■2018/12/26 外国人騎手を褒めると、アンチ外国人騎手に絡まれる…
■2018/12/26 マーフィー騎手は天才だが、騎乗停止多く日本では叩かれそうなタイプ
■2013/3/29 ドイツリーディングシュタルケ騎手、憧れの日本(JRA)で初勝利!(2022/10/13再投稿)
■2018/12/26 外国人騎手を褒めると、アンチ外国人騎手に絡まれる…
掲示板を見ていると、外国人騎手がすごい!と言う人と、アンチ外国人騎手の人で揉めています。極端ですね。
私は日本に来る外国人騎手はレベルが高いと考えているものの、向き不向きがあるというのも事実だと考えています。
私は凱旋門賞でよく惨敗する日本の馬について、「弱いのではなく向いていない」といつも言っています。国内でも得意な競馬場・不得意な競馬場があるように、海外でも得意不得意があって当然でしょう。
そして、これは国による競馬スタイルの 違いの影響もあります。そうなると、騎手についても得意不得意があるのは当然。日本に合わない外国人騎手というのはいるものですし、海外でうまく乗れない日本人騎手というのもいます。
アイルランドの児玉敬調教師は、日本で挑戦したいという外国人騎手に対し、意外にも「おすすめしない」と止めていました。これはやはり競馬スタイルの違いのため。せっかく海外では一流なのに、合わない日本で苦戦して評価を落としてしまうのを見るのは忍びないといった理由でした。
■2018/12/26 マーフィー騎手は天才だが、騎乗停止多く日本では叩かれそうなタイプ
要するに外国人騎手がうまいとは限らないということだけが言いたかったのに、前置きがえらく長くなりました。日本での評価が今後どうなるかわかないものの、2戦続けて私好みの素晴らしい騎乗をして、そこから気に入った外国人騎手が出てきました。オイシン・マーフィー騎手です。
何者だ?とWikipediaを確認。 ちょうど名前を出したアイルランド出身の23歳。別記事によると、ヨーロッパでは注目の若手騎手のようでした。
・イギリスを拠点とする騎手。ヨーロッパにおけるカタールレーシングの主戦騎手を務める。アイルランド・キラーニー出身。
・1年目から41勝を挙げる活躍を見せる。2年目の2014年に英GIIテンプルステークスを制して重賞初制覇。同年は76勝を記録し、イギリスの見習い騎手チャンピオンに輝いている。
・2016年は114勝、2017年は127勝を記録。2017年の仏GIフォレ賞をアクレイム(Aclaim)で制し、GI初制覇を果たす。
・2018年7月にはロアリングライオンとのコンビでエクリプスステークスを制し、イギリスでのGI初制覇を飾った。
別記事というのは、欧州の天才ジョッキー【オイシン・マーフィー騎手】のプロフィール | 海外競馬のブログ。「4000レース以上に騎乗して 複勝率が約40% と素晴らしい成績」で天才とされていました。
ただし、騎乗停止が多く、乗り方が荒いタイプ。日本では苦労するタイプであり、前述の児玉敬調教師は、来日する外国人騎手にまっすぐに乗るように口を酸っぱくして言っています。
私が実際に見たレースでは、強引ということではなく、すんなりとしたコース取り。積極的な騎乗も好きだったのですけど、このコース取りのセンスが気に入った理由の一つでした。 日本を意識して、多少変えているのかもしれませんけど、大いに掲示板で叩かれそうなタイプで心配です。
■2013/3/29 ドイツリーディングシュタルケ騎手、憧れの日本(JRA)で初勝利!
前年2012年ののドイツリーディングで、凱旋門賞騎手でもあるアンドレアシュ・シュタルケ騎手。以下の記事<「夢かなった」デインドリームのシュタルケに初短期免許>(2013年3月15日06時01分 スポーツ報知)によると、日本で乗ってみたいと、かねてから憧れていたそうです。
<11年に凱旋門賞、昨年はキングジョージ6世&クイーンエリザベスSをデインドリームで制覇したシュタルケが今週から日本で手綱を執る。これまでワールドSJS、ジャパンCで来日した経験はあったが、短期免許を取得したのは初めて。「日本の競馬は馬の質、設備などでレベルが高く、競馬場もきれい。以前から来たいという思いはあった。そんな夢がかなった」ドイツの名手は、晴れやかな表情で語った。
ドイツでは、すでにシーズンに入っているが、1か月の滞在を決断した。「オルフェーヴルが昨年、凱旋門賞で2着になった。エルコンドルパサー、ディープインパクトも有名。トップクラスの馬がいるのは把握している。世界中で乗ってきたけど、そこにない何かを見つけたい」。昨年は独リーディングを獲得したベテランは期待に胸を膨らませる>
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20130314-OHT1T00186.htm
日本に来たかったんですね。JRA初勝利を伝える以下のニュース<シュタルケ騎手がJRA初勝利!>(2013.3.23 15:14)でも同じようなことを言っていました。
<23日の阪神競馬5Rをベッラヴォーチェで制したアンドレアシュ・シュタルケ騎手(39)=ドイツ=は、JRA初勝利をマークした。短期免許による来日は初めての同騎手だが、ジャパンC騎乗のために来日した97年11月の初騎乗以来、40戦目でのうれしい初V。
11年にはドイツ人騎手として初めて凱旋門賞を制した(デインドリーム)名手は「初勝利までに少し時間がかかりましたが、阪神競馬場でJRA初勝利を挙げることができてうれしく思います。すでにヨーロッパの競馬が始まっている中で日本に来るということは難しい選択でしたが、調教師に直訴して1カ月間日本に来ることができました。日本の競馬はレベルが高く、ヨーロッパの騎手の多くが日本に来たいと思っています。今回来日することができて、みなさんの前で騎乗できることに感謝しています。これからも応援よろしくお願いします」と来日初勝利の喜びに浸っていた>
http://race.sanspo.com/keiba/news/20130323/etc13032315160004-n1.html
あと、短期免許でも海外渡航届け出すんだ!と思ったのが、次の記事<岩田・武豊・シュタルケの3騎手が海外渡航へ>([騎手] 2013年03月21日(木)15時21分)です。日本所属の騎手と同じ手続きをしている雰囲気でした。
<岩田康誠騎手、武豊騎手、アンドレアシュ・シュタルケ騎手について、海外渡航届の提出があった。
・岩田康誠騎手 (期間)2013年3月24日~4月2日(理由)ドバイシーマクラシック(GI)騎乗のため(渡航先)ドバイ
・武豊騎手 (期間)2013年3月26日~3月31日(理由)ドバイシーマクラシック(GI)騎乗のため(渡航先)ドバイ
・A・シュタルケ騎手 (期間)2013年3月26日~3月31日(理由)ドバイシーマクラシック(GI)騎乗のため(渡航先)ドバイ>
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=73746