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2026年10月22日木曜日

なぜか今頃馬名にサンデーが流行 しかもサンデーサイレンス系じゃない

■2026/10/22 なぜか今頃馬名にサンデーが流行 しかもサンデーサイレンス系じゃない


■2026/10/22 なぜか今頃馬名にサンデーが流行 しかもサンデーサイレンス系じゃない

 2026/10/03土曜日の新馬戦で、サンデーアダチSunday Adachiという名前の馬を見つけました。サンデーサイレンスの直仔でサンデーという名前の馬は結構いましたが、その後は目にしない名前。サンデーサイレンスはもう3代父とか、4代父という遠さになっています。

 しかし、サンデーサイレンスの偉大さを考えれば、個人的にはサンデーの名前を継ぐ馬はいてほしいところ。むしろ賛成です。で、父はサンデーサイレンス系のどの馬かな?と見ると、なんとモーリス。血統の中にサンデーサイレンスは顔を出す程度で、サンデーサイレンス直系ではありません。
 また、母系にはサンデーサイレンスが少しすら入らず、サンデーサイレンスのインブリードがあるわけでもなし。最近の馬は、サンデーサイレンスのインブリードだらけなんですけどね。それすら入らない状態です。

 この時点では今回の話を書くつもりはなかったものの、そのものズバリ「サンデー」(Sunday)という馬が翌日の2026/10/04日曜日にデビュー。馬名にサンデーが「流行」というのは大げさでしょうが、連日サンデーという単語の入った馬がデビューして驚きました。
 そして、こちらの血統を見ると、なんとこれまたモーリス産駒です。こちらの場合は、サンデーサイレンスのクロスは成立。サンデーサイレンス     12.50%     4 x 4とはなっています。ただ、特別珍しいわけではありません。サンデーサイレンス系が栄えすぎて、最近は濃いサンデーサイレンスのクロスがガンガン出ています。

 気になるのは、なぜサンデーという名前なのかというところです。
 サンデーアダチの馬主は柳田悠岐さん。「あだち」ではなく、これも謎でした。考えていて、サンデーアダチのサンデーは、サンデーサイレンスのサンデーじゃないのか!と気づきます。たぶん漫画雑誌・少年サンデーのサンデーじゃないでしょうか。
 「あだち」というのは、「タッチ」などで知られる漫画家の「あだち充」の「あだち」じゃないでしょうか。あだち充さんはずっと少年サンデーで連載していました。
 ただし、JRA公式を見てみると、馬名意味は「日曜日+人名より」のみで、あだち充さん由来かどうかは不明でした。

 サンデーアダチの母は「ラヴアンドフェイスLove and Faith」という馬。特に父母から連想した名前ではないと思われます。
 一方、サンデーの方は母ジェルミナーレ。フランス革命暦の月名のひとつで、こちらも特に関係なさそうです。ちなみに、サンデーの馬主は、(有)ターフ・スポートです。

 特に期待せずに、サンデーの方も由来を一応見てみると、予想外なことにちゃんとした説明がありました。「太陽のように明るく元気な女の子。母母名から連想」とのこと。母母つまり祖母は、サンフラワーガールという名前でした。私も血統表見て、直訳すればひまわり娘だけど、一応これもサンSUN関係だなとは思ったのですが、まさかここが由来とは…。
 ちなみに、サンフラワーガールも特にサンデーサイレンス産駒ということはなく、父タイキシャトル 、母ランバダスタイル、母父ダンシングブレーヴでした。


2026年10月18日日曜日

父も母も「ダンス」、名付けた子供の馬名は?

■2018/11/21 父も母も「ダンス」、名付けた子供の馬名は?
■2022/03/15 競馬ゲームをやると馬名に悩んでゲームが進まない!



■2018/11/21 父も母も「ダンス」、名付けた子供の馬名は?

 珍名馬が好きでちょくちょく取り上げていますけど、珍名というよりはセンスに感心した馬名がありました。ただ、昔の馬。 タップダンスシチーとダンスヴィオレの2007年生まれの馬です。
 父タップダンスシチーと母ダンスヴィオレなので、父母あわせてダンスが2つで「ダンスダンス」でもおもしろいと思うのですけど、ちょっとひねって「ツーステップ」。これに冠名(おそらく)をつけてハマノツーステップでした。馬主は、浜井弘至さんという方です。
 なお、15戦0勝 [0-0-1-14]448万円 (中央) ということで、全然活躍はしていません。

 ところで、ダンス関係の名前と言うと、ノーザンダンサーが思い浮かびます。その産駒もダンス関係がいて、ニジンスキーは、ロシアの伝説的なバレエダンサーであるヴァーツラフ・ニジンスキーから。
 また、昔だと 別の系統でネイティヴダンサーという大種牡馬も。ネイティヴダンサー産駒でダンス関係だと、オグリキャップの父であるダンシングキャップがいます。

  ハマノツーステップの父タップダンスシチーはこれら2系統とは無関係。タップダンスシチーは、リボー、ヒズマジェスティの系統であり、父のプレザントタップが由来でしょう。プレザントタップは「愉快なタップ」といった意味でしょうかね。
 一方、ハマノツーステップの母のダンスヴィオレは、その父のダンスインザダークから。ご存知の通り、ダンスインザダークはサンデーサイレンス産駒ですので、サンデーサイレンスという名前はダンスに関係ありません。ダンスインザダークは母のダンシングキイの方から。そして、このダンシングキイは前述した父のニジンスキーからであり、私が思い浮かんだ片方との関係はありました。馬名はこういう祖先からの繋がりもおもしろいですね。



■2022/03/15 競馬ゲームをやると馬名に悩んでゲームが進まない!

 久しぶりに競馬ゲームをやろうかと思ったのですが、私は競馬ゲームをやると、馬名を名付けるところで悩んで全然ゲームが進みません。そこで、先に馬名をたくさん考えておこうと思って、最近、日課の散歩のときなど、暇なときに考えています。
 ただ、なかなか良い名前が思い浮かびません。ボツ馬名ばかり出てくるので、ここではちょっとそこらへんを紹介して「供養」しておこうかな…と。

 あと、今度やるときは、好きな馬をモデルホースを決めて、その血統を延々とつなげて行きたいな…と思っています。私はPOGでも近親や父が好きな馬…といった感じで選んでおり、そこらへんの思い入れが競馬の魅力だと思います。
 ただ、これでやると、かなり馬選びが限定されちゃうんですよね。なので、血統的にちょっと似てればモデルホースと近いと思い込む…ということで、これからはどんどん甘く、どんどん広くしていきたいと思ってもいます。それもどうなのか?という話ではあるんですけど…。

 で、馬名も基本的に好きな馬にちなんだ名前…ということになります。「~系」となっているのは、そのモデルホースということです。

・ヨジゲングルービー (サイレンススズカ系)
 これがなんでサイレンススズカにちなむ名前なのか?と言うと、サイレンススズカの二つ名「異次元の逃亡者」から。その異次元からさらに四次元に広げちゃってるんですけどね。正直「異次元の逃亡者」ってのは、私は聞いたことない二つ名だったのですが、これまたなるべく広く広くしていかないと、すぐにネタ切れになるということで採用しています。
 ただ、「イジゲン」と言うと真っ先に思い浮かぶのは、POG馬だったメイショウイジゲンですね。中央では勝利できなかったものの、未勝利で長く好走を続けて結構楽しめました。このメイショウイジゲンは同じくPOG馬だったメイショウテッサイの近親ということで指名。メイショウテッサイはメモを確認すると、兄のメイショウクオリア(この馬は特に好きではなかった馬)が重賞を勝っていたという理由での指名でした。メイショウテッサイも未勝利を勝てなかったものの、地方からのカムバックで中央でも1勝、全部で66戦するという息の長い活躍をしてくれて好きでした。主に追込が主体で、いつも「いつか来るんじゃないか!」と期待させてくれた馬です。馬券もずいぶん買いました。
 「ヨジゲングルービー」という馬名の話を全然していませんでしたが、これはなんとなく響きがコミカルでいいかな?と思ったもの。ただ、その程度なので、もうひと押し足りなかったんですよね。
 あと、名前の響きは昔あった「サムライトルーパー」というアニメに似ているな…と後から思いました。と書いて、見直すと、言うほど似てないですね。ちなみに「サムライトルーパー」は名前を知っているだけで、見たことはないアニメなので、全然内容はわかりません。


2026年10月7日水曜日

シズカチャンという名前の馬がいた!怒られなかったの?

■2024/10/07 シズカチャンという名前の馬がいた!怒られなかったの?
■2023/08/03 珍名ズバットマサムネ、サイコウダネ VS エガオニナッテ、ガイアメンテ、ローゼンナイツ、ローザサンリヴァル


■2024/10/07 シズカチャンという名前の馬がいた!怒られなかったの?

 ゲームのために考えた競争馬の名前でボツったシズカゴゼンという名前。検索してみると、過去に少なくとも3頭はいみたいですね。
 直近は2008年生まれのムーンバラッド産駒。地方競馬で未出走のまま抹消されています。一番走った子(1986年生まれ・ホワイトフオンテン産駒)ですら、375.1万円。3頭ともさっぱり走らなかったようです。

 ところで、そもそも静御前(しずかごぜん)ってご存知でしょうか。源義経の恋人として有名だった方です。たぶんドラえもんのしずかちゃん、源 静香(みなもと しずか)の名前の元ネタだと思われる方。今だとドラえもんのしずかちゃんの方が有名かもしれません。

<静御前(しずかごぜん、生没年不詳)は、平安時代末期から鎌倉時代初期の女性白拍子。母は白拍子の磯禅師。源義経の妾。
 『吾妻鏡』によれば、源平合戦後、兄の源頼朝と対立した義経が京を落ちて九州へ向かう際に同行するが、義経の船団は嵐に遭難して岸へ戻される。吉野で義経と別れ京へ戻った。しかし途中で従者に持ち物を奪われ山中をさまよっていた時に、山僧に捕らえられ京の北条時政に引き渡され、文治2年(1186年)3月に母の磯禅師とともに鎌倉に送られる。 >

 ちなみに「シズカ」だと4頭がヒット。「シズカチャン」もいるか?と検索したら1頭いましたわ! JRA的にはOKだったようです。まあ、ドラえもんのしずかちゃんだとは特定できませんしね。商品名でもありません。
 シズカチャンは2003年生まれですので、結構最近でした。父がサンデーサイレンス産駒のチアズサイレンスであり、ここから連想した名前だと思われます。


■2023/08/03 珍名ズバットマサムネ、サイコウダネ VS エガオニナッテ、ガイアメンテ、ローゼンナイツ、ローザサンリヴァル

 2023/08/05の新馬戦チェック。新潟のダートでは1番人気になりそうなローゼンナイツがわりと好きな名前。血統を見ると、薔薇一族ではない上に、父や母などもバラ関係なさげでした。父がデクラレーションオブウォー、母がマーキークラブです。念のために…と母の意味も調べると、「過去イギリスに存在したライブハウス名」との説明で。やはりバラとは無関係でした。
 同じ日の新潟の芝にも、ローザサンリヴァルというまたバラ関係の馬名を発見。やはりわりと好きな名前。血統を見ると、こちらは今度こそ!な感じで薔薇一族。馬名意味は「無敵の薔薇(仏)」だそうです。

 日曜日では札幌のガイアメンテが馬名ではなく、能力的に気になるところ。アウトブリードなのは好きじゃないですけど、他は全部良い…といった感じで好みです。

 今週は珍名馬いないなーと思いつつ、土曜日も確認。札幌の カズトシクンはやっとちょっとおもしろい名前でしょうか。カズの冠名もあるので、カズ+トシクンという可能性はありますが、普通はカズトシ+クンでしょうね。
 馬主名を見ると、天野 克彦さんで、カズの冠名の小林さんではなく、カズさんでもなく、カツさんでした。馬名意味の説明は人名愛称のみとなっています。
 同じレースでは、牡馬はマサムネの冠名を使う塩澤正樹さんのズバットマサムネもユニークな名前。こちらの方が珍名らしい珍名ですかね。塩澤正樹さんの馬名は珍名率が高く、助かります。

 新潟は1800mの方でサイコウダネが目に付きます。珍名ではなく、普通にいい名前と言って良い感じ。最高すわ。
 同じレースでは、テンノナウシカも人気出そうな名前です。

 新潟1600の方では、エガオニナッテは私が好きだったエガオヲミセテを思わせるいい名前。特にエガオヲミセテの近親ではないようです。
 馬主もエガオヲミセテの小田切 有一さんではありません。が、びっくりしたのは、馬主が東豊物産であったこと。トーホウの冠名でおなじみのところですから、今回は特別なようです。


2026年10月1日木曜日

珍名馬オオタニズスマイル、プシプシーナ、トントンプー、キミニメロメロ、イロイロ、ノビル、スタコラサッサ

■2023/10/06 珍名馬オオタニズスマイル、プシプシーナ、トントンプー、キミニメロメロ、イロイロ、ノビル、スタコラサッサ


■2023/10/06 珍名馬オオタニズスマイル、プシプシーナ、トントンプー、キミニメロメロ、イロイロ、ノビル、スタコラサッサ

 最近珍名馬の少ない週が続いていたのに、今週はなぜか大量。よりによって今週は時間ないんですよね。こういうときに限って多いです。なるべくサクサク行きましょう。

 今週は人気になりそうな馬でも何頭か珍名馬。オオタニズスマイルがそういった馬の1頭。たぶん大谷翔平選手由来でしょうね。大谷翔平さんの人気はすごいです。

 もう1頭、プシプシーナも人気になりそうな1頭。でも、なんかちゃんとした意味あるんだろうなと公式を見ると、「猫(ギリシャ語)」という可愛らしい意味。意味を知ると、途端に良い名前に見えてきますね。
 猫に関する珍名は、彼自体も珍名だと感じるストームキャットのせいでかなりいます。しかし、プシプシーナは全然関係なさげ。
 念のために…と母の名前パープルセイルを見ると「紫の帆」ということで全く関係なし。父エピファネイアはクリスマスから12日目にあたる1月6日「公現祭」(ギリシャ語)。母父はフジキセキです。エピファネイアからギリシャ語というところだけもらった感じですかね。

 響きがいかにもユニークなトントンプーは、よりスタンダードな珍名馬でしょう。しかし、これもクソ真面目な意味があるのかもと検索すると、「馬名意味    東東風(麻雀用語より)」とのこと。え、知らないんですけど…。ローカルな役なのかと検索したものの、不明でした。

 その他、キミニメロメロ、イロイロなんかも気になったところ。ノビルは良い名前とも言えそうなタイプですが、「伸びる」なのか植物の「野蒜」なのか迷いました。公式によると、「花名。花言葉はタフなあなたの事が好き」ということで、花の方でした。

 番外編としては自身は普通の名前であるホウオウドルーリーの母スタコラサッサも紹介。逃げてこそな名前ですが、6戦して4番手が最高、二桁追走の位置が多い上に、着順はほとんど二桁。こんな成績なのに子供のホウオウドルーリーは人気になりそう…というのが、競馬のおもしろさですね。



珍名モズトキキ VS メリオーレム、リーチユアドリーム、フルレゾン、リンドバーグ、アズベリー

■2023/08/25 珍名モズトキキ VS メリオーレム、リーチユアドリーム、フルレゾン、リンドバーグ、アズベリー


■2023/08/25 珍名モズトキキ VS メリオーレム、リーチユアドリーム、フルレゾン、リンドバーグ、アズベリー

 あんまり気になる名前の馬いないなーと思っていた今週の競馬。最初に目についたのは、モズトキキでした。公式の説明は「冠名+人名愛称」となっているんですけど、これたぶん「冠名+と+人名愛称」で「モズとキキ」ってことじゃないですかね。「キキとララ」「ぐりとぐら」みたいな名前。英語表記も「Mozu to Kiki」でしたので、やはりこの理解で良さそうです。珍しい命名の仕方、アイデアの感じる命名の仕方です。
 馬主さんはもちろんモズの冠名でおなじみキャピタル・システム。モズアスコット、 モズスーパーフレアなどが代表馬。モズトキキの母も所有馬のモズジャカランダでした。

 リーチユアドリームは結構好きだなと思った名前の馬。結構人気になりそうで、リーチザクラウンの期待馬か?とリーチザクラウンが好きだった私は期待しましたが、マインドユアビスケッツ産駒で残念。母父などとも関係なく、母名がナッシングバットドリームズだったのでそれが由来のような感じ。ちなみに母のナッシングバットドリームズもその母デインドリームからの連想でしょう。 デインドリームは凱旋門賞など、G1を勝ちまくった歴史的名牝であり、良血です。

 注目馬の方では、小倉2000mのメリオーレム。父シュヴァルグランは正直それほど期待されていないと思うのですけど、意外に走りそうな感じ。兄弟も1勝程度であり、これもやはり強調できないところ。ただ、これくらいの地味さが好みなんですよね。POG指名するかどうか迷っています。

 リアルスティール産駒のアズベリーは正直好きな感じではないものの、インブリードが濃いな~と思ったので注目。以下のように3 x 3、3 x 4という濃いところが入った4本の多重インブリードです。

Storm Cat     25.00%     3 x 3
Monevassia、Kingmambo     18.75%     3 x 4
Mr. Prospector     12.50%     4 x 5 x 5
Northern Dancer     9.38%     5 x 5 x 5

 今週はなぜか気になる名前の馬が少ないので、注目馬を多めにやりましょう。とは言っても、なぜか能力的に気になる馬も少ないので、おまけした感じですけど、アズベリーと同じレースではフルレゾンの方が好み。姉に函館2歳S(G3) 2着の カイカノキセキがいて、仕上がりは早そう。父がオルフェーヴルに変わったのもプラスでしょう。

 うーん、困った。まだ少ないですね。今週最も気になっているメリオーレムのレースでは、ドゥラメンテ産駒リンドバーグも気になるところ。もっと人気になりそうな馬がいますが、メリオーレムのライバルとしてはこの馬を一番警戒しています。


2026年9月30日水曜日

アルママ・ナイママの名前の由来は仏教って本当?

■2020/01/04 アルママ・ナイママの名前の由来は仏教って本当? 
■2023/03/10 禅僧が書いた『ないがままで生きる』という書籍があった! 
■2025/09/11 重賞5勝G1・1勝の名牝の子が全然走らず 兄弟で通算中央2勝!

■2020/01/04 アルママ・ナイママの名前の由来は仏教って本当?

 アルママ・ナイママって変な名前だなと思っていたら、由来がOur Pleasure 2018年10月号 馬恋慕(河村清明)に載っていました。
 岡田繁幸さんによると、「お釈迦様の言葉が由来」だとして、以下のように説明していたそうです。

「お釈迦様の教えを弟子たちが経典にまとめようとした時に『そんなことはしなくていい。すべてはあるがままに受け入れるしかない』と言われたそうなんです。馬名を決める頃、自分は体調を崩していて、あるがまま、ないがままを素直に受け入れなければ体が保たんぞって思ったんです。そういう生き方に近づかなければダメだって、自分を戒いましめる意味合いを込めて、アルママ、ナイママって名前を選びました」

 「あるがまま」ならわかったんですけど、「アルママ」ってやっぱちょっと妙な感じ。さらに、ナイママの場合は、上記のエピソードにある話「そのまま」ではなく、ここから派生してつけた名前のようでした。

  ところで、このインタビューの時点では、岡田さんはアルママに期待していた感じで、デビュー前の扱いもそうでしたね。G1ヴィクトリアマイルの勝ち馬ホエールキャプチャの子ということで、ビッグレッドでは珍しい良血。父も普通にオルフェーヴルという良い種牡馬。こりゃ1億円以上だろう…と思ったら、 1億8,360万円 (2016年 セレクトセール)でした。ただ、現時点では1勝で鳴かず飛ばずとなっています。
 一方、このときはおまけ程度の扱いだったナイママは結構頑張っています。地方所属時代にコスモス賞1着、札幌2歳Sを2着。この時点では期待できそうな感じでした。ただ、その後、札幌開催が終わり、五十嵐冬樹騎手から柴田大知騎手に乗り代わってからはいまいち。中央入りしても復活していません。アルママよりは活躍しているんですけどね。
 あっ、値段を見るのを忘れていました。648万円 (2017年 北海道サマーセール)とやすかったにも関わらず、すでに獲得賞金4000万円の活躍です。近親に活躍馬はおらず、父もダノンバラードという地味馬。良血よりこっちの馬の方が岡田繁幸さんらしくて好きですね。

■2023/03/10 禅僧が書いた『ないがままで生きる』という書籍があった!

 「ナイママ」の方は元の仏教の話から派生した感じとしていたら、普通にお坊さんも言っているのか、ズバリ『ないがままで生きる』というお坊さんが書いた書籍があることを知りました。書籍の発売は2016/1/7。ナイママのデビューの2018年より2年くらい前ですね。

『ないがままで生きる』(玄侑 宗久)



<この本では、「無分別」「無常」「無我」「無心」という仏教の智慧、また「無為自然」に象徴される老荘思想、そして「無限」では、秩序や必然が、いかに人間の自由に関わるのかを考察してみた。いずれも人間そのものの、最も平和な在り方についての話である。日本で成熟した仏教や禅、老荘の考え方に、今だから触れてほしい>

<玄侑宗久(げんゆう そうきゅう)
昭和31年(1956)、福島県三春町生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業後、さまざまな仕事を経験。その後、京都天龍寺専門道場に掛搭。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職。僧職のかたわら執筆活動を行ない、平成13年『中陰の花』で芥川賞を受賞。また、平成26年には東日本大震災を被災者の視点で描いた『光の山』(新潮社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞>
 
 レビューを見ると、<禅僧であり小説家でもある著書が、「あるがまま」の先を行く「ないがまま」を提唱し、それをエッセイとして展開して行きます>といった話がありました。
 「ないがまま」は老子の思想を思わせるところも個人的にはあったのですが、上記の書籍紹介で出ているように、この書籍内でもそういった話はあるようで、同じレビューアーが以下のように書いている部分があります。

<老荘思想に見る、「あくまで受け身、それも強靭なまでの受け身の姿勢」や、仏教の観音思想にある、「状況の変化に応じて自らを無限に変化させ、それを楽しもうという態度」といった辺りに、対処力に特化した極意を感じました>

 別のレビューアーは「あるがまま、には無理があるから」という興味をそそらせるタイトルで、以下のように書いていました。よく用いられる「あるがまま」という言葉よりも、あまり聞かない違和感を覚える「ないがまま」の方が無理がないのかもしれません。

<玄侑氏は「あるがまま」という言葉に戸惑うという。人間にはいろいろな面があり、「自分」の幅も広い。仏教は人間を六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天道) の幅で、「どの状態になってもその人」と見る。
 状況によって人は悪魔にも天使にも変わるのに「あるがままでいいんだよ」と言われても、どのあたりの自分でいいのか。
 最近は子どものときから「個性を伸ばす」などと言われるけれども、「私という個性はこう」と自分を統一することには無理がある。
 そもそも、自分の考えも喜怒哀楽も、青空にポッカリ浮かんだ雲のようなもので、「ない」のがもともとの状態。
 そう考えて、「ないがまま」という言葉を造ったという>

 したがって、「自分がどういう人間か」という「個性」の「あり方」を探すのは無理があるということに。一方で、確定した個性がなくとも、「私は誰でもない」というのも事実。この予測できない自分の「ないがまま」を楽しみ、無心に生きようというメッセージだと受け取ったそうです。

 ■2025/09/11 重賞5勝G1・1勝の名牝の子が全然走らず 兄弟で通算中央2勝

 ヴィクトリアマイル(G1)を勝った他、関西TVローズS(G2)、府中牝馬S(G2)、デイリー杯クイーンC(G3)、東京新聞杯(G3) を勝った名牝ホエールキャプチャ。G1・2着も3回、G1・3着も2回ということで、まぐれ勝ちG1馬タイプではない、勝利数以上の強さを感じさせた馬でした。

 ただ、牝系図を見ていて驚いたのが、産駒が全然走っていないことです。中央未勝利ではないのですけど、私が見た時点で中央で勝てたのはただ一頭でした。
 その後、これを知ったきっかけの今年のデビュー馬サトノアイボリーが新馬戦で勝利。とはいえ、重賞5勝G1・1勝の名牝の子としてはやはりまだまだ物足りないですね。

 ちなみに、私が見た時点で唯一の中央勝利馬は、他の兄弟が未勝利なのに1人で2勝したアルママでした。中央時代はビッグレッドファーム、岡田繁幸さんの馬。アルママは長男だったために、良血馬なのに走らなくて失敗という印象だったと思われますが、その後の兄弟が壊滅的だとわかった後で見ると、「さすが岡田繁幸さん!この兄弟で2勝させたなんて!」となります。個人的にはもっともっと走ってほしい血統ですどね。

 |-- ホエールキャプチャ ( 牝 2008 芦毛 クロフネ ) 7勝
 |   |    1着 - ヴィクトリアマイル(G1)、関西TVローズS(G2)、府中牝馬S(G2)、デイリー杯クイーンC(G3)、東京新聞杯(G3)
 |   |    2着 - 阪神ジュベナイルF(G1)、桜花賞(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)
 |   |    3着 - 優駿牝馬(G1)、秋華賞(G1)、札幌記念(G2)、府中牝馬S(G2)、KBSファンタジーS(G3)
 |   |-- アルママ ( 牡 2016 芦毛 オルフェーヴル ) 2勝、地方2勝
 |   |-- プレイズネイチャ ( 牝 2017 鹿毛 キングカメハメハ )
 |   |   `-- オーサムピクチャ ( 牝 2021 鹿毛 キズナ ) 地方2勝、中央現役
 |   |-- トーセンマッシモ ( セ 2018 芦毛 キングカメハメハ ) 地方14勝
 |   |-- ヘブンズドア ( 牡 2019 鹿毛 オルフェーヴル )
 |   |-- アオイテン ( 牡 2020 芦毛 ロードカナロア )
 |   |-- サトノリアン ( 牡 2021 鹿毛 キズナ ) 地方2勝、中央現役
 |   |-- マザーズウィル ( 牝 2022 鹿毛 キズナ ) 中央現役
 |   |-- サトノアイボリー ( 牡 2023 芦毛 エピファネイア ) 1勝、中央現役
 |   `-- ホエールキャプチャの2024 ( 牡 2024 鹿毛 エピファネイア ) 
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023105380/


2026年9月29日火曜日

珍名馬・群馬県示すツルマウカタチ(つる舞う形)、カワ、タキ VS シャトーディフ、クルミナーレ

■2023/09/15 珍名馬・群馬県示すツルマウカタチ(つる舞う形)、カワ、タキ VS シャトーディフ、クルミナーレ


■2023/09/15 珍名馬・群馬県示すツルマウカタチ(つる舞う形)、カワ、タキ VS シャトーディフ、クルミナーレ

 最近珍名馬がいなかったので、久しぶりの更新。デビュー馬はむしろ増えている感じなのに、珍名馬が減っているというのは不思議。夏競馬の方が珍名馬が多い…みたいなのあるんですかね?

 とはいっても、今週も珍名馬は少なく、おもしろ系よりは変わっていて、普通の意味で珍しいなという馬がちらほら。その中で一番変わっていると思ったのは、わりと人気になりそうなツルマウカタチですね。
 私はこれ、最初、以前活躍馬を出した冠名の「ツルマル」と誤読。で、どこで切るの?と悩み、「ツル+マウ+カタチ」で「鶴舞う形」(鶴が舞う形)かな?と思います。これなら意味が通じしますね。
 しかし、私が知らないだけで「つるまう」という動詞があるのかも…と検索。すると、<群馬の由来と歴史~“つる舞う形”ができるまで~ - まっぷるトラベルガイド>というページがヒットしました。群馬県民には群馬県を示すワードとして定着しているんだそうです。

<上毛かるたで「つる舞う形の群馬県」と詠まれているように、群馬の形は鶴が羽ばたく形に見えます。群馬県の南東部がくちばしで、上下(南北)に翼を広げて羽ばたいているシルエットです。群馬県民ならみな「県の形は鶴の形」と答えるこの形になるまでには、さまざまな変遷がありました。>
https://www.mapple.net/articles/bk/9610/

 公式の馬名説明では「鶴舞う形。上毛かるたより」とのこと。上毛ってのがそもそも群馬県のことじゃなかったっけ?と思ったらそうですね。1947年(昭和22年)12月に群馬文化協会が初版を発行した [1] 郷土かるただそうです。
 馬主は星野 壽市(じゅいち)さん。鉄のスクラップ加工、産業廃棄物処理などを手がける三栄商事株式会社代表取締役会長。てっきり群馬県出身なんだと思ったら、金物で有名な新潟県三条市出身。しかし、やはり会社などは群馬県でした。そもそも所有馬に「上毛かるた」のフレーズを使用していることで知られている馬主さんなんだそうです。知りませんでしたわ。

「上毛かるた」由来の所有馬
「上毛かるた」由来の馬名は1世代につき1頭名付けている[4]。

アサマノイタズラ[5]
「浅間のいたずら 鬼の押し出し」より
エンギダルマ[6]
「縁起だるまの少林山」より
ココロノトウダイ
「心の灯台 内村鑑三」より
テンカノギジン[7]
「天下の義人 茂左衛門」より
ヘイワノツカイ
「平和の使徒 新島襄」より
ライトカラカゼ
「雷とからっ風 義理人情」より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E9%87%8E%E5%A3%BD%E5%B8%82

 他に気になった馬名はカワ、タキといういずれもシンプルネームな馬名。珍名と言って良いかどうか迷うところですが、珍しいことは間違いないでしょう。てっきり同じ馬主さんだと思ったら、それぞれTNレーシング、(株)スリーエイチレーシングと異なります。ちなみにタキの方はPOG指名馬でもあります。
 馬名意味はそれぞれ「カワウソの女の子より」「人名より」となっていました。「カワウソの女の子より」というのは、検索してみると、多摩動物公園に以前カワちゃんというカワウソがいたとわかったのでそれが由来でしょうか。他の動物園でもありそうな名前ですけど…。

 3頭だけなので、好きな馬の話も。同じレースでぶつかるシャトーディフ、クルミナーレがともに近親がすきな馬です。
 シャトーディフはソングラインの姪っ子というべきなのですけど、私的にはルミナスウイング、モンローブロンド、Attractionなどの近親という血統。大好きな血統で、なおかつ成功して活躍馬の多い血統ですね。それなのによりによってソングラインなど、活躍している馬をことごとく指名できていないのは私らしいです。
 クルミナーレの方は勝ち上がり率の高いクロウキャニオンの子。キラウエア、ヨーホーレイクなどが活躍しています。が、これも私が指名したときの馬はあまり走らない…という見事な逆神状態に。今年は指名しましたので、また走らないかもしれません。


2026年9月19日土曜日

昔は輸入種牡馬を人気出そうな馬名に変更してた?ナスアローの例

■2020/04/17 馬名変更できるんだ!カシアスがケモノ(Kemono)に馬名変更
■2024/12/16 日本でも出走後の馬名変更!名馬トキノミノルも馬名変更
■2022/05/08 昔は輸入種牡馬を人気出そうな馬名に変更してた?ナスアローの例


■2020/04/17 馬名変更できるんだ!カシアスがケモノ(Kemono)に馬名変更

 デビュー前の馬の馬名を変更するというケースは何度か聞いたことがあったものの、すでにデビューしている馬を馬名変更できるとは思いませんでした。でも、できるみたいですね。ただ、日本国内ではなく、海外へ移籍して…というケースです。
   【海外競馬】豪州移籍のカシアス“Kemono”に馬名変更、9月1日に移籍初戦の可能性 | 競馬ニュース - netkeiba.comによると、父キンシャサノキセキ、母ラブディラン、その父ディラントーマスのこの馬は日本でカシアスとしてデビュー。2017年の函館2歳Sに勝利しています。
 ただ、翌年の NHKマイルC10着後に、豪州のダレン・ウィアー厩舎に移籍。オーストラリアデビューの前にケモノ(Kemono)に馬名変更を行った…という話でした。
  実はこれ、キンシャサノキセキのWikipediaを見ていて気づいたもの。 「グレード制重賞優勝馬」のところで「カシアス / Kemono[注釈 1] 」という書き方をしていてあれ?って思ったんですね。ここで「オーストラリアに移籍後、馬名が変更された」と書かれていました。
 こういう場合、netkeibaはどうしているのか?と思ったら、「カシアス」のまま。「kemono」で検索してもヒットしません。ただ、海外の戦績は逐次反映していないため、日本やビッグレースへの参戦があれば、情報更新されるかもしれません。一方、Wikipediaは「ケモノ (競走馬)」というタイトルにしていました。
 
 ちなみに元の名前の「カシアス」は全然「ケモノ」とは関係ない名前。「人名より」とのことでした。おそらくボクシング世界チャンピオンのモハメド・アリの本名カシアス・クレイからとったのではないかと思われます。父のキンシャサノキセキは、モハメド・アリがザイール共和国(現コンゴ民主共和国)の首都キンシャサでジョージ・フォアマンに勝ち、プロボクシング世界ヘビー級王座を奪還した際に謳われた「キンシャサの奇跡」から取られた名前でした。
 このモハメド・アリに「獣」というあだ名があったみたいな話じゃなくて、やはり新しい名前の「ケモノ」は特に関係ないのでは?と予想。モハメド・アリで有名なたとえ(?)は、「蝶のように舞い、蜂のように刺す!」でした。獣じゃなくて虫です。ケモノというのは、特に血統などとは関係なく、改名された感じがします。


■2024/12/16 日本でも出走後の馬名変更!名馬トキノミノルも馬名変更

 <馬名変更できるんだ!カシアスがケモノ(Kemono)に馬名変更>で書いていた馬名変更に関する話がニコニコ大百科の<競走馬の命名規則とは (キョウソウバノメイメイキソクとは) [単語記事]>にありました。ニコニコ大百科は出典がなく、信頼性はいまひとつではありますけどね…。

<以下、特記がない限り日本の競走馬について解説する。
競走馬名の登録にはルールが設けられており、審査を通過した馬名のみ使用可能となる。
申請した際に却下されるケースも当然あるため、申請の際には申込書に第3希望まで記載することが可能である。また、初出走後の馬名変更は現在はいかなる事情があろうとも認められていない。>
https://dic.nicovideo.jp/a/%E7%AB%B6%E8%B5%B0%E9%A6%AC%E3%81%AE%E5%91%BD%E5%90%8D%E8%A6%8F%E5%89%87

 初出走前なら1回まで変更は認められているという話もありましたが、<初出走後の馬名変更は現在はいかなる事情があろうとも認められていない>とあるので、日本ではやはり出走後の馬名変更は認められていないようです。カシアスがケモノに馬名変更の件で、私が驚いたのは当然でしたね。海外ならではのようです。
 なお、過去には日本でも変更が認められていたという話も、ニコニコ大百科ではありました。そういえば、ダービーなどを勝った歴史的な名馬であるトキノミノルが馬名変更だったという話は聞いた覚えがありますわ…。

<かつては初出走後も2歳(旧3歳)時や中央・地方移籍の時にも改名が認められており、「パーフエクト」が新馬勝ちした後「トキノミノル」に、夏競馬でデビューし8戦した「タマサン」が年明けに「ダイナナホウシユウ」に、南関東公営競馬で走っていた「ネンタカラ」が中央移籍時に「ゴールデンウエーブ」に改名した例がある。
 これ以外では例外的な事例で促音(小さなッ)や、拗音(小さなャュョ)の表記が可能になった時に、菊花賞と天皇賞(秋)を勝っていたニツトエイトがニットエイトと5歳時(旧6歳)の現役中に表記変更を行った事がある。>


■2022/05/08 昔は輸入種牡馬を人気出そうな馬名に変更してた?ナスアローの例

 ナスルーラの直仔であるAbou Ben Adhemという種牡馬は日本に輸入されたとき、ナスアローと名前を変えられたようです。元の名前の最初は一瞬見間違えそうですが、「アロー」ではなく「Abou」。一語も合っていませんね。
 <ナスアローの掲示板 | 競走馬データ - netkeiba.com>のコメントでは、以下のような説明で同じ輸入種牡馬でナスルーラ系のキングナスルーラもそうだとしていました。ウェブではこれと同様の記述が見られるサイトがあります。

<自身の競争成績が一流とはいえないため、
ナスルーラ直仔をアピールするために登録名を変えたらしいです。
同様にInaugural Day→キングナスルーラーというのも>
https://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=000a000a09

 一方で、「私見ですが」として、「単に名前が難しい、もしくは名前の響きが悪いからと考えています」と書いている人もいました。ただ、飽くまで「私見」ですので、事実ということはないのでしょう。前述の情報も信頼できるソースがないことには変わりないのですが…。

<メジロアサマの母(引用者注:日本では「スヰート」)も英名はSweet Sixteenで、これは名前が長いからと思います。
'80年代にはプロ野球も名前が長い外国人選手はファーストネームで選手登録する様になりましたね。西武ライオンズのスティーブ・オンティベロス、テリー・バートランド・ホィットフィールドは2人共にファーストネームでした>

 先程のキングナスルーラーの当初の名前「Inaugural Day」は、「(米国の)大統領就任式の日」という意味。キングはこのプレジデント(大統領)からの連想かもしれませんけど、だいぶ違います。プレジデントがキングになっちゃったのは不思議な感じですね。
 一方、「Abou Ben Adhem」は英語ですらなさげ。なんとなくイスラム系の人名かな?と思いました。で、検索してみると、ポエムが出てきました。Wikipediaが存在しており、かなり有名なポエムのようです。全然「アロー」とは関係ありませんね。

"Abou Ben Adhem" is a poem written in 1834 by the English critic, essayist and poet Leigh Hunt. It concerns a pious Middle Eastern sheikh who finds the 'love of God' to have blessed him. The poem has been praised for its non-stereotypical depiction of an Arab. Hunt claims through this poem that true worship manifests itself through the acts of love and service that one shows one's fellowmen and women. The character of 'Abou Ben Adhem' is said to have been based on the ascetic Sufi mystic Ibrahim bin Adham.  
<「アブ・ベン・アドヘム」は、1834年に英国の評論家、エッセイスト、詩人のリー・ハントによって書かれた詩です。 それは、「神の愛」が彼を祝福したと考える敬虔な中東のシェイクに関するものです。 この詩は、アラブ人の非ステレオタイプの描写で賞賛されています。 ハントはこの詩を通して、真の崇拝は、仲間や女性を示す愛と奉仕の行為を通して現れると主張しています。 「アブ・ベン・アドヘム」のキャラクターは、禁欲的なスーフィーの神秘的なイブラーヒーム・ビン・アドハムに基づいていると言われています。>(グーグル翻訳)



2026年9月18日金曜日

珍名馬イツモニコニコ、ウマピョイ、ニャンニャン、パクパクデスワ、ジンセイ、ジンセイハオマツリ

■2023/09/01 珍名馬イツモニコニコ、ウマピョイ、ニャンニャン、パクパクデスワ、ジンセイ、ジンセイハオマツリ
■2023/08/18 珍名馬ジンセイ、ピカリ、ハテナビト。アカキチノイレブン、キミハスコール VS ショウナンサクレツ、ラヴスコール
■2021/06/04 クロニクルノヴァはおばにノームコア、クロノジェネシス


■2023/09/01 珍名馬イツモニコニコ、ウマピョイ、ニャンニャン、パクパクデスワ、ジンセイ、ジンセイハオマツリ

 先週以上に今週はピンとくる名前の馬がいなくておやすみにしようかと思ったのですけど、いい名前の馬がいました!
 その名もイツモニコニコ。珍名ですが、いい名前でもありますね。好きです。
 商売人っぽさも感じて馬主さんを確認。大田恭充さんという方。他の馬を見ると、ウマピョイ、ニャンニャン、パクパクデスワなど珍名馬の宝庫。代表馬はドスハーツという馬ですが、知らない馬でした。

 今週デビューの馬としてはもう1頭、ジンセイ。これも珍名馬だけでなく、味わいのある名前です。
 ただ、人生ではなく、辻仁成(つじじんせい、作家、ミュージシャン)である可能性も考えて馬名意味を調べておくことに。すると、普通に「人生」でした。
 検索では過去の馬もヒット。「ジンセイハオマツリ」もおもしろい名前の馬でしたね。


■2023/08/18 珍名馬ジンセイ、ピカリ、ハテナビト。アカキチノイレブン、キミハスコール VS ショウナンサクレツ、ラヴスコール

 8/19土曜日の新馬の馬名。好きなのは、ショウナンサクレツ、ラヴスコールといったあたり。
 珍名らしい珍名はなぜか全然いませんけど、目についたのは、アカキチノイレブンとキミハスコール。ともに最初どこで区切って読むのか迷った名前。それぞれアカ+キチ+ノ+イレブン、キミハス+コールと読んでしまい、どういう意味?と思いました。でも、たぶん「赤き血のイレブン」と「君はスコール」といった区切り方でしょうね。

 このうち「赤き血のイレブン」は、昔のサッカー漫画。主人公のモデルは日本代表にもなった永井良和さんで、アカキチノイレブンの鞍上を出馬表を見たときに「永野」だったので「惜しい!」と思ってしまいました。そもそも騎手だと永井騎手って聞いたことないですし、現状最も惜しいチョイスかもしれません。

 日曜日の方が珍名っぽい馬が多いかな。ジンセイ、ピカリ、ハテナビトあたりが変わった感じです。
 あと、気になったのが、ザロックという馬。「ザ・ロック」なら名馬ロックオブジブラルタルの愛称と同じ。で、血統を見たのですけど、父はゴールドアリュール産駒のコパノリッキーで、特にロックオブジブラルタルとは関係なさそうでした。




■2021/06/04 クロニクルノヴァはおばにノームコア、クロノジェネシス

 2021/06/05の中京新馬戦。  バウンスシャッセ、コントラチェックなど、近親に活躍馬の多いラクスバラディーが人気。父はドゥラメンテ。
 新種牡馬シルバーステートのナインティゴットも人気。シルバーステートは重賞未勝利なのに予想外に種付け頭数が多いです。兄にザメトロポリタン(G1) のSeville、近親にシックスセンスがいる良血のために期待されているのかも。こういう種牡馬が成功するとおもしろい。好みのタイプではあります。
 もう1頭、クロニクルノヴァも人気しそう。こちらはキズナ産駒。おばにノームコア、クロノジェネシスがいるという良血。好きだったフサイチエアデールと同じ牝系です。

2026年9月14日月曜日

スコットランドの英雄ロブ・ロイ(ゼンノロブロイの名前の由来)

■2013/1/27 スコットランドの英雄ロブ・ロイ(ゼンノロブロイの名前の由来)
■2022/07/24 種牡馬としてのゼンノロブロイ…最も賞金を稼いだ代表産駒は?

■2013/1/27 スコットランドの英雄ロブ・ロイ(ゼンノロブロイの名前の由来)

 種牡馬にもなった名馬ゼンノロブロイの名前「ロブロイ」は、スコットランドの英雄であるロブ・ロイ(ロバート・ロイ・マクレガー)から取った名前だそうです。
 <映画で楽しむ世界史 スコットランドの義族「ロブ・ロイ」>(2011-01-27 18:59:21 | 舞台はイギリス・アイルランド)では、映画に出てくるロブ・ロイの話がありました。

<ロブ・ロイという映画がある。18世紀スコットランドに実在した人物、本名ロバート・マクレガー(1761-1834)、通称「ロブ・ロイ=赤毛のロイ」を、「アイバンホー」で有名なスコットが小説化したものが下敷きという。
 (略)要はハイランドで牛を買い付け、低地へ追っていって売却し荒稼ぎした。それをもとに、マクレガー族の首領として、悪徳貴族に反逆した。中味は若干違うが、スコットランド版ロビンフッドと言えよう。剣の達人、民衆の英雄としてスターリング城近くには彼の銅像があるらしい。>
http://blog.goo.ne.jp/ys386kyam/e/20829615e96c4d505719b8f8650c9436

 通称赤毛のロイというくらいだから、赤毛だったんでしょうね。
 ロブロイにはバラの品種名でもあるらしいんですよ。こちらももちろん赤です。

-----引用 ここから-----
和名     ロブロイ
英名     Rob Roy
(略)
作出国     UK(イギリス)
紹介文     強い赤と、くっきりした剣弁高芯咲きの花形が美しいバラ、ロブロイ。
強健種で育てやすい品種です。
http://www.noibara.net/encyclopedia/floribunda_rose/encyclopedia-230.html
-----引用 ここまで-----

 さて、実在の人間のロブ・ロイの話。映画なので脚色アリアリであると思われますが、映画のあらすじってのがわかりやすいと思われます。<あらすじ ロブ・ロイ ロマンに生きた男 - goo 映画>では、以下のような説明がありました。

-----引用 ここから-----
1713年、スコットランドの民衆の多くは、不安定な世情と飢餓に苦しんでいた。義賊のロブ・ロイ(リーアム・ニーソン)は、1000ポンドあれば牛の売買で貧しい民を救えると考え、モントローズ侯爵(ジョン・ハート)に借金を申し込む。侯爵は承諾するが、担保にロブの3000エーカーの土地を要求する。ロブの右腕のアラン(エリック・ストルツ)がモントローズ家の会計係、キラーン(ブライアン・コックス)に約束手形をもらいに行くが、彼はもっともらしい理由をつけて手形ではなく現金を渡す。だが、それはモントローズの配下であるカニンガム(ティム・ロス)とキラーンの策略で、アランは人けのない夜道でカニンガムの待ち伏せに遇い、金と命を奪われて湖に投げ込まれる。カニンガムはかねてより、多額の借金があった。アランが金を盗んでアメリカに逃げたように見えたがロブは信じず、モントローズに金は絶対に返すと誓う。モントローズは、対立するアーガイル公爵(アンドリュー・キアー)について悪い噂を振りまけば大目に見てやると言うが、ロブは拒絶する。怒ったモントローズは山奥に姿を隠したロブを捕らえるよう命じる。彼をおびき出すため、カニンガムは兵隊を繰り出してロブの家を焼き払い、彼の最愛の妻メアリー(ジェシカ・ラング)を犯す。やがてロブの弟アリスデア(ブライアン・マカディ)が戻り強姦の事実を悟るが、敵の狙いが分かっている彼女は、夫に隠し通そうとする。だが、モントローズの軍隊が再度ロブたちを攻撃し、アリスデアをはじめ仲間たちは次々と倒され、ついにはロブ自身も捕まってしまう。移送されるロブに、カニンガムは妻を強姦したことを彼に言い放つ。その頃、メアリーはアーガイル公爵に全てを打ち明け、モントローズの策略を訴えた。公爵はロブに対する彼女の愛と、名誉を重んじるロブの潔さを深く感じとる。ロブは絞首刑の寸前に縄をうまく使って脱出に成功、メアリーの元に戻る。彼女は身ごもったことを伝え、子供の父親はカニンガムかもしれないと告白。子供は殺せないと必死に訴える妻に、ロブは殺さねばならないのはカニンガムだと答える。ロブはアーガイルに決闘の仲介役を頼む。もし彼が勝てばすべての罪を放免し、1000ポンドの借財を水に流すことを条件に、カニンガムに決闘を申し込む。剣の達人であるカニンガムを倒したロブは、メアリーの待つ家へ戻った。
http://movie.goo.ne.jp/movies/p10967/story.html
-----引用 ここまで-----

 ちなみにカニンガムという名前の馬はいないかと探しましたが、ネット競馬検索では出ませんでした。

■2022/07/24 種牡馬としてのゼンノロブロイ…最も賞金を稼いだ代表産駒は?

 今回はゼンノロブロイの産駒について。
 ゼンノロブロイの初年度産駒がデビューしたのは2009年で、翌年14位になり、以降はしばらく12~14位。2015年に突然7位になりますが、これが唯一の一桁でした。サンデーサイレンス系の種牡馬が多かったということもあり、大成しなかった印象ですね。賞金ベスト10は以下のような感じでした。

ペルーサ    牡    29,308.40
トレイルブレイザー    牡    24,783.20
ナムラビクター    牡    24,693.60
コスモネモシン    牝    21,241.80
アニメイトバイオ    牝    21,166.00
タンタアレグリア    牡    19,817.80
メートルダール    牡    19,424.80
グリム    牡    19,202.10
ルルーシュ    牡    18,935.10
サンテミリオン    牝    17,674.10

 思ったより2億円以上の馬が多くてびっくり。とはいえ、やはりサンデーサイレンス系種牡馬としては、見劣りする感じはあります。
 稼ぎ頭はペルーサ。父ゼンノロブロイと同じ藤沢和雄厩舎。ベスト10では、9位のルルーシュも藤沢和雄厩舎ですね。ペルーサはG1を勝てませんでした( 10'青葉賞(G2)などを勝利)が、種牡馬入り。こちらの産駒も見ておみました。まだ種牡馬入りして魔もないですけど、やはり今のところ目立った産駒は出ていませんでした。

ラペルーズ    牡    2,784.20
キラメキビジョン    牡    387
リュウワンヒメ    牝    331
マラドーナ    牡    303
ウインイノセンス    牡    246

2026年9月9日水曜日

パッカパッカブー、コトホドサヨウニ、グシチャンノホシ、ペロ、トキメキタロー、カドサンガンバル

■2023/10/19 パッカパッカブー、コトホドサヨウニ、グシチャンノホシ、ペロ、トキメキタロー、カドサンガンバル


■2023/10/19 パッカパッカブー、コトホドサヨウニ、グシチャンノホシ、ペロ、トキメキタロー、カドサンガンバル

 2023/10/21、22の珍名馬。珍名って感じじゃないですが、まず気になったのは、ダイキリ。なんか意味あるんだろうと検索すると、カクテルの名前などであります。
 同じ日は、トキメキタローの方が珍名馬らしさがより強いもの。なかなかユニークです。

 最初スルーするところだったのが、コトホドサヨウニ。「事程左様(ことほどさよう)に」ですね。単に「それくらい」といった意味ですが、前に例を挙げた上で「ことほどさように~である」などとして、言いたいことを強調する言葉。日常会話ではまず使われませんね。

 グシチャンノホシは、グシちゃんって誰?と気になりました。検索してみると、過去にグシチャンノソラ、グシチャンノカゼも存在。意味を見ると、「具志頭+星」となっていました。沖縄っぽいと検索するとやはり沖縄の地域名で、グシチャンは方言による発音だそうです。

<具志頭村(ぐしかみそん)は、沖縄県島尻郡に属していた村である。方音で「ぐしちゃん」と発声することもある。2006年1月1日に東風平町と合併し、八重瀬町となり、具志頭村は消滅した。>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B7%E5%BF%97%E9%A0%AD%E6%9D%91

 かわいい名前で「ペロ」というのがいました。牡馬です。公式の説明を見ると、「ニックネーム。舌を出すさまより」とのこと。デビュー前からの馬のニックネームってことですかね。
 過去にはペロペロというのもいて、こちらは牝馬。「舌をだす様子」と説明されています。

 あと、先週書き忘れていた馬。カドサンガンバルはユニークだと思った馬。母の関係かな?と見ると、その母はカドバンでした。崖っぷちでイメージは良くないですけど、排水の時的に逆に頑張る感じでの命名ですかね。
 カドサンガンバルはの意味は「母名より+頑張る」となっており、やはり母由来。母の方も「角番。もう負けられない、後がない」というそのまんまの意味でした。

 もう1頭、先週はパッカパッカブーという馬がいて、もうこの名前がお気に入りで、お気に入りで、なぜ書き忘れてのか?という馬名。かわいいです。ちなみに牡馬でした。
 パッカパッカだけでもかわいいのですが、「ブー」はどこから来たのでしょう? 説明を見ると、「馬が走る音+いないいないばあ(ピーカブー)より」とのことでした。
 この説明の意味が最初わからなかったのですけど、どうも 「いないいないばあ」の英語「ピーカブー(Peekaboo)」からという意味みたいですね。


2026年8月31日月曜日

フォーティナイナーズサン、フォーティナイナーの息子じゃなかった…

■2021/12/08 フォーティナイナーズサン、フォーティナイナーの息子じゃなかった…
■2025/08/26 クーリンガーはCOOLじゃなくてKoolだが兄弟はCoolも…


■2021/12/08 フォーティナイナーズサン、フォーティナイナーの息子じゃなかった…

 この前「サンオブロジータ」という馬がいて、「まさかロジータの息子なわけないよね?」と気になりました。「サン」が「Son」なら息子という意味。昔ロジータという牝馬がいて、このロジータから広がった一族が活躍していた時期があったんですよ。
 ただ、昔であるために息子ということはあり得ません。「grandson」(グランドサン、孫」ですらダメそう。そして、「グランドサンオブロジータ」となり、全然収まりません。
 一族だとしたとした場合、有り得そうなのはひ孫くらいじゃないですかね。検索してみると、ひ孫だと「great grandson」と言うそうな。「グレートグランドサンオブロジータ」じゃ全く9文字に収まりませんね。長すぎて英名でもアウトですわ。

 …とここまで考えたところでやっと血統表を見ることに。その前に戦績も見ておくと、2021/07/31時点では13戦2勝。2勝はいずれも地方で1勝クラスです。中央入り2戦目から泉谷楓真騎手で8番人気3着、秋山稔樹騎手で7番人気3着とあまり人気がないながらも連続で好走した時期もありました。
 ここで関係者も色気が出たのか、大幅な鞍上強化で大御所の横山典弘騎手を招聘して本気モード。5番人気と今までより人気します。ところが、好走できないどころか、人気より悪い7着に。その後も悪かったので、このまま苦戦が続くかもしれません。

 一方、今回の目的である血統の方ですが、サンオブロジータは当然ながらロジータの子ではありませんでした。ただ、一族ではあり、ひ孫ですね。母系はロジータ、シスターソノ、ラブハミングと続いて、サンオブロジータとなっています。祖母のシスターソノからはダートのG1を3勝したレギュラーメンバーが出ています。
 サンオブロジータ自身も父がスウェプトオーヴァーボードというダート向きに見える血統。今のところ芝の出走もなく、ダート一筋でやっています。

 …とこのように書いてきたものの、そもそも「サン」は「Son」ではなく「Sun」(太陽)などの可能性もあります。そこで馬名の由来を確認してみると、「ロジータの血を受け継ぐもの、ロジータの子」となっていました。かなり無理矢理ですね。ちなみにすでにタマをとって「せん馬」となっているので、もうこれ以上ロジータの血を受け継ぐことはできません。

 あと、サンオブロジータの父スウェプトオーヴァーボードの父はエンドスウィープで、父父がフォーティナイナー。「Son」(息子)の馬名で一番有名なのはこのフォーティナイナー産駒のフォーティナイナーズサン(Fourty Niners Son)だろうと思って検索してびっくり!
 なんとフォーティナイナーズサンも息子じゃないのに「Son」(息子)という名前でしたわ。本当は「フォーティナイナーズグランドサン」だったようです。父はDistorted Humorで、フォーティナイナーは祖父でした。そう考えると、「サンオブロジータ」とあまり変わりありません。今回、これが一番びっくりしましたわ…。


■2025/08/26 クーリンガーはCOOLじゃなくてKoolだが兄弟はCoolも…

 フォーティナイナー産駒では、クーリンガーが好きだったんですよね。相手なりに走るけど勝ちきれない善戦マンのイマージ…と思って、今成績を見直したら、地方重賞をかなり勝っていただけでなく、ダート中央重賞も勝っていましたわ。息長く活躍した馬でした。

 さて、書きたいのは、このクーリンガーという馬名の話。馬名の感じも好きだったんですよね。古い馬のためか、JRAでは馬名意味の説明が未記載。ただ、たぶん母クールアライヴァル(たぶん輸入繁殖牝馬)由来の造語でしょう。
 クールと言うと、普通COOLなのですが、クールアライヴァルはKool Arrivalというつづり。クーリンガーもKoolingerとなっています。兄弟もクールを使っている馬ばかりで、私はてっきり全部Koolだと思っていました。しかし、今頃になって気づいて、愕然。COOLの馬もいたのです、POGで指名したクールグレースもCoolでした。

母クールアライヴァル Kool Arrival 由来不明
Klassy Kim 由来不明
バルバラ Valbara 由来不明 馬主・岸和田グランドホール (マル外)
クールネージュ Kool Neige  由来不明 馬主・岸和田グランドホール (マル外)
シーキングバル Seeking Val 由来不明(おそらく父Seeking the Gold由来)  馬主・岸和田グランドホール(ここから内国産)
クーリンガー Koolinger 由来不明 馬主・林 進
クールリーヴ Cool Leave 冷静な+出発する(母名より連想) 馬主・林 進
クールグレース Cool Grace 母名の一部+装飾音 馬主・林 進
クールモダン Kool Modern 母名の一部+近代的 馬主・林 千枝子
クールヴァンクル Kool Vaincre 母名の一部+打ち負かす(仏) 馬主・林 進

 整理してみたんですけど、上記のように結構バラバラ。とはいえ、KOOLで始まり、途中COOLになり、またKOOLに戻ったということで、一応、流れは感じられます。馬主さんは3種類ありますが、まず、林さんふたりはたぶんご親族でしょう。
 さらに、岸和田グランドホールもたぶん林 進さんの会社だろうと検索すると、やはりそうですね。岸和田グランドホールを母体とした農地所有適格法人グランドファームの代表取締役社長が林 進さんになっています。
(会社説明 | 株式会社グランドファームより)
https://grandfarm.jp/company-description/

 競馬好きがファームと聞くと、競走馬生産牧場だと思ってしまいますが、安心安全な水耕野菜の栽培と販売、泉州の伝統野菜である「水なす」の栽培を手掛ける「農業」の会社だそうです。水なす1回食べてみたいんですよね。一番気になる野菜かもしれません。
 あと、2021年1月に「農業分野への新規参入」ということで、岸和田グランドホール自体は、農業ではなかったようです。検索で先に出てきたのが、グランドファームの方でこっちを紹介してしまいました。

 それから、競馬でグランドと言うと、グランド牧場が思い浮かぶのですけど、たぶん全く関係ないと思われます。以下は、グランド牧場のWikipediaの説明です。有力牧場のひとつですね。

<有限会社グランド牧場(グランドぼくじょう)とは、北海道日高郡新ひだか町に本場を置くサラブレッド競走馬の生産・育成牧場である[1]。2023年までは牧場名義で生産馬の所有も行うオーナーブリーダー(馬主兼生産者)であった>
<1927年開場。創業地は古川公園野球場のすぐ近くで、その野球場のすぐ近くに敷地があったことから「グラウンド牧場」と呼ばれるようになり、いつしか「グランド牧場」を正式名称とするようになった。創業者の伊藤幸太郎は貴族院議員であった伊藤繁太郎の甥で、元は繁太郎のもとで競走馬生産を行っていた。創業以来長らく散発的に重賞勝利馬を出す程度の中小牧場であったが、1985年に父から経営を継いだ3代目・伊藤佳幸から急速な拡大路線が採用され、繁殖用支場と育成施設が各地に整備された。これに伴い従来15頭前後であった繋養繁殖牝馬は約100頭まで増加。>


2026年8月24日月曜日

ストームキャットって珍名では?ストームバードは悪くないのに…

■2022/03/21 ストームキャットって珍名では?ストームバードは悪くないのに…
■2019/12/18 ショウナンカンプの祖母ヤセイコーソが珍名 野生酵素の意味?
■2013/4/29 同枠に珍名馬シゴトガコイビトとムジョウノカゼ 勝ったのはどっち?
■2018/05/09 珍名馬ラジオタイソウ、障害じゃない平地競走でジャンプ!
■2018/05/09 馬や牛は溝が苦手…テキサスゲートがあれば柵いらず




■2022/03/21 ストームキャットって珍名では?ストームバードは悪くないのに…

 ストームバードはノーザンダンサー産駒。カナダ生まれでアメリカのセリ市で落札されましたが、厩舎はアイルランドのヴィンセント・オブライエン厩舎で、アイルランドだけでなくイギリスでも2歳牡馬チャンピオンになっています。
 ただ、ストームバードの代表産駒ストームキャットはアメリカで種牡馬として大成功したため、ストームバード系というとアメリカのイメージが私は強くなっていました。

 このうち、父のストームバードはまだわかる名前。「嵐の鳥」でカッコ良いというのはわからなくもないです。検索してみると、Horizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン)というPS4のゲームに同名のタカのような姿をした大型サイズの飛行型機械獣が登場しており、やはり良いイメージの名前なのでしょう。
 ところが、息子のストームキャットの方は正直「どうしてこうなった?」と思ってしまうお名前。日本で言うネコパンチやネコタイショウ(ともに桐谷茂さんの持ち馬)のようなネタ系の名前なんですかね。ただ、ネコパンチなどは、ここまで突っ走ると、逆にいい名前だな~と感じてしまうネーミングセンス。正直大好きです。

 とりあえず、名前がストームキャットであったため、その産駒でも「~キャット」という馬が多くなっています。アメリカから輸入された繁殖牝馬スプリンターキャットもそんな「~キャット」の1頭。牝馬でキャットの方がまだわかりますし、「スプリンター」なので早そう。すばしっこい猫のイメージとも合う良い名前で、お父さんよりいい感じだと個人的に思いました。
 また、このスプリンターキャット、どうも元ネタがある模様。ピクシブ百科事典によると、アメリカの都市伝説などを起源とする怪物「フィアサム・クリッター」(開拓時代のアメリカの噂話などで伝わる奇怪な怪物たちの総称)の一種だそうです。この由来を知ると、さらによい名前だと感じちゃいますね。

<五大湖周辺、西海岸、大西洋沿岸などの平野部や森林に棲む動物で、豹のような姿をしているといわれる。
 蜂蜜や樹液などの甘いものが大好物で、蜜蜂の巣がありそうな空洞のある樹木を見つけると、てっぺんに駆け上り、そこから素早く駆け降りた勢いで頭突きをして幹を砕いてしまう。そうして砕いた樹木の中から、目当てのごちそうを見つけて食べるのだという。
 この動物の生息する地域では、落雷や暴風で砕け散ったり折れてしまったような樹木が多く、森林の形が短期間で変わってしまうのである>

 この馬を知ったのは、スプリンターキャットの子であるウインブリング(父ロージズインメイ)という馬を調べていて。ウインブリング自身は、中央で3戦掲示板なしどころか、地方でも掲示板に載れなかったという、少し珍しいくらいのレベルで走らない子で、特に名馬でもなんでもありません。
 調べてみると、ウインブリングの馬名の由来は「冠名+もたらす」となっていました。辞書を見ても、ブリングは「持ってくる、連れてくる」といった意味。父ロージズインメイとも母スプリンターキャットとも関連を感じさせない名前で、個人的には残念でした。この馬に限らず、ウインやマイネルの馬名は、私の好みと全然合わないんですよね…。




■2019/12/18 ショウナンカンプの祖母ヤセイコーソが珍名 野生酵素の意味?

 ショウナンカンプのカンプ。私はなんとなく「完膚なきまでに 」の「完膚」だと思っていたのですけど、ドイツ語の戦い・闘争といった意味なんだそうです。イメージの悪いヒトラーの著書「我が闘争」(Mein Kampf) で使われていますが、それ以外でも普通に使う言葉です。
 " 印刷にちなんだ?馬名"というページによると、馬主の国本哲秀さんは印刷業。なので、てっきり「カンプ」は印刷の仕上がり見本のことだとばかり思っていたとのこと。
 こちらでは、 2色刷を意味するデュオトーン印刷がらみの馬名じゃないかとしていました。ただ、古くはテンポイントという大物が、完璧に印刷関係。当時新聞の本文活字が 8ポイントであったことから、10ポイントの活字で報道されるような馬になって欲しいという願いを込めてと名付けられたものです。
  ショウナンカンプの父はサクラバクシンオー。まっしぐらに進むという意味の「驀進」が由来でしょうね。母はショウナングレイスでたぶん優雅を意味する英語由来。カンプとは関係なさげです。
 ただ、関係なさで言うと、驚いたのが祖母の名前。 ヤセイコーソ。なんじゃこりゃ?という珍名。なんとなく西ヨーロッパあたりの名前かと思ったらそうではないっぽいです。掲示板では、<この馬は大高酵素の社長が馬主だったのでは? ゆえにコーソは「酵素」だと思う。 野生酵素?>という予想でした。

 意味がわかっても珍名だなと思う名前です。ちなみにネット競馬では、大高登さんの登録馬はこれのみで詳細は不明。コーソシリーズがあるわけでもないのかもしれません。
 調べてみると、大高酵素は小樽の会社でした。野菜酵素とも響きが似ていると思ったのですけど、植物エキス醗酵飲料が主力製品だそうです。

■2013/4/29 同枠に珍名馬シゴトガコイビトとムジョウノカゼ 勝ったのはどっち?

 2013年3月2日 1回小倉7日目 3 R    3歳未勝利で1枠1番にシゴトガコイビト、1枠2番にムジョウノカゼが入りました。
 シゴトガコイビトはそのまんま仕事が恋人です。何と寂しいことでしょう。
 一方のムジョウノカゼとは、「無常の風」と書き、「人の命を奪い去る無常を,花を吹き散らす風にたとえていう語」です。
 こちらは珍名ではありませんけど、やはり寂しい話。
 と言うか、今見るとどっちも女の子だったようです。てっきり牡馬かと思っていました。

 さて、この2頭どちらが勝ったでしょう?
 シゴトガコイビトは16番人気、ムジョウノカゼが13番人気とともに不人気でしたが……。

-----引用 ここから-----
着順    枠番    馬番    馬名    人気
14    1    2    ムジョウノカゼ    13
15    1    1    シゴトガコイビト    16
http://db.netkeiba.com/race/201310010703/
-----引用 ここまで-----

 シゴトガコイビトにムジョウノカゼが勝ちました。
 「仕事が恋人」と仕事を頑張るのもいいですが、「無常の風」に誘われる前に何か他の大事なものも見つけておきたいところです。

■2018/05/09 珍名馬ラジオタイソウ、障害じゃない平地競走でジャンプ!

 ○外の珍名馬ラジオタイソウは、2018年8月にダートでデビュー。6番人気の10着でした。その後、1戦して芝に転向して3着。次走は3番人気と期待されるも、17着と大敗。1千して再びダートに戻ってきて、2018年4月21日はダート復帰2戦目でした。
 出走したレースは、京都ダート1400。芝スタートのレースで、ラジオタイソウはこれを好スタート。そのまま逃げていたのですけど、なんとダートとの変わり目のところで
ジャンプ!
 当然、失速して、2番手に後退。こんなん初めて見ましたわ。最後はこれも響いたのかバテてしまいました。
 単勝を買っていたのですけど、苦笑するしかありません。掲示板でもそんな感じでした。

[81] 山頭火さん
踏み切ってジャンプー!

LIFEさん [79]
ジャンプしたww

ぶりぶりぶり!さん [78]
ダートの切れ目で飛びやがった・・・
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2015110064


■2018/05/09 馬や牛は溝が苦手…テキサスゲートがあれば柵いらず

 馬は怖がりなので、ダートに変わるところでびっくりしちゃったんでしょうね。溝みたいなものも苦手らしく、テキサスゲートと呼ばれる溝で、柵なしで馬の逃亡を防いでいる牧場があります。
 私がこれを知ったのは、2018年5月に読んだANAの機内誌で、与那国島の使用例でした。馬だけでなく牛についても、この溝で防いでいるそうです。
 ただ、ある牛さんは、この溝の上を歩いて、牧場の外を散歩して戻ってきていました。たまに平気な変わり者もいるようで、完璧ではないみたいですね。


2026年8月20日木曜日

珍名馬トンコツラーメン、アベベ、ヨシノヤッタルデー、ポンズ VS エリカカリーナ、ガルサブランカ

■2023/08/11 珍名馬トンコツラーメン、アベベ、ヨシノヤッタルデー、ポンズ VS エリカカリーナ、ガルサブランカ
■2013-01-21 珍名馬バンブトンカツ とんかつを食べて勝負にも勝つ?
■2013-01-14  珍名馬オレモマッテタゼ、マリコノコ、ケマリフリーキック 山王飯店
■2013-04-14 珍名馬クリーンメタボ 馬名の意味はメタボリックシンドロームで本当にいいの?


■2023/08/11 珍名馬トンコツラーメン、アベベ、ヨシノヤッタルデー、ポンズ VS エリカカリーナ、ガルサブランカ

 今週の新馬戦チェックは2023/08/12土曜日から。新潟芝1400は牝馬限定戦で、キープソーキュートみたいな牝馬らしくてかわいい名前の馬が登場。
 なんか今年絶好調のような気がしているニシノ軍団では、ニシノアヤカゼもいい名前。冠名つきだとぐっと来る名前は少ないのですけど、これは好きです。というか、ニシノ系は結構好きなこと多いですけどね。
 もう1頭ロゼフレアもいい名前ですね。情熱的な赤といった感じです。

 新潟1600は注目馬の方で注目でガルサブランカが1番人気争いをしそう。あのイクイノックスの妹ですから問答無用で注目です。
 このガルサブランカに逆らう必要があるか?という話ですが、個人的にはエリカカリーナの方が好み。以下のような凝ったインブリードを持っていて、こういうの好みなんですよね。

Northern Dancer、Arctic Dancer     12.50%     5 x 5 x 5 x 5
Halo     12.50%     4 x 4
Lyphard     9.38%     5 x 4

 今週開始の小倉では、1200m九州産馬[指]でトンコツラーメンというわかりやすい珍名馬が登場。とんこくラーメンですもの、小倉で走らせなくてはいけない!という名前。九州産馬でもありますし、この開催を狙っていたでしょうね。
 同じレースではアツヒメも気になるところ。あつひめと聞いて思い出すのは、篤姫(天璋院)。薩摩藩島津家の一門今和泉島津家に生まれ、島津本家と五摂家筆頭近衛家の養女として徳川家に嫁ぎ、江戸幕府第13代将軍・徳川家定御台所となった人物であり、やはり九州絡みの名前でしょう。
 一方、九州とは縁もゆかりもなさそうなアベベも九州産馬[指]でデビュー。1960年9月のローマオリンピックのマラソンを裸足で走り、金メダルをとってスターとなったエチオピアの英雄。超有名人ですけど、最近の人では知らない人も多いでしょう。私も生まれていなかった頃の選手です。

 もう一つの小倉1200mは牝馬限定戦。ミライハーモニーは結構いい名前ですね。リベルティーヌなんかも響きが良い名前です。

 引っかかってしまった名前が、ギルティプレジャー(Guilty Pleasure)という名前。直訳すると「有罪の喜び」であり、良い意味ではありません。ただ、意味深な感じで逆にかっこいいかも。
 試しに機械翻訳かけてみると、大半はそのままギルティプレジャーとしていましたが、候補として「後ろめたい喜び」を出しているところがあり、なるほどという訳。改めて辞書を引くと、有罪以外に「罪の自覚がある、身に覚えのある、やましいところのある」といった意味があり、「後ろめたい喜び」「やましさのある喜び」あたりがスタンダードな訳かもしれません。
 公式ではどうなっているか?と見ると、「馬名意味    やめられない楽しみ」で提出されていました。こちらは意訳に近いですね。馬主山を見ると、ゴドルフィンであり、名付け親が英語のネイティブの可能性もありますが、現地…つまり日本人におまかせしている可能性もあり、なんとも言えません。
 ちなみに母はパテントジョイPatent Joy(愛) であり、直訳だと特許の喜び。とりあえず、喜びはこの母由来であり、父がDark Angel であることから、ダークな喜び的な名前になかったのかもしれません。

 札幌ではジクジタルオモイ。忸怩たる思いというのは、自分の不手際や失敗に対して、恥ずかしさや申し訳なさを強く感じる心情を表す表現であり、こちらも本当はネガティブ。謙虚さで逆に前向きという可能性を考えて公式を見ると、「馬名意味    自省、自ら反省すること」で申請されており、一応、前向きなんでしょうか。
 でも、負けたら「恥ずかしいような不甲斐ないレース」などと書き込まれてしまいそうです。

 ここから日曜日。新潟の「オイデレオ」が気になりました。「こっちにおいで」の「おいで」ですかね。だとすれば、珍しい命名です。で、調べてみると、やはりそうであり、「馬名意味    こちらにおいで+ライオン(ラテン語)」という説明でした。父が「レイデオロ」であり、ここからの連想でしょうか。文字を並べ替えるアナグラムかとも思いましたが、「レイデオロ」だと「オイデレロ」にしかなりませんので違うようです。
 同じレース、ディープシャドーは好きな名前。ディープがつくと大体好きになっちゃいますね。もう1頭、 ビートメイカーもシンプルですが、好きな名前です。この ビートメイカーはわりと人気しそうで、その意味でも注目でしょう。

 1200mのばかり4レース行われる小倉の日曜日5Rでは、ヒマワリクンはちょっと珍名な感じ。牝馬でヒマワリなら普通ですが、牡馬は珍しいでしょう。
 より珍名らしさのあるのが、同じレースのポンズ。ポン酢のポンズであり、公式が「馬名意味    柑橘類を用いた調味料」となっているのが笑えます。ただ、かわいい良い名前だとも感じるもので、過去にもポンズチャンという牝馬がいました。

 もう1つの小倉1200では、ヨシノヤッタルデー。ユニークですが、いい名前。ヨシノは冠名かな?と見ると、やはりそうですね。「馬名意味    冠名+元気を出すかけ声。いつも勝ちたい」との説明。最後の欲望丸出しな「いつも勝ちたい」にも笑ってしまいました。私もいつも勝ちたいです。



■2013-01-21 19:05:29 珍名馬バンブトンカツ とんかつを食べて勝負にも勝つ?
 バンブトンカツという馬がいて、馬なのに「とんかつ」ってどうなの?と思いました。

-----引用 ここから-----

 [1] シンテツオーさん
フォローする

がんばれ、豚カツ。

[6] にらくまさん
フォローする

金沢に移籍してたんですね、18日6Rで1着でした。
トンカツ、頑張ってまた戻ってきてね(^^)

http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2009100937

-----引用 ここまで-----

 トンカツ、トンカツ言われています。
 でも、これ「冠名+勝つ」らしいのです。
 そういや昔バンブトン何とかって馬いたかも?

 しかし、検索してみても1億円ホースすらいません。
 トンカツくんは地方に売られて既に馬主さん変わっていますが、おそらくもともとは樋口正蔵さんの所有かと。
 稼ぎ頭はバンブトンリッチ。1985年生まれの古い馬で、8,404.0万円。
 Googleだと変換候補にバンブトンコートが現れますが、こちらはさらに古い1975年生まれ。2,830.0万円で特に活躍したわけでもなし。
 ああ、でも、宝塚記念2着があります。立派、立派。

 トンカツくんは中央5戦未勝利の後、地方では2勝。
 暗いこと書いちゃいますが、トンカツならぬ馬肉にならないように頑張ってください。



■2013-01-14 18:03:07 珍名馬オレモマッテタゼ、マリコノコ、ケマリフリーキック 山王飯店
 あれ?なんかオレハマッテルゼに似た馬がいると思いました。

-----引用 ここから-----
オレモマッテタゼ
生年月日     2010年04月30日
調教師     鈴木伸尋
馬主     山王飯店
生産者     木村牧場
産地     日高町

http://db.netkeiba.com/horse/2010100345/
-----引用 ここまで-----

 ああ、そういや、オレハマッテルゼはもうお父さんやっているんですよね。普通にその子供でした。
 ただ、馬主さんは「山王飯店」ということで、オレハマッテルゼの馬主であり、珍名馬でお馴染みの小田切有一さんではありません。

 山王飯店さんの他の馬は?と見てみると?

-----引用 ここから-----
ファンネルマーク    牡    1994    6,977.00
マリコノコ    牝    2002    897.6
フォアザパートナー    牡    2003    155.6
ケマリフリーキック    牝    2005    148
インテグリティー    牡    2006    0
オレモマッテタゼ    牡    2010    0
フォアザフラッグ    牡    2003    0
ラストプリンセス    牝    1996    0
ラブリイエレガンス    牝    2006    0
レッドホースワン    牝    2005    0
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_list&owner=%BB%B3%B2%A6%C8%D3%C5%B9
-----引用 ここまで-----

 そんなに変じゃないですね。強いて言うと、マリコノコでしょうか?
 ケマリフリーキックなども同じ母親ですが、マリコノコの母はミスマリコですから、そのまんまです。

 ん?というか、よく見るとケマリフリーキックもわけわからんですね。
 海外の言葉だと思ってスルーしていましたけど、蹴鞠(けまり)でしょうね。
 うーん、蹴鞠にフリーキックはあるんでしょうか?
 父は予想通りサッカーボーイ。

 成績的にも名前的にもオダギラーには全く敵いませんが、山王飯店さんはその領域目指して頑張ってください。




■2013-04-14 21:09:42 珍名馬クリーンメタボ 馬名の意味はメタボリックシンドロームで本当にいいの?
 ひと目でわかる妙な馬名、クリーンメタボ。
 メタボにクリーンもクリーンじゃないもないだろう、というか、全部ダメだろうという名前です。
 でも、これはさすがに酷いですね。狙いすぎていてちょっとおもしろくないかもというくらいです。

 馬名の意味を調べると、普通にメタボはメタボリックシンドロームの略だそうです。うーん、ちょっと馬がかわいそう。
 一方、クリーンは単なる冠名。ということは、良いメタボって意味ですらないようです。ますますかわいそう。

 馬主は石橋和夫さん。ついていないのもいますが、クリーンが冠名ってのは本当のようです。

-----引用 ここから-----
クリーンエコロジー    7,575.20
クジュウクシマ    4,443.80
クリーンメタボ    2,191.10
キスミージェニー    1,186.70
クリーンクルー    818.6
クリーンイメージ    602.5
ウマテック    570
セレスダイヤモンド    547.5
クリーンラック    246.8
チエノワ    214.9
ナデシコニッポン    180
クリーンアイリス    50.5
クリーンボーイ    46.4
クリーンダイアナ    18.6
キスミーハニー    0
クリーンオトコギ    0
クリーンピカタン    0
クリーンプリンセス    0
クリーンレディ    0
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_list&owner=%C0%D0%B6%B6%CF%C2%C9%D7
-----引用 ここまで-----

 メタボだけ酷いなぁ。未勝利に終わる中2勝してくれていて、石橋和夫さんの持ち馬でも活躍している方です。
 シンボリクリスエスでグランド牧場ですから、別にいかにもダメっていう馬には見えず、何でこんな名前にしたのか……?

 なお、この子は470kgくらいで全然太くありません。
 それより「クリーン」という名前の馬が昔いて、この子は本当におデブで600kg超でした。
 活躍馬に入っていませんから当然別の馬主さんなのですけど、調べると小田切有一さんでした。

 本当どうしてこうなった?


2026年8月17日月曜日

珍名馬シゲキテキ、アイヲサケブオトコ VS カンティアーモ、ソニックライン、オコタンペ

■2023/07/27 珍名馬シゲキテキ、アイヲサケブオトコ VS カンティアーモ、ソニックライン、オコタンペ


■2023/07/27 珍名馬シゲキテキ、アイヲサケブオトコ VS カンティアーモ、ソニックライン、オコタンペ

 2023/07/30日曜日の馬名。珍名馬的には、新潟 芝1400mのシゲキテキ。おもしろいだけでなく、いい名前だなと感じます。好きですね。新潟 芝1800mのカンティアーモは響きが好きというタイプ。予想オッズでは2番人気です。
 札幌芝1800mはソニックラインが意外に好き。こちらも予想オッズでは2番人気です。…と書いて終わっていましたが、安田記念などG1を3勝の ソングラインの下だと後から気づきます。そりゃ人気しますわ! また、1つ前でそれほど活躍しなかったティーガーデンはPOG指名馬。活躍しない方を指名しているというのが私らしいのですけど、この頃はG1馬の下は指名しないルールだったはず。ソングラインと1歳違いですから、指名当時はまだPOG未勝利だったんでしょうね。

 札幌芝1800mは他に、サンデーサイレンス産駒ではないのに、サンデーがつくサンデーダイヤが気になりました。母にサンデーの名前が残っていたパターンか?と見ると、そうではありません。父方の由来でした。
 馬名意味「父父父名の一部+父名より」という父だらけの説明。父のサトノダイヤモンドの「ダイヤ」と父サトノダイヤモンドの祖父であるサンデーサイレンスの「サンデー」を使ったんだそうな。珍しい命名パターンですね。馬主は山口 雄司さんでした。

 土曜日は新潟ダ1200mでヨッコサン。ヨウコさんといった女性のあだなか何かですかね。馬名意味を見てみると、人名愛称とあったので、やはりそんな感じかもしれません。
 札幌1500mでは、アイヲサケブオトコ。たぶんそういう意味じゃないんでしょうけど、「明日(仕事などを)せな」みたいな感じでアスセナもおもしろく感じてしまった名前。また、ポケットマネーも気になりますね。

 このレースはなぜか気になる名前が多く、1番人気予想のオコタンペのアイヌ語っぽい語感も気になりました。馬名意味を見ると、北海道千歳市西部にある湖名とのことでアイヌ語由来の可能性が濃厚。調べてみるとやはりアイヌ語由来で、アイヌ語で「川下に村がある」を意味する、「オ・コタン・ウン・ペ」に由来とのこと。まさかの金子馬名。金子馬でアイヌ語由来って以前もあったんでしょうか。個人的には意外です。
 オコタンペ湖は阿寒湖近くのオンネトー、然別湖近くの東雲湖と並び、北海道3大秘湖と称される神秘の湖だそうな。3つの中では地元に一番近く、何十回じゃ済まないほど行っている千歳市なのに全く知りませんでした。千歳市ではおなじみの支笏湖の北西にあるようです。支笏湖よりだいぶ小さいですね。

 もう一つ新潟1600はG1馬の下であるダノンキラウェアが当然注目。今週一番の注目馬でしょう。
 ただ、同じレースでは、G1未勝利のキタサンミカヅキという地味な父の子フルドライヴを密かに期待しています。


2026年8月14日金曜日

珍名馬カナアミデスマッチ、フユソウビ VS カズアブディーン、ドゥーカスコーリ、マテンロウゴールド

■2023/07/21 珍名馬カナアミデスマッチ、フユソウビ VS カズアブディーン、ドゥーカスコーリ、マテンロウゴールド
■2023/06/23 珍名馬ラブラブラブチャン、マクッテソフィア ネガイヲカナエテ、フラムリンガムは好きな名前


■2023/07/21 珍名馬カナアミデスマッチ、フユソウビ VS カズアブディーン、ドゥーカスコーリ、マテンロウゴールド

 今週の新馬戦珍名馬探し。…ですが、2023/07/23日曜日福島芝2000で目についたのは、珍名より好きな感じの名前。リリエンフェルトとアスプリージャが良いですね。ともに3番人気あたりの予想となっています。
 1番人気予想はエピファネイア産駒の関西馬でインビジブルセルフ。近親に朝日杯の ゴスホークケン、神戸新聞杯のステラヴェローチェがいて、今週最も注目される1頭でしょう。

 福島芝1200はカナアミデスマッチ。なぜか牝馬です。馬名意味の説明は金網デスマッチのみ。プロレスかなにかが由来でしょうか。…と検索してみると、やはりプロレスだとのこと。女プロレスラーですね。以下は、ウィキペディアの説明です。

<デスマッチ(Death Match)は、プロレスの試合形式の一種。プロレスのルールをより危険なものに変更したり、特殊なリングを使用したりするものである。 >
<デスマッチは本来、完全決着をつけるための試合を意味し、デスマッチという単語が使われ始めたときは「時間無制限の試合」を指していた。1990年以前は、リングアウトや反則裁定などで勝敗が決着することが多かったため、ランバージャック・デスマッチ、金網デスマッチ、五寸釘デスマッチなどの場外への逃げ道を封じ、完全決着をつける方式が考え出された>

金網デスマッチ
<リングの四方をあるいは稀に上空を金網で包囲する形式。通常、日本では目の細かい金網を使用するが、米国にあっては目の粗いスチールパイプを用いることが多く、それを『スチール・ケージ・マッチ』と呼ぶ。
ルールとしては、フォールorギブアップのほか、ボクシングと同じく10カウントで勝負を決する方式、先に金網の外に脱出した方を勝者とする形式があり、北米では後者のエスケープ・ルールが一般的である。 >
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81

 中京芝2000mは馬名的にはひっかかる馬はおらず。1番人気予想はマテンロウゴールド。ただ、父レイデオロが今のところ期待外れでどうなるか?というところ。レイデオロはPOG指名馬だったので、成功してほしいのですけど…。
 同じレースでは個人的にキズナ産駒のペンナヴェローチェの方が気になる馬。7倍予想で全然大した人気ではなく、近親もそう目立っているわけじゃないのですけど、なんとなく気になります。単なる勘ですね。名前も結構好きです。
 もう1頭、5倍予想のロードカナロア産駒のエマロアも気になる馬で、私の勘が当たれば、1番人気より2,3番人気が注目というレース。まあ、私の勘は全然当たらないんですけど…。

 札幌芝1800mは珍名がいました。フユソウビという馬です。ただ、「冬装備」だと思って珍名だと思ったのですけど、なんと「冬薔薇」ということで、「冬に咲くバラ」という意味でした。
 注目馬としては、オルフェーヴル産駒のカズアブディーンがいます。カズの馬では今年POG指名して失敗した馬がいて、嫌な予感しかしないのですけど、懲りずにPOG指名したいと思っています。

 土曜日はあんまり気になる馬がいませんけど、中京芝1600の3.8倍予想エヴァンスウィートは兄弟に ヴィルシーナ、シュヴァルグラン 、 ヴィブロスというG1馬が3頭いる超良血。注目せざるを得ないでしょう。
 これより人気だと予想されているのがドゥーカスコーリ。近親は目立たず、父もダイワメジャーであり、そう目立つ感じではありません。それでも、ひねくれたい…ということで、私はこっちを推しておきます。


■2023/06/23 珍名馬ラブラブラブチャン、マクッテソフィア ネガイヲカナエテ、フラムリンガムは好きな名前

 2歳世代の4週目の珍名馬探し。
 2023/6/24土曜日新馬戦では、東京    芝1400mのラブラブラブチャンですかね。「ラブラブ」「ラブチャン」いずれか片方だけでもインパクトあるであろうネーミング。当然牝馬です。
 馬主は「Mr.ホースさん。父ワールドエース、母ハタノエンジェルであり、それほどラブラブはしていません。父母から連想ではなさそうです。

 同日阪神芝1200mで「なんだ?」と思ったのは、マクッテソフィア。ソフィアですので牝馬です。競馬の戦法である「マクリ」を意識したものでしょうか。
 しかし、私はユニ・チャームの生理用品ナプキンでソフィ(ソフィアと同語源の人名由来か?)というのがあるのを思い出してしまい、妙な気持ちに…。生理用品をマクッテとなると、変な話になります。
 父タリスマニック、母トーホウシンバル。祖母もソフィアではなく、特に関係ありませんかね。ちなみにソフィアやソフィなどは、古代ギリシア語で、智慧・叡智を意味するソピアー(Σοφια)より派生した名前だそうです。

 同日函館芝1200mでは、珍名ではなく、いいな!と思う名前でネガイヲカナエテを紹介。父バゴ、母ハートランドスノーで由来は関係なさげです。
 翌日日曜日東京    芝1600mのココロオドルも同系統。意外にあまりないのですけど、こういう日本語でなおかつ名詞ではない形に名前って好きなんですよね。父マツリダゴッホで、母マッキーマドンナでやはり関係なさげ。このココロオドルの場合は、nobodyknows+のヒット曲と同じタイトルなので、そういう由来かもしれません。
 意味はわかりませんけど、同じレースのアルテミーナは言葉の響きが好きでした。

 単に響きが好きというのは結構あって、日曜日函館芝1200mのフラムリンガム、スウィバンビーナ、ビバヴェローナ、 ピクラリーダあたりが良いですね。6頭しかいないのに好きな響きの馬が続出。中でもフラムリンガムは今年デビューの馬で一番好きな響きかもしれません。
 検索してみると、フラムリンガムは単に地名っぽい感じですね。イギリスサフォークにあるようです。父ダイワメジャー、母ファルネーゼで特に関係なさげな上に、母父はイギリスではなくフランスな感じのフレンチデピュティ(意味はフランスの代議士か?)でした。
 なぜ?と由来を見ると、「イギリスの城名。母名より連想」とありました。正確には、地名というか城名だとのこと。一方、母由来というのはどういう意味?と、ファルネーゼ の名前を見ると、今度は「イタリアの宮殿名より」との説明。父フレンチデピュティなのに…。
 さらに言うと、フレンチデピュティとファルネーゼ の母はアメリカ生まれ。欧米をあちこち目まぐるしく旅した感じになりました。


2026年8月6日木曜日

珍名馬タヌキダンス、ロマンスヒコー、サンサンサンキュー VS ロカブルン、ベランジェール

■2023/07/13 珍名馬タヌキダンス、ロマンスヒコー、サンサンサンキュー VS ロカブルン、ベランジェール

■2023/07/13 珍名馬タヌキダンス、ロマンスヒコー、サンサンサンキュー VS ロカブルン、ベランジェール

 2023/7/16日曜日の函館芝1800mでは、タヌキダンスがわかりやすい珍名。地元のくせに今でも動画すら見たことなくて未だによくわからないので、北海道の日本ハムファイターズのきつねダンスが流行った…ということだけは知っています。たぬきダンスはこれが由来ですかね?
 と思って検索したら、たぬきダンスというのもちゃんとあるんだそうな。同じプロ野球・パ・リーグのオリックスバファローズのもの。たぬきキャラのポンタ絡みであり、こじつけではなさげ。どちらが先?と見てみると、「パクリ批判は承知」とあったので、たぬきダンスの方が後のようでした。

 同じ函館芝1800mでは、バロンも気になったところ。普通の名前だと思うでしょうが、牝馬であったことに私は引っかかりました。通常バロンで思い浮かぶのは「男爵」の意味で、牝馬には違和感あります。
 気になって調べてみると、意味は「人名より」とのこと。また、つづりは「Barone」であり、「男爵」の「baroん」とは違いましたね。
 同じレースでは、好きな名前の方でも、ベランジェール 、レッドレフィナード 、オリエンタルナイトとなぜか豊富でした。このうちベランジェールは人気になりそうですね。

 人気どころでは中京芝1600m    ロカブルンが気になるところですが、こちらは馬名もなんじゃこりゃ?というもの。調べてみるとつづりは「Loka Brunn」で「スウェーデンの秘湯名」とのこと。「ブルン」という語感からして、温泉なのに寒そうな感じです。

 日曜日の別のレース、福島芝1800mだとメリージェーン。本来なら普通の名前なんですが、つのだ☆ひろの有名な曲のタイトルと同じなのでネタにされそうです。
 土曜日にも曲名っぽい馬がいて、福島芝1800mでロマンスヒコー。米米CLUBの『浪漫飛行 』が元ネタに見えるのですけど、どうなんでしょう?
 同じレースでは、かっこいい系でサンダーアラート。「雷警報」と訳してしまうとなんてことないのですけど、他馬に警戒を抱かせるような要注意の馬みたいな雰囲気で好きですね。

 もう一つ土曜日では福島ダ1150mのサンサンサンキューが小気味良く、「声に出して読みたい馬名」といった感じ。実況が楽しみです。


2026年8月4日火曜日

他人の冠名使用の反則馬名?馬主は長山尚義氏のチョウサン 批判は?

■2018/10/15 他人の冠名使用の反則馬名?馬主は長山尚義氏のチョウサン 批判は?
■2022/05/21 オジュウチョウサンの馬名の意味は「お重」…それとも別の意味?


■2018/10/15 他人の冠名使用の反則馬名?馬主は長山尚義氏のチョウサン 批判は?

 「トウカイチョウサン」という名前の馬がいて驚きました。「トウカイ」「チョウサン」という2つの冠名を使用しています。
 他人の冠名を使ってはならないというルールは確かなく、一応反則ではないでしょう。ただ、マナー違反で行儀は悪いとは言えそう。どちらかが勝手に使用したのではないか?と思いました。
 で、馬主を見てみると、「チョウサン」でした。オジュウチョウサンで有名な長山尚義さんの冠名であり、会社名義で持っているみたいですね。

 批判が出ているのでは?と掲示板を見てみると、不人気馬ということもあり、デビュー前の書き込みはゼロでした。ただ、 その後、以下のような書き込みが。なるほど、一応そういう可能性はありますね。

[1] 大原櫻子応援団NEOさん
共同馬主?
トウカイチョウサンの掲示板 | 競走馬データ - netkeiba.com

 また、普通に許可を取っているという可能性もあります。それから、すでにトウカイという冠名が使われていないという可能性もあり、この場合も個人的には許容範囲内です。
 検索してみると、2018年の2歳馬でも「トウカイ」の冠名で内村正則さんが所有していました。ただ、他の馬主名でも結構「トウカイ」があってびっくり!

(有)二風谷ファーム    トウカイクルーク    牝    2014
古味裕章    トウカイリオナ    牝    2014
江原明    トウカイジュリア    牝    2014
佐藤良二    トウカイアルバ    牝    2014
松本桂昌    トウカイエポナ    牝    2015
松本桂昌    トウカイハッピー    牡    2013
大黒富美子    トウカイアゼリア    牝    2015
大黒富美子    トウカイフォーゲル    牝    2014
谷謙介    トウカイメジャー    牝    2013
浜田修一    トウカイヴィオラ    牝    2014
武村學    トウカイボヌール    牝    2015
邑田昌平    トウカイソンジュ    牝    2013
爲永良弘    トウカイエンプレス    牝    2012

 これだけ多いとなると、ちゃんとした理由があるんでしょうね。…と書いてから気づきましたが、そうだ、もともと普通にトウカイの人が持っていた馬を他の人が買っただけかも!…で、調べてみると、案の定すべて地方の馬なので単に買っただけの可能性が濃厚。うっかりしていましたわ!
 ということで、やはり中央デビューのトウカイチョウサンは特殊ケースのようです。

2022/05/21追記:全然別の由来という可能性もあるでしょうから、登録時の「馬名の由来」も見てみました。すると、「母名の一部+冠名」という説明。母は内村 正則さんの持ち馬で「冠名+世界」のトウカイユニバースであり、やはり冠名由来だと考えられます。


■2022/05/21 オジュウチョウサンの馬名の意味は「お重」…それとも別の意味?

 「チョウサン」の冠名で知られる長山尚義オーナーの話でなにか?と検索。<「オジュウ」って気になってるかな/長山オーナー上|極ウマ・プレミアム>[2018年12月14日 10時44分]という記事が出てきました。

 これはオジュウチョウサンの名前に関する話でしょうか。私はPOGでオジュウチョウサンを指名しており(見る目の無さを発揮してPOG期間はイマイチ走らず)、そのときには正直「変な名前だな」と思ってしまいました。ただ、馬名の意味までは考えたことがありませんでした。
 今想像してみると、「お重」って意味じゃないかと想像。この「お重」というのは「重箱」のこと。おせちの入っているあの黒い重なった箱ですね。「お重」だとすれば、響きはともかく意味としては、めでたくてなかなか良い名前。急にいい名前な気がしてきました。

 ただし、これは私がタイトルから想像しただけで、本当に馬名の話かどうかは不明。で、やっとこ実際に読んでみると、やはり馬名の話でした。ただ、意味は「お重」ではなく、全く想像できないものでしたわ…。

<競馬は1頭の馬を応援していると、みんなの和ができる。それがいいですよ>
<所有馬には家族の名前を付けます(引用者注:前述のトウカイチョウサンは違っており、たぶん全部ではないでしょう)。オジュウチョウサンのオジュウって? ファンの方も気になっているかな。答えは、息子(次男)が子どもの頃、自分のことを「俺」って言えずに「オジュウ(俺)オジュウ(俺)」って発音していて。そこからです。オジュウの全兄ケイアイチョウサン(13年ラジオNIKKEI賞を勝利)は妻の紀美代の頭文字を。コウキチョウサンのコウキは孫の名前です>
https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=201812140000253&year=2018&month=12&day=14

 冠名のチョウサンは簡単で、名前の「長山」を音読に変えたもの。<「チョウサン」というのはもちろん、私のあだ名です>としており、あだ名だったみたいですね。プロ野球の長嶋茂雄さんのあだ名もほぼ同じ「チョーさん」であり、以下のようなエピソードも披露されていました。

<「チョウサン」というのはもちろん、私のあだ名です。07年の毎日王冠をレコードで勝ったチョウサンの単勝配当は“444”0円。長嶋茂雄さんの通算本塁打(444本)と同じだって、テレビで井崎脩五郎さん(評論家)が大興奮だったそうですね>



2026年8月3日月曜日

珍名馬デビルシズカチャン、ピストンボーイ、ラケダイモーン、カルパ、ピコサン

■2023/07/07 珍名馬デビルシズカチャン、ピストンボーイ、ラケダイモーン、カルパ、ピコサン


■2023/07/07 珍名馬デビルシズカチャン、ピストンボーイ、ラケダイモーン、カルパ、ピコサン

 2023年6週目デビューの馬では、7/8函館芝1200mのデビルシズカチャンが一番目を引いた名前。しずかちゃんの概念を覆す「デビル」。 悪堕ちしたしずかちゃんみたいですわ。
 父ベストウォーリア、母シシリアンブリーズ。馬名意味は「悪魔+人名より」となっており、父母からの由来ではなさげ。どうも最初スターカシオペアだったのを変更してデビルシズカチャンになったみたいです。スターカシオペアだと普通にきれいな名前だったのに、この落差。どうしてこうなった?

 同じレースのピコサンも気になりますが、それより中京芝1400mのピストンボーイの方が気になります。ピストンとボーイだとどうもエロい行為を連想。私だけか?と思ってnetkeibaの掲示板見たら案の定な反応。私だけじゃありませんでした。

 [1] 宮ちゃんさん QiURJZQ フォローする
腰が強くて速そうな名前だな
種牡馬としても活躍しそう
 [2] 何かの特待生さん JTaRYgU フォローする
名前は何というか...すごいな。
 [3] N.D.さん kkdHZEA フォローする
当て馬じゃなくてちゃんと種牡馬になれるくらい活躍してくれたまえ
[6] 菅原しか勝たんさん GJNCKII フォローする
こんなにデビュー前から種牡馬言われてるの初めて見たw
 [7] 宝塚から有馬まで30分さん F4JZkgg フォローする
強いか弱いかはわからんが、
立派なモノは持ってそうだ!
 [11] パブロフの犬君さん E4CURQQ フォローする
アワビキングに通ずるものがある
 [16] ウォークライティアラさん JmWQQYY フォローする
種牡馬確定
https://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2021105447

 土曜日は響きが好きな名前で、ルルディルッカ、ラヴレボーテというのがいましたが、他の馬をやりたいので省略。同じく省略の日曜日のストロベリーナイトも名前が好きですし、誉田哲也の小説タイトルでもあります。

 日曜日の方では注目の人気馬なのに、響きが珍名っぽいのが2頭。函館芝1800mカルパはあのブチコの子であり、ソダシの弟という超注目馬。でも、カルパってなんとなく微妙だと感じる名前。金子真人さんは最もネーミングセンスの評価が高い馬主さんなんですけど、全然私の好みと合わないんですよね。
 意味を調べてみると、「ヒンズー教の宇宙の存続期間」だとのこと。意味はめちゃくちゃカッコいいですね。概念そのものに痺れますわ。

 もう1頭中京芝2000mラケダイモーン。私のPOG指名馬であるラルケットの子であり、マイルCSの ステルヴィオの子。G1馬の下は指名しないようにしていたのですけど、好きな血統なので指名。ただ、正直レイデオロ(これもPOG指名馬)は今のところイマイチ(始まったばっかりですが)で、ハズレ臭い気がしているんですよね…。
 ラケダイモーンって変な響きだなと思ったのですけど、これも意味はしっかりしており、「古代ギリシャの都市国家スパルタの呼称」だとのこと。というか、これも金子真人さんの馬でしたわ。本当、金子真人さんのセンスと私は合いませんね。たぶん私のセンスがズレているのだと思います。

 好きな名前でも珍名でもないのですけど、同じレースではドゥマイシングも注目。やはりPOG指名馬だったドゥラメンテの産駒で種牡馬能力としては前述のレイデオロより良さそう。こちらもPOG指名しておきたい1頭です。


2026年7月28日火曜日

珍名馬アララララ、チャンミコチョロン、ワイノナオミ、エラトー、カンジ

■2023/06/30 珍名馬アララララ、チャンミコチョロン、ワイノナオミ、エラトー、カンジ


■2023/06/30 珍名馬アララララ、チャンミコチョロン、ワイノナオミ、エラトー、カンジ

 2022年世代5週目の新馬戦。2023/7/1は福島芝1200mのアララララがわかりやすい珍名馬。勝っても負けても「あらららら、負けちゃった」などと掲示板で盛り上がりそうな名前です。
 父はアドマイヤムーン、母ブライトホープの牡馬。馬主は井高義光さん。生産者が新冠町の「トド岩高原銀河農場物語」となっているのにびっくり。これも珍名ですね。

 同日函館ダート1200mではワイノナオミ。昭和臭がすごいですが、個人的には愛人臭も感じます。
 以前も似たような名前なかったっけ?と思ったら、母がボクノナオミでしたので、たぶん私が思ったのは彼女のことでしょうね。父はドレフォン。馬主は塩澤正樹さん。他にもナオミあったかも?と検索してみると、やはりありましたね。以下が代表馬で、牡馬はマサムネが多いです。

ボクノナオミ    牝    5,495.30
ナオミラフィネ    牝    4,417.80
マッスルマサムネ    セ    4,372.30
プントバンコ    牝    3,952.00
オトコギマサムネ    セ    3,951.20
ナオミノユメ    牝    3,087.10
マケルナマサムネ    牡    2,853.50
ナオミベガス    牝    2,150.00
トロンハイム    牡    1,735.50
ナオミゴゼン    牝    1,346.00
フォーナインミダス    牝    1,025.60
ナオミニデレデレヤ    牝    679.2

 翌日日曜日2023/7/2では、福島芝1800mのチャンミコチョロン。何語なのかさっぱりわかりません。
 馬名の由来を探したものの不明。netkeiba掲示板でも「なんか変な名前やな。覚えにくい名前や。」というコメントだけで詳細不明です。ちなみにつづりは「Jangmikkotcheoreom」でした。
 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるのイメージが有るミルファーム所有の馬。父ジョーカプチーノ母ブリッサの牝馬です。
 馬名の意味調べ直したら出てきました。「バラの花のように(ハングル)」とのことで、予想外にきれいな意味。韓国語系みたいですね。意味わかると珍名な感じではありません。

 同日函館芝1800mからはカンジ。「幹事」やら「漢字」やらいろいろ思い浮かびますが、人名の可能性もありそう。しかし、これも詳細不明です。父Uncle Moで、なんと丸外の牡馬でしたので、「漢字」や日本人名は違いますかね…?
 馬主さんはTNレーシング。1世代前ではフォトンブルーとモルチャンをPOG指名しており、イメージの良い馬主さんで、この2頭が現在の代表馬。とはいえ、1,912.6万円と803.0万円ですのでまだまだこれからです。
 こちらも馬名の意味調べ直し。私が推定したひとつである人名だとのこと。丸外ですが、和風のお名前でした。

2023/07/01:追加でもう1頭、日曜日の中京芝1800mからエラトー。なんかエラソーみたいな妙な名前です。ネタにされそうな感じの名前でしょう。
 一応、意味としてはむしろ目いっぱい良い感じで、「ギリシャ神話に登場する、竪琴をたずさえた恋愛詩のミューズ」というもの。ギリシャ神話ですので、由来もオーソドックス。しかし、音的には引っかかる人も多そうで、掲示板でも「もうちょいなんか名前なかった?」という反応が出ていました。
 名前はともかくこの馬は注目の1頭。個人的には今週の目玉でPOG指名しました。父はSaxon Warriorですが、ノーザンファームの持ち込み馬で丸外ではありません。その父Saxon Warriorはディープインパクト産駒であり、血統的には国内でも実績ありまくりというかメインストリームのど真ん中。期待して良いと思います。