原明良騎手。全然記憶にないんですけど、良い点数つけていたみたい。彼はデビュー前に大きく騒がれてなかったものの、27勝で3位につけており、前評判以上の健闘でしょう。なんかむしろすごいんじゃないかと思っちゃいます。
 一方、前評判も勝利数も良い二人ですが、斎藤騎手は私の評価だと2.95で真ん中くらいの点数。5点満点なので3が平均ですが、実際につけた点数を平均してみると、2.95くらいで真ん中です。岩田望来騎手もちょうど同じ点数でした。相変わらず、私は世間の評価と違いますね。これで2年目以降私の評価と同じ活躍具合になると、すごくね?となるのですけど、今までのパターンからするとそうでもないと思います。
 ああ、そういえば、 最近では藤田菜七子騎手も気に入った新人。彼女の場合はいろいろと特別と言われてしまいそうですが、41勝を上げており、客観的な数字で見ると大成功ですね。最近見る目が肥えてきたのでは?と、ちょっと期待しちゃいます。


■2020/05/04 注目の2人斎藤新と岩田望来、2年目で明暗が分かれる

 前回の後、評価の良かった2騎手の明暗が別れた感じ。斎藤騎手の評価が下がった一方、岩田望来騎手はますます高い評価を得ている雰囲気。現在の騎手リーディングでは、岩田望来騎手はなんと8位であり、結果もすごいですね。
 2019年の12月に追記した直後に気づいたのですけど、この世代では 団野騎手の騎乗が気に入っていることに気づき、書くタイミングを間違えたな…と。気づいていれば、団野騎手押しってかけたのに…と思いました。
 ただ、前回の追記を見直すと、団野騎手はその時点でなんと0勝。相変わらず世間の評価と違う感じですね…と思っていたら、2020年は13位。世代では岩田騎手に次ぐ順位です。さすがにおかしいな…と見直すと、前回のが間違いだったっぽいですね。上位に名前がなくて0勝だと思ったものの、見逃しただけみたいです。2019年も26勝で42位で、十分乗れていましたわ。
 今年の順位は、また見逃しミスあるかもしれませんが、2人の後は23位斎藤騎手、30位亀田騎手、40位藤井騎手といった感じですかね。
 私の現在の点数評価上位は、菅原騎手が17位でトップ、藤井騎手が22位、亀田騎手が24位となっていました。亀田騎手印象ないものの、良かったようです。というか、勝ち星で菅原騎手は苦戦、4勝で67位となっています。
 イメージは良かったものの、点数評価だと団野騎手は 27位止まり。岩田望来騎手は半分より上ですが57位。斎藤騎手は真ん中くらいの78位となっています。この世代の評価全般に良い感じですね。まあ、私が若手の積極騎乗好きで、リーディング上位が好きじゃないことが多いってのもあるんでしょうけど…。年を取れば取るほど好きじゃなくなる傾向があります。