2024年6月10日月曜日

日本のミスタープロスペクター系はキングマンボ・キングカメハメハ系

■2023/03/27 日本のミスタープロスペクター系はキングマンボ・キングカメハメハ系
■2023/03/27 好きな馬のレースで、南井克巳騎手の息子・大志騎手を久しぶりに見る


■2023/03/27 日本のミスタープロスペクター系はキングマンボ・キングカメハメハ系

 ミスタープロスペクターは大種牡馬であったため、2000年代の時点でも様々な系統に発展していました。このため、2010年代になるとミスタープロスペクター系…と分けるのはふさわしくないほど、多数の種牡馬が登場。ですので、2020年代なんかは、「なおさら」という話です。
 ただ、敢えてミスタープロスペクター系…で見てみようと、JSEの[ミスタープロスペクターの父系統(通常モード)]を眺めていました。
https://jse.jpn.org/jrasrch.cgi?kind=father&type=line&key=@22884228&end=5&mn=466635

 これを見ていて思ったのは、日本のミスタープロスペクター系の活躍種牡馬はほぼキングマンボ系なんだな…ということ。特にキングカメハメハの系統が発展しています。この系統はまだまだ伸びそうな感じです。
 以下、JSEで大きな太文字になっている2023年時点での重要種牡馬と代表産駒だけ抜粋。これを見ると、「日本のミスタープロスペクター系の活躍種牡馬はほぼキングマンボ系」の意味がわかると思われます。

キングマンボ系
 エルコンドルパサー系
  ヴァーミリアン(2002) ---リュウノユキナ
 キングカメハメハ(2001) ---ユーキャンスマイル
  トゥザグローリー(2007) ---カラテ
  ドゥラメンテ(2012) ---タイトルホルダー
  ホッコータルマエ(2009) ---メイショウフンジン
  リオンディーズ(2013) ---テーオーロイヤル
  ルーラーシップ(2007) ---ソウルラッシュ
  ロードカナロア(2008) ---パンサラッサ
 キングズベスト/King's Best(1997) ---トーラスジェミニ
  エイシンフラッシュ(2007) ---ヴェラアズール
  ワークフォース/Workforce(2007) ---ディバインフォース
  レモンドロップキッド/Lemon Drop Kid(1996) ---レモンポップ

クラフティプロスペクター系
 アグネスデジタル(1997) ---ダイメイフジ

シーキングザゴールド系
 ドバイミレニアム/Dubai Millennium(1996)
  ドバウィ/Dubawi(2002)
   マクフィ/Makfi(2007) ---オールアットワンス
   モンテロッソ/Monterosso(2007) ---ビリーバー

 ファピアノ系
 アンブライドルド/Unbridled(1987)
  アンブライドルズソング/Unbridled's Song(1993)
    ダンカーク/Dunkirk(2006) ---メイショウテンスイ
    マイゴールデンソング/My Golden Song(2003)
   エンパイアメーカー/Empire Maker(2000) ---スマートダンディー
    バトルプラン/Battle Plan(2005) ---ライオンボス
    パイオニアオブザナイル/Pioneerof the Nile(2006)
     アメリカンファラオ/American Pharoah(2012) ---カフェファラオ

フォーティナイナー/Forty Niner(1985)
 エンドスウィープ/End Sweep(1991)
   サウスヴィグラス(1996) ---テイエムサウスダン
   スウェプトオーヴァーボード/Swept Overboard(1997) ---リッジマン
 ディストーテッドヒューマー/Distorted Humor(1993)
   フラワーアレイ/Flower Alley(2002)
    アイルハヴアナザー/I'll Have Another(2009) ---ウインマーベル


■2023/03/27 好きな馬のレースで、南井克巳騎手の息子・大志騎手を久しぶりに見る

2023/03/27:スキャターザゴールド産駒のスキャターザゴールドという好きだった馬の話をこちらにまとめ。父スキャターザゴールドがMr. Prospector産駒だった…という関係です。

2009/4/21:障害デビューの前走は離され通しで、とりあえず完走しただけだったセンターザゴールド。2戦目の障害となった阪神3R 障害未勝利はがんばりました。
 初めは先行集団、それから中団、後方とどんどん下がっていきますが、それほど離されていません。最後も余裕があって1.7秒差の7着。13番人気だったし上出来でしょう。障害初戦を見たときはとても無理だと思いましたが、まだ芽はあるかもしれません。

 今回の鞍上、南井大志騎手だったんですが、久々に名前を見ました。南井克巳の息子さんです。
 何してたんだろ?と思ってWikipediaを見たら、「デビュー初年度は競馬学校の管理から解放された反動から暴飲暴食に走り、2度にわたって斤量オーバーで騎乗が不可能になり、さらに急激な減量がたたりレース当日に脱水症状になり騎乗が不可能になるなど体重調整に関するミスを繰り返し、厳重注意処分や騎乗停止処分を受けた」とか。まあ、食べ物に関しては本当騎手は凄いと思います。私なら発狂しますわ。
 南井大志騎手は年度別成績でも最高が80位です。近走を見るとほとんど障害のみですし、それで名前も聞かなかったのでしょう。
 競馬は非常に狭い世界ですが、それでも乗れてない人には厳しいです。やっぱ、プロですね。